投稿日:2020年10月13日 | 最終更新日:2021年8月18日
本記事は一部にプロモーションを含みます
早いもので2020年も10月に入り、更に秋が深まっていきますね。
これからの季節は秋の味覚を満喫したり、紅葉を楽しんだり、アウトドアを楽しむのにも良い季節となってきます。
ただ、一方で気をつけないといけないのが「寒さ」です。
屋外で過ごすキャンプでは、家で過ごす体感温度とは比べ物にならないほど、朝晩の寒さを感じます。
そこで活躍してくれるのが、「アウトドアヒーター」です。
今回はアウトドアヒーターをテーマに、タイプごとの特長とおすすめのアイテムについてお伝えしたいと思います。
アウトドアヒーターって何?
アウトドアヒーターはその名の通り、アウトドアで使用するヒーターです。
しかし通常のヒーターとは異なり、アウトドアでの使用を前提にしているので、十分な暖房性能があることに加えて、キャンプ場まで持ち運びや収納を考慮したアイテムが各社より発売されています。
また、アウトドアでのヒーターは煖房としてのみではなく、調理器具としての機能を備えている場合も多く、秋冬には、是非持っておきたいアイテムとなります。
アウトドアヒーターの種類
ガスヒーター
ガスヒーターはアウトドアヒーターの中でも、一番手軽に使用できるヒーターです。
燃料は、アウトドアのランタンやガスバーナーなどで使用するOD缶と家庭用カセットコンロなどで使用するCB缶があります。
■メリット
ガスヒーターのいちばんのメリットは、コンパクトで持ち運びがしやすいことです。また、燃料となるガス缶は、キャンプで使用するランタンやガスバーナーなどで統一すると効率よく使用することができます。特にCB缶は、それに加えて、スーパーやコンビニエンスストアなど、どこでも購入できるので便利です。
■デメリット
ガスヒーターは、他のアウトドアヒーターと比較すると、火力が弱いため、メインのヒーターとして使用するには不十分です。
まだ、寒さが厳しくない季節や、サブヒーターとして使用することをおすすめします。
石油ストーブ
石油ストーブは家庭でも使用できる煖房器具なので、普段は家庭で使用し、キャンプなどの際に持ち出すことができます。
火力が強く、ガスヒーターと比較すると空気を暖める効果が高いのが特長です。
■メリット
前述の火力が強く、暖める効果が高いことに加えて、石油の消費量も少ないので長時間の使用ができます。
また、ヒータ―の上に鍋やフライパンなどを置いて、料理を暖めたり、調理に使用できるので便利です。
■デメリット
ガスヒーターと比較して、サイズが大きく重量もあるので、車に乗せたり、持ち運びするのに注意する必要があります。
また、石油ストーブの種類によってはメンテナンス等が必要となる場合があります。
薪ストーブ
薪ストーブは最近、家庭でも人気が高まってきていますが、何といってもその炎が魅力です。
薪が燃える様子を眺めることができるので、癒しの効果があります。
また、遠赤外線効果で暖房効果が高く、調理にも使用できるので、秋冬キャンプにあると便利なアイテムです。
■メリット
薪ストーブの暖かさはガスストーブや石油ストーブと比較して、一番暖かい煖房器具のため、寒い冬などの煖房器具として重宝します。
炎を眺めながら、仲間と語り合う時間は何といってもキャンプの雰囲気を楽しめるアイテムといえます。
■デメリット
最近の薪ストーブは進化して、薪の火も点火しやすくなってますが、薪の材質により着火しにくい場合があります。
火をつける際には、針葉樹などの燃えやすい薪などを使用しましょう。
また、薪の火の持続時間が短い場合があります。就寝時間に薪を足す手間がかかります。
アウトドアヒーターの注意点
今回ご紹介しているアウトドアヒーターはガス、石油、薪を燃やすことで暖をとる器具です。
使用する際には、換気に十分気をつけましょう。
換気が不十分だと、一酸化炭素中毒になる恐れがあります。
メーカーはテント内での使用は推奨していませんが、使用する場合は、換気を確保するとともに、テントの材質やヒーターの使用方法を守り、暖をとるようにしましょう。
ガスヒーター
1.Sengoku Aladdin(センゴク・アラジン) ポータブルガスストーブ
センゴク・アラジンのガスストーブの特長は、何といってもそのフォルムですよね。
アラジンのブルーフレームをモチーフにしたデザインは、発売以来、男女を問わず人気となっています。
機能的には最大熱量が2.0kWとガスストーブとしては強力で、0.8kWで運転すれば、CB缶1本で4時間20分の連続運転が可能となります。
サイズ:幅32×奥行33.5×高さ39cm
重量:5.7kg
