投稿日:2023年11月30日 | 最終更新日:2024年1月30日
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キャンプの醍醐味であるキャンプ飯を作るには、加熱調理するためのガスバーナーが必要です。
キャンプ用のアウトドア製品ブランドであるSOTOには、ソロキャンプから家族連れまで使える多種多様なガスバーナー商品が揃っています。
そこで今回は、ガスバーナーの選び方やSOTOのおすすめアイテムをご紹介します。
ガスバーナーを選ぶ時のポイント
ガスバーナーといっても燃料や用途、火力などには商品ごとに様々な特徴があります。
まずは、どのような状況では何のガスバーナーを使えばよいか解説するので、商品を選ぶときの参考にしてください。
燃料は何か
ガスバーナーの燃料はカートリッジ式のガス缶と、液体燃料であるホワイトガソリンの2つに分かれます。
【ガス缶】
手入れがしやすく入手しやすいガス缶。
コンビニやスーパー、100均ショップなどで手軽に購入でき、初心者でも気軽に使えるのが特徴です。
ガス缶にはカセットコンロ用のCB缶と、アウトドア用のOD缶があります。
CB缶はカセットボンベのことを指し、カセットコンロやバーナーに使えます。
OD缶はランタンやシングルバーナーなどのアウトドア製品と一緒に使用可能です。火力がCB缶より強いため、屋外でも使用しやすいのがポイントです。
【ホワイトガソリン】
比較的安価に購入でき、一斗缶サイズの商品もあるホワイトガソリン。
冬のキャンプ場や雪山などの気温が低い場所でも火力が安定するのがポイントです。
なお、着火時に「ポンピング」という燃料タンクに空気を入れて加圧する作業が必要になります。また、バーナー部や鍋にすすがこびりつきやすく、使用後は手入れをする必要があります。
使用するのに慣れが必要なのに加えてメンテナンスも必要なため、燃料の使用頻度の高い方におすすめなタイプです。
どのようなスタイルで使うのか
キャンプ用のガスを使った加熱機器はカセットコンロ、シングルバーナー、ツーバーナーの3つに分かれます。
【カセットコンロ】
家庭用ガスコンロと同じように使えるカセットコンロ。安定性が高く、料理しやすいのも特徴の1つです。
キャンプ初心者でも使いやすいことから、ファミリーキャンプをしたい方におすすめ。スペースをとる商品が多いため、持ち運びしにくいデメリットもあります。
【シングルバーナー】
軽くコンパクトに収納可能なシングルバーナー。脚やゴトクが備わっているタイプと、専用のガス缶を使って設置するタイプがあります。
さらに、ガス缶と一緒にリュックに収納可能。ソロキャンプでも使いやすい仕様になっています。
なお、他のタイプに比べて安定性が劣るため、平らな場所で使うのがおすすめです。安定性を感じて、基本的には小型のクッカーと使うのが無難です。
【ツーバーナー】
おうちの二口ガスコンロと同じように使えるツーバーナー。2か所で加熱できるため、様々なキャンプ料理を楽しみたい方にぴったりです。
安定性があり、料理がしやすく使い勝手もよい仕様になっています。
広くスペースをとってしまうので、たたんで収納できる商品を選ぶと収納しやすくなります。
火力はどのくらい必要か
ガスバーナーの火力表記はkW(キロワット)かkcal/h(1時間の消費カロリー)で、高い数値であるほど高火力になります。
本格的な料理を楽しみたい方は、高火力なツーバーナーやカセットコンロを使うのがおすすめです。
小型のクッカーで調理したい方やお湯を沸かす用途のみで使いたい方は、シングルバーナーで十分です。
1kWは約860kcal/hであるため、kW表記とkcal/h表記を比較したい方は「kW×860=kcal/h」で計算しましょう。
キャンプにおすすめ!SOTOのガスバーナー5選
こちらでは、キャンプ用のアウトドア製品ブランドであるSOTOのおすすめガスバーナーをご紹介します。
それぞれ適した用途が異なるため、自分が使いたいシチュエーションに合った商品を選びましょう。
中型の調理器具と相性抜群!レギュレーターストーブ Range ST-340
中型のクッカーにも対応するレギュレーターストーブ Range ST-340。直径11cm~19cmの調理器具を使って加熱調理が可能です。
アシストレバーが備わっており、スムーズに点火できます。
5度~25度の低めな温度環境でも一定の火力をキープできるので、早朝や夜、春秋の低温時でも使用できる商品です。
本体は片手に収まるほどのコンパクトサイズに収納可能なため、リュックに入れて持ち歩き可能。1人でもキャンプ飯を楽しみたい方にぴったりな商品です。
詳細 | |
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重量 | 360g |
サイズ | 幅166×奥行142×高さ110mm |
材質 | ステンレス 樹脂 |
公式HP | レギュレーターストーブ Range ST-340 |
マイクロレギュレーターを搭載!レギュレーターストーブ FUSION ST-330
長時間使用でき、低温時でも使えるレギュレーターストーブ FUSION ST-330。
約300個の火口から短い炎が出るため耐風性が備わっており、風が吹く中でも使用可能です。スイッチを押すだけで点火でき、誰でも簡単に調理できます。
ゴトクを折りたためばコンパクトに収納可能で、リュックにも楽々入ります。
4本ゴトクによって小型のクッカーから複数人用の鍋にも対応するので、友人やパートナーと屋外で料理を楽しみたい方にぴったりです。
