投稿日:2021年1月20日 | 最終更新日:2021年8月18日
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2020年の流行語大賞の候補にもなった「ソロキャンプ」。
すっかり市民権を得て、珍しいものではなくなりましたね。
アウトドアやキャンプが好きで、ソロキャンプも始めてみたいけど、「一人で行くのは初めてだし、どんなものを持っていったらいいのか分からない!」「来てみたら、これが足りない!あれは必要なかった…」なんて避けたいですよね。
そんな方に、ソロキャンプに持っていくべきおすすめの装備・道具についてご紹介します。
ソロキャンプ初心者向けの装備・道具を選ぶ時のポイント
ソロキャンプの装備・道具を選ぶ上で押さえておくべき大事なポイントが3つあります。
ポイント1:軽量・コンパクトなものを選ぶ
ポイント2:設営・撤収が1人でできるものを選ぶ
ポイント3:なるべく荷物を減らす
どんな装備・道具を選ぶのかは、ソロキャンプを楽しむための大事な土台の一つです。順番に説明していきます。
ポイント1:軽量・コンパクトなものを選ぶ
移動手段が自転車やバイクならなおさら、車だとしても1人で持ち運びできるものは限られています。
ソロキャンプなら、テーブルやテントの広さも1人分のスペースで十分です。
持ち運びが楽になるように、できるだけ軽量でコンパクトなものを選びましょう!
ポイント2:設営・撤収が1人でできるものを選ぶ
1人しかいないので、設営や撤収が1人で簡単にできるものを選びましょう。
設営や撤収に時間を取られてしまっては、キャンプの醍醐味である火おこしや料理、1人でゆっくりする時間が減ってしまいます。
設営・撤収が簡単で疲れないものを選んで、それ以外の時間を多く確保しましょう!
ポイント3:なるべく荷物を減らす
あれもこれも必要では?とついつい考えてしまいますが、キャンプ場によってはキャンプ道具をレンタルしているところもあります。
持っていかずに現地でレンタルすれば荷物を減らすことができます。事前に予約しなければいけないこともあるので、しっかり調べておきましょう。
「あった方がいい」ものはまずは置いておいて、「最低限なければいけないもの」を基本装備として準備していきましょう!
この3つのポイントを基準にして、ソロキャンプに必要な装備・道具を具体的にご紹介します。
ソロキャンプ初心者の必需品
ソロキャンプでは普通のキャンプと同じような持ち物が必要になりますが、その中でも軽量のものやコンパクトなギアを持つ方が多いと思います。しっかりと必要な装備を覚えておきましょう。
テント
ソロキャンプにおいて一番かさばるものです。軽量・コンパクトな1人用のものを選びましょう。
テントには生地が一枚のシングルウォール、フライシートをかぶせるダブルウォールがあり、また設営の仕方もワンタッチ式やワンポール式、吊り下げ式など様々あります。
予算に合わせて、実際にお店で使い勝手や大きさを確かめて選びましょう。
なお前室がついていると、急な雨でもテントに入りながら前室部分で調理ができたり、脱いだ靴を置いておけるので便利です。
焚き火台
キャンプの醍醐味の一つである焚き火を楽しめ、暖を取るのにも調理するにも火は必要になるので、焚き火台は必須です。
意外とかさばって荷物になりますが、ソロキャンプ用の焚き火台は驚くほどコンパクトなものも多くあります。また焚き火を楽しむなら、薪を載せられる安定性も考慮した方が良いです。
直火OKなキャンプ場に行くなら、焚き火台を持っていかず、石などで炉を組んで焚き火をするのも楽しみです。
バーナー
焚き火が無い時にも簡単・確実に調理やお湯を沸かすことができるので、バーナーは是非持っていきましょう!
バーナーにはOD缶(Outdoor缶)使用とCB缶(Cassettebombe缶)使用の2種類がありますが、OD缶使用のものの方がよりコンパクトになるので、おすすめです。
チェア
ハイバックのもの、座面の低いロースタイルのもの、背もたれのない簡易的なものと種類は様々ですが、キャンプで一番使っている時間が長いのがチェアです。
軽量・コンパクトなことはもちろん大事ですが、座り心地も大事な要素です。ぜひ、お店で実際に座ってみて自分の感覚にフィットするものを選びましょう!
