投稿日:2020年8月26日 | 最終更新日:2024年1月29日
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私がキャンプを始めたのが2008年。それから12年が経ちました。
その間、キャンプ熱は高まり続け、グラマラスなキャンプを楽しむ「グランピング」や、女性だけでのキャンプの「女子キャン」、「ソロキャンプ」など、さまざまなキャンプスタイルが確立されてきました。
一方、キャンプスタイルの多様化に伴い、キャンプギアなども変化してきており、キャンプにおける電気の使用方法についても大きく変化してきました。
今までは、夏場のキャンプでは冷蔵庫、冬場の寒さ対策で電気毛布を使用するために電源サイトを活用するなどしてきました。
しかし最近では、電源を持ち運びできる「ポータブル電源」の登場、更には自分たちで発電できるソーラーパネルも出てきており、電気を持ち運べる時代になりつつあります。
そこで今回はポータブル電源とソーラーパネルの使用方法や、どんな電化製品に使えるのか?詳細をお伝えしたいと思います。
Jackery Inc.(ジャクリ株式会社)
Jackery Inc.は、2012年に米国シリコンバレーで設立されました。
創立メンバーにAppleの元バッテリーエンジニアが加わり、2015年に世界で初めてリチウムポータブル電源を開発しました。
2019年には戦略的パートナーとしてJVCケンウッド社と提携し、日本での展開を開始、アウトドアシーンを中心にポータブル電源、ソーラーパネルの生産・販売を手掛けています。
Jackeryポータブル電源1000
最近、よく目にするポータブル電源。
多くの会社から発売されていますが、ついに出力1000Wを越える超強力なポータブル電源が発売されました。
その名前は「Jackery ポータブル電源1000」。
1000Wを越える出力となると、従来のスマートフォンやタブレットなどのデバイスへの充電やゲーム、スピーカーなどのほか、幅広い電化製品に使用することができます。
特に出力電力の高い熱を発する電化製品(炊飯器、電気ストーブ、ドライヤー)などの使用については、従来のポータブル電源では使うことができませんでしたが「Jackery ポータブル電源1000」では対応可になりました。
また、大容量のポータブル電源でありながら、33.2×23.3×24.3cmとコンパクトなサイズなので、持ち運びにも便利。
あるゆるシチュエーションで使用することができます。
Jackeryのホームぺージによると、スマホ:約100回、車載冷蔵庫:約66時間、電気毛布:約13時間の使用が可能となっているので、キャンプでより快適に過ごすことができますね。
サイズ:332×233×243mm
重量:10.6kg
定格出力:1000W
瞬間最大出力:2000W
AC出力:100V/10A ,60Hz
シガーソケット:12V/10A
USB出力
・USB-A出力:5V/2.4A
・USB-C出力:5V/3A、9V/2A、12V/1.5A
・QC3.0出力:5~6V/3A、6.5~9V/2A、9~12V/1.5A
充電温度:0℃~40℃
動作温度:-10℃~40℃
製品ページ:https://www.jackery.jp/products/explorer-1000
Jackery SolarSaga 100(ソーラーパネル100W)
Jackery SolarSaga 100は、最大出力100Wの大出力の機能をもつ折りたたみ式ソーラーパネルです。
折りたたむと61.0×53.5×3.5cmとコンパクトになり、取っ手もついているので持ち運びに便利です。
太陽エネルギーを電気に換えることで、電源サイトのないキャンプなどでも活躍します。
ポータブル電源との接続により充電もできるので、セットで使えばより効果的に電力を使用することができます。
収納サイズ:610×535×35mm
展開サイズ:1220×535×5mm
充電時間
・Jackery ポータブル電源 1000:約)17時間
・Jackery ポータブル電源 700:約)14時間
・Jackery ポータブル電源 400:約)7.5時間
製品ページ:https://www.jackery.jp/products/jackery-solarsaga-100
実際に接続して発電してみました
実際にキャンプ場でポータブル電源1000とソーラーパネル100Wを使用してみました。
ポータブル電源への充電は、ポータブル電源1000とソーラーパネル100Wを付属のケーブルでつないで給電します。
私がキャンプで使用した時は、あまり天気がよくなく、曇りの状態でしたが29Wの発電がありました。
また、雨が降るような曇天でも10W程度の発電をしてくれました。
また、ソーラーパネル100Wには、DC出力ポート(18V/5.5A*8mm)とUSB出力ポートが装備しており、スマートフォンやタブレットなどに直接、電力供給することもできます。
後日、晴れた日に自宅で再度、発電を行ないましたが、その際は写真の通り、55Wの充電をすることができました。
3時間発電をした際は約2割(20%)充電することができました。
100Wのソーラーパネルだと、約17時間(天候次第)でポータブル電源1000をフルに充電することができるそうです。
補足:メーカーの情報によると、ソーラーパネルの公称電力は1000W/平方メートルの実験室で、「一定温度の太陽光をソーラーパネルに対して垂直90度で照射」の条件で測定した場合、最高100Wに達するそう。通常の使用だと最高70W前後まで発電するようです。
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