投稿日:2020年3月14日 | 最終更新日:2021年12月3日
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キャンプ用品を購入しようとお店に行くと、必ず目に入るキャンプ用の椅子。
あると便利なアイテムですが、実は色々な種類があることをご存知でしょうか?
本記事ではキャンプ用の椅子について分かりやすく解説します。
さらにコスパと機能性に優れた、おすすめのキャンプ用の椅子をご紹介するので是非参考にしてみてください。
キャンプに持っていく椅子にはどんな種類がある?
自分にどんなキャンプ用の椅子が合っているかを考える前に、どんな種類・形状があるのかを把握しなくてはいけません。
そこでここでは、キャンプ用の椅子の種類をご紹介します。
キャンプ用の椅子の種類は主に以下の5種類になります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
ロースタイル
座面が低く、焚き火などの低い場所で作業をする際に最適で近年人気のスタイル。
地面が近いので、足を伸ばして座れるのがポイントです。
さらにテントやタープ内で使用すれば、天井との距離が確保できるので空間を広く感じられるのも特徴です。
ハイスタイル
一般的な椅子と同じ形状のスタイル。
ダイニングテーブルを使用している人にとっては、最も違和感なく使用できるスタイルでしょう。
立ち上がるのが楽なので、調理などの作業をする際にぴったりです。
ベンチタイプ
大人数でキャンプする際におすすめなのがベンチタイプ。
2人以上でも利用することができ、荷物置きとしても活躍します。
荷物が多くなりがちな子供連れのファミリーに人気です。
グランドチェア
座椅子のように座面と背面が繋がっている形状のグランドチェアは、安定感が得られるのが魅力。
身体をすっぽりと包み込んでくれるので、座り心地が良いです。
ハイバック
背もたれが高いタイプのキャンプ用の椅子。
ヘッドレストが付いている椅子や、リクライニング機能が付いている椅子など、身体全体を預けてリラックスできる椅子もあります。
背中をしっかりと支えて欲しい方におすすめ。
椅子を使わない座敷スタイル
あえて椅子を使わず、マットやラグなどを敷いてキャンプを楽しむ方法もあります。
椅子を置くだけのスペースがなかったり、大人数の場合は座敷スタイルで楽しんでも良いでしょう。
キャンプ初心者が失敗しがちな椅子選びとは?
キャンプ用の椅子の種類が分かったら、実際に店舗やネットで購入する椅子を選びましょう。
その際、キャンプ初心者が失敗しがちなポイントを5つご紹介します。
購入前にチェックして、是非参考にしてみてください。
用途に合った椅子を選べていない
最も失敗しがちなのは、用途に合った選び方ができていないという点です。
まずは、ゆったりとくつろぎたいのか立ちっぱなしが辛いからとりあえず座りたいのかなど、どのようなシーンで椅子を使用するかを考えましょう。
また、キャンプのスタイルによっては座面の高さが重要なポイントとなり、屋内か屋外かによっても求める安定性が異なります。
使用するシーンを具体的にイメージして、最適な椅子を選びましょう。
座り心地が良くない
デザインや口コミの評価だけで決めるのは厳禁です。
いくら口コミの評価が高かったとしても、人によって座り心地の好みは異なります。
硬め、柔らかめなどの感触は実際に座って確かめてみると良いでしょう。
見落としがちなのが、背もたれの高さや角度です。
座ってみる際には、座面の感触だけでなく背もたれや肘掛けにも注目してみましょう。
大きい・重いなどで持ち運びに不便
いくら座り心地が良かったとしても、収納効率が悪かったり持ち運びが不便だったりすると結局使わなくなってしまいます。
収納時のサイズと重量を確認し、車のトランクに入れて邪魔にならないか、持ち運びやすいかを考えましょう。
体重を支えられない
キャンプ用の椅子には、耐荷重が設定されています。
これは商品によって異なるので、必ず事前に確認しておきましょう。
約80kgの耐荷重がある椅子に80kgの人が座る場合、大丈夫だと思いますよね。
しかし、勢い良く座ると椅子には80kg以上の負荷がかかるため、耐荷重に余裕がある椅子を選ぶのがおすすめです。
耐久性が低い
安いキャンプ用の椅子でありがちなのが、耐久性の低さです。
