投稿日:2023年11月26日 | 最終更新日:2024年1月30日
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1901年にアメリカで創業したコールマン。
以来、自家製ランプの製造から始まり、屋外用全天候型ガソリンランタンやキャンプ用ストーブなど様々なアイテムを生み出してきました。
時代と共にガスや電池式、USB充電できるものなど、コールマンのランタンは進化しながらバリエーションが増えています。
今回はキャンプ歴10年目、当初からずっとコールマンのガソリンランタンを愛用している筆者が、ランタンの種類やコールマンのおすすめ商品を紹介します。
ランタンには種類がある!
ランタンは動力源によって色味や明るさに違いがあります。
大きく分けると「ガソリンランタン」「LEDランタン」「LPガスランタン」の3種類。
どのような違いがあるのか、それぞれ解説していきます。
ガソリンランタン
コールマン(coleman)の代名詞とも言えるガソリンランタンの歴史は古く、初めて発売されたのが1910年。
LEDやLPガスのランタンに比べて光量が多く、安定した明るさでサイト全体を照らせるのがメリットです。
デメリットは、点火までの工程やメンテナンスに手間がかかること。
そのデメリットもガソリンランタンの魅力として愛用する人も多い、キャンパー憧れのアイテムです。
LEDランタン
燃料を使わず、電池や充電で手軽に利用できるLEDランタン。
火を扱わないので、小さな子どもがいるファミリーのアウトドアでも安心して使えます。
テントの中でも使えるのは、火事や一酸化炭素中毒の心配がないLEDランタンならでは。
一方、サイト全体を照らすには光量が少し足りないのがデメリット。2つ以上のLEDランタンを使うか、メインをガソリンかLPガスランタンにして、手元をLEDランタンにすると良いでしょう。
LPガスランタン
LPガスランタンは、ガソリンランタンに比べて着火の手間が少ないため初心者でも扱いやすく、LEDランタンより明るいのが特徴です。
ガソリンランタン同様、マントルにより「火」特有の温かみのある暖色系の灯りを楽しめます。
デメリットは、ホワイトガソリンよりもガス缶の方が燃料費が割高なこと。
そして、低温でも安定した光量のガソリンランタンに比べて、低い気温だと炎が不安定になってしまうところです。
暖かい時期の使用なら問題ありません。
【ガソリンタイプ】コールマンのおすすめランタン
ガソリンランタンと言えばコールマン!
最近は冬キャンプを楽しむ人も増えていますが、低温でも安定した明るさを保ってくれる強い味方です。
今回ご紹介する3種類のうち2種類を筆者も愛用中なので、魅力満載でご紹介します。
ワンマントルランタン
マントルは電気照明で例えれば「電球」部分。マントルが燃焼して発光することで明るくなります。
ワンマントルランタンは、このマントルが「1つ」付いているもの。
最もポピュラーなタイプで扱いやすく光量も十分なので、筆者も2基所有しています。
数十年前のものも出回っているので、ビンテージを集めるのも楽しいですよ。
製品概要 | 詳細 |
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明るさ | 約130W相当 |
燃料タンク 容量 | 約590cc |
燃焼時間 | 約7.5~15時間 |
本体サイズ | 約Φ16×31(h)cm |
重量 | 約1.4kg |
公式HP | ワンマントルランタン(レッド) |
パワーハウス(R)ツーマントルランタン
マントルが2つ付いた「ツーマントル」ランタンは、ワンマントルランタンよりも1.5倍の光量がある大型ランタンです。
周りが暗い静かな環境でのキャンプでも、大光量でしっかりと明るくテントサイトを照らしてくれる安心感があります。
今回ご紹介する3種類のランタンの中で1番大きく重量もあるので、ファミリーやグループ向き。
製品概要 | 詳細 |
---|---|
明るさ | 約190W相当 |
燃料タンク 容量 | 約940cc |
燃焼時間 | 約7~14時間 |
本体サイズ | 約Φ18×35(h)cm |
重量 | 約1.8kg |
公式HP | パワーハウス(R) ツーマントルランタン |
ノーススター(R) チューブマントルランタン
大きなチューブ状のマントルで広いテントサイトも明るく照らせる、筆者も愛用する大光量のランタン。
ライターで着火する他の2種類と異なり自動着火装置が付いているので、ライター無しで着火可能。
タンク容量が大きいので、長時間の使用も心配ありません。
製品概要 | 詳細 |
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明るさ | 約360キャンドルパワー (白熱球約230W相当) |
燃料タンク 容量 | 約940cc |
