投稿日:2018年11月28日 | 最終更新日:2021年8月17日
ローチェア
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我が家のスタイルが確定して、最初の自作が、このローチェアでした。その理由は、ロースタイルへの移行とともに、作りやすいチェアであった点があげられます。作りやすいというのは、構造上作成しやすいチェアであること、そしてこのタイプのチェアは、多くの方がチャレンジしており、ブログ等で多くの情報が存在していることがありました。
イメージカラーに合わせた座面
我が家のイメージカラーは、赤色でワインレッドの座面のチェアが欲しいと考えていました。しかしながら当時は、市販品に自分好みの色のチェアがなく、欲しいものがないならば作っちゃえということで作成することにしました。
ローチェアの特長
特長1.構造がシンプルで丈夫なチェア
このチェアは、座面と背もたれの2つのパーツからなっており、構造は簡単で、しかも丈夫な造りとなっており、作成しやすいチェアでもあります。
特長2.コンパクトに収納できる
収納する際には、2つのパーツを重ね合わせることでコンパクトに収納することができます。キャンプ場までの持ち運び、収納に便利な構造となっています。
ローチェア作成の手順
ローチェアの仕様
使用時:41×61×55(h)cm
収納時:41×74×6(h)cm
作成手順1.木材のカット
座面:3.8×41cm 5本
座面骨:3.8×52.5cm 2本
座面固定:3.8×34.7cm 1本
背もたれ骨:3.8×74cm 2本
背もたれ骨固定:3.8×41cm 3本
手順2.木材の面取り
カットした木材は、面取りを行なうとキレイに仕上がります。私は、かんなを使用していますが、電動工具のトリマーを使用すると簡単に面取りができます。
手順3.木材の塗装
ちなみに私は、和信ペイントの油性ニス(透明クリアー)を使用しました。
このキッチンテーブルは、油性のニスを使用していますが、完全に乾燥するまで1日程度かかりますので、以前、ご紹介したようなBRIWAXなどでも結構です。
手順4.座面の作成(ドライバーでビス打ち)
座面骨に座面用の5本の木材をビスで打ち込みます。
注意点:ねじ釘の頭部分が出過ぎないように、ねじ釘の穴とは別に頭部分より少し大きめにドライバーで掘るときれいな仕上がりとなります。
手順5.座面骨を固定する(1か所)
2本の座面骨と同じ幅の木材をドライバーで固定します。
手順6.背もたれ骨の固定(3か所)
2本の背もたれ骨と同じ幅の木材(2本)を両側から固定します。
注意点:2本の木材の上下間隔は、座面骨の幅より3cm程度大きめの幅をとりましょう。
手順7.座面、背もたれの設置部分をカットする(4か所)
地面角度に合わせて設置部分をカットします。
手順8.背もたれとなる帆布(5~6号)を鋲で固定する(10か所)
市販の6号帆布を座面骨の側面から鋲(太鼓鋲)で固定します。固定する際は、金づちに布などを巻いて鋲が傷つかないように気をつけて打ち込むようにしましょう。
注意点:帆布は厚みのある5~6号帆布を使用しましょう。それ以上の帆布は、薄いので加工はしやすいですが、使用していくと背もたれが伸びてきますので注意しましょう。