何度か使用すると、すぐダメになってしまうケースが多々あります。
できるだけ長く使用したいと考えているなら、素材をチェックして耐久性の高いキャンプ用の椅子を選びましょう。
もちろん、お試しであえて安いキャンプ用の椅子を選ぶのも1つの方法です。
【1脚5,000円以下】コスパで選ぶ初心者におすすめなキャンプ用の椅子7選
キャンプ用の椅子についての知識を得たところで、実際にお店に行ってみると選択肢が多すぎてどれを選んだら良いのか迷ってしまう……という方も多いでしょう。
今回は、初心者におすすめなコスパの良いキャンプ用の椅子を7つご紹介します。
全て5,000円以下なので、どんな椅子が自分に合っているのか分からなくても、お試しも兼ねて気軽に購入できる手軽さが魅力です。
ベーシックなものから機能性、快適性にこだわっている椅子までご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
初心者にぴったりなキャンプ用の椅子
■CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) アウトドアチェア パレットラウンジチェア
まず最初におすすめするのが、キャプテンスタッグのキャンプ用の椅子です。
初心者がキャンプ用の椅子で手間取ってしまいがちな、組み立てと収納が簡単なキャンプ用の椅子になります。
肘掛け部分にはドリンクホルダーもあり、機能性はバッチリ。
収納時は84cmあるので少し大きいと感じる方もいるでしょうが、大きさの割に重量は軽めなので持ち運びは楽にできるでしょう。
サイズ:使用時/約82×51×80cm、収納時/約14×14×84cm
重量:約2.3kg
材質:張り材/ポリエステル、フレーム/鋼(エポキシ樹脂塗装)、クッション材/ウレタンフォーム
座面の高さ:約36cm
耐荷重:約80kg
付属品:収納ケース
コスパ良し!見た目良し!なキャンプ用の椅子
■Coleman(コールマン) チェア リゾートチェア
柄が可愛いキャンプ用の椅子は、見た目にもこだわりたい方におすすめ。
3色展開しているドット柄だけでなく、デニム柄や迷彩柄も選べるので、自分の趣味に合うキャンプ用の椅子が購入できます。
さらに収納ケースも同じ柄なので、持ち運んでいるときもおしゃれさを感じられます。
ただ可愛いだけでなく、ドリンクホルダーや背面の収納ポケットなど機能性にも優れているのも嬉しいポイントでしょう。
サイズ:使用時/約81×51×87cm、収納時/約14×14×87cm
重量:約3.1kg
材質:シート/ポリエステル、フレーム/スチール
座面の高さ:約43cm
耐荷重:約80kg
付属品:収納ケース
耐久性に優れているキャンプ用の椅子
■DesertFox(デザートフォックス)アウトドアチェア ハイバック
この椅子の最大の特徴は、耐荷重が150kgもある点です。
成人男性が勢い良く座ってもしっかりと支えてくれるので、安心感があります。
これだけの耐荷重がありながら本体重量は1kg以下と軽量。女性でも楽に持ち運びができます。
さらにシート部分は洗濯できるので、お手入れも楽々。
メッシュシートで通気性も良く、利便性の良さは抜群です。
サイズ:使用時/約55×90cm、収納時/約43×13cm
重量:約997g
材質:シート/800Dポリエステル、フレーム/A7075超々ジュラルミン
耐荷重:約150kg
付属品:専用収納袋
小さくても座り心地は抜群なキャンプ用の椅子
■Coleman(コールマン)コンパクトフォールディングチェア
スペースをとらないキャンプ用の椅子を探しているなら、こちらの椅子がおすすめです。
座面の高さが28cmとロータイプのキャンプ用の椅子になり、焚き火やバーベキューなど低いところの作業をする際にぴったりです。
収納ケースはありませんが、ハンドルが付いているので折りたたんだ際に持ち運ぶのも簡単。
太ももの裏が湾曲していて当たらないようになっているので、座り心地も良いと評判です。
サイズ:使用時/約54×55×61cm、収納時/約54×8.5×56.5cm
重量:約2.1kg
材質:シート/ポリエステル、フレーム/アルミニウム
座面幅:約47cm
座面の高さ:約28cm
耐荷重:約80kg
TAKIBI内の記事はこちら
コラボモデルの特別感!Coleman ILコンパクトフォールディングチェア
ベーシックなキャンプ用の椅子ならこれ!
