投稿日:2019年10月2日 | 最終更新日:2021年8月17日
焚き火を行う際の注意点
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出典:PIXTA
ここまで見てきて頂いたように、焚き火はさまざまな素晴らしい効果を持っています。しかし火を扱うため、安全に行うためには守るべき注意点がいくつかあります。せっかく素晴らしい効果があっても、事故や怪我をしてしまったら元も子もありません。そのような事態にならないために、ここからは焚き火を安全に楽しむための注意点について、詳しく見ていきましょう。周囲の人たちに迷惑をかけないためにも、ここで紹介する注意点は重要です。ここで紹介する注意点を守って、安全に焚き火を楽しんで下さい。
すぐ消火できるようにしておく
キャンプ場で行う焚き火は、基本的に薪が燃え尽きるまで行うのがマナーです。しかし、万が一、人や所持品に燃え移った時にすぐ消化できるように、水を入れたバケツや消化器を用意しておくのが望ましいです。焚き火を行うと、火の粉が飛んでいくことも十分に考えられます。そのため、周囲の人や物が燃えてしまう可能性はなかなかゼロにはできません。不慮の事故を防ぐ意味でも、消火できる準備はしっかりしておきましょう。備えあれば憂いなしという言葉もありますが、何かが起きてしまう前に万全の準備をしておくことが大切です。
ゆったりした服や燃えやすい服は避ける
ゆったりとした服は、思わぬタイミングで火が燃え移ってしまう可能性があり、焚き火の際にはおすすめできません。実際にそのような事故が発生した事例があるため大変危険です。また、火の粉が飛んで付着することは十分に考えられるため、燃えやすい服も避けるべきです。そのような服は、小さい火の粉でも簡単に焦げたり穴が開いたりしてしまいます。同じ理由で、お気に入りの服や高価な服も避けたほうが良いでしょう。もし用意できるのであれば、市販されている焚き火用の燃えにくい服を上から羽織ったり被ったりすると、安心して焚き火を楽しむことができます。
後片付けもしっかり行おう
焚き火は楽しんだら終わりではありません。後片付けもしっかり行いましょう。
焚き火は、燃え尽きるまで行うのが理想的ですが、燃えカスなどが残ってしまった場合は、そのまま放置せず、必ず片付けましょう。また、完全に消火させることも重要です。薪にちょっとでも赤い部分がある場合は、まだ火が燻っている可能性があります。
そのような薪はそのまま片付けてはいけません。何故なら、何かのきっかけでまた火が燃え始めてしまう可能性があるからです。そのため、必ず完全に消火させてから片付けましょう。
キャンプ場で行う焚き火の後片付けは、自分たちが使う前よりキレイになるくらい片付けるような気持ちで行いましょう。
まとめ
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焚き火には、さまざまな効果があります。精神的に疲れている時のヒーリング効果や、周囲の人と親交を深めたい時には、焚き火をしてみてはいかがでしょうか。
大変有意義な焚き火ですが、怪我や事故を起こさないように注意して行うことが大切です。火の扱いには十分気をつけることはもちろん、服に燃え移らないように注意もしましょう。また、万一に備えた消火の準備なども怠らないようにしておくことも重要です。正しい方法で安全に焚き火を行いましょう。