投稿日:2018年12月17日 | 最終更新日:2021年8月17日
「3つの機能をもつテーブル」を作製したキッカケ
本記事は一部にプロモーションを含みます
私はキャンプの経験を重ね、4年目くらいになって自分のスタイルが確立してきました。スタイルが確立してくるとさまざまな欲がわいてきましたが、このテーブルは、その欲の結集となりました。これからご紹介するテーブルは、3つの機能を同時に備えるのは不可能かと思ったテーブルですが、何とか実現することができました。その3つの機能についてご紹介したいと思います。
テーブルの特長1.高さが変更できる
グランドスタイル(26cm)
ロースタイル(37cm)
我が家の場合を例にとるとキャンプシーンでは、2つの高さのテーブルが必要でした。テント内でのグランドスタイルの際の高さ(26cm)とタープ下でのロースタイル(37cm)でした。この2つ高さを実現できる2段階調節のテーブルを作製することになりました。
焚き火テーブルと同じ高さ(37cm)
我が家のロースタイルのテーブルの高さは、すべて37cmとなっていますが、これはユニフレームの焚き火テーブルと高さを合わせるためです。高さを統一することで使いやすいテーブルとなります。
高さを変更できる構造
高さを変更するために脚を折りたためる構造となっています。脚を折りたたむ時は、一方の脚の金属製ダボが、もう一つの脚のミゾにはまり脚が固定される構造となっています。また、収納の際は折りたたむ構造となっています。
<脚を折りたたむ時>
<折りたたんだとき>
テーブルの特長2.棚のあるテーブル
限られたテーブルのスペースを有効活用するために考えたのが「棚」の設置です。棚があれば、普段は使わないけどテーブル周りに置いておきたいボックスティッシュなどのものが置けるようになります。
<ビルトインできる棚の構造>
棚には2か所に兆番を施し、半分に折りたためる構造となっています。この構造によりテーブルを収納する際は、テーブルと棚が一体となり半分に折りたためるようになっています。
テーブルの特長3.コンパクトになるテーブル
テーブルの使用時は、53×70cmのテーブルとして必要なサイズがありますが、車での持ち運びや収納時には写真のように半分(53×35cm)にコンパクトにしたいという思いから、コンパクトになるテーブル作成を考えました。
コンパクトになるテーブルの構造
<半分に折りたたむ時>
テーブルには、2か所に兆番を施し、半分のサイズ(53×35cm)となるようにしています。収納の際は、脚を折りたたむ前に棚を納め、脚をたたんだ後、半分にたためば棚をビルトインした状態でコンパクトになります。