雨の日も楽しむ!キャンプでできる遊び

投稿日:2021年2月4日 | 最終更新日:2021年8月18日

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こんにちわ、ソロキャンパーのぜつえんです。
せっかく計画していたキャンプの日、天気予報を見ると雨マークが。
「雨のキャンプはすることないし、楽しくないからキャンセルかなぁ」と思っていませんか?
雨の濡れ対策と遊び方をしっかり知れば、雨のキャンプも楽しむことができます。
普段はあまりしないテントの中での遊びや雨の日だからできることを知っておけば雨のキャンプも安心です。
今回は雨のキャンプが心配な初心者キャンパーさん向けの遊び方、注意点、おすすめの道具を紹介していきます。

雨の日でも快適にキャンプはできるの?

もちろん、雨の日も楽しく快適にキャンプはできます。とはいっても警報が出るような豪雨や台風の場合はキャンプは中止するべきです。
晴れてる日は何をしても楽しいキャンプですが、濡れ対策と遊び方を知ることが重要になってきます。
度合いによっても遊び方は変わり、小雨なら散策やアウトドアアクティビティを、大雨ならテントの中で楽しめる遊び方を考えておくのがいいでしょう。

雨のキャンプでやってみたい遊びを紹介

さっそく雨のキャンプでおすすめの遊びを紹介していきます。

森林散策

キャンプ場内には散策路が用意されていることも多く、自然の中を散策するだけでも非日常を感じられます。
特に濡れた草木は幻想的で美しく変化しています。

遠くから眺めるよりも、しゃがみこんで花や葉に寄って見てもらいたいのは、みずみずしい姿に植物が生きていることを感じれるからです。
雫の滴る葉っぱ、カタツムリやカエルといった生き物たち、霧がかかって幻想的な森の雰囲気も雨の日こそです。
カメラが趣味なら撮影しながら散策すると楽しいでしょう。

足元がぬかるんでいたり、滑りやすくなっているので転倒しないように気をつけましょう。

釣り

「雨の日なのに釣り?」と思ったあなた!実は雨の日だからこそ釣りがおすすめなのです。
いくつか理由があります。

・雨が水面を叩くことで魚の警戒心が下がる。
・水量が増え、エサが多く流れてくるため魚の活性が上がる。

つまり、雨の日は魚が釣れやすくなるのです。
魚が釣れればキャンプの御飯を豪華にすることもできます。
レインウェアをしっかり着て、万全の雨対策をして釣りを楽しみましょう。
とはいえ、数日続く雨で茶色く濁りすぎていたり、増水している時の川は危険なため釣りは諦めましょう。

読書

遊んだあとはテントの中に引きこもり。
鳴り響く雨音にはリラックス効果があり、テントのほどよい閉塞感によりプライベート空間が確保できるため、集中しやすい環境が整っています。
気になっていた本を持っていき、読み進めるのはいかがでしょう?
「晴耕雨読」という言葉もあり、雨の日は読書がはかどります。

ボードゲーム

キャンプなのに、と思ってしまうことでも楽しくできるのが雨キャンプ。
ボードゲームやカードゲームはルールが簡単で大人から子供まで楽しむことができます。
トランプやUNOをつかった定番のカードゲームやオセロは、キャンプ場に向かうまでのコンビニで買うこともできます。
ずっと雨予報で人数がそろっているなら人狼やモノポリー、人生ゲームなどの時間をかけて楽しむ本格ボードゲームもおすすめです。

雨の日のキャンプの注意点

普段とは違った楽しみ方ができる雨キャンプですが、気をつけなければいけない点がいくつかあります。

着替えは多めに

雨だとレインウェアを上下着込んでも濡れてしまうこともあります。
そのことも想定して着替えは多めに持っておくと安心です。
濡れた服のままいると気温の高い夏でも体温を奪われて体が冷えてしまいますし、最悪具合が悪くなったり、低体温症になってしまうこともあるからです。
アウトドア用のウェアは軽く、コンパクトになる物が多いので予備で持っていくのにもおすすめです。

キャンプ場の選び方

雨の日に一番気を付けないといけないのは、風の弱いキャンプ場を選ぶことです。
雨だけなら対策しやすいですが、雨と風のどちらも強いとなると上からも横からも雨が降ってきてしまい、キャンプ上級者でもお手上げです。
そのため、雨の日は風が強くなりにくい木々に囲まれた林間サイトのキャンプ場がおすすめ。
木が風よけの役割を果たして、強風になりにくいのです。
逆に、景色の開けた高原や木が全くないようなキャンプ場は風が強くなりやすい傾向にあるため雨の日は避けたいところです。

設営は素早く、効率よく!

