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美味しいキャンプ飯やBBQを楽しみたい人にぜひ使って欲しいものが「岩塩プレート」です。アウトドアショップやホームセンター、通販で気軽に手に入るアイテムで、素材の旨味を引き出しながら適度に塩味を付けてくれる優れものです。
まだ使ったことがない人は「使い方が分からない」、「食材がしょっぱくならない?」、「お手入れはどうやるの?」などの疑問を持っているのではないでしょうか?
そこで今回は、岩塩プレートの魅力から使い方、お手入れ方法、おすすめ商品までご紹介します。キャンプ飯・BBQにこだわりたい方は、ぜひチェックしてみてください。
キャンプ・BBQにおすすめ!岩塩プレートとは?
岩塩プレートは、その名前のとおり岩塩を板状に切り出したものとなります。そもそも岩塩とは、海水の水分が蒸発して塩分などが結晶化したものです。かつて海だった場所が長い歳月をかけて岩塩層となり、そこから採取されています。
海水を電気分解して作られている一般的な食塩・食卓塩(精製塩)とは異なり、100%天然の塩です。日本ではほとんど採れませんが、ヒマラヤ山脈やアンデス山脈などが産地として有名です。精製塩と比べて塩味が強く、産地によって含まれるミネラルが異なるという特徴があります。
そんな自然の塩を切り取った岩塩プレートは、直接火にかけ、上に食材を置いて焼くことができます。同時に味付けができ、調味料を使わずとも美味しい料理に仕上がります。
岩塩プレートを使う魅力や効果
岩塩プレートはキャンプやBBQといったアウトドアシーンはもちろん、普段から料理に用いている人もいます。食材を焼きながら味付けができる便利さ以外にも嬉しい効果や魅力があるので、詳しく見ていきましょう。
遠赤外線効果でじっくり火を通す
炭火と網で調理をする場合、火加減を間違えるとあっという間に食材が炭となってしまいます。しかし、岩塩プレートに乗せれば、食材は直接火に触れることがなくなります。
そうなると「火の通りが悪くなるのでは?」と不安になりますが、岩塩プレートには加熱すると遠赤外線が発生する特徴があります。食材に直接火があたらなくても放射熱によりじっくりと芯まで火を通すので、過度に焦げ付く心配もありません。
余分な水分と脂を吸収してくれる
野菜や海鮮など食材についている余計な水分は岩塩プレートに吸収されるので、べちゃべちゃ感がなくなります。赤外線効果によりじっくり火を通しているので、過度に水分が飛ぶことはなく、ふっくら柔らかく焼き上げてくれるのです。
お肉を焼く場合は、表面についている余計な脂も吸収してくれます。旨味となる肉汁や脂分は中に閉じ込められるので、口当たりは軽いのにジューシーなお肉を堪能できます。お肉をたくさん食べたいけど脂っぽいのは避けたい人におすすめです。
食材の旨味を引き出してくれる
岩塩プレートを使えば塩味が付くので、基本的に他の調味料を使わずとも美味しく食べられます。岩塩プレートの場合、食材から出る水分により塩分がわずかに溶け出して浸透する仕組みとなっているので、程よく塩気が付きます。そのため、塩のかけすぎで塩辛くなるという失敗を回避できます。
また、塩には食材の甘味や旨味を引き出してくれる効果があります。余計な調味料を使わず、素材そのものの美味しさを楽しめるところが岩塩プレートの魅力です。
岩塩プレートの使い方とお手入れ・保管方法
キャンプやBBQで岩塩プレートを使ってみたい人のために、基本的な使いからを解説します。また、岩塩プレートは繰り返し使用できるので、お手入れと保管方法も併せて確認していきましょう。
基本的な使い方
岩塩プレートの基本的な使い方は以下のとおりです。
1.岩塩プレートを焼き網に置き、コンロなどで加熱する
2.プレート全体に熱が入ったら食材を上に置いて焼く
3.プレートの焦げ付きがひどくなったら裏返しにする
岩塩プレートはフライパンやホットプレートの上でも使用でき、その際も使い方は上記と同じです。いきなり強い火力で岩塩プレートを熱すると膨張してひび割れる可能性があるので、始めは弱めの火力でじっくり温めるのがコツです。そして食材の加熱中はムラなく火を通すために、火加減の調節をしましょう。
岩塩プレートに熱が入ったかどうかは、水を1滴ほど垂らし判断してみてください。ジュッと音が出てすぐに蒸発したなら、食材を焼き始めるタイミングです。
薄いお肉などは塩気が強くつきやすいので、厚みのある食材がおすすめです。ただし、熱が入るまで塩味は薄く感じやすいので、薄めに切ったお肉や薄味で食べる食材から焼き始めましょう。しっかり味を付けたい食材は熱がしっかり入ってから焼いてみてください。
また、水分が多い食材はあまりおすすめできません。焼いている最中に出てくる水分が焦げ付きの原因になってしまうからです。さらに、岩塩プレートが過剰に水分を吸収してしまい、割れてしまう可能性もあります。
使用後のお手入れと保管方法
使用後の岩塩プレートは表面が焦げ付いた状態です。再利用するためにも、使用後はしっかりお手入れをしていきましょう。表面の焦げ付きはぬるま湯で洗い流しながら、手で軽く擦ることで落とせます。
使用直後の岩塩プレートは熱々の状態なので、そのまま触れるのは危険です。熱を冷ますために水をかけるとプレートが割れてしまうので厳禁です。1~2時間近くはそのまま放置して、十分に冷ましてから洗ってください。
ぬるま湯で洗っても落ちない焦げ付きは、ナイフなどで表面を削ってください。削りすぎやたわしなどで強く擦るのもひび割れの原因となるので気を付けましょう。
洗った後は水気を取って、風通しの良い場所で乾かしてください。よく乾かさないと割れや劣化の原因となります。網の上などで乾かすと底面もしっかり乾かせます。
乾燥させた後はアルミホイルに包むことで、劣化を防げます。袋や容器に入れて、直射日光が当たらず、湿気がこもりにくい場所に保管してください。
岩塩プレートが割れてしまった場合は?
