投稿日:2021年3月21日 | 最終更新日:2024年1月29日
本記事は一部にプロモーションを含みます
こんにちは!
DIY好きのんびりキャンパーのみくゆうです。
皆さんは冬キャンプの寒さ対策どうしていますか?
とにかく厚着をしたり、ストーブを持っていったり、焚き火をしたりと様々な対策があると思います。
ここ数日前に初めて真冬のキャンプに行ったのですが、-9℃ととにかく寒い日でした。
風も強いので焚き火もしづらく、ヒートテックを重ね着してダウンを上下着ていても正直寒さが辛かったです。
普通の装備では凍えてしまい、キャンプを楽しむどころではなかったかもしれません。
ところが、私はコイツのお陰で極寒キャンプをぬくぬくほっかほかキャンプにすることができました。
そう、ポータブル電源です。
1年間買おうか悩んでいましたが、遂に購入して一緒にキャンプデビューすることができました。
そこで購入に至った経緯と、使い勝手を素人目線でレビューさせて頂きます。
TAKIBI内のポータブル電源入門の記事はこちら
キャンプ快適宣言!ポータブル電源活用でできる「5つのこと」
BLUETTI(ブルーティー)ってどんなブランド?
購入したのはBLUETTI(ブルーティー)というブランドのEB70というモデルです。
重量:9.7kg
サイズ:320×217×222mm
色:スチールグレー、カーマイン、ミントグリーン
容量:716Wh
バッテリーの種類:リン酸鉄リチウムイオン電池
サイクルライフ:2500+
作業環境温度:-20℃~40℃
保管環境温度:0℃~45℃
作業環境湿度:10~90%、不結露
出力
AC出力×4:100~120VAC 70OW Max
USB-A出力×2:5V/3A
USB-C(PD/QC)×2:PD3.0 100W Max
シガーソケット×1:12V/10A, 120W Max
DC 12V/10A 出力×2:120W Max
ワイヤレス充電×1:5W/7.5W/10W/15W
入力
AC充電:12V~28V 200W MAX
ソーラーパネル充電:12V~28V 200W MAX
カー充電:12V/24V
LED照明ライト有
認証:PSE、FCC、CE、UN38.3、MSD、UL and ROHS
保証期間:2年
【BLUETTI(ブルーティー) 公式サイト EB70製品ページ】
https://www.bluetti.jp/pages/bluetti-eb70-funding.html
あまり聞いたことのない方が多いブランド&商品なのではないでしょうか?
少し紹介させて頂きます。
パワーオークグループという会社が開発された商品で、海外では開発・販売を2009年頃からしていたようですが、日本法人は2019年に横浜でスタートしていて、まだ日本に来たばかりのブランドです。
主にポータブル電源やモバイルバッテリー、ソーラーパネル、家電商品を企画生産・販売を行っている会社で、特にリチウムイオン電池の製品開発における世界のトップ企業だそうです。
※後ほどリチウムイオン電池については解説させて頂きます。
私が購入したEB70の他にも、2,400whや1,500wh、1,000whなどの大容量ポータブル電源も販売しています。
幅広い容量のモデルが出されているので、自分に合った一台を探せそうです。
またソーラーパネルにも力を入れていて、最大出力120wの機能を持ち、持ち運びが非常に楽で自転車やアウトドアの太陽光発電が簡単にできます。
興味のある方は是非調べてみてください!
