投稿日:2021年2月22日 | 最終更新日:2021年8月18日
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お気に入りのアイテムに囲まれて行うキャンプ!とっても楽しいですよね?でも、キャンプ場までの道のり、車に載せられる積載量や、徒歩キャンプではバッグの容量など、持ち運べる荷物の量には限りがあります。
限られた容量にも出来る限りお気に入りのキャンプアイテムを持って行きたい!そんな望みを叶えるために有効なキャンプアイテムの選び方や収納方法、パッキングのコツをお伝えします。
キャンプのパッキングのコツ
キャンプの準備段階。あなたは何を考えて準備していますか?「何も考えずに、あれもこれもただアイテムを入れるだけ」「持って行きたい!好きなアイテムから先に入れよう!」とイメージを膨らませることでしょう。ですが、効率良く計画的に荷物をコンパクトにまとめるコツがあるんです。順番に確認してみましょう!
使うシーン、順序をイメージして準備する
使用シーンをイメージする際、大事になってくるのは使用する「順番」と「頻度」です。順番に合わせてアイテムを並べ、予備や保険で持って行くような頻度が少ない物も分けておきましょう。
アイテムをカテゴリに小分けしてまとめる
「順序」でアイテムを並べると必然的にテントの設営に使う物、料理に使う物など、その使用シーンのカテゴリ毎に分かれている事に気付くはずです。それらをひとまとめにしておく事で、後のパッキングに差が出てきます。
食品の包装はできるだけ捨てて、ジップロックなどに詰めかえる
キャンプ場、特に登山中のテント泊などではゴミの持ち帰りが必要です。ゴミをなるべく減らすという視点でも事前に食品の包装は捨て、下拵えした食材をジップロックなどに詰めておくと良いです。
ジップロック フリーザーバッグ M
使用頻度の少ない物は下に詰める、使う順番の逆に詰める
使用する順番の逆に詰める事で、使う時は使う順番に荷物を取り出すことができて、非常に便利です。また現地で荷物が散らばる事も無くなります。
小分けしたアイテムを隙間ができないように詰める
使う順番の次に意識するのはアイテムの大きさです。大きなアイテムの周りの隙間へ小分けしたアイテムを詰めるようにすると全体としてもコンパクトなパッキングに仕上がります。
シュラフや衣類など、濡れて困る物もジップロックやビニル袋などに入れておく
こちらはパッキングをコンパクトにという主旨とは異なりますが、アウトドアでは急に天候が変わることも多く、シュラフや着替えなど濡れて困る物はパッキングの際に予めビニール袋など防水対策を行っておくと良いです。
キャンプの持ち物リストとパッキング例
それでは、実際にキャンプに持って行くものとパッキング例を紹介します。
持ち物リスト
まずは持ち物リストから紹介します。なるべくコンパクトで軽量になる持ち物を選んで置くとパッキングも楽になってきますよ。
テント
コンパクトを意識するなら、山岳用のテント。積載を気にせず、快適性を取るのであればキャンプ用のテントを選ぶことになります。
山岳用テントの例
モンベル テント クロノスドーム1型
キャンプ用テントの例
コールマン テント ツーリングドーム ST
シュラフ
春~夏~秋の3シーズン対応のシュラフ、またコンパクトさを求めるのであれば化繊よりダウンシュラフがおすすめです。
化繊のシュラフの例
コールマン コルネットストレッチ2 マミー型
ダウンシュラフの例
NANGA ナンガ ダウンシュラフ AURORA light 450 DX (760FP)レギュラーサイズ
マット
折り畳めるフォーム材の物や、空気で膨らませるタイプがあります。
フォーム材マットの例
THERMAREST クローズドセルマットレス Zライト ソル
空気で膨らませるタイプの例
THERMAREST マットレス ネオエアーXライト
チェア
パッキングするには軽量、コンパクトに折り畳めるチェアがおすすめ。背もたれのある方がゆっくり座れますが、無い物はオットマンや荷物置きにも使えます。
