子連れのキャンプで必要な持ち物は? おすすめのキャンプ場も紹介

投稿日:2020年8月1日 | 最終更新日:2021年8月18日

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※記事の内容を一部変更しました。(2021年1月27日)

近年のキャンプブームもあり、ファミリーキャンプに適した施設や便利グッズも増えており、以前よりキャンプが身近なものになってきています。
キャンプ初心者のご家庭でも子連れで簡単に楽しいキャンプ生活を過ごしやすくなりました。

今回は、子連れでキャンプに赴く上で欠かせない心がけや、キャンプ初心者が初めに用意しておきたい持ち物、子連れでも快適に過ごせるキャンプ場選びのポイントなどを詳しくご紹介していきます。

子連れキャンプのメリット

子連れキャンプの魅力は、何と言っても普段の生活では味わえない体験を子供にさせてあげられること。

場所を決めてテントを建てたり、小枝や松ぼっくりを火種にして焚き火をしたりと、キャンプの過程を一つひとつ経験していくうちに、不便な状況でも工夫して取り組もうとする意欲を育てることができます。
自然にあるものを利用して子供たちだけでオリジナルの遊びを考えたりすることもあり、この子供ならではの能力には大人も驚かされます。

また、都会では見られない景色や星空を一緒に眺めて感動を共有する体験は、家族の絆をグッと深めてくれますよ。

キャンプ初心者が安全に子連れキャンプを楽しむポイント

初めてファミリーキャンプを子連れで行う場合、以下のポイントに注意をして準備などをすると、楽しく安全な時間を過ごしやすくなりますので、参考にしてみてください。

キャンプグッズは安全なものを選ぶ

子連れのキャンプでは、初めての環境でお子さんが思わぬ行動をとってしまい、テーブルにぶつかる、テントに飛び乗ってしまうということも考えられます。
そのため、未然にトラブルを防ぐ意味でも、キャンプグッズを購入する際はすぐに倒れたり壊れたりしない、安定感のある丈夫なグッズを選ぶようにしてください。

また、背丈の低いお子さんが食事をすることを考えると、椅子やテーブルはロースタイルのものがおすすめです。
軽くてコンパクトなローテーブルがあると、テント内で調乳をするときにも大活躍することでしょう。

KingCamp(キングキャンプ) ミニテーブルKC3892

材質:アルミ製
組立時のサイズ:44cm×29cm×15cm
重量:0.85kg
耐荷重:30kg

テーブル部分と脚が一体になっているので、組み立ても簡単な仕組みになっています。
また、アルミ製なので錆に強く長く使い続けられる点も魅力です。
天板部分はアルマイト加工が施されているので耐食・耐摩耗性にも強く、汚れが付着してもサッと拭くだけOKです。

キャンプ向きの服装をする

キャンプ場は、想像以上に朝晩の寒暖差が厳しい環境です。
小さなお子さんの場合、気温によって体調が悪くなってしまう可能性もありますので、暑さと寒さの両方に対応できるように衣類は余分に持っていき、こまめに着替えをさせてあげるようにしましょう。

親は危険物の取扱に注意する

子供は普段目にする機会の少ない焚き火や、変わった見た目の調理器具に関心を示します。
怪我をしてしまう可能性もあるので、バーナーや炭火などでバーベキューをするときには子供から目を離さないだけでなく、包丁や危ない道具には触れさせない配慮も必要です。

ランタンはLEDタイプにする

好奇心からお子さんが触れてしまう可能性の高いランタンは、安全性の高いLEDタイプで倒れにくいものがおすすめです。
夜間におむつ交換や調乳をする場合には、頭部に装着できるタイプのヘッドライトも購入しておくと、両手が空き作業がしやすくなるので便利です。

ルールやマナーを子供に伝える

キャンプ場では普段の暮らしでは経験できない体験をすることになるので、お子さんの感受性が高まります。
教育という観点から考えると、ルールやマナーをお子さんに教えるうえでキャンプは適した環境といえるでしょう。
ルールやマナーを教えるときには、「なぜ遠くに行っちゃいけないか?」や「なぜ火に触れちゃいけないか?」などの理由も教えてあげると、経験と知識が紐づき理解もしやすいでしょう。

子連れのキャンプに必要な持ち物リスト

バタバタしがちな子連れキャンプには、しっかりとした事前準備が大切です。以下の持ち物リストを参考に、万全な状態で出かけられるようにしましょう!

