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投稿日:2019年6月13日 | 最終更新日:2021年8月17日
6月に入り各地梅雨入りをしていますが、梅雨が明けると夏本番。これからがキャンプシーズンということで、キャンプなどをアウトドアで楽しもうという方も多くいらっしゃると思います。まさにキャンプの最盛期を迎えますね。また、今年こそは、ファミリーキャンプを始めよう、始めたいという方の中には、キャンプを始めることに対する不安点もあるのではないでしょうか?
その不安の一つに「虫対策」があるのではないかと思います。キャンプを子供たちに体験させてあげたいと思いつつも害虫が心配という方もいらっしゃると思います。
そこで、今回は、「キャンプって虫が、、、キャンプを楽しむための万全な対策はこれだ!!」というタイトルで、夏の害虫と対策グッズなどをご紹介したいと思います。
今回、ご紹介するのは、キャンプ場で遭遇する可能性の高い害虫をご紹介します。
まず、最初にご紹介するのは、草むらや籔などに潜むマダニです。
1.害虫の種類と対策
マダニ
出典:Photo AC
マダニは、草むらや籔に生息しますが、活動が盛んな春から秋にかけて噛まれやすくなります。マダニに噛まれるとマダニを介してクリミア・コンゴ熱や日本紅斑熱のような感染症にかかりますので、マダニに噛まれないようにする必要があります。キャンプ場などには、草むらや籔も存在しますのでそのような場所を避けることが、一番の対策になりますが、それ以外の対策について触れさせていただきます。
対策1:肌の露出を少なくする
服装は、長袖、長ズボン、靴はサンダル等を避けて足を覆うようにしましょう。また、帽子を着用したり、首にはタオルを巻く等の対策をして肌の露出を少なくするようにしましょう。
対策2:マダニを見つけやすくする
服装は明るい色の服などを着用するとマダニを見つけやすくなりますので、ちょっとした工夫で見つけやすくなりますね。
蚊
出典:Photo AC
皆さんにとって、とても身近な「蚊」。蚊は水のある所に卵を産み付け、池や水田、種類によっては空き缶にたまった水など、場所はさまざまですが、水のある場所に生息しています。蚊に刺されるとかゆみを生じますが、蚊の被害で一番気をつけないと生きないのが感染症です。日本では日本脳炎、近年ではデング熱が知られています。
対策1:肌の露出を少なくする
外出時に蚊に刺されないようにするには単純ではありますが、長袖や長ズボンで肌の露出を少なくすることが挙げられます。
ブヨ(ブユ、ブト)
出典:Photo AC
ブヨは、人間などの肌を刺すのではなく、咬み切って出てきた血を餌として生きている虫です。ブヨに咬まれるとアレルギー性の症状をおこし、ひどい場合は、広範囲にかゆみや腫れを生じます。ブヨは、3月~10月に活動しますが、主に夏場の気温の低い朝夕に川や渓流などで活発に活動しますので、キャンプ場などでは、よく遭遇する虫ですので、川の近くなどで過ごす朝夕は注意するようにしましょう。
対策1:虫よけスプレーで予防
ブヨが体に近づかないようにするには虫よけスプレーなどが有効です。また、ブヨはハエの仲間でハッカ油の香りを嫌う傾向があるとも言われています。そのため、オリジナルでスプレーを作成したい場合は、ハッカ油で手作りの虫除けスプレーを作るという方法もあります。
ハッカ油
蜂(スズメバチ)
出典:Photo AC
スズメバチは、蜂の中でも攻撃性が強く、死亡例では熊や毒蛇を上回る危険度の高い虫です。
スズメバチは、土の中やと土木の根っこ付近に巣を作ります。活動時期は4月~11月頃で平地から低山地にかけて生息しています。
対策1:香水、化粧品、整髪料などをつけない
スズメバチには、敵の接近を伝えるための警報フェロモンがあり、香水、化粧品、整髪料には同じ物質が含まれているものがありますので、香水、化粧品、整髪料の使用を控えるようにすると刺されにくくなります。
対策2:黒色、暗色の服を避け、長袖・長ズボンを着用する
スズメバチは、黒色を攻撃する性質がありますので、黒色や暗色の服を避けるようにしましょう。また、帽子を着用するなどして頭髪を見せないようにすることも有効です。
ムカデ
出典:Photo AC
ムカデは昼間、草むらや石垣の中、落葉や石や植木鉢の下などに潜んでいますが、夜になると餌を求めて活動します。ムカデは攻撃性が強く接触した瞬間に牙で咬みつき、咬まれると毒が出て咬まれた箇所が炎症を起こします。咬まれた場合、直後に激しい痛みがあり、赤くなり腫れてきます。痛みは激しいですが、重篤となることはほとんどありません。
これまで、アウトドアで遭遇しやすい虫、そしてその対策をご紹介してきましたが、これからは虫よけグッズをご紹介していきたいと思います。
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