投稿日：2021年6月30日 | 最終更新日：2021年8月18日
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夕暮れ時や朝日が昇る前の薄暗い時間に活躍するランタンは、キャンプに欠かせないアイテムです。また、ランタンの活用法はキャンプ以外にもあり、選び方によっては災害時や夜の癒しタイムにも活躍してくれます。
しかし、ランタンには様々な種類があるので、設置場所や目的によって別々のランタンを使用するのがおすすめ。そこで、今回はキャンプで活躍してくれるランタンの選び方に加えて、人気のアイテムを7つご紹介します。この記事を参考に、キャンプ用ランタンを選んでみてください。
キャンプ用ランタンの選び方（メインランタン・テント内ランタン・テーブルランタン）
キャンプ用に用いられるランタンは、同じランタンと呼ばれるものでも用途によって明るさや大きさなどが異なります。ここでは、用途別にキャンプ用ランタンの選び方をご紹介します。
メインランタン
メインランタンとは、テントの中や周辺を明るく照らす主要のランタンです。キャンプサイトにはテントを固定するロープなどが張られているため、全体を明るくしなければなりません。
また、メインランタンをテーブルなどの近くに設置すると、虫などが光に引き寄せられがちです。そのため、メインランタンを少し離れた場所に設置することが多くなります。このような目的から、ランタンの中でも明るさの強いものが求められます。
テント内ランタン
テント内を優しく照らしてくれるのが、テント内ランタンです。テント内ランタンは、テントの中だけの明るさを保つために用いられます。本を読んだり、着替えたりなど、就寝前のひと時を快適にするためのランタンなので、優しい明かりで軽量・コンパクトなものが適しているでしょう。
テーブルランタン
テーブルランタンは、その名の通りテーブルの上に置いて使用するランタンです。調理や食事、歓談の際に周囲が見える程度の明るさが求められます。メインランタンのような明るさの強いものを選んでしまうと、虫も寄りやすくなってしまうので、メインランタン以下の明るさで十分でしょう。
ランタンの種類
キャンプ時に使用するランタンは、用途別に選ぶ必要があることが分かりました。しかしランタンにはいくつかの種類があり、用途と種類を組み合わせて選ぶのがポイントです。ここでは、ランタンの種類についてご紹介します。
ガスランタン
ガスランタンは、キャンプ初心者でも扱いやすいランタンです。アウトドア専用ガスを使用していて、主にメインランタンに用いられることが多く、使い方が簡単で光の量も大きく、マントルを燃やしているため暖かさがあります。
また、他のランタンと比べて明るさが保てるのもポイントです。しかし、ガスランタンは火を扱うのでテント内ランタンとしては使用できません。間違ってもテント内で使用しないようにしましょう。
ガソリンランタン
ガソリンランタンは、下にあるタンクにガソリンを入れるタイプです。専用のガソリンを使用するため、用量タンクの大きさによっては10時間程度明るさを保てるのが魅力です。
ガスランタン同様、強めの明るさが維持できるだけでなく、暖かさもあるため寒い季節のキャンプにも最適でしょう。ただし、火気を取り扱うためテント内での使用はできません。
オイルランタン
燃料が灯油やパラフィンとなるオイルランタンは、19世紀から使用されている歴史の長いランタンです。対流で温められた空気と新たな空気によって光を生み出しているため、温かみのある明るさになるのが特徴。
比較的安価で燃料が手に入るのでコストも少なく、天候が悪い時でも安定した明るさを保てます。その一方で、テント内での使用は一酸化炭素中毒を引き起こす可能性があるので避けましょう。
LEDランタン（電池式・充電式）
最近、主流になりつつあるLEDランタンは電池式と充電式があります。電池やバッテリー、ソーラーパネルなど様々な種類がありますが、どれも火気を取り扱わないため、テント内でも安心して使用できるでしょう。
他のランタンに比べて明るさは劣ってしまいますが、LEDの進化によって明るさが維持できるようになりました。虫も寄り付きにくく、電池があれば誰でも使用できるのがポイント。災害時にも役立つランタンとなるでしょう。
おすすめの人気ランタン7選
ランタンには、燃料の違いやいくつもの種類があることが分かりました。ここでは、人気のランタンとその特徴について紹介していきます。新たなランタンを求めている方は、参考にしてみましょう。
GENTOS（ジェントス）LEDランタン エクスプローラー EX-109D
人気のLEDランタン「GENTOS（ジェントス）LEDランタン エクスプローラー EX-109D」はAmazon限定商品です。キャンプなどのアウトドアだけでなく、災害時などにも活躍できるランタンです。このランタンの明るさは最大で1000ルーメンあり、一般的な懐中電灯の約5倍以上あります。
そのままだと眩しいと感じるかもしれませんが、スイッチで明るさを切り替えることができます。点灯時間は光の強さによって変わりますが、約25時間～約240時間の持続が可能です。本体に持ち運びできる取手や逆さまにもできるフック、防滴性能などの機能面も充実しているのが特徴。
