投稿日:2021年5月26日 | 最終更新日:2023年1月26日
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MSRやサーマレストなどの登山系アウトドアブランドを取り扱うモチヅキが、新たなプライベートブランド「TEPPA(てっぱ)」を始動!焚き火を楽しむのに欠かせない薪割り道具「鉈シリーズ4種」を今月5月に発売する予定とのこと。
薪割りって言えば斧なんじゃないの?と思うかもしれませんが、軽くて切れ味もあり、サイズもコンパクトな鉈はかなり便利!「アウトドアナイフと斧のいいとこ取り」と言っても過言ではないでしょう。
しかもTEPPAの鉈は「普通の鉈」とは一味も二味も違うんです。早速紹介していきましょう!
モチヅキのプライベートブランド「TEPPA」ってなんだ?
まずTEPPAという名前ですが、元々は新潟県県央の職人言葉で「手仕事」を意味するそう。
この名前にあるように、TEPPA最大の特徴は手仕事を大事にしつつ長く愛用できる開発・製造を行なっていることです。
新潟県三条市の金属加工や木工といった地場産業の技術を結集し、作られるギアには「作り手の顔がしっかりと見えるギアをユーザーに」という思いが込められています。
2021年「TEPPA」の新商品は職人技が光る鉈シリーズ4種
今回TEPPAから登場したのは鉈シリーズ4種!それぞれの名前は越後を代表する有名な山々の名を冠しており、重厚感のある見た目は存在感があります。
鍛造から研磨、柄の加工、取り付けなどすべての工程を三条市の職人が担っており、鉈専門メーカーとの共同開発で実現したクオリティは本物です。
薪割鉈 守門(薪割用)
薪割りに適しているのが、両刃の守門。厚みのある刃と重さがあるため、振り下ろすだけで簡単に真っ直ぐ薪を割ることができます。
画像提供:モチヅキ
硬い樫で作られた柄は、両手で握れるように長くなっているのも特徴。女性でも扱いやすいでしょう。
価格:12,100円(税込)
刃渡り:135mm
刃厚:9mm
柄:245mm
全長:380mm
重量:874g
材質:刃物用炭素鋼、軟鉄、樫
内容:鉈、専用革ケース(カラー:レッド、インディゴ、オリーブドラブ)
焚火鉈 弥彦(細薪割・枝打用)
軽くて持ちやすい薪割り鉈であれば、両刃の弥彦が良いでしょう。
重さは394gと守門の半分ほどとなっているので、力がない方でも扱いやすくなっています。
画像提供:モチヅキ
最大の特徴は刃の先端についた突起。こちらは割った薪や枝などを集めることができるだけでなく、打ち下ろした時に刃先を守る役割もあります。
柄が長めに作られているので、振り下ろした際に力が刃へ伝わりやすく、薪割りがしやすくなっています。
価格:9,350円(税込)
刃渡り:130mm
刃厚:5mm
柄:195mm
全長:330mm
重量:394g
材質:刃物用炭素鋼、軟鉄、樫
内容:鉈、専用革ケース(カラー:レッド、インディゴ、オリーブドラブ)
焚火鉈 粟(細薪割・枝打用)
守門よりも刃渡りのある粟は、小さな薪割りや枝打ちといった作業に適した両刃の鉈です。
画像提供:モチヅキ
刃先が厚く、重みがあるので振り下ろすだけで薪割りが簡単にできるでしょう。粟も両手持ちが可能。
価格:11,000円(税込)
刃渡り:165mm
刃厚:7mm
柄:195mm
全長:370mm
重量:548g
材質:刃物用炭素鋼、軟鉄、樫
内容:鉈、専用革ケース(カラー:レッド、インディゴ、オリーブドラブ)
【別売】焚火鉈 粟 専用腰鞘
ベルトに通して腰などにぶら下げることができる革製のケースです。(山鉈165/180mm対応)
画像提供:モチヅキ
価格:2,640円(税込)
カラー:インディゴ
焚火鉈 角田(切削用)
片刃の角田は刃先が薄いため切れ味が鋭いため、枝打ちや木を削るといった作業に向いています。
画像提供:モチヅキ
ハンドルは握りやすく、振りやすい構造をしており使い勝手良し。使っている最中に誤ってすぽっと抜けないように、ハンドルの端部分はコブのように膨らんでいるので安心ですね。
価格:7,150円(税込)
刃渡り:110mm
刃厚:5mm
柄:145mm
全長:260mm
重量:214g
材質:刃物用炭素鋼、軟鉄、樫
内容:鉈、専用革ケース(カラー:レッド、インディゴ、オリーブドラブ)
TEPPAの鉈が優れている理由
一般的な鉈というのは刃の部分が全て鋼でできています。一方で、TEPPAの鉈は「鋼付」と呼ばれる刃先に硬い鋼を付け、その他の部分は軟鉄で作る製法がとられています。
一見すると、硬度で頑丈な鋼でできている鉈の方が良いと思うかもしれませんが、これは大きな間違い。
鋼というのは、その硬さゆえにとても刃研ぎが難しく、使用するにつれて切れ味が落ちて使いにくくなるのです。
もちろん、専門の業者に依頼して研いでもらえれば良いのですが、コストがかかるデメリットも。
対してTEPPAの鉈は刃先部分のみ鋼でできているため、容易に刃研ぎができます。
自分の手で鉈のメンテナンスができるため、末長く愛用することが可能でしょう。
しかもTEPPAの鉈に施されている「鋼付」という製法は、三条の職人じゃないとできない高度な技術。
TEPPAの鉈シリーズは、金属加工に特化している新潟三条に拠点を置くモチヅキだからこそできる、というわけです。
キャンプ中の薪割りや木の切削に便利な鉈
薪割りといえば斧!というイメージの方も多いかと思いますが、実は鉈も薪割りに向いているんです。
鉈を使うメリット
・斧に比べて軽量なものが多く、サイズもコンパクトなので収納しやすい。
・薪割りだけでなく、フェザースティックや枝打ちなどの細かい作業にも向いている。
・バトニングの要領で薪割りができるため、斧より扱いやすい。
- ・斧に比べて軽量なものが多く、サイズもコンパクトなので収納しやすい。
- ・薪割りだけでなく、フェザースティックや枝打ちなどの細かい作業にも向いている。
- ・バトニングの要領で薪割りができるため、斧より扱いやすい。
上記のようなメリットが挙げられます。軽くても800g前後のものが多い斧に対し、鉈は400gほどと軽いものも多いため、荷物量が限られるソロキャンプやザックキャンプといったミニマムキャンプスタイルでは大いに活躍します。
鉈でフェザースティックも
鉈があれば木の切削、枝打ちなどもできるため、野営でブッシュクラフトを楽しむ際に持っておくと便利でしょう。
職人系ブランド「TEPPA」から目が離せない!
TEPPAの高品質な鉈シリーズ4種をご紹介しました!
TEPPAの鉈は7,000円〜と、一般的な鉈の2〜3倍の値段になりますが、三条の職人だからこそできる「鋼付」製法で作られた鉈は手入れしやすく、長く愛用できる一生モノ。
そろそろこだわりのギアを揃えていきたいと考えている方は、手入れすれば孫の代まで使えるTEPPAの鉈を検討してみてはいかがでしょうか?
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