子連れキャンプに必要な持ち物リスト
【子連れキャンプの必須グッズ】
・テント ・タープ ・寝袋 ・マット ・ランタン ・テーブル
・チェア ・クーラーボックス ・調理器具 ・食器類 ・ビニール袋
・救急セット ・虫除けグッズ ・着替え ・洗面用具 ・タオル
・ティッシュペーパー ・ウェットティッシュ ・日焼け止め
・防寒対策グッズ ・保険証

【あるとうれしいおすすめグッズ】
・遊び道具 ・ヘッドライト ・テント周りの飾り

キャンプ初心者の子連れキャンプに必要な持ち物について解説

子連れキャンプに向けてこれからグッズを買い揃える方は、以下のおすすめ商品と選ぶ際のポイントをぜひ参考にしてみてください。

子連れキャンプに必須の持ち物

まずは、子連れキャンプに行くうえで最初に揃えておきたい必需品から見ていきましょう。

CAPTAIN STAG (キャプテンスタッグ) ドームテント CS 270UV M-3132

素材:フライ=ポリエステル70D(PU1,000mm)、インナーウォール=ポリエステル70D(通気性撥水・防水)、グランドシート=ポリエステル150D(PU1,000mm)、メッシュ=ポリエステルノーシームメッシュ、ポール=Φ11.2mmグラスファイバー
サイズ:430×270×184cm
重量:6.8 kg
定員:5~6人

何かと忙しい子連れキャンプには、簡単に設営できる仕様のテントがぴったり。
テント内に置いておく荷物も多くなりがちなので、定員が家族の人数+1人くらいのサイズを選ぶのがおすすめです。

Coleman(コールマン)タープ スクエアタープDX

素材:150Dポリエステルオックスフォード(UVPRO、PU防水、シームシール)
サイズ:約550×400×250cm 
本体の重量:約15.5kg
耐水圧:約1,500mm
付属品:ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ

夏場のキャンプは非常に強い日差しが降り注ぎます。
日よけ効果の高いタープを準備しておくと、皮膚などがデリケートなお子さんとのキャンプも安心して過ごせるので、持っておくと良いでしょう。
大きめのタープを買っておくと、テントの上に張ることで雨よけにもなります。

CANWAY(キャンウェイ) 寝袋 防水シュラフ スリーピングバッグ 2人用

素材:撥水性210Tポリエステル
サイズ:145cm×215cm
快適温度:0~8度
最低使用温度:-3度

1人で眠れないお子さんがいるときには、親御さんと2人で入れる大きなシュラフがおすすめです。
ロングサイズの設計となっているため、背の高いパパでもストレスなく眠れます。
分解すれば、掛敷布団としての利用も可能です。

ALOCS(アロクス) コッへル・クッカーセット

こちらは、クッカーと呼ばれるキャンプ用の鍋やフライパン、小鍋などのセットです。3~4人用の商品となります。
ファミリーキャンプの場合、調理器具だけでも荷物になってしまうので、このようにコンパクトに収納できるアイテムを選んでみてください。

材質:硬質酸化アルミ、食品級シリコーン
重量:1.2kg
セット内容:0.8リットルサイズのケトル、1.2リットル鍋、2.2リットル鍋、7.5インチフライパン、クリーニングクロス、カバー

フマキラー 天使のスキンベープ

成分:お肌にやさしいに虫よけ成分イカリジン配合
蚊取り効果:8時間持続

赤ちゃんのデリケートな肌でも安心して使用できる虫よけです。
ミストタイプになっているので、使いたいときにサッとスプレーすれば8時間虫から大事な赤ちゃんを守ります。
ヒアルロン酸成分も配合しているので、お肌の乾燥も防ぎます。

子連れキャンプにおすすめの持ち物

次は、子連れキャンプにぜひ持っていきたいおすすめグッズの紹介です。

MegaHouse(メガハウス)レインボーアンバランス

対象年齢:6歳以上
重さ:約900g

トランプやジェンガなどのゲームは、子連れキャンプの必需品です。
こうした遊び道具を持っていくと、雨天時やテントの中で眠るまでの時間も退屈せずに過ごせます。
お子さんの好奇心を刺激するためにも、なるべく視覚的にもカラフルなアイテムを選んでみると良いでしょう。

LOGOS(ロゴス)ROSY LEDヘッドライト

重量:50g
モード:強/弱/赤点灯/赤点滅
明るさ:52ルーメン
セット内容:本体、ヘッドバンド、単4電池、収納袋
防水性能:IPX4

キャンプで外が暗くなり、足元がよく見えず転んでしまうことも考えられるため、お子さん用のヘッドランプを着けてあげると安全です。
懐中電灯と違って手が自由に動かせる点も魅力です。
また、子供向けの可愛らしいデザインもお子さんが喜んでくれるポイントです。

YUANSHOP1 フラッグガーランド 2本セット

サイズ:4m(1本あたり)
素材:ポリエステル

キャンプシーンをかわいらしく彩ってくれるガーランドは、ぜひお子さんに飾り付けをおまかせしてみましょう。テントに飾ることで、目印の役割も果たしてくれますよ。

アウトドア用に防水加工されているものや、汚れても洗えるものを選ぶのがおすすめです。

子連れで行くキャンプ場選びのポイント

キャンプ初心者の方が子連れでキャンプに出掛けるときには、以下のようなポイントからキャンプ場を選ぶと快適に過ごすことができるので、キャンプ場選びの際は参考にしてみてください。

