投稿日:2021年2月21日 | 最終更新日:2021年8月18日
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アウトドアで非日常を過ごすキャンプ。
テントの設営・撤収、自然の中で過ごす普段はできない体験・遊び、キャンプ飯の調理や、焚き火の準備で刃物を使ったり、火の扱いにも注意が必要ですが、夢中になっていると不意に怪我や体調不良など応急処置が必要な場面にも遭遇してしまいます。
我が家では男の子2人が普段から膝を擦りむいて帰ってきたりと怪我が絶えません。そんな我が家のキャンプ場に持っていく救急セットの内容について説明します。
キャンプには救急セットを持っていこう!
キャンプ中に必要となる救急セット、利用シーンを想像してみましょう。
先ず思い付くのは上のイラストのような子供が遊んで怪我をしたシーン。
膝を擦りむいた程度であれば良いですが、自然の中には普段の生活には無い大きな段差での大怪我や、毒性のある生き物がいる事もあります。
また、キャンプ場近くには登山に適した山であったり、夏場は海や湖など水遊びを楽しむこともあり、遊んでいるうちは元気でも、夕方に遊び疲れて、夜に気付けばぐったりなんてことも。
キャンプ場の多くは自然に囲まれているため管理が十分とは限りません。
自宅とは違い、慣れない土地で飲酒も伴ったりとすぐに病院へ行けない可能性もあるため、キャンプ場へ行くときには応急処置の為に救急セットを持っていく事が必要となります。
また、キャンプと同じアウトドアの登山では、救急セットをファーストエイドキットと呼びます。特徴は救急セットと分かり易いバッグにコンパクトにまとめられている事。
これは、単独行動中に怪我等のトラブルが起きた場合に、狭いザックの中で探しやすく、また通りがかりの方にも一目で救急セットと見分けがついて助けてもらう事が容易になるためです。
昨年の流行語にトップテン入りした「ソロキャンプ」、ファミリーやグループでのキャンプ中でも単独で行動するシーンはあるかと思います。
必要なのはファミリーキャンプでの子供の怪我くらいと想像しがちですが、キャンプであれば一人だけのソロキャンプや、大自然の中で最低限の装備だけで過ごすブッシュクラフトキャンプの際にも、救急セットを持っていくことをおすすめします。
キャンプ用の救急セットに揃えたいもの
救急セットにおすすめのアイテムを説明します。
消毒薬
擦り傷など、患部の汚れがひどい、患部が大きい場合は流水で流す事も有用ですが、先ずは傷口を消毒する事が重要です。
絆創膏
患部を覆い保護するのに使います。
私はキャンプ先でSUPなどの水遊びや、お風呂に入る事も多く、防水タイプの物を使用する事も多いです。
湿布薬
打ち身や捻挫、慣れないテントの設営作業などからくる肩こりや腰痛にも、持っておくと安心です。
虫刺されの薬
アウトドアでの活動、特に夏場は虫刺されも多いです。
虫刺されの薬と合わせて、虫よけも持っておくと良いでしょう。
普段の虫刺されでは、上のようなスタンダードな薬でも大丈夫ですが、自然豊かなキャンプ場。山奥や高原では毒性の強い虫に刺されることもあります。
その場合は、傷口から毒を吸い出すポイズンリムーバーや効き目の強い塗り薬があると安心です。
常備薬
これまでは外傷について書きましたが、急な発熱や腹痛、頭痛。持病をお持ちの方は普段から飲み慣れているお薬も忘れない様に用意してください。
おすすめの救急セット
キャンプ用の救急セットが必要なことはお分かりになったと思います。
また、既に持っている物もあったかと思います。自分で揃えても良いですが、最初からセットとして販売されている物がありますので、ご紹介します。
応急手当用品9点セット コンパクト救急箱
擦り傷、切り傷など外傷の応急処置ができる用具が揃っています。生傷の絶えない活発なお子様がいらっしゃるご家庭は一つ用意して置くと安心です。
救急基本セット
外傷の応急処置に対応できる救急セットとしては大容量のタイプ。
人数の多いグルキャンなどの場合、こちらを用意しておくと安心です。
次に、同じアウトドア用途で登山用に「ファーストエイドキット」とコンパクトにまとめられた物を紹介します。
OHKEY 救急セット ファーストエイド キット
手のひらに収まるサイズですが、中身は外傷をケアできる救急用具や、毒物を吸い出して除去することが可能なポイズンリムーバーも同梱。
キャンプ、山登り、海水浴など様々なアウトドアシーンで活躍します。
コンパクトなので、ソロキャンプでも持って行きやすいです。
Hosum ファーストエイド キット
絆創膏や包帯などの救急用具に加えて、ナイフや懐中電灯なども入っているため、アウトドアだけでなく災害時にも大いに役立ちます。
救急セットと合わせて揃えたいもの
応急処置を目的とする物ではありませんが、救急セットに入れておくと良い物を説明します。
マスク
新型コロナウイルス対策でキャンプ場利用時にも着用を求められる事が多くなりましたが、感染防止の交換用や、喉の乾燥防止などに持っておくと重宝します。
アルコールスプレー/タオル
こちらも感染防止に持ち歩く方も多くなりましたが、水場がすぐ傍にない可能性もあるキャンプでは携帯しておくと便利です。
体温計
体調の不良を感じた時に体温を確認して体調を把握しておくことは大事です。
冷却シート
急な発熱や、打ち身で幹部が熱い場合、真夏のキャンプで暑苦しい場合にもあると便利です。
カイロ
こちらは逆に寒気が強い時に持っていると安心です。
アイマスク
キャンプ場では普段とは違う環境、興奮でなかなか眠れない事も。
日中の疲れを取る為にも睡眠は大切ですので、なかなか眠れない時に使用します。
まとめ
備えあれば憂いなし!
何も起こらなければ良いですが、何か起きてから準備していたのでは遅くなってしまいます。
キャンプに限らず、普段の生活や自然災害の時にも救急セットは役に立ちます。
怪我はいつ、だれに起こるか分かりません。普段から家族の間でバッグや置く場所を決めておくことで自分が怪我した時に子供がすぐに持ってくる事もできるようになります。
我が家では緊急で必要になる応急処置セットを登山用と兼用で赤い袋。
キャンプ用にあると便利なセットをアニメキャラクターのバッグに入れてあります。
子供も簡単に見分けがつくと喜んでます。
家族のコミュニケーションの1つとして、楽しい時間を安心して過ごせるアイテムとして、キャンプの際は救急セットを用意しておきましょう。
※応急処置では間に合わない怪我や事故の場合は、すぐにキャンプ場管理棟へ連絡するか、救急車を呼ぶなど、状況に合わせて判断下さい。