Coleman（コールマン）クアッドマルチパネルランタン
1つのランタンなのに、様々な用途に合わせて使用できるのが「Coleman（コールマン）クアッドマルチパネルランタン」です。このランタンは本体に4個のパネルが付いていて、そのままでも取り外しても使用できます。
電池の使用本数も4本または8本に調節でき、上のボタンで簡単に明るさが変えられます。ランタン4本使用で最大500ルーメン、約13時間～連続使用、8本使用なら最大800ルーメン、約20時間～連続点灯可能です。
本体を持ち歩くのは重さがありますが、パネルを取り外してテントやタープの四隅にかけると全体を明るく照らしてくれるでしょう。パネルはスマホくらいの大きさなので、小さなお子様でも持ちやすいです。
Snow Peak（スノーピーク）たねほおずき ES-041
商品名の通り、ほおずきのような可愛さと手のひらに乗るようなスタイルが特徴的なのが「Snow Peak（スノーピーク）たねほおずき ES-041」です。ライトの周りにはシリコン製のラバーが装着してあり、ソフトな優しさが感じられます。
電池式で明るさが2段階に調節でき、最大約6時間の点灯が可能です。ループとマグネットタイプになっているので、テント内の吊り下げやマグネットとして磁石に付けることができます。暖かな色合いでテント内を優しい光に包み込んでくれるランタンなので、就寝時でも安心して使えるのがポイントでしょう。
mont-bell（モンベル）パワーバンク ランタン
テント泊に最適なのが「mont-bell（モンベル）パワーバンク ランタン」です。パワーバンクという名前の通り、コンパクトなのに強い明かりを照らしてくれるのが特徴。このランタンは電池式ではなくUSB充電式なので、電池を用意する必要はありません。
明るさは3段階で調節可能で、最大500ルーメンの明るさを約6時間保つことができます。フックが付いているので、テント内に置いても吊るしても使用できます。充電式なので見た目より重く感じるかもしれませんが、これ1つでキャンプの心強いお供となるでしょう。
販売ページ：mont-bell パワーバンクランタン
BALMUDA（バルミューダ）The Lantern L02A
2020年度のキッズデザイン賞、グッドデザイン賞を受賞した「BALMUDA（バルミューダ） The Lantern L02A」。スタイリッシュなデザインと、誰もが簡単に使用できるのが大きな特徴です。ダイヤルを回すだけで好みの明るさに変えられるだけでなく、色合いも変えられるので空間に合わせた明るさになります。
充電式のランタンなので、フル充電には約6時間必要です。最大照明時間は約50時間となっていますが、明るさによっては約3時間程度しか維持できないので、モバイルバッテリーがあると便利でしょう。好みの明るさに変えながら自由に持ち運んで使用できるので、どこでも落ち着いた空間へと変えてくれるアイテムです。
BAREBONES（ベアボーンズ）レイルロードランタンLED
レトロな雰囲気が感じられる「ベアボーンズ(BAREBONES) レイルロードランタンLED」は、戦前に北米の鉄道会社で使用されていたランタンがモデルになっています。リチウムイオンが内蔵されているので、充電で使用できるのも手軽でしょう。
LEDライトは、スイッチを回すだけで明るさの調節ができて、表面も熱くならないのでお子様にも安心です。明るさも35ルーメン～200ルーメンと幅広く、約3.5時間～約100時間維持できます。
上に持ち手があるので持ち運びも簡単で、そのまま吊るして使用可能。充電の残量も確認できますが、モバイルバッテリーを用意しておくとより明るく長時間使用できるでしょう。
Beszing 充電式 LEDランタン
シンプルでおしゃれなランタンといえば「Beszing 充電式 LEDランタン」です。これまでランタンは、どこか大きくてどっしりしたイメージがあったと思いますが、このランタンはシンプルなのが特徴です。
コンパクトな見た目ですが、大容量のモバイルバッテリーが内蔵されているため、USB充電ケーブルを使用して約4時間40分の充電で最大255時間使用可能。重さも200g程度なので、キャンプなど持ち運びにも便利でしょう。
明るさは3段階で調節可能で、柔らかい明るさでテント内もふんわりとした雰囲気になります。吊り下げても使用できますが、マグネット付きなので鉄の部分に付けることもできます。
キャンプ用人気ランタンのまとめ
キャンプに欠かせないランタンは、使用目的によって選び方も変わります。また種類も多いので、用途別に複数用意するのがおすすめです。キャンプに慣れているならガスやガソリン、オイルなどのランタンでも難しくありませんが、初心者にはLEDランタンが最適です。
現在、キャンプの需要が高まっているため、様々なランタンが発売されています。大きさや明るさ、用途などに注目して、お好みのランタンを選んでみましょう。災害時などにも活用できるランタンもあるので、自分に合ったランタンを見つけてみましょう。
