投稿日:2021年6月24日 | 最終更新日:2021年8月18日
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キャンプをする上で大切なアイテムと言えば、テーブルやキャンプチェアなどが挙げられます。特にキャンプチェアは、リラックスに特化したものや機能性を重視したものなど、たくさんの種類が販売されています。
しかし、キャンプには様々なスタイルがあるため、考えなしに色々なアイテムを購入してしまうと、あなたのキャンプスタイルには合わない可能性もあります。
そこで今回は、あなたの好きなキャンプスタイルに合うチェアの選び方を解説していきます。後半ではおすすめのアウトドアチェア・キャンプチェアもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
キャンプチェアの選び方
キャンプチェアを選ぶ上で大切なのは、「自分がどのようなスタイルのキャンプをしたいのか?」を決めることです。キャンプには、ロースタイル・ハイスタイル・お座敷スタイルの3つがあります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分に合ったスタイルを選びましょう。
ロースタイル
ここ数年で多くの方に注目されるようになったロースタイルは、まったりしたキャンプを求めている方におすすめです。どのスタイルよりもおしゃれに演出できることから、女性からも人気を集めています。
地面との距離が近いため、より自然を感じられるスタイルとも言われています。また、ローチェアやローテーブルはサイズが小さく重量も軽いので、比較的持ち運びが簡単です。ただし、全体的に背の低いアイテムを使うことになるので、料理や食事をする時に不便だと感じるかもしれません。
ローチェアは深く座るタイプのものが多くリラックス効果も高いため、一度座ってしまうと立つのが億劫になるのもデメリットとして挙げられます。
これらを踏まえると、ロースタイルは作業に熱中したい方やテントサイトでもアクティブに動き回りたい方には向かないと言えるでしょう。
逆に、キャンプでリラックスしたい方や、まったり過ごしたい方にはロースタイルがおすすめです。
ハイスタイル
ハイスタイルキャンプは、ダイニングチェアのようなスタイルです。リラックスというよりキャンプでの料理やゲームなどの団らんを楽しみたい方向けになっています。比較的安価なアイテムも多く、キャンプ初心者の方はハイスタイルから入ることも多いです。
ロースタイルとは違い、1度座っても立ち上がりやすい点もメリットの1つと言えるでしょう。ハイスタイルのデメリットとしては、重量が重くサイズが大きいので収納に困るという点が挙げられます。
車移動が難しい方や家族が多い方は、重量や収納面を考えるとロースタイルの方が良いかもしれません。また、キャンプの醍醐味である焚き火がしづらいというのも人によってはデメリットになるでしょう。
車移動が可能である場合は、焚き火用のチェアを別で用意するという方法もありますので、検討してみてください。
お座敷スタイル
冬のキャンプでも温かく過ごせると話題のお座敷スタイルには、ラグやホットカーペットを持ち込むことが多いです。自宅のようなゆったり感を味わえるのは、お座敷スタイルならではとなっています。
そのまま寝転がれるので乳幼児を連れたファミリーの多くがこのスタイルを採用しているのです。お座敷スタイルはチェアを持って行く必要がないので、大分荷物を抑えることができます。しかし、ラグやマットは工夫をしないとかなりかさばるので注意しましょう。
お座敷スタイルの最大の欠点は、片付けがとても大変だという点です。特に冬はグランドシートが結露して濡れることが多く、土や葉っぱがついてしまうこともあります。
Coleman(コールマン) ヒーリングチェア
アウトドアメーカーの代表とも言えるColemanは、数々のローチェアを販売しています。
中でも低価格で高品質と話題になっているヒーリングチェアは、キャンプ初心者の方にも人気です。安定感も抜群でどのような体制でも支えてくれるため、小さなお子さんがいる場合でも安心して利用できます。
片手で簡単に広げられるので、使いたい時にすぐ使えるのも魅力的なポイントです。また、背もたれにポケットが付いているところも高評価を得ています。しかし、ローチェアならではのコンパクト感や軽さがないため、車移動ができない方には向かないかもしれません。
人によっては必須項目となるドリンクホルダーも付いていないので注意しましょう。重量やサイズ感にこだわりがない場合や、安定感や座り心地を重視したい場合はヒーリングチェアをチェックしてみてください。
Coleman(コールマン)コンパクトフォールディングチェア
コンパクトフォールディングチェアは、Colemanが販売するローチェアの1つです。カラー展開が豊富で、多くのキャンパーから愛されているローチェアとなっています。重量も約2.1kgと軽めで、取手付きなので持ち運びも簡単です。
ひじ置きが木製という点も、こなれ感を出せる上に冬でも温かさを感じられると評判になっています。ただし、背もたれが短く座面も比較的浅めなので多少の物足りなさを感じる方もいるでしょう。
