投稿日:2020年3月19日 | 最終更新日:2021年8月18日
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今回私がご紹介したいギア「TRIPATH PRODUCTS」のグルグル・ファイヤー。
株式会社トリパスという金属加工会社が2019年4月20日に立ち上げた事業部門のが扱う焚火台です。
こちらの写真を見てください。
色んな焚火台はありますが、こんな独特な形の焚火台はあまり見たことが無いと思いませんか?
商品名が表している通り、フレームがリング状になっておりグルグルとしています。
そして鹿の角のように見える部分のハンガーがあることで、全体が野性味を感じるデザインとなっています。
私がもともと持っていた焚火台は軽くてコンパクトで、車の座席の背面にあるシートポケットに収納ができるスリムなもので便利だったのです。
しかし、市販されている大きいサイズの薪を乗せて燃やしているとフレームにゆがみが出てきてしまい、そのために新しい焚火台を探す必要が出てきました。
その時に見つけたのがこの焚火台でした。
何を基準に焚火台を選ぶ?
焚火台を選ぶのに、価格、サイズ、重さ、設営の素早さ、耐久性などいろいろあると思いますが、私の条件としては、
・収納時にコンパクトになるもの
・一般的に販売されている薪をそのまま扱う事が出来る
・焚火調理が出来るもの
以上の3点を考えていたのですが、この条件だと色んな焚火台が該当してしまい決め手に欠けていました。
そんな時、グルグル・ファイヤーを見つけて一目惚れしたのです。
当初の「コンパクト」「大きな薪も使える」「焚火調理が可能」が使用条件としては大事ですが、一度購入するとすぐに買い替えたりしない道具なので「デザイン」も重要だと思ったのです。
では、私が所有しているグルグル・ファイヤーMサイズを詳しく紹介していきたいと思います。
グルグル・ファイヤー
製品情報
商品は3サイズが展開されています。
XSサイズ:220×220×340mm ¥16,280(税込み) 重量1.2kg 耐荷重約2kg
Sサイズ:330×330×505mm ¥20,680(税込み) 重量3.4kg 耐荷重約5kg
Mサイズ:410×410×673mm ¥26,180(税込み) 重量7.2kg 耐荷重約10kg
収納時はコンパクトに!
展開時は立体的な美しいフォルムになりますが、収納時はこの写真のようにコンパクトに350×350×43mmでスッキリしています。
理由としては、展開した際の灰受部分が収納箱本体の底部分になり、グルグル・ファイヤーすべてのパーツを収納することができるためです。
また、蓋があることで収納した物が持ち運ぶ際にバラバラになって落ちるのを防ぐ事が出来て、焚火台を組み立てた後は薪置きとして使える仕様となっています。
組み立ての手順
出したらすぐに使える物ではなく組み立てて使用します。
簡単に使える物が欲しい方には手間に感じるでしょうが、私はこの作業もパズルを組み立てていくようで楽しみながら作業しています。
では、手順を写真で説明していきます。
・このように、リングにはめ込んでいきます。
4本の脚をつけた状態がこちら
ロストル部分を取り付ける
残りのリングを取り付ける
灰受皿を脚のフック状の所に取り付ける。
・受け皿のフック部分を脚に引っ掛ける
ハンガーの先端部分を十字に組み立てる
組んだ状態のハンガーを一番上のリングに取り付ける。
・このようにボルトを緩め、足のパーツを挟みこむように取り付けます。
しっかりと足を挟み込めたらボルトを締めて固定します。
これで本体の組み立てが完了です
残った蓋部分に取っ手を取り付ければ薪置きになります。
オプション
別売りで、ATSU ATSU IRON、FUBOU、GOTOKU、HOGOなど色々ありますが、私はFUBOU(M)とGOTOKUを持っていますので、こちらも紹介させていただきます。
なお、この2種類はグルグル・ファイヤーと一緒に収納することが出来ます。
FUBOU(M)
製品情報
組立サイズ:幅200mm×高さ220mm
重量:1.5kg
FUBOUを使う事で薪の消費を抑えることができ、小さい薪や炭を使用する事が出来るようになります。
取り付けるのはロストルに1枚ずつ差し込むだけで、取り外しも簡単にできます。
焚火をしている最中にすぐに取り外せるように火鋏が差し込める穴があるので、一枚ずつ抜き取るといった使い方ができます。
風向きに合わせて、「1枚だけ」とか「3枚つかう」などと自由に使えるのが便利です。
GOTOKU
製品情報
組立サイズ:高さ53mm、パーツ上部長さ(調理具接触部)260mm
収納サイズ:長さ345mm×厚さ3.2mm
重量:278g
ケトルや鍋など持ち手が吊り下げられる仕様の物だとハンガーから吊り下げて使えますが、そうでは無い場合にはこのGOTOKUがあると調理の幅も広がります。
実際に使っていて思ったこと
実際に使っているからこそ分かる不便な部分としては、重量がしっかりあるのでオートキャンプ場ではなければ荷物を運ぶのに大変です。
使用時は組み立てるのが楽しいです。
しかし、撤収の時は焚火台を使用した後なので煤汚れをおとす際に部品が多いため手間を感じてしまうことがあります。
ただ、私としてはそんな不便さも気にならないくらい「一目惚れするデザイン」「炎がきれいに見える」「収納もコンパクト」と所有欲を満たしてくれる素敵な焚火台だと思います。