購入した理由
「持ち運べるでかい電力なんて正直キャンプにいらないだろう」と数年前までは思っていました。
ただ一番に必要だと感じたのが、自然災害です。
ここ数年で大きな災害が増えました。
私の家も自然災害によって1日電気がつかなかったこともあります。
もしもの時のために、予備のバッテリーがあれば、照明の確保も可能になり、携帯やパソコンの充電も、さらには簡単な調理をすることだって可能になります。
万が一何かあってからでは遅いな…
そう感じてしまいました。
そういったこともあり、ポータブル電源を探すようになったのですが、探すにあたって優先した条件があります。
ここを間違えてしまうと自分の理想とミスマッチが起こり、何も使えなかったりします。
私の場合は
1.災害時でも長時間電力を確保できる
2.車中泊で熱源を確保できる
3.外でプロジェクターを見る
この3つができる容量を条件にポータブル電源を探しました。
500Whのポータブル電源だと、一般的な60Wの電気毛布は約7時間の連続稼働らしいです。
プロジェクターだと、2時間持つか持たないか…
それでは自分の目的での使用は難しいと感じ、防災用でも使える上の1,000Wh以上のモデルを検討しましたが、あまりにも値段が高くて相方さんに怒られそうなので断念しました。笑
そこで間の700Whなら買ってもいいのではないか…という結論に至りました。
ただこの容量でも7万円以上のモデルが多く、自分としてはどうにか5~6万前後で手に入るものはないかと探していました。
色々と探していると、見たことのないブランドのポータブル電源がクラウドファンディングでMAX40パーセントOFFの表示が。
更に謳っていたのはスマートなのにパワフル。
最高水準の安全性をもつ新世代ポータブル電源。
機能も見たところ他に劣らず、安全性もあり、値段も安いと。
もう気づいたら指が動き、プロジェクト支援を押していました。
スペックを詳しくチェック
1つずつ詳しく見ていきます。
充電時間
まず最速充電時間が3.75時間と他社に比べてもかなり早いです。
バッテリー
リン酸鉄リチウム電池です。
私もあまり詳しくなかったので、こちらは調べました。
この図のように他の素材に比べて熱分解が起こりづらく、安全性がとても高いようです。
ポート数
こちらはDCアウトプット側になります。
USB-C出力ポート×2
USB-Aポート×2
DC出力ポート×2
シガーソケット出力ポート×1
ACアウトプット側
AC出力ポート×4
家庭用コンセントが4つも同時繋げるのは使い道がかなり広がりますね。
AC、DC共に横にある小さいボタンを押すと点灯し、電力が入るようになります。
ワイヤレス充電
また上部では置くだけでワイヤレス充電ができます。
充電ケーブルを家に忘れてしまったときや、なくしてしまったときも即充電ができるので安心です。
ライト付き
あまり使わないかもしれませんが、
ライトも内蔵されていて、光量が弱、強、SOS(点滅)と3段階の調節が可能です。
持ち手
ハンドル部分は収納式です。
充電ケーブル
AC充電ケーブルは少し大きいです。
充電中はモニターにバッテリーが表示されます。ここにINPUTとOUTPUTの電力が表示されます。
サイズ感
600mlのペットボトルと比較すると丁度同じくらいの高さです。
横側
ファンのみが付いているシンプル構造です。
ファン音もうるさくなく、睡眠時の使用でも全然気にならないくらいの音です。
寿命
大事な電池の寿命ですが、
充放電サイクル回数は驚きの2500回以上と通常の電池よりかなり多い回数使えます。
(マンガン酸リチウムで500回、三元系で700回、一般的なリン酸鉄リチウムで2000回)
安全性が高く、電池の寿命が長いなんて、素晴らしい商品ですよね。
子供がいる家庭でも安心です。
環境問題
そして何よりも希少金属を必要とせず、資源が豊かな鉄やリンを使うことによって、環境に、低負荷な素材です。
地球環境問題はさまざまな会社が意識して動いていますが、この商品も意識がとても高いことが見受けられて好印象です。
カラー展開
スチールグレー、カーマイン、ミントグリーンと3つの色展開です。
私はスチールグレーとシンプルでクールな色にしましたが、他2色もアウトドア感あって良いですね。
使用例
私はまだ使っていませんが、冷蔵庫や扇風機も夏場には大活躍してくれそうです。
またパソコンも7.6時間と長く充電ができるので、外でのPC作業時などいつでも充電ができ作業もはかどるでしょう。
BLUETTI(ブルーティー) EB70のメリット
小型なのに大容量
サイズは320×217×212mmなので、置いておいても全く邪魔になりません。
車の中でも幅を取ることがなく、充電が非常にしやすいサイズ感だと思います。
ほとんどの電気製品が利用可能
高性能の純正弦波インバーターになっていて、精密な周波数を必要とする精密機器にも対応しています。
私が使わないような機材もきっと使えるのでしょう。
様々なポートに対応可能
iPhoneは同時3台もいけますし、Macbookも、Androidも、任天堂Switchも、家庭用コンセントもほぼ何でも対応可能です。
接続数も多いので複数同時充電ができるのは非常に助かるポイントです。
急速充電を含む4つの充電モード
1.急速AC充電
家庭用コンセントから素早く充電できます。
2.太陽光発電
私はまだ試していませんが、満充電まで約7時間程です。
3.車載シガーソケット
これは非常に便利かと思います。キャンプの行き帰りの車中でほぼ満充電させることができます。
4.発電機による充電
インバーター発電機からで約4時間で満充電できます。
保証付き
まだ使用者が少なく、レビューも少ないモデルで不安もあるかと思いますが、
その点2年間の長期保証もあり安心できるので嬉しいポイントですね!
