投稿日:2019年7月24日 | 最終更新日:2021年8月17日
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高規格キャンプ場で快適なキャンプをするのも人気ですが、最低限の装備でキャンプを行うサバイバルキャンプも注目されています。「サバイバルキャンプに興味があるけれど、一人でできるか心配。何かあったらどうしたらいいんだろう?みんなどの程度の装備で野営しているの?」という方が多いのではないでしょうか。ここでは、サバイバルキャンプの楽しみ方とおすすめのアイテムについてご紹介します。普通のキャンプやグランピングなどの飽きた方はサバイバルキャンプに挑戦してみてはいかがでしょうか。
サバイバルキャンプとは
よく混同されがちな言葉に、「サバイバル」と「ブッシュクラフト」があります。どちらも大自然の中で最低限の道具を使い生き抜くという点は同じです。
なにが違うの?というと、サバイバルは「状態」を表しておりブッシュクラフトは「手段」だということです。また目的もサバイバルの場合は「帰還」することが目的になっていることに対し、ブッシュクラフトは自然の中で「生活」をすることが目的になっております。
今回のサバイバルキャンプというのは、半自給自足生活を送ることを目的としたキャンプのことをいいます。一言でサバイバルキャンプといってもさまざまなものがありますが、極限までいくとテントも持っていかずに、「寝床や食料などをすべて現地調達してキャンプを楽しむ」という方もいるくらいです。ただ、いきなりそのレベルのサバイバルキャンプをやるのは難しいですし、さすがにちょっと危険です。自然を侮ってはいけません。最初は、必要最低限のテントや道具を持ってサバイバルキャンプをしてみてはいかがでしょうか。少し荷物が多くなっても構いません。はじめのうちはその方が安心ですし、現地で持ってきたギアをあえて使わず、現地調達したものを工夫して使ってみるなどしてみると良いと思います。
サバイバルキャンプはどこまで荷物を持っていってもいいの?
まずはじめに、サバイバルキャンプをするうえで、どれくらいの荷物を持っていくのかを決めましょう。
どこまでサバイバルするのかを決定する
先にご紹介したように、サバイバルキャンプをするのであれば、どこまでの荷物を持っていくのがいいのかを検討しなければなりません。極限まで荷物を削減して、ギリギリのサバイバルを行うのも慣れてくれば楽しいものです。
しかし、せっかく現地についても、知識や技術が足りなくキャンプ自体が続行不可能な状況に陥ることもあるでしょう。そのような事態に陥らないためにも、どの程度のサバイバルを行うのかを事前に決定しておきましょう。自分が持っていくギアの内容や泊数、そして場所はどこかなどは特に重要な決定事項ですのでしっかりとシミュレーションをして決めましょうね。
無理をしないのが成功の近道
サバイバルキャンプを楽しむための前提条件としては、「無理をしない」ということを最優先にする必要があります。そのため、サバイバルキャンプに慣れていないうちは、無理に「テントを持っていかない」「電子機器を持っていかない」などの本格的な目標を定めるのではなく、できるところから始めていきましょう。
最初は、ちょっとしたサバイバル気分を楽しめる程度で挑戦してみて、徐々に難易度をあげていくことで、レベルアップしながらサバイバルキャンプを楽しめるようになります。さすがにやらないとは思いますが、いきなりナイフ一つで山の中に入っていくのは絶対にやめましょうね!
サバイバルキャンプの場所選び
サバイバルキャンプを行う際には、場所選びも重要となります。
山の中
山の中でサバイバルキャンプを行う際には、「山の中に危険な場所がないか」を事前に確認しておくようにしましょう。また、地域によっては「危険な動物が生息しているのか」をチェックしておく必要があります。特にクマなどが生息している山は要注意!命に係わりますので出没情報が多い山については、慎重に行動する必要があります。雪解けなどの冬眠明けの季節などもしっかりとチェックしましょうね。また、山によっては入山届けが必要となるケースもあるので確認しておきましょう。
川の近く
川のせせらぎがここちよい川周辺のキャンプですが、川の近くでサバイバルキャンプを行う場合は、より天候に注意しておく必要があります。特に上流にダムがある場合は注意が必要です。集中豪雨によってダムの水が放水されると水量が一気に増加する恐れがあります。晴れているときは陸地があっても、水量増加によって陸地がなくなってしまう恐れがあるので気をつけるようにしましょう。気持ちがいいからと中洲にテントを構えてしまうと、豪雨の際に流される恐れがあり大変危険ですのでやめましょう。
海の近く
海の近くでサバイバルキャンプをする場合は、干満の差を確認しておくようにしましょう。海というのは、常に潮が満ちたり引いたりしています。干潮のときには道ができていたとしても、満潮になってしまうと海に沈んでしまって進むことができない場所もたくさんあります。海は天候も変わりやすいのでしっかりと事前に準備をして決して無理をせず、楽しくキャンプをすること一番に考えたほうが良いと思いますよ。また海に入ることがある場合は絶対にライフジャケットは着用するようにしましょう。