投稿日:2020年2月21日 | 最終更新日:2021年8月18日
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今年の冬は暖冬と言われていますが、それでも寒い日が続きますね。寒いこの季節はキャンプをしないという方や、キャンプをする季節まで新製品情報を収集するなど充電期間となっている方もいるかもしれませんね。また、今年からキャンプを始めたいという方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、キャンプのトレンドを探る「2ルームテント」のタイトルで、長年キャンパーに愛用される2ルームテント、その動向についてお伝えしたいと思います。
2ルームテントってどんなテント?
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「2ルームテント」をご紹介する前に、どのようなテントであるかについて、まずご紹介したいと思います。2ルームテントは、言葉の通り部屋が2つあるテントです。
ひとつは寝室。もうひとつは、リビングルームとなります。
寝室はテント、リビングはタープなどの別スペースとなるのが一般的ですが、2つのスペースが一体となった便利なテントが、2ルームテントとなります。
2ルームテントを使うメリット
オールインワンの便利さ
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2ルームテントは寝室、リビングが一体となったテントなので、テントとタープの両方を設営する必要がありません。
また、リビングと寝室がつながっているので、往来がしやすく雨などが降っていても濡れずに移動ができるので便利です。
全天候に対応できる
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2ルームテントは、屋根と壁があるため、風雨があるような悪天候の環境でも過ごしやすいテントと言えます。
また、夏場は屋外では虫が気になるという方や、冬場の寒さを凌ぐのに便利なため、オールシーズン全天候に対応できるのが嬉しいですね。
プライベートな空間とセキュリティ
2ルームテントは、オールインワンテントであるため、プライベートな空間を確保できると共に、夜間などのセキュリティが確保しやすいのが特長です。
2ルームテントのデメリット
寝室とリビングの機能を兼ね備えた2ルームテントですが、その欲張りすぎる機能性ゆえに、デメリットの部分もあります。
解放感に欠ける
プライベート空間を確保できるメリットの裏返しとして、解放感に欠けます。リビング部分をすべて開けても、ポールと張り綱だけで固定しているタープに比べると、どうしても解放感に欠けてしまいます。
収納サイズが大きく重い
オールインワンでテントとタープがまとまっているようなものなので、収納サイズは大きくなります。そしてテントとタープという組み合わせに比べると生地が多くなるので、その分重くなります。おそらく女性が1人で持って移動するのは難しいのではないでしょうか。
各メーカーの具体的な商品サイズは最後にご紹介するオススメ商品を参考に見てみてください。
乾かすのが大変
インナーテントはそれほどの大きさ、重さではありませんが、リビング部分までつながっているアウター部分は大きく重いので、干すのも大変です。雨で濡れてしまった時には、物干し竿やベランダに掛けて何回もずらしながら乾かしていく作業が発生します。
何を基準に選べばいい? 2ルームテントの選び方
2ルームテントを選ぶときにチェックしたい3つのポイントをご紹介します。
サイズ
想定する人数でインナーテントは快適に寝られるサイズなのか、まずは使用人数から、サイズを考えましょう。小さいもので2人用のものから、大きいものは7人用くらいまであります。あまり大きいとキャンプ場の区画に収まりきらず、選べるキャンプ場が限定されてしまうこともあります。
合わせて高さも考慮しましょう。リビング部分で大人が立てる天井高があるのか、腰をかがめながら移動しないといけない高さなのかなど、快適性につながります。
材質
リビングとテントがつながっていて雨の時にはとっても便利な2ルームテント、材質は耐水性の高いものを選んでおけば安心ですが、耐水性が上がると通気性は悪くなるので、バランスを考えましょう。他にも夏の日差しから守ってくれる遮光性の高いもの、焚き火の火の粉に強い難燃素材のポリエステル素材もあります。
ご自身のキャンプスタイルで何を重視するのか、という点から優先順位をつけていきましょう。
設営・撤収のしやすさ
テントの設営・撤収はできるだけ簡単な方がいいですね。作りが単純だったり、パーツの数が少なければその分設営・撤収は簡単になります。
オススメ商品としてご紹介しますが、フレームを使わずに空気を注入して自立させるタイプのものもあります。実際に使う場面をイメージして、設営・撤収のしやすいものを選びましょう。
代表的な2ルームテントのご紹介
ロゴス グランベーシック エアマジック リビングハウス(5~6人用)
2ルームテントなどの大型テントは、重くて設営が大変だと思っている方がいると思いますが、その課題対策として生まれたのが空気を活用したエアマジックシリーズです。フレームの代わりに空気を入れて立ち上げるエアチューブ。約8分で設営できるという簡便さが嬉しいですね。グランベーシック エアマジック リビングハウスは、エアマジックシリーズで最大のスペースを誇り、着脱が簡単な吊り下げ式のインナーテントを設置するとリビングと寝室が出来上がります。また、インナーテントを取り外すと広いリビングスペースとして、グループのコミュニケーションの場としても活用できますね。
本体サイズ :(約)630×380×215cm
インナーサイズ:(約)320×210×195cm
収納サイズ :(約)85×40×40cm
重量 :(約)28.0kg
コールマン ウェザーマスター 4Sワイド2ルーム Cocoon Ⅲ(5~6人用)
コールマンテントの上級シリーズのウェザーマスターシリーズから最大級の広さを誇る4Sワイド2ルーム コクーンⅢが、今年になり発売されました。
最大の特長は、オールシーズンゆったりと過ごせる居住スペースと別売りインナーテントを追加することにより就寝人数が2倍になることです。サイドキャノピーが搭載されて、広大な居住スペースと日よけとしても効果的なのが嬉しいですね。
また、通常のインナーテントでは5~6人用となりますが、別売のインナーテントを追加すると大人数の12人で使用できるので、団体での使用にも適していますね。
本体サイズ:約670×400×220(h)cm
インナーサイズ:約360×240×195(h)cm
収納時サイズ:約ø40×85cm
重量:約34kg
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