投稿日:2019年8月31日 | 最終更新日:2021年8月17日
薪の火熾しに必要なキャンプ道具
本記事は一部にプロモーションを含みます
薪の火熾しにどんなキャンプ道具を使うのか、ご紹介します。
焚き火台
たいていのキャンプ場は直火NGなので、焚き火台の上で火を熾します。
ロストルのある焚き火台や火床がメッシュ素材の焚き火台であれば、火の通りもよく、着火しやすいですよ。
柄の長いライター
チャッカマンが有名な商品ですね。
普通のライターだと火元に手が近くなりますが、柄の長いライターだと焚き付けの中心に先をすっと差し込んで簡単に着火できるので便利です。
ファイヤースターター
コツがあって少し難しいですが、火打ち石の現代版とでもいうものです。
ロッドといわれるマグネシウムの棒をストライカーという金属でこすって削り、マグネシウムの粉を落とします。
その後ロッドをストライカーで素早くこすり、火花を起こしてマグネシウムの粉に着火します。
初心者でも簡単! 薪の火熾しのコツ
薪で火を熾す際のポイントをご紹介します。
小さなものから燃やしていく
焚き火を使用する場合、いきなり大きな薪に火をつけるのはNGです。
というより多分つきません。大きな薪をしっかりと燃やすためには、強い炎の力が必要となります。
火がない状態だと、一瞬火が付いてもすぐに消えてしまうことがほとんどです。そのため、薪に火を付けるためには、まずは小さなものから燃やしていく必要があります。
ここで登場するのが焚き付けです。たとえば、小さな枝や松ぼっくりなどの燃えやすい素材を使ってみましょう。松ぼっくりは天然の焚き付けですよ。
空気を送って燃焼効率アップ
炎が燃え広がるためには、空気が必要です。
空気の中にある酸素を使って炎が燃えるため、酸欠状態になってしまうと、火が消えてしまう可能性があります。
火をしっかりと燃やすためには、薪を設置する際に空気が通りやすいように組んだり、ロストルなどを用いて空気が循環しやすい状態にしたりすることが必要です。
空気をしっかり送って燃えやすい環境を作りましょう。
ナイフで薪を削る方法も
小枝や松ぼっくりのような小さくて燃えやすいものから火を付けると紹介しましたが、場所によってはそのようなものが集められないこともあります。
そのような場合は、「薪を加工する」という方法もあります。
薪割りの要領で、薪を小さく割ってそれを燃やしていくことで、大きな薪に火を付けることが可能です。ナイフをうまく使いこなせるならフェザースティックを作ってみてもいいかもしれませんね。
火熾しに便利なおすすめナイフ3選
火熾しをする際にあると便利なナイフをご紹介します。
モーラナイフ(MORAKNIV) Companion Heavy Duty
やっぱりこれ!といってもいいくらい大人気のモーラナイフ。
その中でも刃厚約3.2mmもあり、頑丈で薪をバトニングすることも可能なコンパニオン・ヘビーデューティーはおすすめの一本です。
値段もかなり安いのに使い勝手がよく、キャンパーの皆さんから愛されているナイフといってもいいです。迷ったらこれを買ったらいいよといわれた人も多いはず。
オピネル(OPINEL) ステンレススチール
「オピネル(OPINEL) ステンレススチール」は、錆びにくく使い勝手の良い小型ナイフです。
暖かみのある木製ハンドルが特徴で、シンプルながらも非常に持ちやすく手になじむでしょう。
ただ、どちらかというと細かい作業をする際のナイフだったり、料理用ナイフとして使われる方のほうが多いかも。
収納の際には、折りたたむことができるので、バッグの中で刃が出てしまう心配もありません。細い木ならフェザースティックなどを作ることは可能です。
ビクトリノックス(VICTORINOX) スーパーティンカー
「ビクトリノックス(VICTORINOX) スーパーティンカー」は、15種類の機能が1本に収まったマルチツールナイフです。
薪に火を付けるためのフェザースティックを作るだけではなく、キャンプ中さまざまな用途で活用することができるでしょう。
非常に多くの機能を有しているものの、収まりがよいので持ちやすく作業をしやすいです。1つ持っていると何かと安心できるツールです。
Hewflit ハンドアックス
ちょっとナイフのくくりからは外れますが、「Hewflit ハンドアックス」は、コンパクトで持ち運びのしやすい手斧です。
木製グリップなので非常につかみやすく、簡単に薪を細かく割ることができます。ハンドアックス(ハチェット)なので、細かなフェザースティックを作るなどは向いていませんが、大きな薪を割るにはとても使い勝手がよいでしょう。
薪を割る以外にも、キャンプ中さまざまな用途で使えるので、1本は持っておきたい斧です。