雨の日はサイト設営に時間をかけるほどに自分も道具も濡れていくため手早く、効率的な設営が求められます。
キャンプ場にチェックインして、上下にレインウェアを着込み、雨が弱くなったタイミングでまずはタープから設営します。
そしてタープの下にグラウンドシートを引いて道具を移動し、テントを建てて、サイトを整えていくのがおすすめ。
くぼ地のような雨が溜まりやすい場所を避けて設営するのもポイントです。

撤収時は最後にタープを片付けること

雨の撤収時は逆にタープを最後まで残して、片づけた物をタープの下にまとめてから一気に撤収し、最後にタープを畳むことで濡れを最小に抑えることができます。
また雨の中の撤収ではテントやタープの乾燥撤収は期待できません。
濡れた状態では生地がくっ付きやすくキレイに畳めなかったり、嵩張って収納袋に戻すのが大変になります。
大きなゴミ袋を用意しておくと、濡れたテントやタープを丸めてゴミ袋に入れることで簡単に撤収でき、車や他の道具を濡らすこともありません。

濡れたテントやタープはそのままにしない

キャンプから家に帰ってくると、楽しさと程よい疲労でリビングで休んでしまいいますよね。
しかし、雨キャンプ後の濡れたテントやタープをそのまま放置するとカビが生えてしまい、匂いや劣化を早める原因にもなります。帰宅したら、テントやタープについた水分を拭き取り、自宅や晴れた日の公園でしっかり乾燥させましょう。

雨対策におすすめの道具

雨のキャンプでタープは必須。他にもあると便利な道具を紹介していきます。

タープ

雨キャンプの最重要道具はタープといっても過言ではありません。
活動スペースのメインはタープ下だからです。
外に置いた物は全て濡れてしまうため、人も、道具も、全てタープ下に入り込むことができる大きなタープがあると雨でも快適に過ごすことができます。
タープに水が溜まってしまうと破損の原因にもなるため、水がたまらないようにシワなく設営するのも大切。

雨の日はキャンプに欠かせない焚き火をタープ下で行うこともあります。
ポリエステルやナイロンのタープでは火の粉が当たると簡単に穴が開いてしまうため、火の粉でも穴が開きにくいTC(ポリコットン)やコットンのタープがあると安心して焚き火ができます。

レインウェア

設営撤収から散策やアクティビティの時はもちろん、夜の防寒着としても使えるのがレインウェアです。
上下別売りが一般的でオシャレなデザインのウェアが多くあります。
アウトドアをする時だけでなく、旅行や街着でも使えるためお気に入りの一着を持っておくべき。
アウトドアブランドのレインウェアならどれも防水性と透湿性(汗が抜ける性能)があります。
登山で使うならより性能の高いウェアが欲しくなりますが、キャンプで使うなら性能よりもデザインと着心地を重視して選ぶことが満足度を上げてくれます。
「撥水性」は水を弾く性能のことで、水を通さない「防水性」とは別物なので要注意です。

意外と活躍してくれる傘。
レインウェアを着るほどじゃないトイレに行く時や炊事場に行く時に持ってきてよかったを実感できます。
アウトドア用の折り畳み傘は軽量コンパクトで非常に優秀です。

長靴

雨の日はキャンプ場の芝生はびちょびちょで靴もすぐに濡れてしまいます。
どうせ濡れるからとサンダルを履くのもいいですが、ずっと足が濡れたままなのも気持ちよくありません。
そんなときに活躍するのが長靴です。
濡れても良いサンダルや靴とは別に一足濡れない長靴を持っておくと足をリフレッシュできます。
野鳥の会が出している長靴は折り畳むことができて、コンパクトで予備で持っていきやすくおすすめです。

ゴミ袋

撤収の時にも出てきましたが、ゴミ袋があると濡れた道具の管理がしやすくなります。
カットすればグラウンドシート代わりにもなるため多めに持っておきたいゴミ袋です。

まとめ

今まで雨の日はキャンプに行かないようにしていた方も、遊び方と対策を知っておけば安心ですし、突然の雨にも慌てずに済みます。
雨のキャンプは、アウトドアで遊ぶあなたのスキルを上げてくれるはずです。
自分のスタイルに合わせた雨の日のサイトの作り方と、雨の日の遊び方を考えてみるのも良いでしょう。
これからは雨だからとキャンセルしないで、雨でも積極的にキャンプを楽しんでみてください。

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この記事を書いた人 ぜつえん

知れば知るほど好きになるのがアウトドア!キャンプの魅力、道具の選び方、遊びの多様性、自然の美しさを発信していきます!ブログ「ぜつえんアウトドア」

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