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投稿日:2019年6月27日 | 最終更新日:2021年8月17日
日本で人気のキャンプブランドといえば、「スノーピーク」ですよね。使いやすさにこだわっているだけではなく、シンプルでスタイリッシュなデザインが老若男女を問わず、多くの方に愛されています。ここでは、特にキャンプで使用する機会の多い「スノーピーク」のクッカーや、種類別のメリット・デメリットなどについて詳しく紹介します。
クッカーの選び方
Instagram:@jkaj_c
一言でクッカーといっても、さまざまな種類のものが展開されています。自分がどのような状況でどんなものを調理するのに使うかによって、適切なクッカーは異なってくるでしょう。もちろん、ある程度であれば流用することもできるのですが、状況や用途にあったものであれば、効率よく調理をすることができるでしょう。ここでは、自分にぴったりあうクッカーの作り方について、見ていきましょう。
底の深さで選ぶ
クッカーには、大きく深型のクッカーと浅型のクッカーの2種類に分けることができます。それぞれの主な特徴や、メリット・デメリットは次の通りです。
・深型クッカー
縦に高さのあるクッカーです。持ち運びする際には、中にOD缶などのガスカートリッジを収納したり、カップ麺を収納したりできるので、リュックに梱包する際に隙間を埋めることができるというメリットがあります。また、ちょっとした汁物やお湯などを作る際には高さがあるほうが作りやすいでしょう。ただし、深さがあるがゆえにクッカー全体の熱の周りにむらができやすくなります。食材をしっかり加熱するような炒め物、そして煮込み料理などはあまり得意ではありません。
・浅型クッカー
浅型クッカーは、横に広くバーナーを使って加熱した際に、効率よく炎を当てることができるので深型クッカーに比べて熱効率が良いというメリットがあります。そのため、しっかり熱を通したい煮込み料理や、高温で素早く加熱したい炒め物などをする際に役立ってくれるでしょう。ただし、大きいのでファミリーキャンプでは使いやすいですが、ソロキャンプでは使いにくいでしょう。
素材で選ぶ
一般的なクッカーの場合、アルミクッカーとステンレスクッカーの2種類の展開であることが多くなっています。「スノーピーク」では、さらにチタン製のクッカーも登場しており、それぞれに特徴があります。
・アルミ製クッカー
アルミ製クッカーの最大のメリットは、価格が安いということです。さらに、熱伝導性が高く焦げにくいので、加熱時間を短縮することができるでしょう。ただし、アルミですので強度が弱いというデメリットがあり、落としてしまうなど、ちょっとしたことでへこませてしまう恐れがあります。
・ステンレス製クッカー
ステンレス製クッカー最大のメリットは、強度が高いということです。価格は、アルミ製クッカーよりも若干高くなります。耐久性に優れているものの、熱伝導性が悪く、さらに焦げやすいというデメリットがあるので注意が必要です。
・チタン製クッカー
チタン製クッカー最大のメリットは、強度が強くて非常に軽いということです。できる限り軽いものを持ち運びたいという方におすすめ。ただし、ステンレス製クッカーと同様に、熱伝導性が悪く、焦げやすいので注意が必要です。価格は3種類の中で最も高額になります。
収納性で選ぶ
キャンプであれば、やはりある程度荷物をコンパクトにしたいものなので、収納性も意識しておきたいですね。一般的なクッカーの場合、ハンドル部分が折りたためるようになっているものが多いので、その部分についてはあまり気にしなくてもいいでしょう。どちらかというと、デッドスペースを有効活用したいです。
たとえば、単品のクッカーを購入するのであれば、OD缶などのガスボンベやカップ麺などが収納できるようなサイズのものを購入しておくと、クッカーのデッドスペースをうまく活用することができるでしょう。微妙に入らないサイズで当ったりすると、有効活用できないケースもあります。また、その他にもカトラリーなどを入れているという方も多いでしょう。
また、複数のクッカーを持っていきたい場合は、同一メーカーの同一シリーズでまとめたり、セット購入をしたりするのがおすすめです。多くの場合、大きいものから小さいものへと重ねて入れることができるので、かさばらないように設計されています。ばらばらのメーカーを購入してしまうと、重ねられない恐れがあるので気をつけましょう。
スノーピークの深型クッカーおすすめ3選
まずは、お湯やちょっとした汁物を作る際に便利な「スノーピーク」の深型クッカーのおすすめアイテムをご紹介します。
【アルミ】スノーピーク トレック900
出典:Amazon
「トレック900」は、ソロキャンプ用に優れている深型クッカーです。コスパの高いアルミに加えて、チタン、アルミアルマイト加工の3種類の素材から選ぶことができます。大きめのクッカーで縦に深いため、スタッキング性に優れているという特徴があります。スノーピークのギガパワーガスとギガパワーストーブなどを一緒に入れることができたり、他の種類の深型クッカーを収納したりすることも可能です。
900mlと大容量なので、お湯がたくさんほしいときにもおすすめです。そのため、パスタなどを安定してゆで上げることができます。さらに、ふたはフライパンとして兼用できるので、クッカーでお湯を作りながらちょっとした焼き物を作ることもできるでしょう。