投稿日:2020年10月20日 | 最終更新日:2021年8月18日
本記事は一部にプロモーションを含みます
今回ご紹介するギアは、camp873のアイアンローテーブルです。
「camp873」とは、株式会社柳田製作所(大阪府八尾市)のキャンプギア開発・販売部門によるガレージブランドです。
Camp873のギアは「溶接、ボルトを使用しないで完全組み立て式でフラットに収納できること」にこだわって作られていて、このアイアンテーブルも同様です。
ボルトを使用せず溶接もしていないため耐久性があります。
真ん中のアイアン部分がオシャレ
私がcamp873のアイアンラックを購入した2019年3月当時には、まだテーブルの販売はされていなかったのですが、すぐに商品開発をして、2か月後の2019年5月に大阪で開催されたOUTDOOR PARKでローテーブルが販売されました。
テーブルが2台展示されており、サイズは一緒でしたが天板の透かし模様のタイプ違いが並んでいました。
こちらは天板の透かし模様が少ないタイプ。
こちらは透かし模様が多く見えるタイプ。
この中央部分のブラックの透かしは、インテリアとして好ましいだけではありません。
このブラックの部分は耐熱塗装されているので、調理した暖かい鍋などをそのまま置くこともできるのです。デザイン性と実用性を兼ね備えています。
初代アイアンローテーブルと二代目アイアンローテーブル
このアイアンローテーブルは発売開始は2019年5月でしたが、実は2020年の7月に少し規格が変更されて販売されておりました。
そして、二代目も購入することにしたので、初代との違いを含めて説明したいと思います。
アイアンローテーブルの詳細
サイズ
初代
組立時:W965mm×D616mm×H420mm(棚板含む)
重量:約10.7kg
二代目
組立時:W900mm×D616mm×H410mm(棚板含む)
重量:約9.4kg
改善点
1.分解時の部品の数が少なく持ち運びが楽
初代に比べると、二代目の方は組み立ての際の部品が少なくなっており、付属の板も15mmの厚みで薄くなっているので、初代のものよりやや軽くなって持ち運びが簡単になりました。
2.脚の部分のフレームが垂直に立ち上がるようになった
テーブルとして使うにはあまり気にならないのですが、下段に棚板を置いて物を置くときには、斜めに立ち上がるよりも垂直に立ち上がるほうがデッドスペースが減って便利です。
3.天板がずれなくなった
初代はサイドバーで天板がずれないようにしていました。
このサイドバーを外して使う事もできる仕様になっていましたが、その場合は天板がずれる事があったのです。
二代目はアイアンの天板に引っ掛かりをつけることでずれる心配がなくなりました。
4.天板の板の素材変更
初代は普通の1×6材でしたが、二代目は地産地消にこだわった大阪産の桧を使用しています。
組み立て方の説明
初代のローテーブルは現在 販売されていないので、二代目のテーブルの組み立て方を説明します。
1.テーブルの脚部分を組み立てる
サイドのフレームの端が、外側が広がるように(赤丸)置きます。
2.青丸の部分に筋交いのバーを差し込む
筋交いのバーは丸い穴(黄丸)が開いているほうが下側になります。
3.筋交いを差し込んだら 回転させるようにロックする
4.一番上の部分に 横長のバーと天板を取り付ける
横のバーを取り付けた方には、上に木の天板を置きます。
使ってみて感じたこと
現在販売しているアイアンローテーブルの透かし模様は1種類のみで、透かしが少ないものだけです。
透かし模様の多い初代は、バーナーや扇風機など脚のあるものを置くと、透かし模様の穴の部分に脚が落ちてしまうことがあります。
テーブルで調理したり物を置くことを考えると、二代目の透かしの少ないモデルのほうが便利だと思いました。
下段部分に棚板を追加すれば、テーブルで調理をしている時に使わない調味料やお皿などを置くことができるのもとても便利です。
不便に感じる部分を挙げるとすれば、一人では動かしにくいという点でしょう。
脚をもって動かすには一人だと持ちあげられないので、ソロで利用する際には一度天板をはずし骨組みだけにした状態で移動させていています。
しかし、それ以外には不満点がなく、このテーブルがあるだけでサイトがオシャレになります。
アイアン素材なので、色んなギアを運ぶキャンプでは重さが気になる方はいるかもしれませんが、テーブル単体で持ち運ぶのであれば気になりません。
透かし模様入りの天板はデザイン性抜群、アイアンと木製の組み合わせはオシャレ、運搬時は薄く収納できてコンパクトな「camp873」のアイアンローテーブル。
重さが気にならないなら、オシャレなローテーブルを探している方にお薦めです。