燃焼時間 | 約7~14時間 |
本体サイズ | 約Φ17.3×34.3(h)cm |
重量 | 約1.8kg |
公式HP | ノーススター(R) チューブマントルランタン |
【LEDタイプ】コールマンのおすすめランタン
コールマンはLEDランタンの種類が豊富。乾電池式や充電式、USB充電ができるタイプもあります。
屋外から室内まで幅広く使えるので、アウトドアだけでなく災害時にもおすすめのLEDランタンを5つご紹介します。
メタリックランタン/600
コールマンとアウトドア用品店の「アルペン」が共同開発した、重厚感のある色調のLEDランタン。
明るさは3段階調節できるので、テント全室の照明から就寝時の常夜灯まで幅広く使えます。
製品概要 | 詳細 |
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使用サイズ | 約Φ16×27(h)cm |
重量 | 約1.2kg |
明るさ モード | High/Medium/Low/Flash |
明るさ (ルーメン) | High:600LM Medium:250LM Low:100LM |
連続 点灯時間 | High:約17時間 Medium:約50時間 Low:約100時間 Flash:約210時間 |
電源 | 単一乾電池4本(別売り) |
公式HP | メタリックランタン/600 |
リチャージャブルマルチランタン
LEDランタンの中では圧倒的な光量を誇る、ガソリンランタンのような見た目の充電式ランタン。
USBコードを繋げば、スマホの充電もできる優れものです。
製品概要 | 詳細 |
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使用サイズ | 約Φ14×28(h)cm |
重量 | 約830g |
明るさ モード | High/Medium/Low/Flash |
明るさ (ルーメン) | 最大約800LM/300LM/100LM |
連続 点灯時間 | High:約5時間 Medium:約15時間 Low:約45時間 Flash:約65時間 |
電源 | リチウムイオン電池 (内蔵、取り外し不可) |
公式HP | リチャージャブルマルチランタン |
バッテリーガードLED ランタン/200
今回ご紹介するLEDランタンの中で最軽量でコンパクトサイズが魅力。
明るさ調整はできませんが、「バッテリーガード」という名のとおり、消灯時の過放電を防ぐ仕様で電池を25%長持ちさせます。
ソロキャンプにおすすめ。
製品概要 | 詳細 |
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使用サイズ | 約Φ7.4×12.6(h)cm |
重量 | 約180g |
スイッチ モード | ON/OFF |
明るさ (ルーメン) | 200ルーメン |
連続 点灯時間 | 約15時間 |
電源 | アルカリ単3形乾電池×4本(別売り) |
公式HP | バッテリーガードLED ランタン/200 |
ラギッド パッカウェイ ランタン
アルカリ乾電池と充電ができるリチウムイオン電池の両方使えるハイブリッドLEDランタン。
LED色は白と暖色系を選んで点灯可能。スマホの充電もできるので、テントサイトでも停電時の非常灯としても活躍します。
製品概要 | 詳細 |
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使用サイズ | 約Φ10×24(h)cm |
重量 | 約390g |
明かりの タイプ | White:High/Low Warm:High/Low |
明るさ (ルーメン) | [アルカリ] White High:約350LM Low:約125LM Warm High:約190LM Low:約50LM [リチウムイオン電池] White High:約405LM Low:約115LM Warm High:約180LM Low:約45LM |
連続 点灯時間 | [アルカリ] White High:約4時間 Low:約12時間 Warm High:約7時間 Low:約23時間 [リチウムイオン電池] White High:約5.5時間 Low:約14.5時間 Warm High:約9時間 Low:約33時間 |
電源 | アルカリ単三3本(別売り) リチウムイオン電池2本 (内蔵・取り外し可) |
公式HP | ラギッド パッカウェイ ランタン |
クアッド(TM)マルチパネルランタン
コールマンのLEDランタンと言えばこれ!というくらい定番のアイテム。
本体に設置された発光パネルは1つずつ取り外すことができ、懐中電灯代わりやちょっとしたライトとして使うことも可能です。
製品概要 | 詳細 |