■山善 キャンパーズコレクション アームアクションチェア
最もベーシックなキャンプ用の椅子を選ぶなら、こちらがおすすめです。
サイドカップホルダーとキャリーバッグが付いていて、キャンプ用の椅子として基本的な機能は全て備わっています。
組み立ても簡単なので、必要なときにすぐに組み立て・折りたたみができるのがポイントです。
耐荷重も100kgあり、作りがしっかりしているので9年間使っても壊れなかったとの口コミも。
本記事で紹介するなかで最安値ではありませんが、コスパ面では優れていると言って良いでしょう。
サイズ:使用時/約81×53×83cm、収納時/直径約20×83cm
重量:約3.06kg
材質:シート/ポリエステル100%、フレーム/スチール
座面の高さ:約40cm
耐荷重:約100kg
付属品:キャリーバッグ
ホールド感が心地よいキャンプ用の椅子
■VISIONPEAKS(ビジョンピークス)アウトドアチェア グラムチェア
次にご紹介するのは、座ったときのホールド感が特徴のキャンプ用の椅子です。
座面と背面、側面が1枚の布で繋がってできているので、座ったときに包み込まれるような感覚を味わうことができます。
軽量で扱いやすく、組み立て方も簡単。ポールに収納ケースを付ける場所があるので、組み立てた後に収納ケースの置き場に困ることもありません。
サイズ:使用時/約52×53×67cm、収納時/直径40×11.5×10cm
重量:約935g
材質:シート/ポリエステル、フレーム/アルミニウム
座面の高さ:約38cm(後方約28cm)
耐荷重:約80kg
足を伸ばして座れるキャンプ用の椅子
■CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) キャンプ用品 椅子 ラコンテ ロースタイル イージーチェアUC-1503
最後におすすめするのは、キャプテンスタッグのキャンプ用の椅子。
座面の高さが15cmしかないので、足を伸ばしてくつろぐことができます。
座面がゆったり作られているので、深く腰掛けるのにも最適です。
値段も手頃なので、ロースタイルのキャンプ用の椅子にトライしてみるきっかけにするのも良いでしょう。
サイズ:使用時/約57×72×61cm、収納時/直径78×15×14cm
重量:約2.3kg
材質:シート/ポリエステル、フレーム/鉄(エポキシ樹脂塗装)
座面の高さ:約15cm
耐荷重:約80kg
付属品:キャリーバッグ
【テンションアップ!】機能性で選ぶキャンプ用の椅子7選
コスパの良いキャンプ用の椅子を試して自分に合った椅子の形状が把握できたら、今度は機能にこだわって選んでみましょう。
ここでは機能性に優れたキャンプ用の椅子を7つご紹介します。
どんなキャンプをしたいか、どう楽しみたいかによって求める機能は異なります。
理想のキャンプを具体的にイメージしつつ、以下を参考にして選んでみてください。
安定したテーブル付きのキャンプ用の椅子
■Coleman(コールマン)チェア サイドテーブル付きデッキチェア
最初におすすめするのは、サイドテーブルが付いたキャンプ用の椅子です。
ドリンクホルダーが付いたタイプは多くありますが、ほとんどの場合ペットボトルや紙コップを置くことを想定したもので、マグカップなどは使用できません。
このキャンプ用の椅子は、サイドテーブルが付いているのでマグカップも使用できます。特に冬場のキャンプで重宝するでしょう。
折りたたんだ際に持ち運べるようにハンドルが付いているので、収納ケースがなくても安心。
デザイン性に優れているのも嬉しいポイントです。
サイズ:使用時/約87×52×77cm、収納時/約16×52×77cm
重量:約5.5kg
材質:シート/ポリエステル、フレーム/スチール
座面の高さ:約44cm
耐荷重:チェア/約100kg、サイドテーブル/5kg
リクライニングできるキャンプ用の椅子
■Coleman(コールマン)チェア レイチェア
キャンプ先でも自宅の椅子のような座り心地が欲しい、という方にはこちらのキャンプ用の椅子がおすすめ。しっかりした作りなので安定性がありますし、ハイバッグで3段階のリクライニング機能が付いているので、座るだけでなく昼寝などに使用しても快適です。
収納方法も簡単で、収納時に自立するのも嬉しいポイント。木製の肘掛けで重厚感もあり、ワンランク上のキャンプを演出してくれることでしょう。
サイズ:使用時/約61×70×98cm、収納時/約25×15×89cm
重量:約3.7kg
材質:シート/ポリエステル、フレーム/スチール、アルミニウム、他
耐荷重:約80kg
付属品:収納ケース
TAKIBI内の記事はこちら
【Coleman】レイチェアを携えて快適キャンプ!信頼できるアウトドア用椅子