テーブル
ソロキャンプ用のテーブルはロースタイルで天板が小さめのミニテーブル仕様のものが主流です。食事以外にも調理台やランタン置きとしても使うことになります。
実際のキャンプシーンをイメージして、天板の広さが自分のキャンプスタイルに合っているのかどうか、想定して選びましょう!
シュラフ(寝袋)
形状によって封筒型とマミー型(頭まですっぽり覆うタイプ)とがあり、ワタの種類によって最低使用温度が変わってきます。ソロキャンプなら、よりコンパクトになるマミー型が良いですが、自分がキャンプをする季節を想定して、ワタの種類を選びましょう。
寒くて寝られなかった、ということでは体調にも影響が出るので、しっかりと体を温めて寝られるものを選ぶべきです。
マット
デコボコした地面との接触をなくし、寝る時に地面からの冷気を防いで寝心地を確保するためのマットには、いわゆる銀マットと呼ばれるウレタン製のロールタイプと空気を入れて膨らませるタイプとがあります。空気を入れるタイプの方がよりコンパクトになりますが、万が一穴が開いてしまうリスクはあります。
ランタン
夜は真っ暗になるキャンプ場。ランタンは必須です。トイレに行くときなど、ヘッドランプもあれば便利ですが、持ち運びができるのでランタン一つでも十分です。
ランタンには大きく2種類あり、ガス・ガソリンを使用して火で明るくするタイプと、電池を使用して電灯で明るくするタイプがあります。
テントの中で使うことを考えると、火事や一酸化炭素中毒の恐れのない電灯タイプにするべきです。電球はLEDで光量がしっかりあるものがおすすめです。
クッカー
コンパクトな調理器具であるクッカーは、アルミ、ステンレス、チタンと素材の違いで大きく3種類あります。
・アルミ:安価で焦げが付きにくいが、変形しやすい
・ステンレス:強度があり熱伝導率が高いが、重くなりがち
・チタン:軽くて金属臭がないが、高価になる
形状は浅型、深型など様々あります。
ソロキャンプであれば、まずは安価なアルミ製で適度な深さの深型を選んでおけば、お湯も沸かせて調理もできて、ご飯も炊けるので一つ持っていくだけでいろいろできます。
食器
マグカップ、カトラリーは必須です。
マグカップは保温・保冷に最適なダブルウォールのものを一つ持っていけばいいでしょう。カトラリーは箸、スプーン、フォークなどそれぞれセットになっているものや、フォークとスプーンの一体型、箸とナイフの一体型などもあります。
お皿はクッカーの蓋やクッカー自体で代用できるので、なくても大丈夫です。
ライター
焚き火の火おこしやバーナーへの着火の際に使います。チャッカマンはかさばるので、ポケットに入るライターがおすすめです。出発前にオイルの残量は確認しておきましょう。
軍手
熱い鍋を持ったり、薪を持つ際に使います。ですから…
・耐熱性のあるもの
・厚手のもの(木のささくれなどが刺さらないように)
この2点を抑えているものとして、可能ならホームセンターで売っている牛革製手袋が良いですが、引っ越しなどで使うよくある軍手でも大丈夫です。
ソロキャンプの注意点
貴重品は身に着けておく
テントは鍵の掛かっていない家と同じです。特にテントを離れる際は、貴重品を身に着けておきましょう。逆に身に着けておけない貴重品はできるだけ持っていかない方が無難です。
管理人常駐のキャンプ場を選ぶ
1人しかいないソロキャンプでは、何かあった時に基本的に自分1人で対処する必要があります。女性や初心者の方は、管理人が常駐しているキャンプ場から始めた方が良いでしょう。
スマホの充電切れに注意!
万が一の際にスマホが使えないと、1人だと余計に不安になります。スマホは使わないならできるだけ電源を落としておくか、機内モードにしておきましょう。
念のために充電池を持っていくのもアリです。
万全の装備でソロキャンプへ!
1人でキャンプを楽しむソロキャンプ。行ってみたいけど、何から揃えたらいいのか分からない…。
そんな心配が解消されて、今回ご紹介した装備・道具がみなさんの参考になれば嬉しいです。
ソロキャンプならではの楽しみを見つけて、素敵なアウトドアライフをお過ごしください!