投稿日:2020年8月8日 | 最終更新日:2021年8月18日
使い方
本記事は一部にプロモーションを含みます
では実際にお湯を沸かして、調理もしながらその使い方を説明していきます。
まずはファイアーベースに燃料などを入れていきます。
今回新聞紙を使っていますが、枯れ葉や松ぼっくりなどがあればそちらでも構いません。
ケトルに水を入れます。
上記の写真のように水をギリギリまで入れてしまうと、沸騰したときに湯が突飛する危険があります。
容量に余裕を持たせた給水を心掛けましょう。
また空焼きも絶対にしてはいけません、本体が変形・破損する原因になります。
ファイアーベースにケトル本体をのせて、ファイアーベースの穴から着火します。
火がつきにくい場合は、ケトル本体を載せる前に着火し、後からケトル本体をのせても大丈夫です。
ケトルをのせると煙突効果によって、すぐに火がのぼってきますので気をつけてください。
特に気を付けてもらいたいのが、ファイヤベースにケトルをのせる時。
片手でハンドルを持ってファイヤーベースにのせようとすると、煙突からの火で火傷する恐れがあります。
両手でハンドルを持つようにし、角度をつけてファイアーベースにのせるようにしましょう。
ファイヤーベースにケトルをのせることが出来たら、あとは煙突部分から小枝などを入れて火の勢いを保つようにします。
入れすぎると空気の通り道がなくなるので、様子を見ながら適度に入れていきましょう。
これで沸騰するまで待つだけです。
お湯が沸いたら、注いでいきます。
ポイントとしては直接ケトル本体を触らず、ハンドルを持ちながらチェーンを傾けていき注いでいきます。
ポットサポートを使って調理するとこのような形です。
ポットサポートを取り外しするときは火傷に注意しましょう。
また、ケトルを外し、ホーボーストーブを使うとこんな感じです。
ポットサービスの調理時より火が近いので、火力も上がった印象でした。
重心が低くなっている分、安定感がありますね。
ちなみに…フルセットについてくる網をファイヤーベースの上に置いてみると、こんな感じです。
焼き肉なんかはこの網で焼いたほうが良さそうですね。
実際に使ってみて良かった点と気になる点
良かった点
長年ケリーケトルを使っていますが、やはりお湯の沸く早さには毎回驚かされます。
スカウト(1.2L)でいつも1L ほど水を入れていますが3分ぐらいで沸きますね、早いです。
そしてケトルでありながら、簡単な調理ができる点もかなり重宝しています。
お湯を沸かしながら卵やベーコンなんかもさっと焼けます。
そして、沸いたお湯でコーヒーを入れる…そんな時短朝食を何度も作りましたが、非常に楽で便利でした。
ケリーケトルはフルセットを購入すると、結構パーツが多くなります。
がご安心ください!
それを上記の写真のように、とてもコンパクトにまとめることができます。
この中に、ケトル本体、ファイアーベース、クックセット(平皿2枚、深皿1枚)、ホーボーストーブ、網、クックサポート、全て入っています。
フルセットを購入すると、収納袋も付いてきます。(僕は無くしてしまいました…)
これだけキレイに収納できるのは嬉しいですね。
気になる点
気になる点としては、ポットサポートやホーボーストーブをつけて調理しているとき、木を足すのが「少し面倒だな」と思うことはあります。
燃料を追加する時は、一度スキレットなどを動かさないと上手く入らないため、少し手間かもしれません。
燃焼効率が良い分、油断すると燃料が燃え尽きてしまい、火が消えてしまうということもあります。
慣れれば、調理しながら燃料を追加して…というのも楽しいんですけどね。
あくまでもケリーケトルは本来お湯を沸かすものなので、がっつり調理するというよりは、ついでに簡単な調理をするという認識で使うのが丁度いいのかなとは思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ケリーケトルの特徴や使用法をご紹介しました。
「沸かしに。調理に。」万能なケリーケトル、その驚きの沸騰の速さをぜひ体感してみてください。
きっとケリーケトルの魔法にかかるはずです。
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