投稿日:2020年8月8日 | 最終更新日:2021年8月18日
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ケリーケトルは、自然の燃料だけでお湯を沸かせる、アウトドアや防災としても活躍するアイテムです。
今回、特徴や使い方を紹介します!
ちょっと変わった構造ですが、使い方次第で調理もできる万能アイテムです。
使い始めると、ケリーケトルの虜になってしまうこと間違いなしです。
基本情報
ケリーケトルは大きさが異なる3種類のタイプがあり、小さいほうからトレッカー(0.6L)、スカウト(1.2L)、ベースキャンプ(1.6L)が発売されています。
トレッカー
ベースキャンプ
素材に関しても、アルミで作られたものとステンレスで作られたものの2種類があり、使用用途やお好みに合わせて選ぶことができます。
私が持っているのはスカウトのステンレスタイプなので、今回はこちらをを紹介します。
ちなみに、2019年以降製造・販売されているものに関して、オレンジのキャップからグリーンのホイッスルキャップに仕様変更しています。
ケリーケトル スカウト(ステンレス)
素材:本体/ステンレススチール18-8(SUS304)、キャップ/シリコン
高さ:約)31cm(収納時の高さ:26cm)
最大部分の直径:18.5cm
水の容量:1.2L
ケリーケトルとは?
100年以上の歴史を持つアイルランド生まれのアウトドア用やかん「ケリーケトル」。
1890年代、「冬の漁でも手軽で簡単に温かいものが飲めるようにしたい」と、湖のほとりにある松ぼっくりや小枝などを、空っぽになった缶詰の缶に入れて燃やし、お湯を沸かせるように作ったのがケリーケトルの始まりだそうです。
今でも、ガスを使わず、松ぼっくりや小枝などの自然燃料でお湯を沸かすことができるエコなケトルとして知られています。
特徴
ケリーケトルの特徴としては主に3つあります。
それぞれ細かく見ていきましょう。
魔法瓶構造で沸くのが早い
ケリーケトル最大の特徴として、お湯の沸く速さです。
通常の鍋やケトルだと、底に火を当ててそこから熱するのでお湯が沸くまでに時間がかかりますが、ケリーケトルはちょっと特殊です。
上記の写真を見てもらうと分かる通り、ケトルの中央にぽっかりと穴が開いており、下部にあるファイアーベースで焚いた火がケトル上部まで登ってくようになっています。
外壁と内壁の間に水を入れられる二重構造によって、火のあたる面が大きくなり、煙突効果による上昇気流も相まって、より速くお湯を沸かすことができるわけです。
自然燃料で沸かすことができる
特にトレッキングなどでコンロが持っていけない時、ケリーケトルがあれば、松ぼっくりや落ち葉、小枝などがあればお湯を沸かすことが可能な道具となっています。
オプションパーツで調理も可能
オプションパーツを使用することで簡単な調理も可能となります。
ケリーケトル単体で購入すると、本体と下部のファイアベースのみですが、フルセットで購入すると調理に必要なクックセット、ポットサポート、ホーボーストーブがつくため、個人的にはフルセットがおススメです。
オプションパーツを詳しく紹介します。
ホーボーストーブ
こちらがホーボーストーブです。
ファイアーベースの上に載せスキレットやフライパンなどを置いて調理することができます。
またひっくり返すとファイアーベースにすっぽりハマる大きさになるので収納も問題なしです。
ポットサポート
こちらがポットサポートです。
使い方は2通りあり、一つはポットサポートの上にファイアベースを置くことで、地面へのダメージを防げること、もう一つはケトル本体の煙突部分に差し込むことで、煙突からの熱を利用した調理が可能です。
クックセット
最後にクックセットです。
ご飯を炊いたり、スープを沸かしたり、炒め物をしたりなど…幅広い調理法が可能です。
フルセットで平皿や深皿も揃えれば、食器類にも困らないでしょう。
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