とにかくコンパクトなキャンプ用の椅子
■DOD(ディーオーディー) ウルトラライトマイクロチェア
出典:amazon
キャンプ用の椅子でありがちなのが、持ち運びに苦労するということです。使用する場所まで車で持っていける場合なら問題ないですが、歩いて持っていく場合には負担に感じてしまいます。
このキャンプ用の椅子は、なんと重量が199gしかありません。片手でも簡単に持ち運べますし、折りたためば片手に収まるコンパクトサイズなので、バッグの中にしまっておけるのが特徴です。
背もたれやドリンクホルダーなどの機能はないですが、耐荷重は150kgと安定性は抜群。
リラックス目的ではなく、ちょっとした椅子が必要な際に重宝するでしょう。
サイズ:使用時/約21.5×15×18cm、収納時/22×11.5×3cm
重量:約199g
材質:シート/オックスフォードポリエステル、フレーム/ジェラルミン
耐荷重:約150kg
付属品:キャリーバッグ
ハンモックのような心地よさのキャンプ用の椅子
■NEMO(ニーモ) スターゲイズリクライナーラグジュアリー
次にご紹介するのは、座り心地を追求したキャンプ用の椅子です。ヘッドレストが付いていたり、体重をかけると自動的にリクライニング・ロッキングしたりと、快適性は抜群です。
ドリンクホルダーや収納ポケットも付いているので実用性もあり、メッシュシートなので通気性も良好。身体の線に合わせた流線型で、まるでハンモックのような座り心地を体感できます。
サイズ:使用時/約92×68×112cm、収納時/60×17×17cm
重量:約3.3kg
材質:シート/ナイロンメッシュ
耐荷重:約136kg
付属品:キャリーバッグ
ロッキングチェアにもなるキャンプ用の椅子
■Helinox(ヘリノックス) アウトドア チェアツーカモ
このキャンプ用の椅子は、通常の椅子として使用できるのに加え、専用のオプションパーツを使用すればロッキングチェアにもなる点が特徴です。
ハイバッグタイプなので、深く腰掛けて全身を委ねてゆらゆらと揺れることができます。
ポールを持って揺らせば勝手にロックされるので、組み立ても簡単。
ポールを組み合わせて差し込んだりする必要はありません。
サイズ:使用時/約59×73×98cm、収納時/14×47×12cm
重量:約1.34kg
材質:シート/ポリエステル100%、フレーム/スチール
座面の高さ:約46cm
耐荷重:約145kg
付属品:キャリーバッグ
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ハイコストだけどハイスペック!ヘリノックスのチェアツーに一目惚れした理由と感想
立ち上がりが楽なキャンプ用の椅子
■LOGOS(ロゴス) LOGOS Life 回るんチェア
キャンプ用の椅子の難点として、安定性に欠けるため立ち上がるのが少し難しく感じる、というものがあります。
その難点を座面が回転することによって解消したのが、こちらのキャンプ用の椅子になります。
軸の回転する力を利用して、少ない力で立ち上がることができます。
さらに、座っているときにも揺れるのでハンモックのような感覚も楽しめ、リラックス効果は抜群です。
多少組み立てや収納にコツが必要ですが、慣れればスムーズに行えます。
サイズ:使用時/約56×52×85cm、収納時/37×10.5×15cm
重量:約2.6kg
材質:シート/ポリエステル(PVCコーティング)、フレーム/スチール
座面の高さ:約42cm
耐荷重:約80kg
2人で使用可能なキャンプ用の椅子
■DOD(ディーオーディー) グッドラックソファ
最後におすすめするのは、2人でも使用できるベンチのようなキャンプ用の椅子です。
ワンタッチで開閉でき、コンパクトに収納することも可能です。
安定性が高いのであえて車内に開いた状態で置いて、トランク内のラック収納として活用することもできます。
アームレストは木製で高級感がありながら、丸洗いできるクッションカバーで利便性を両立させています。
ポールには傷が目立ちにくくなる特殊塗装が施されているのもポイントです。
サイズ:使用時/約100×50×74cm、収納時/100×13×67cm
重量:約5.5kg
材質:アルミ合金、ポリエステル、木
耐荷重:約160kg
まとめ
楽しみたいキャンプのシーンによって、最適なキャンプ用の椅子は異なります。
人気の椅子であってもいざ使ってみたら自分のスタイルと合わなかった……なんて失敗も良くあるので、しっかりとキャンプをするときのイメージを持って選ぶのがおすすめです。
今回ご紹介した椅子はもちろん、選び方を参考にして自分に合ったキャンプ用の椅子を選んでください。
座り心地が良くキャンプのシーンにぴったりの椅子を選べば、よりキャンプを楽しめるでしょう。