発熱量:2.0kW(1,720kcal/h)~0.8kW(688kcal/h)
連続燃焼時間:0.8kw/約260分、2.0kw/約100分
2.Iwatani(イワタニ) カセットガスストーブ ポータブルタイプ “マイ暖”
ポータブルタイプ マイ暖は、カセットガスで有名なイワタニの家庭用ガスストーブです。
室内用のカセットガスストーブなので、屋外用のストーブより安全対策(転倒時消火装置、立消え安全装置、不完全燃焼防止装置、圧力感知安全装置)が充実しているのが特長です。
持ち運びもしやすいサイズなので、家でも屋外でも、使いたい場所に持ち運びに便利ですね。
サイズ:幅31.2×奥行22.2×高さ29.0cm
重量:約)2.6kg
発熱量:最大発熱量/1.0kW(900kcal/h)
連続燃焼時間:約200分
3.Kovea(コベア) キューピッド ポータブル ガスヒーター
Koveaといえば、シングルバーナーなどが人気の韓国ブランドです。
キューピッド ポータブル ガスヒーターは、キャンプでストーブを使いたいけど、搭載スペースがないという方におすすめなのがガスヒーターです。
コンパクトでありながらも、CB缶1本で約3時間の暖房効果を発揮してくれます。
サイズ:幅19.2×奥行28.6×高さ15.2cm
重量:約)1.8kg
連続燃焼時間:約180分
石油ストーブ
4.トヨトミ 石油ストーブRL-250
トヨトミ 石油ストーブRL-250は、いかにも石油ストーブというデザインが、屋内でも、そしてアウトドアのキャンプでも雰囲気を盛り上げてくれます。
使用する際は、点火ツマミを回すだけで点火し、ガラス円筒には七色の炎が浮かびあがります。
また、消火の際には未燃ガスを燃やしきることで、臭いが出にくくなっています。
サイズ:幅38.8×奥行38.8×高さ47.45cm
重量:6.2kg
タンク容量:4.9L
5.トヨトミ 石油コンロストーブCL-250
トヨトミ 石油コンロストーブCL-250は、外見がどこかレトロで雰囲気のあるデザインが特長の石油ストーブです。
唐草模様のガードとステンドグラスのような抜き形状の天板がいいですね。
サイズ:幅38.8×奥行38.8×高さ48.0cm
重量:6.2kg
タンク容量:4.9L
6.Aladdin(アラジン) ブルーフレームヒーター
ブルーフレームヒーターの一番の特長は、美しい青い炎です。
ムラなく気化された灯油が充分な酸素を供給され、良い燃焼を作り出します。
デザインはどこかレトロな雰囲気で、屋内でもアウトドアでも馴染んでくれる落ち着いたデザインですね。
サイズ:幅38.8×奥行40.5×高さ55.1cm
重量:8.5kg
タンク容量:4.1L
薪ストーブ
7.G-STOVE
G-STOVEはノルウェー発の薪ストーブで、ステンレスで出来たスタイリッシュな薪ストーブです。
ステンレス製なので錆びにくく、耐熱温度1,000度と熱にも強く長く愛用できます。
私自身も使用していますが、頑丈でありながらも収納の際には煙突が薪ストーブに収まり、コンパクトに収納できるので持ち運びもしやすいです。
使用サイズ:約)幅42×奥行42×高さ236cm
重量:約10kg
素材:ステンレス
8.tent-Mark DESIGN(テンマクデザイン) ウッドストーブ
テンマクデザインのウッドストーブは、耐久性の強い高品質ステンレス304を使用した薪ストーブです。
薪ストーブのサイドには、料理の保温や焚火ツールの吊るし収納に便利なバタフライ型ステンレス棚がついているため機能的になっています。
炎を眺めながらの団欒を盛り上げてくれます。
使用サイズ:約)幅57.0×奥行52.6×高さ240.0cm
重量:約)10.72kg
素材:ステンレス
9.ANEVEY(アネヴェイ) フロンティア ストーブ プラス
アネヴェイは2003年に創立したイギリスのキャンプブランドです。
フロンティア ストーブ プラスは、スタイリッシュなデザインのコンパクトな薪ストーブで、かばん一つに収まるほど持ち運びに便利です。
使用サイズ:470×280×230mm
重量:約)12kg
まとめ
今回は、「これからの寒い季節に活躍してくれるアウトドアヒーターをご紹介しました。
今回は、ガスヒーター、石油ストーブ、薪ストーブ別でおすすめアイテムをご紹介しましたが、それぞれに季節や用途も少しずつ違っています。
薪ストーブをメインの煖房として、ガスストーブをサブとして使うなど、うまく活用すれば、ますます快適な冬キャンプをすることができるのではないかと思います。
これからのみなさんのアウトドアライフが、ますます豊かなものとなることを願っております。