とまだまだ書ききれないくらいのメリットがありました。
BLUETTI(ブルーティー) EB70のデメリット
あまりありませんが、若干気になる所は重さでしょうか?
説明には女性が1人でも持ち運びが楽と記載されていましたが、重量9.7kgはちょっと女性だと重いです。
他のメーカーに比べても重量だけやや劣る点になります。
持ち運び時に筋トレをしたい方にオススメです!
他は今のところ特に気になりません!
BLUETTI(ブルーティー) EB70を実際に使ってみた
早速 冬キャンプにいった際に、初利用してみました。
環境は標高1,200m、-9℃と極寒でした。
まずはホットカーペットでポータブル電源を使ってみました。
普段使っているテーブルの脚に寝袋を広げてこたつ布団にし、その上に天板を置き、本物のこたつのように使いました。
5分程度でカーペットはもちろんもこと、こたつの中もしっかり暖まり、そこから身動きできなくなってしまいました。
ホットカーペットの消費電力は強モードで300~350Wでしたので、700Wまではまだまだ使用できます。
そのため他の充電をする等、複数接続が可能だと思います。
1番やりたかったのはこちらです!
キャンプでのプロジェクター放映です!
外で好きな映画やMVが見られるなんて男の夢です。
更にセッティングしていたら自作したウォータージャグスタンドへ綺麗に収まりました。
今回はテストで使用したので長時間は見ませんでしたが、
何ら問題なく快適に利用させて頂きました。
ようやくこれで私もキャンパーレベルが上がったと言えるでしょう。
帰りの車ではここですっぽりはまりました!
と思ったらコードの長さが足らず、1歩前進。
長さは取れないので、別で買うか悩みましたが、ここにしばらくは置くことにします!
しかし、車のシガーソケットで充電ができるなんて本当に便利です!
BLUETTI EB70まとめ
いかがでしたでしょうか?!
BLUETTI(ブルーティー) EB70はこんな人にオススメです!!
・家庭防災用に実用性がある電源を常備しておきたい方。
・アウトドアを快適に楽しみたい方。
・車中泊をこれから始めようとしている方。
・外でDIY工具をコンセントなしで使いたい方。
・外出先でPC作業を快適にしたい方。
・環境にも優しい安心・安全なポータブル電源を使いたい方。
・他の人と被りたくない方。
ポータブル電源が1台あるだけで普通の環境ではできないようなことが簡単にできてしまいます。
今のキャンプより一層楽しさが増えるのではないでしょうか?!
自然の何もない環境でキャンプするのも楽しいですが、子供を連れたファミキャンや女性がいるグルキャンなどの場合、どうしても電気が必要になる場面が来ると思います。
そんなときにこれがあれば、きっとあなたはキャンプ場でヒーローになれるでしょう。
外では何があるかわからないので、特にお子さんがいるキャンパーさんには電力を持ち歩いておくことは本当にオススメです。
これからポータブル電源も検討予定の方は、是非ブルーティを候補に考えてみてはいかかでしょうか?!
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂き有り難うござました!!