岩盤プレートが割れてしまっても、捨てる必要はありません。割れてしまった岩塩プレートは砕いて調味料として使っていきましょう。
ある程度砕いた状態でソルトミルに入れておけば、大粒の岩塩も細かく砕くことができ、食材の味付けに使えます。使い続けたことで小さくなったプレートも調味料として最後まで使い切りましょう。
キャンプ・BBQに持って行きたいおすすめ岩塩プレート9選
岩塩プレートは色々なメーカーから販売されています。サイズも異なるので、ここからはキャンプ・BBQにおすすめの岩塩プレートをご紹介します。
LOGOS(ロゴス) 岩塩プレート
LOGOS(ロゴス)の岩塩プレートはヒマラヤ山脈の岩塩を切り出して作られています。サイズは約13×7cmで、手のひら程の大きさなので1人前のお肉や野菜を焼くのに最適です。
熱さは約1cmと薄手となっているので、火が入るまで時間が掛かりにくいところもポイントです。ソロキャンプはもちろん、リーズナブルな価格なので大人数のBBQなら数枚買って使うのもおすすめです。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)岩塩プレート
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)の岩塩プレートは、15×10cmと手のひらより少し大きめのサイズです。さらに厚さが2.5cmもあるので、丈夫で割れにくい特徴があります。
厚みがあることで保熱性にも優れ、しっかり食材に火を通せます。また、1回の使用で岩塩プレートは数mmほど薄くなってしまいますが、厚めのプレートなのでお手入れ次第に何回でも使用できることもメリットです。
スリーピングハウス 世界の塩 ヒマラヤ岩塩プレート 特大サイズ
スリーピングハウスのヒマラヤ岩塩プレートは、縦横20.5cmと特大サイズなので2~3人前の食材を焼くことができます。ファミリーやグループでBBQを楽しむ際におすすめです。
厚さも2.5cmもあるので割れにくく、薄くなるまで何度も使用できます。プレートが厚めなので火入れには少し時間がかかりますが、保熱性が高いので、火から降ろしてもしばらくは食材が冷めるのを防いでくれます。
丹羽久 ヒマラヤ岩塩プレート
13×7cmと一人前の焼肉・BBQに最適なサイズの岩塩プレートです。厚さは1.2mmと薄めなので、素早く火が回ります。
お手頃な価格で販売しているので、キャンプやBBQに参加する人数に合わせて多めに購入したい人におすすめです。また、岩塩プレートを多めに用意しておけば、使用中に割れてしまった時も新しいものを使えるので安心です。
梅研本舗 ヒマラヤ岩塩プレート 100mm×150mm×15mm
梅研本舗のヒマラヤ岩塩プレートは、15×10cmと少し大きめなので1~2人前の食材を焼くのにおすすめです。厚さは1.5cmとなっているので、火の入りが早く、適度な丈夫さもあります。焼肉・BBQの調理での利用はもちろん、お皿のようにお刺身やお寿司を置けば醤油いらずで食べられます。
遠藤商事 岩塩プレート
新潟県燕市のキッチングッズブランドである遠藤商事の岩塩プレートです。13×7cmの岩塩プレートはソロキャンプに適しています。
お手頃な価格なので、複数枚を購入して組み合わせて使えば、大人数のキャンプ・BBQにも対応可能です。イベントだけではなく、日頃から岩塩プレートを使って料理を楽しみたい人にもおすすめです。
ヒマラヤ岩塩専門店(エフアール)岩塩プレート(ソルトロースタープレート)
ヒマラヤ岩塩専門店では、様々なサイズの岩塩プレートを販売しています。ソロキャンプに最適な13×7cmから少し大きめの12×12cm、20×10cmの大きいサイズまであるので、利用シーンに合わせて選ぶことが可能です。1枚あたりの価格がリーズナブルで、10枚や50枚セットでの販売もあります。
TaKaRa(タカラ)岩塩プレート
TaKaRaの岩塩プレートは、上質なミネラルが豊富なヒマラヤ産の岩塩が使われています。12×8cmの岩塩プレートは価格がお手頃なので、初めて使う人に最適です。
厚さが1cmなので火の入りが良く、丁寧に扱えば長く使えます。TaKaRaでは、他にも様々なサイズ・枚数で岩塩プレートを販売しています。
岩塩+ 岩塩プレート
20×20cmの正方形の岩塩プレートは、大きいサイズなので大人数のキャンプやBBQにおすすめです。大判なので、サイコロステーキなど小さく切った食材を炒めるのにも便利です。厚さが2cmもあるので割れにくく、適切にお手入れすれば何回も焼肉やBBQで使えます。
岩塩プレートを使ってより美味しいキャンプ飯・BBQを楽しもう
今回はキャンプやBBQにおすすめの岩塩プレートをご紹介しました。岩塩プレートの魅力は、シンプルな塩味で素材そのものの甘味や旨味を堪能できることです。色々な調味料を使ってみるのも良いですが、シンプルな味を楽しみたい時は岩塩プレートがおすすめです。
岩塩プレートは大きいサイズから小さいサイズまで色々あります。キャンプ・BBQをする人数に合わせて最適なサイズを選びましょう。お手入れすれば繰り返し使えるので、色々な食材を焼いて楽しんでみてください。