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使用サイズ | 約Φ14.5×23.5(h)cm |
重量 | 約1.2kg |
明かりの タイプ | High/Medium/Low/Spot |
明るさ (ルーメン) | [電池8本] High:約800LM Medium:約200LM Low:約100LM [電池4本] High:約500LM Medium:約140LM Low:約60LM [パネル] High:約100LM Low:約25LM Spot: 約100LM |
連続 点灯時間 | [電池8本] High:約20時間 Medium:約120時間 Low:約400時間 [電池4本] High:約13時間 Medium:約69時間 Low:約196時間 [パネル] High:約3時間 Low:約14時間 Spot:約3時間 |
電源 | アルカリ単一形乾電池×4本 または8本(別売) |
公式HP | クアッド(TM)マルチパネルランタン |
【LPガスタイプ】コールマンのおすすめランタン
ガソリンランタンよりも扱いが簡単で、キャンプのメインランタンからテーブルランタンまで様々な光量が選べるLPガスランタン。
豊富な種類を揃えるコールマンのLPガスランタンの中からおすすめを4つ紹介します。
2500ノーススターLPガスランタン
ガソリンランタンでもおすすめした「ノーススター」のLPガスタイプ。
明るさはガソリンタイプよりも少し劣りますが、キャンプサイトのメインランタンとして申し分ない大光量で人気のアイテムです。
ガス缶をコールマン純正のイソブタンガスに変えると、より光量が増しますよ。
製品概要 | 詳細 |
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明るさ | 約320CP/200W相当 (レギュラーガス使用時) 約1,543ルーメン |
燃焼時間 | 約4~8時間(470g缶使用時) |
本体サイズ | 約Φ14.5×26(h)cm |
重量 | 約1.3kg |
公式HP | 2500ノーススターLPガスランタン |
ルミエールランタン
明るく照らすというよりは、雰囲気を楽しむための「ルミエールランタン」。マントルの燃焼で明るくなるランタンとは違い、本物の炎が幻想的に揺らめきます。
メインランタンを消した後に、キャンドルのような炎を見ながら、静かでゆったりとした時間を過ごすのがおすすめです。
製品概要 | 詳細 |
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燃焼時間 | 約28~38時間(230g缶使用時) |
本体サイズ | 約Φ7.3×18.3(h)cm |
重量 | 約210g |
公式HP | ルミエールランタン |
ノーザンノバ(TM)
コールマン史上最大光量3,000ルーメンを誇る、少し変わった形のLPガスランタンです。
LPガスランタンの定番「2500ノーススターLPガスランタン」の2倍の明るさなので、周りへの配慮が必要になります。
グループキャンプで広い範囲を明るくしたい時に重宝するランタンです。
製品概要 | 詳細 |
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明るさ | 3,000ルーメン |
燃焼時間 | 約2~4時間(470g缶使用時) |
本体サイズ | 約38×33×45(h)cm |
重量 | 約1.9kg |
公式HP | ノーザンノバ(TM) |
フロンティアPZランタン
すりガラスのようなグローブ(ホヤ)から漏れる、暖色系の灯りが優しいテーブルランタンです。
コンパクトで持ち運びやすく、ソロやデュオキャンプにおすすめ。
同じワット数の他社製品よりも明るいという口コミもある実力派で、ソロキャンパーを中心に根強い人気があります。
製品概要 | 詳細 |
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明るさ | 約108CP/80W相当 (レギュラーガス使用時) 約273ルーメン |
燃焼時間 | 約6~12時間(230g缶使用時) |
本体サイズ | 約10×7.5×13(h)cm |
重量 | 約200g |
公式HP | フロンティアPZランタン |
コールマンのランタンでキャンプサイトを明るく照らそう
筆者の父が35年前にファミリーキャンプのために購入したワンマントルガソリンランタン「286A」はまだまだ現役。筆者のキャンプの相棒です。
良いものだからこそ長く使えて愛着が湧くコールマンのランタン。
メインランタンやテーブルランタンなど、お気に入りのランタンを見つけてキャンプの夜を楽しんでくださいね。
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