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投稿日:2020年2月25日 | 最終更新日:2021年8月18日
お次はフェザースティック作りです。
さて、薪割りのあとはお待ちかねのフェザースティック製作に取り掛かりましょう。
もちろん使用するのはこちらの替刃式ブッシュクラフトナイフ BK1(以下ブッシュクラフトナイフ)です。
今まで僕もたこさんも他社のフルタングナイフをメインで使用してきましたが、フェザー作りにおいてこのナイフでイケるのか…?
まずはたこさん
「うーんちょっとやり辛いかなぁ」
通常のサバイバルナイフは先端が弧を描いているため、そもそも替刃の形が直線的なブッシュクラフトナイフでは力の掛け方が違うようです。
続いて僕が試してみます。
たこさんの感想とは裏腹に僕の場合は使いやすかったです。
本体が小さいため繊細な力加減が可能になり、自然にフェザーができて行きます。慣れていけばもっときれいなフェザーも作れそうです。
結果、個人差はあるものの実用的にも使えることがわかりました。
こればっかりは実際に手にしてみないとわかりませんね… 2人でさえ意見が割れたくらいですから…
バトニングはキツそう…
当然っちゃ当然かもしれませんが、刃渡りも短いブッシュクラフトナイフではバトニングまでは難しかったです。
やってみてできないことはありませんがご覧の通り叩ける幅もそんなにないため、薪割りは手斧や鉈で代用した方が良さそうですね。
お次は夕飯の支度です
昼間こそ暖かく過ごしやすい陽気でしたが、夜ばかりはどうしても極寒です…
ということで寒さ凌ぎのために今回の夕飯はスープパスタにしますね。
はい、刃渡りが小さなブッシュクラフトナイフで玉ねぎのヘタを切ってみました。
普通に切れ味がいいのでさくっと切れてしまいましたが、このレベルの大玉だとちょっと力加減が難しいです…
そもそもフェザー作りに使用したナイフなので衛生面を考えると別のナイフの方が理にかなっている気がします。
そこで登場したのがこの替刃式フィールドナイフ FK1(以下フィールドナイフ)です。
本来であれば刃が滑りやすく切りにくい物の切断に特化しているので、ナイロンのガイロープやペットボトルなどの切断に向いているのですが…
フィールドナイフは食材のカットに超便利
正直盲点でした。
刃渡りが長くてもっとグリップ感の強いものはもうフィールドナイフだけじゃないですか。ということで選手交代で玉ねぎの続きはフィールドナイフにお任せしましょう。
はい、想像しちゃいましたが、ツルツルと滑りやすい玉ねぎの表面でもしっかりと刃が食いこんでくれるので料理が下手くそな僕でもきれいにカットできました。
お次はベーコンです。
ちょっと危なっかしい使い方をしている気もしますが、ベーコンも問題なくカットできました。
(良い子は袋から取り出してまな板の上でカットしましょう。)
ということでカットした野菜たちを炒めてます。
めっちゃ途中段階の写真ですがこの後は美味しくスープパスタとしていただきました。
フィールドナイフで食品を扱うときの注意点
と言ったもののフィールドナイフは食品の加工に向いているナイフとして発売はしていないそうなので、食品に対して使う場合はいくつか注意点があります。
1. 使用前に防錆油を洗い流す
2.使用後は洗って、水分は残さないようにしっかり拭き取る
3.保管時は包丁用の防錆油などを塗布すると尚良い。
もともと錆防止用の油が塗布されているため、しっかりと洗い流してから使用した方が良さそうです。
しっかりメンテナンスをすれば、替刃の交換頻度も抑えてお財布にも優しいギアになりますね。
まとめ
結論から言うと、今回の検証の結果、OLFA WORKSの3つのナイフは充分メインとしてキャンプで使って行けるアイテムだと思います。
「替刃式ブッシュクラフトナイフ BK1 」はフェザースティックやブッシュクラフトなどの細かい作業に。
「替刃式フィールドナイフ FK1」は衛生面を考えると食材のカット専用。
「替刃式フィールドノコギリ FS1」はいうまでもなくノコギリとして超優秀。
もちろん、向き不向きや好みの問題はありますがナイフとしても比較的安価な部類に入りますので一度試してみるという気持ちでゲットしてみてもいいかもしれませんね。
少なくとも僕はこのサンプルをメーカーさんに返却した後は個人的に買って長期的なレビューもしてみたいと思います。替刃式がどのように影響してくるのかも気になりますしね。
発売日が待ち遠しいです…!
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