投稿日:2018年12月16日 | 最終更新日:2021年8月17日
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こんにちは!今回は皆さんご存知のこの椅子・・・いやこの御イス様の詳細をさせてください。カーミットチェア様です。
1984年生まれのこの椅子はどうやら当時から形を変えることなく受け継がれているとのこと。このお方の人気の秘密を何も知らず買った素人目線で分析してみたいと思います。
今回買ったのはこちら、はいドン!
カーミットチェア(黒)
そう、最近ではインスタ界隈ではよく見るこいつ、、、いやこのお方です。
木のフレームがいい雰囲気ですね~。最近は似たようなチェアも発売されていますが、やはり一度は本物を味わいたいと思い、思い切って買い物カゴドーン!購入ボタンポチーン!
1クリックでは買わないのがこだわりなんです。
重さ
バイクに積む椅子だと聞いていたので軽いのかな?と想像していましたが、重くもなく軽くもない印象。ヘリノックスのようなコンパクトチェアと比べると、やはり木な分ズシリときます。ただこの重さが正解だと、この時の僕はわかっていませんでした。
袋はこれくらいの大きさ。ヘリノックスより大きく、ヘリノックスサンセットチェアと同じくらいの大きさです。
さて組み立てさせていただきましょうか。
構成部品はこの通り。バックと一体になった本体。金具付きの梁が2本。湾曲した梁が2本。これがバラバラになって入っています。キチキチに入っているので元に戻せる気がしない。
まずは金具付きの梁を本体の窪みに入れ、金具をこの白い突起部にひっかけます。ここは剛性を出す重要な箇所な為、結構な力が必要です。自信のない方は握力を強化して購入しましょう。
次に湾曲した梁を組んで・・・いや組ませていただきたい所存なんですが、これが結構な曲者で筆者はまだ慣れていません。いや、これ指がもげそうになりませんか?先輩にコツがあったら教えてほしい位です。
この金属の金具を上にあげて梁の先端からでている細い金棒を差し込み先ほどの金具を元に戻すというやり方なんですが、この金具を上にあげる時にコツが要ります。金具はちょこっとしか出ていないので指先でつまむのにパワーが必要です。自信のない方は指先のパワーを強化して購入しましょう。
この作業をそれぞれ2本づつして本体の完成です。コールマンの名作「レイチェア」と比べると設営には雲泥の差がありますが、バラバラにして入れるコンパクト系チェアの宿命なのであきらめましょう。ヘリノックスチェアと比べると1.2倍ほど時間がかかるイメージです。
この佇まいよ。
この苦労の先に待っているのはこの雰囲気、この佇まい。報われる訳ですわ。木のフレームはこれでもかと言わんばかりに塗装が施され、木目の質感などは皆無。トゥルットゥル!
クリア塗装が厚すぎて液だれをしている位ですよ。これがアメリカのプロダクトのイイ所で個人的には大好きです。かの有名なバッグメーカーのBRIEFINGも日本のメーカーながらアメリカのミルスペック取得と縫製時のあの独特のシワを再現する為にわざわざUSAで作っているそうです。
知らず知らずのうちにいつの間にかアメリカの製品に囲まれています。ラジオフライヤーやビーンブーツなど・・・話が脱線しましたね、ウッカリいし兵衛がでてしまいました。
印字されたHPアドレスと電話番号、「HANDMADE IN TENNESSEE」が憎い!字だけでこんな気持ちにさせるとは、恐ろしい御イス様よ。
その布の縫製もアメリカンスタイルな訳で、耐久性はなさそう。ただし張り替え用のサードパーティー品がたくさんありますので心配ご無用。