水回り(トイレやお風呂など)が整っているか

子連れでキャンプする場合は、トイレやお風呂などの水まわりが整っているキャンプ場がおすすめです。また、設備が充実しているキャンプ場は「高規格キャンプ場」と呼ばれ、施設がきれいに保たれていることも魅力です。子連れでキャンプをする場合には、高規格キャンプ場の中から行先を決めて良いでしょう。

アクティビティを楽しむことができるか

子連れのファミリーキャンプでは、お子さんを退屈させないアクティビティも必要になります。
キャンプ場の中にアスレチックや、釣り堀などがあるキャンプ場もあるので、1日の計画が立てやすくなります。

移動時間が短いキャンプ場か

お子さんと一緒のキャンプでは、大人だけのキャンプに比べて荷物や注意する点も多くあります。
また、自宅から遠いキャンプ場の場合、お子さんが移動だけで疲れてしまいます。
こうしたことを考えると、キャンプ場は遠くても自宅から2時間ほどで行ける場所が理想的です。

キャンプ場の近くに病院や救急室などがあるか

キャンプ中にお子さんの具合が悪くなった場合に備え、施設内に救護室や保健室、近隣に病院があるかどうかもチェックする必要があります。
施設内に救護室がないキャンプ場も多くあるので、キャンプ場周辺のクリニックや病院の開院時間や定休日を出発前に確認するようにしましょう。

子連れキャンプにおすすめのキャンプ場を紹介

初めてのファミリーキャンプに出掛けるときには、先述の条件を満たす以下のようなキャンプ場を利用するのがおすすめです。今回は関東周辺でおすすめのキャンプ場をご紹介します。都内からのアクセスもしやすいので、小さいお子さんがいるご家庭でも快適に過ごすことができるでしょう。

マザー牧場 オートキャンプ場

アクアラインを利用することで、首都圏からもアクセスしやすいマザー牧場内のオートキャンプ場です。
授乳室や給湯器の備わったベビールームや救護室などもあって、キャンプ初心者でも安心できる環境が整っています。

また、味覚狩りや動物とのふれあい、遊園地なども併設されていますので、数泊する場合でも十分に楽しめます。
ただし、オートキャンプ場の営業期間は夏場だけになります。

区画:フリーサイト(車横付け可)
炊事棟2
設備:トイレあり、簡易シャワーは無料
TEL:0439-37-3211
住所:千葉県富津市田倉940-3

お子さんが動物好きでしたら、アニマルシップのできる以下のようなキャンプ場を利用してみても良いでしょう。

動物とふれあうことのできるキャンプ場(関東近郊編)

埼玉県立 名栗げんきプラザ

施設内に図書ルームやプラネタリウムのある、少し変わったキャンプ場です。
近隣には釣りスポットや温泉もありますので、天候によって過ごし方を変えられるところがおすすめポイントとなります。

また、初めてのキャンプで調理道具などが揃っていないときには、施設内の食堂を利用してみても良いでしょう。

炊事場:屋内外にかまどが20基ずつ
水まわり:トイレ、大浴場あり
TEL:042-979-1011
住所:埼玉県飯能市上名栗1289-2

キャンプで思いっきり遊びたいご家族は、アクティビティ施設が充実したキャンプ場をまとめた以下の記事もチェックしてみてください。

関東地方にある子供が楽しめるおすすめのキャンプ場

関西地方にある子供が楽しめるおすすめのキャンプ場

PICAさがみ湖

相模湖リゾートプレジャーフォレストという遊園地の園内にあるキャンプ場です。
この施設はオートキャンプサイトの他に、設置済みの常設テントやトレーラーハウスもあるのでテントがなくても宿泊ができるようになっています。

子連れでもテント宿泊できるのか?と不安に感じている方は、お試しで常設テントに泊まってみることでキャンプのイメージを掴むことができます。
さらに手ぶらでバーベキューができる施設もあるので、まだキャンプグッズが揃っていないご家族でも十分に楽しめることでしょう。

炊事場:あり
レンタル:焚き火台や鉄板、毛布など
水まわり:敷地内に天然温泉あり
住所:神奈川県相模原市緑区若柳1634 さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト内

自然の中で元気に遊びたいファミリーには、下記の記事内にあるキャンプ場もおすすめです。

関東地方にある子連れキャンパーにおすすめの「子供と遊べるキャンプ場」特集

まとめ

何かと心配事の多い初めての子連れキャンプですが、以下のようなポイントを心がけることで、楽しいキャンプになります。

・キャンプに適した服装を用意する
・危険物の扱いに注意する
・キャンプのルールやマナーを子供に伝える

初めてのキャンプに向けてアイテムを揃える際には、お子さんにも安全な商品や、丈夫な商品を選ぶと万が一のことが起きても安心です。

キャンプブームの影響で、キャンプ初心者でも快適に過ごせるキャンプ場が増えてきています。
その中には子連れでも存分に楽しめるキャンプ場もありますので、ご家庭に合ったキャンプスタイルを見つけてみてください。

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この記事を書いた人 TAKIBI編集部

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