投稿日:2019年8月31日 | 最終更新日:2021年8月17日
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キャンプをする際には、さまざまな場面で火をともします。寒い時期には体を温めるために、またお腹が減ったらご飯を食べるために火を熾すことが多いでしょう。
焚き火を囲んで仲間と語らい合うというのもいいですよね。ただ、火を熾すというのは意外に難しいです。時間がかかってしまうとせっかくのキャンプも台なしになってしまいますよね。ここでは、薪と炭の火熾しの方法とポイントをご紹介します。
火熾しはキャンプ初心者の一つの壁
火熾しというのは、意外に難しくて初心者が失敗してしまうことが多いようです。ただ、キャンプで欠かすことのできない火はどのような場合に必要となるのでしょうか。
料理で使う必要がある
キャンプをするにあたって、必ず火を使うというのは料理をするときです。もちろん、ガスバーナーやコンロを使うこともありますが、ダッチオーブンで料理をしたり、バーベキューをする際、ガスバーナーではなく焚き火や炭火を使ったりするケースが多いと思います。
料理をする際には、食事の時間というタイムリミットがあります。火熾しに時間をかけてしまうと、食事の時間がどんどん遅くなるので気をつけましょう。
寒さから身を守るために必要
春や秋といっても、キャンプ場は都心部と比べて寒く感じることが多いです。現地で快適に過ごすためには、適度に暖をとる必要があります。そんな時に役に立つのが焚き火です。サイトをじんわりと暖めてくれるので、直接焚き火に当っていなくても暖かさを感じられます。火を付けるのに手間取ってしまうと、体も冷えてしまい風邪をひく可能性もあるので、タイミングをみてうまく焚き火ができると周りからも一目を置かれますよ♪
焚き火があるだけで気分が盛り上がる
焚き火はなにも料理や暖をとるためだけに活用されるわけではありません。キャンプという非日常を楽しむために焚き火を楽しむという方も多いのです。焚き火の火とパチパチと薪が爆ぜる音というのは、何とも不思議で気分を落ち着かせてくれます。焚き火の炎のゆらめきには人間をリラックスさせる効果があります。仲間たちと焚き火を囲んでのんびりと話し込んだり、一人で焚き火を眺めながらお酒を飲んで楽しんだりしている方も多いようです。
キャンプの火熾し!「薪」と「炭」はどう使い分ける?
火を熾す際には、「薪を使って火を熾すか」「炭を使って火を熾すか」の2通りがあります。それぞれの使い分けをご紹介します。
火力を安定させたい場合は炭
安定した火力を得たい場合や強い火力が欲しい場合は、炭火がおすすめです。炭は、点火するのに時間がかかりますが、一度点火すると強い火力を長時間維持することができます。そのため、火力を要する調理が必要なときにとても重宝します。また、風が吹いてもすぐに火が消えてしまうことが少ないので、安心して調理することができます。
暖をとりたい場合は薪
冷えた体を温めたい場合は、薪を使った焚き火がおすすめです。もちろん、炭火で暖をとることもできますが、炭火よりも焚き火のほうが炎の範囲が広いので、より遠くに暖気を送ることができます。また、実際の暖かさも重要ですが、焚き火の炎を見ているだけでも、暖かな気分になることができるでしょう。視覚効果による意味合いも強くなるので、薪をつかった焚き火がおすすめです。