背もたれのあるタイプの例
Helinox チェアワン
背もたれの無いタイプの例
ADIRONDACK マイクロチェア
テーブル
金属素材でコンパクトに畳めるタイプや、天板が布素材の物がコンパクトになりおすすめです。
金属素材でコンパクトに畳めるタイプの例
SOTO フィールドホッパー
天板が布素材で軽量タイプの例
Helinox テーブルワン
食器・カトラリー
アウトドア用途で人気があるのはシェラカップです。サイズが同じ物で揃えると重ねてコンパクトにしまえます。(スタッキングと言います)カトラリーも折り畳みタイプなど小型のものがあります。最近では百円均一などでも入手することができます。
シェラカップの例
ユニフレーム UFシェラカップ
折り畳めるカトラリーの例
ユニフレーム カラカト
クッカー
アウトドア、特に登山用のクッカーは調理器具と燃料とがコンパクトにスタッキングできます。
クッカーの例
JETBOIL バーナー ZIPジップ
食料・水
こちらは先に説明の通り、食料は予めジップロックなどに移す。水もペットボトルのままより、保温や保冷の利く水筒や、使った後でコンパクトに畳めるタイプの入れ物へ移すと良いです。
コンパクトに畳める入れ物の例
プラティパス プラティ 2L ボトル
ランタン
小型でUSB充電式のタイプが使いやすいです。また、ヘッドライトを使用するのも手元があくので良いです。
Goal Zero LIGHTHOUSE micro FLASH
バッテリー
ランタンなど使うアイテムに合わせて用意します。スマホも充電可能なモバイルバッテリーで統一すると、荷物もコンパクトにまとめられます。
Anker PowerCore 10000
ファーストエイドキット(救急セット)
OHKEY 救急セット ファーストエイド キット
雨具・防寒着
アウトドアでは両手のあく合羽の方が雨具として向いています。防寒着としてはユニクロのウルトラライトダウンなどインナーダウンが有名ですが、雨具の合羽も防寒着として役に立ちます。
ミズノ ベルグテックEXストームセイバーVレインスーツ
着替え
着替えはスタッフバッグなどにまとめて入れておくと良いです。
ザノースフェイス パーテックス スタッフバッグ2L
パッキング例
紹介した持ち物をカテゴリ分けしてザックにしまう順番を説明します。私が実際に使用している物の写真も載せますので、小分けにパッキングする方法についてもイメージしてみてください。
使用頻度の低い物は下へ
シュラフ、着替え
次に大きい荷物を入れます
テント、チェア、テーブル
次に隙間を埋めるように入れる物
食器、カトラリー
金属のシェラカップはそのまま火にもかけられるので便利。プラスチックのタイプは軽量で使い易いです。
シェラカップを同じサイズで揃えるとコンパクトにスタッキングできます。
軽量金属のチタンを使われているものは少し値段が高いですが、人気があります。
クッカー
クッカーの中を空洞にしておくのはスペースがもったいないので、燃料やジップロックなどに移した食材を入れて持ち運ぶと良いです。
食料・水、マット
ザックなど荷物を背負う場合は、身体に当たる面へ凹凸を吸収するマットを入れておくと移動中の身体への負担が減ります。
上の方へ入れる物
ランタン、バッテリー
ヘッドライトに着替えや防寒着を入れたスタッフサックをかぶせると、光が拡散してテント全体を明るく照らしてくれます。
防寒着
いつでも取り出しやすい位置へ入れる物
ファーストエイドキット
アウトドアでは何が起こるか分かりません。すぐに病院へ行ける可能性も低いので応急処置ができる準備をしましょう。
雨具
まとめ
さて、いつものあなたのパッキングとは違いましたでしょうか?少しコツを意識するだけでも、荷物がコンパクトになります。紹介したパッキングのコツを参考に、キャンプの荷物をコンパクトにまとめましょう!
おまけ
今回ご紹介したパッキングのコツではキャンプ場へ荷物を持参する事を前提に書きましたが、少し考え方を変えて、食材などキャンプ場の売店や周辺施設を利用することも荷物をコンパクトにするために有効な手段です。