詳細 | |
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重量 | 250g |
サイズ | 幅350×奥行120×高さ90mm |
材質 | ステンレス |
公式HP | レギュレーターストーブ FUSION ST-330 |
寒い日でも使いやすい!レギュレーターストーブ ST-310
小中型の鍋に対応可能なレギュレーターストーブ ST-310。
ゴトクが13cmと大きめになっており、小型の鍋と中型の鍋で調理できます。1人や2人でのキャンプにぴったりな商品です。
ゴトクをたたんでコンパクトに収納できるため、スペースをとらず好きな場所に持っていけます。
早朝や夜、春秋の低温時でも使用でき、長時間の調理も可能。肌寒い日でもアウトドア料理を楽しみたい方や手の込んだ料理を楽しみたい方にもおすすめです。
詳細 | |
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重量 | 330g |
サイズ | 幅166×奥行142×高さ110mm |
材質 | ステンレス 樹脂 |
公式HP | レギュレーターストーブ ST-310 |
ファミリーでのキャンプにも最適!レギュレーター2バーナー GRID ST-526
おうちのガスコンロと同じように使えるレギュレーター2バーナー GRID ST-526。
スイッチを押すだけで簡単に点火でき、おうちで料理しているかのような楽しみ方ができます。
二口で調理できるため、2つ同時進行で料理を進めることができます。安定性が非常高く、家族連れの方や子連れの方にもおすすめな商品です。様々なタイプの鍋を使えるので、大人数グループでのキャンプにもぴったりです。
加えて、本体は折りたたんで専用ケースに収納可能。様々な場所に持参できます。
詳細 | |
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重量 | 2.25kg |
サイズ | 幅473×奥行252×高さ145mm |
材質 | ステンレス、鉄 アルミニウム、樹脂 |
公式HP | レギュレーター2バーナー GRID ST-526 |
世界最薄を実現!G-ストーブ ST-320
コンパクト収納ができ、機能性にも優れたG-ストーブ ST-320。
収納時は厚さが2.5cmと非常に薄い形状になります。ボディを開き、脚を広げてゴトクを乗せるだけで設営が完了するので簡単に使用できます。できるだけ荷物を減らしたいキャンパーの方におすすめです。
ケースがV字のガードの用途になり、風から炎を守ります。
小型のクッカーに対応するため、ソロキャンプをしたい方にぴったりな商品です。
詳細 | |
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重量 | 380g |
サイズ | 幅153×奥行195×高さ77mm |
材質 | ステンレス、ステンレス アルミダイカスト、真鍮 |
公式HP | G-ストーブ ST-320 |
ガス缶の安全な使い方も把握しておこう
ガスを安全に扱うために、正しい使い方を確認しておきましょう。
こちらでは危険な目に合わないようにするにはガスをどう扱えばよいか解説するので、キャンプをする前にぜひ1度ご覧ください。
シングルバーナーを2台並べて使わない
バーナーの炎から伝わった熱(輻射熱)がこもってガス缶に伝わり、劣化につながる危険性があります。最悪の場合、ガス缶の温度が上昇して爆発する危険があるため非常に危険です。
シングルバーナーを2台使うときは、ガス缶同士を1m以上離すようにしましょう。
バーナーのサイズに合う調理器具を使う
バーナーのゴトクの直径に比べて極端に大きい調理器具を使った調理は危険です。
ガス缶が倒れる危険がある上に、調理器具に熱が伝わるのに時間がかかってガス缶の温度も高くなるため、爆発のリスクが高まります。
安全確認をしっかりする
着火する前に、使用する道具に異常はないかしっかりと確認が必要です。
□ガス缶に腐食はないか
濡れたまま放置しておくと缶がサビてしまい、穴が開いてガス漏れを起こす危険があります。
□ガス缶のノズル部分に異常がないか
ノズル部分が曲がった状態でバーナーに接続すると、ガス漏れになる危険があります。
□バーナーのOリングが劣化していないか
Oリングが劣化しているとガス缶接続時にガス漏れを引き起こすことがあるため確認が必要です。なお、Oリングの交換は1年~2年が目安です。
ガス缶を覆わない
シングルバーナー利用時、風の影響を受けないように四方をウィンドシールドで覆うのは厳禁です。
バーナーの四方を囲むと、輻射熱が滞留してガス缶の温度が高くなってしまいます。
炭起こしには使わない
バーナーを使って炭起こしすると、炭の輻射熱によってガス缶の温度が高くなってしまいます。
トーチバーナーを使えば、ガス缶と炭の距離が近くならないのでおすすめです。
SOTOのバーナーを使ってアウトドアをより楽しもう!
この記事では、アウトドア製品ブランドであるSOTOのバーナー商品をピックアップしてご紹介しました。
SOTOのバーナーはソロキャンプから家族連れ、グループでの利用にぴったりな商品が揃っています。
SOTOのバーナーを正しく使い、安全に楽しくアウトドアグルメを堪能してみてはいかがでしょうか。
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