十分な安定感はあるので、足を思い切り伸ばすことはできます。ある程度ゆったりできれば良い方、焚き火重視の方には最適なローチェアだと言えるでしょう。
また、コンパクトフォールディングチェアは、ローチェアでありながら収納時のコンパクト感はあまりありません。
たたむとパイプ椅子のような形になるため、持ち運ぶ時にかさばる可能性があります。車移動ができない方や収納時の形が気になる方は注意してください。
Coleman(コールマン)ツーウェイキャプテンチェア
ツーウェイキャプテンチェアは、ローとハイの2スタイルに対応できるタイプです。様々なシーンに合わせてチェアの高さを変えられる、とても便利な商品になっています。難しい作業はなく、足を引っ張るだけで簡単に高さが変えられるのも魅力の一つです。
2wayでありながらも女性1人で持ち運べるくらいの重さなので、女性キャンパーにも多く選ばれています。ひじ置きもリッチな印象を与える天然木を採用しているため、アウトドア用品っぽさが苦手な方にもおすすめです。
Colemanが販売するチェアの中では比較的高価ですが、その分座り心地も抜群で長時間座っていても疲れない構造になっています。
欠点としては折りたたむ時に時間がかかってしまう点が挙げられます。キャンプのように長時間しまう必要がない場合は問題ありませんが、ちょっとした時に使いたい場合はそれらの手間が煩わしく感じてしまうかもしれません。組み立て方や収納が不安な方は、店舗などに行って実際に触れてみるのがおすすめです。
Helinox(ヘリノックス) チェアワン
世界的に人気を集めているのは、Helinoxのチェアワンです。チェアワンは全ての性能がバランスよく備わっているのが魅力で、多くのキャンパーから選ばれているローチェアです。
重量は驚異の1kg以下となっており、サイズも2リットルのペットボトルを少しだけ引き延ばしたくらいの大きさになっています。
軽量アルミニウムを採用していることから、これらのメリットの実現が可能になっているのです。車移動ができない方や収納に余裕がない方にとって優秀な商品だと言えるでしょう。さらにこの重量で丈夫さにも優れているため、145kgの重さにも耐えられます。
価格は1万円以上しますが値段相応のクオリティであるため、満足度は高いでしょう。しかし、やはりローチェアの欠点として料理や食事がしづらい、軽量すぎて風で飛ばされてしまうなどの点はチェアワンにも存在します。食事用チェアを用意する、使用していない時はたたんでおくなどの工夫が必要になるでしょう。
LOGOS(ロゴス) LOGOS Life ダイニングチェア
ロゴスが販売しているLOGOS Life ダイニングチェアは、絶妙な背もたれの角度が人気です。しっかりリラックスできる角度でありつつも、料理や食事も快適に行えるので、ローチェアとハイチェアのメリットを詰め込んだような商品だと言えます。
さらに背もたれが高く、肩周辺までをサポートしてくれる疲れにくい構造であることも魅力の一つです。
カラーもキャンプサイトの大自然とマッチする落ち着いた色合いとなっているため、風景を大事にしたいという方にぴったりなハイチェアになっています。カラフルなアイテムをおしゃれに使うにはかなりのセンスが必要になるため、このような自然に溶け込む色を選ぶ人も多いです。
また、LOGOS Life ダイニングチェアは5,000円前後で購入できるのも魅力です。ハイチェアでもリラックスしたい方、料理や食事を快適に行いたい方はLOGOS Life ダイニングチェアの購入を検討してみてください。
Snow Peak(スノーピーク) Take!チェア ロング
スノーピークの中でもリラックス効果が高いと言われているのがTake!チェア ロングです。
「人をダメにするチェア」とも呼ばれ、多くのキャンパーから注目されています。頭まで預けられる背もたれに加え、ハンモックのような座り心地が多くの人をリラックスさせてくれるでしょう。
強度の高い竹を使っていることから、安定感や丈夫さはもちろん、自然へのダメージを最小限に抑えられる構造になっています。デザインもスタイリッシュで、3色のカラー展開となっているのでキャンプでおしゃれさを出したい方に選ばれることが多いです。
ただし、Take!チェア ロングには収納ケースがないため、別売りのケースを買うなどの対応が必要になります。チェア自体に持ち運び用の紐が付属されているので、ケースがなくても気にならない方は問題ないでしょう。価格は18,000円前後と高めですが、機能性は抜群なので長く使いたい方やデザイン重視の方におすすめです。
アウトドアチェア・キャンプチェアのまとめ
アウトドアチェア・キャンプチェアはキャンプに欠かせないアイテムの一つです。キャンプ用品はロースタイル・ハイスタイル・お座敷スタイルのいずれかを決めてから集めるようにするとちぐはぐになりません。
用途別に購入するのも良いですが、2way型を購入したり様々な性能を持ったチェアを探したりすることで、荷物がかさばることを防げます。ただし、2wayや高性能のチェアは値段が張ってしまうことも少なくありません。
キャンプを行うにあたってどのような部分を重要視したいかをよく考えてから、購入を決めるようにしましょう。