投稿日:2020年3月7日 | 最終更新日:2021年8月18日
本記事は一部にプロモーションを含みます
簡単に焚き火をしたい!調理もしたい!
数ある焚き火グリルやスタンドがありますがソロストーブなんていかがでしょうか?
ソロストーブは組み立て式ではない、円筒状のストーブです。
アメリカのアウトドア愛好家が、軽量で、環境にやさしく、頑丈なストーブとして作り出したのが原型となっております。
キャンパー初心者からベテランキャンパーの方まで幅広い層に人気があり、高い燃焼効率を焚き火台なんです。
色々なサイズが揃ってます
シリーズは、小さいサイズから
■ソロストーブ ライト(本体:高さ10センチ×直径10.8センチ)
■ソロストーブ タイタン(本体:高さ14センチ×直径13センチ)
■ソロストーブ キャンプファイヤー(本体:高さ17センチ×直径17.8センチ)
■ソロストーブ ファイヤーピット レンジャーキット (本体:高さ31.75センチ×直径38.1センチ)
■ソロストーブ ファイヤーピット ボンファイヤーキット (本体:高さ35.6センチ×直径48.3センチ)
■ソロストーブ ファイヤーピット ユーコンキット (本体:高さ40.6センチ×直径76.2センチ)
※サイズにクッキングリングやスタンドは含みません。
ネイチャーストーブ派のソロキャンパーから、ガッツリ焚き火のグループキャンパーまで
いろんなサイズで、いろんなシーンに使えるシリーズとなっております。
筆者愛用中の、小さすぎず大きすぎない『キャンプファイヤー』
キャンプファイヤーの構成部品としては
・ソロストーブ本体
・クッキングリング(ゴトク)
・収納袋
となっております。
使う際は収納袋から取り出して、本体に収納しているクッキングリングを取り外し、燃料を入れて火を点けるだけ!!!
本体は非分解式なので、難しい組み立てなどもありません。
燃やしてみます
まずは焚き火から。
なんといっても、ソロストーブの魅力である燃焼効率の良さが焚き火の概念を変えるかもしれません。
簡単に言うと、『とても良く燃える!!!』
一度燃えだすと、燃焼室の熱せられた空気の上昇によって下部空気孔からどんどん空気が供給されて、燃焼室内の燃料をガンガン燃やします。
また2重構造内部の熱せられた空気が、上部の空気孔より燃焼室側に戻ることで本来燃えきれなかったガスを再燃焼させ、いわゆる『2次燃焼』が起こる仕組みとなっております。
出典:solo stove
2次燃焼中のソロストーブ
この時、空気孔から2次燃焼している炎を見るとソロストオーナーは、『グフフ、2次燃焼してやがる』とニンヤリしてしまいます。
この2次燃焼が始まると、あら不思議。ほとんど煙が出なくなります。
本来、焚き火からモクモク上がる煙は不完全燃焼のガスなのですが、2次燃焼でこのガスまで燃やすので目に見える煙が出にくいんですね。
また、ニクロムワイヤーの網がロストルとして機能するので灰が自動的に灰受けに落ち、いつまでも高い燃焼効率を持続する仕組みとなっております。
※ロストルとは、 グリルや焚き火台に敷く耐久性の高い網のこと。
調理の実力はいかに?
クッキングリング(ゴトク)を装着すると、うまく火を収束してくれるので、とても調理しやすくなります。
さらに燃焼効率が高いので比較的少ない燃料で調理が出来るんです。
そして、クッキングリングは風防の機能もあるので多少の風にもビクともしません。
キャンプファイヤーのサイズで、ちょっとしたポットの湯沸かしから中サイズのフライパン調理まで、オールマイティーにこなします。
もちろん、上に網を置くと、ちょっとした焼き物も可能です。
キャンプ場へ到着後、ソロストーブにすぐ着火して燃料の投入をしてください。
そうすると諸々準備している間に勝手に火が回ってくれるので、設営後はすぐに調理や焚き火が出来ます。
大きな焚き火台のように調理の火加減も、あまり気にせずに簡単に出来てしまうのはソロストーブの良いところですね。
小さめの薪をどんどん入れれば、かなり大きな火力を得ることも可能です。
後片付けがカンタン!!!
消火を確認したら逆さ向きにし、灰を取り出して収納するだけ。
ちなみに、1泊のキャンプで数時間続けて焚き火をすると、残る灰はほんの一握りのみ。
別の焚き火台の時は、燃え残りや炭の処理をどうしようかな~なんて困っておりました。
それに比べてソロストーブは燃え残りが少なくゴミの量も少ないので、後片付けが本当に楽チンです。
無料キャンプ場などのゴミ処理設備の無い場所では、火が消えて本体が冷めていることを確認し、
そのまま収納袋に灰の入ったまま持ち帰り、自宅で灰を処理することも可能です。
油などが飛び散る直火調理をしない場合、冷めたら灰を取り出して収納するだけ。
私は通常キャンプをする場合、すす汚れだけなので清掃すらしません。
設営・撤収に時間の余裕がないキャンプやデイキャンプなど、ちょっと気軽に焚き火をしたい時は本当に便利!
気になる点もあります
さて、ここまでソロストーブを褒めちぎって参りましたが気になる点もあります。
本体が分解式でないため、収納サイズが微妙。
本体の中に別のギアを収納するという猛者もいらっしゃいますが、灰だらけになってしまいます。
もちろん、分解式ではないので先述の組み立ては簡単なメリットはありますが…
掃除がしにくい
分解できない、ということは掃除がしにくい。
内部のニクロムワイヤーも非分解となってますので、水洗いの際はニクロムワイヤーの裏側や、灰受け、2重構造の内側は全く手が届きません…
暖をとるには不向きかも
また、冬キャンプ大好きな方には要注意ですが焚き火で暖を取ろう、というのにはやや不向きです。
本体燃焼室が2重構造のため横方向への放射熱、輻射熱はほとんどありません。
このサイズ(キャンプファイヤー)であれば足の間に置いて覗き込むようにして、なんとか上半身が暖かいという感じです。
焚き火を囲んでのんびり…は暖を取らなくても良い季節に行いましょう。
また、焚き火台なので仕方がないのですが外側も底面も表面温度はそれなりの高温となります。
写真でも燃焼時は台に載せておりますが、下が芝などの緑地の場合は地面へのインパクトを考え、カーボンフェルト等を敷くようにすると良いと思います。
まとめ
ソロキャンプや、少人数のキャンプでの調理や焚き火の実用使いとして。
デイキャンプで気軽に焚き火をしたい、とりあえず火が上がっていれば盛り上がる!というシーンに。
今回はキャンプファイヤーを取り上げましたが、シリーズでソロキャンパー御用達の「ソロストーブ ライト」「ソロストーブ タイタン」などもあるので用途に合わせて使いたいですね。
さらに大きいレンジャーキットでは、その豪快な炎の起こり具合にInstagramではソロストーブレンジャー会なるサークルも結成されているほど!!
皆さんも自身のスタイルに合ったソロストーブを選んでみてはいかがでしょうか?