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投稿日:2019年6月9日 | 最終更新日:2021年8月17日
今年も6月に入り、アウトドアシーズンの最盛期をこれから迎えようとしていますが、皆さん、今年の夏場の予定は、もうすでにお決まりでしょうか?これからの季節、家族や友人とキャンプを楽しむという方も多くいらっしゃると思います。
これからの季節は、アウトドアを楽しむのに最適なシーズンではありますが、一方で熱中症に気をつけることも必要になりますね。
出典:総務省「熱中症情報」
上のグラフは、総務省が出している熱中症情報の抜粋ですが、2019年5月20日~5月26日の救急搬送人員は、2053人(前年574人)と約3.5倍に増えています。
出典:総務省消防庁「平成30年度の熱中症による救急搬送状況」
また、上図は2018年4月30日から9月30日までの熱中症による救急搬送状況ですが、7月に熱中症搬送者が急に増えていることを考えると、これから夏場にかけて熱中症に気をつける必要がありますね。
ということで「今年の夏も暑い?熱中症対策をしてアウトドアを楽しもう」というタイトルで熱中症対策をして、アウトドアを満喫するための情報をお伝えさせていただきます。
そもそも熱中症はなぜ起こるのでしょうか?
熱中症は、気温の高い環境にいることで体温を調節する機能が狂ったり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたりすることで起こる、めまいや頭痛、けいれん、意識障害などの症状のことで、前述の通り5月~9月に起こりやすい症状です。
熱中症を引き起こす要因には、気温や湿度が高い、風が弱い、強い日差しといった環境によるものと激しい運動、暑さに体が慣れていない、疲れや寝不足といった身体の状態が要因となり、環境と身体の状態の要因が重なることで熱中症を引き起こします。
1.アウトドアで気をつけたいこと
①「水分」をこまめにとりましょう
出典:photoAC
夏場は知らず知らずのうちに汗をかき、水分不足に陥りがちです。のどが渇いていなくても水分をこまめにとるようにしましょう。特にスポーツドリンクなどは、汗で失われる塩分補給にもなるので最適の水分補給となります。一方、ビールなどは水分補給にはなりますが、利尿作用があり、トイレも近くなりますので、しっかりと水分補給に気をつけるようにしましょう。
②「睡眠環境」を快適に保ちましょう
出典:photoAC
アウトドアシーンでは、日中は暑くなります。昼寝などをする際は、木陰などの強い日差しを避けるとともに、テントを使う際には、できるだけ風が通るように換気をして寝るようにしましょう。風通しの悪い環境では、熱中症になりやすくなるので気をつけるようにしましょう。
③「衣服」の工夫をしましょう
出典:photoAC
夏場は、衣服で暑さを調整するように心がけましょう。衣服は麻や綿などの通気性のよい生地を選んだり、下着には吸水性や速乾性に優れた素材を選ぶようにしましょう。また汗をかいたらこまめに着替えるなど衣服の工夫をしましょう。
④「日ざし」を避けましょう
出典:photoAC
子供たちは、キャンプに行くと楽しいのでついつい昼間も遊びに夢中になりがちですが、日ざしの強い環境に長時間いることは避けるようにしましょう。また、帽子をかぶるなどして直射日光を避けましょう。