行ってみないと始まらない!沼の住人への道
本記事は一部にプロモーションを含みます
キャンプの魅力を知らないなんてもったいない。
仲のいい友人や家族と行くキャンプの楽しさは別格です。
キャンプ未経験者をキャンプ沼に引きずり込むために筆者が行った「ノウハウ」をお伝えします。
①キャンプに対してポジティブなイメージを持ってもらう戦略
「とにかくキャンプは楽しい!」そう思ってもらうことが大切です。
自然を相手にした遊びなので不便な点も多々ありますが、一つ一つ小さな体験を通してキャンプの魅力を伝えていきましょう!
キャンプの楽しさについて語る
キャンプの楽しさといえば、やはり自然の中で行う非日常体験だと思います。
日常では味わえないような時間の流れや自然の空気を味わうことが出来ます。
実際に私が友人を沼に引きずり込んだ際は、キャンプ場の綺麗な景色やかっこいいテントの写真を見せながらキャンプの魅力を必死に伝えました。
コツとしては、協力者となるキャンプ沼の住人がもう一人いると話が盛り上がります。
そうすると説得力が増して、「そこまで言うなら一度行ってみるか…」とキャンプへ連れ出す難易度がグッと下がります。
食べ物で誘う
キャンプの醍醐味といえば美味しいキャンプ飯!
BBQやカレーといった王道のキャンプ飯はもちろんですが、ダッチオーブンを使うような普段味わえない魅力的な料理がいっぱいあります。
お酒を飲みながら料理を味わうというのは、とても楽しいひとときになります。
ランタンの明かりに照らされながら、自然の中で食べる料理は普段の何倍も美味しく感じるはずですよ。
キャンプ飯を使って沼に引きずり込む、というのも悪くない方法ですよ。
具体的な献立を提示したり、自分が過去に食べたキャンプ飯の写真を見せたりしてイメージを膨らませましょう。
②キャンプのネガティブなイメージを払拭する戦略
「キャンプって楽しそう」というのは分かるけれど、いろいろと不安要素も多いですよね。
装備の問題、服装の問題、虫の問題、トイレなどの施設環境の問題など…実際にキャンプに行くとなれば、未経験者の友人に聞かれることは多々あるかと思います。
普段よくキャンプに行く私達ですら気になる内容なので、当然の不安ですよね。
実際に友人を初めて連れて行った際、キャンプ場選びや道具の選定など、配慮する点がとても多かったです。
特にファミリーの場合は、小さな子供や女性に気を使わないといけません。
不安を払拭させるために、自分の経験談を話してあげましょう。
また、オープンして間もない綺麗なキャンプ場や高規格のキャンプ場を選ぶと不安要素を軽減することができます。
とにかく環境を整えて不安を取り除き、「楽しくて安全」というイメージを膨らませてあげることがカギになります。
『キャンプ沼にハマらせる具体的な5つのアプローチ』
私が実際に「キャンプ沼にハマらせる」ために行った、具体的な5つのアプローチを紹介します。
設営はとにかく楽にする!
キャンプ最初の難関といえば、テントの設営です。
未経験者にとってテントの設営は不慣れなため、とても疲れます。
テントの設営だけで疲れてしまうと、その後の食事やアクティビティーを楽しむ余裕がなくなってしまい、「キャンプは疲れる」という印象だけが残ってしまいます。
そこで、テントの設営に慣れているメンバーを中心に設営することが大切です。
設営に慣れていない友人には設営の順番やコツを伝えながら立てていくと、負担をかけずに設営することができます。
先輩キャンパーとして見直してもらうチャンスにもなるでしょう。
まずは、お試しキャンプから
アウトドアの醍醐味を伝えるために、いきなり宿泊キャンプをする必要はありません。
自然の中で過ごす非日常を体験してもらえればいいので、近場でデイキャンプから始めてみましょう。
私も友人たちと集まって、自宅近くの河原でBBQをしたのがキャンプデビュー(デイキャンプ)でした。
お酒を飲むと、「あ〜このまま泊まりたい!」って思うはずです。
まずはキャンプに行くハードルを下げて、デイキャンプからキャンプ沼の入り口まで誘い込みましょう。
いろんな気づかいで楽しい気持ちをキープさせる
キャンプ初心者の方に「楽しい」と感じ続けてもらうことが大切です。
小さな配慮や事前の準備がとても肝心なので、キャンプ開始前からしっかりと仕込みましょう。
自分でやりたいことを体験してもらう
キャンプの本やYouTubeを見せて、事前に「キャンプとはどんなものか?」をイメージさせましょう。
その際、やってみたいことや興味のあることを聞き取り調査をしておくとOK。
カレーを作ってみたい、燻製を作ってみたい、火熾しをしてみたいなどやりたいことが分かれば、あとはそれを叶える環境づくりをするだけです。そうすれば、きっとキャンプの楽しさに目覚めることでしょう。
実体験として、薪割りをしてもらうのはかなり評判が良かったです。
安全に薪割りが楽しめるように場を整えておくなど、キャンプらしい体験を準備しておくようにするのが大事です。
トイレや水回りは綺麗に
キャンプというのは自然の中で楽しむもの。
家にいるときと同じように設備が整っている、というわけにはいきません。
しかも冬以外は虫も多くいます。
とは言え、トイレと水回りの環境は女性や子供がいる初心者キャンパーにとっては重要な事なので、気を使いましょう。
高規格なキャンプ場であれば、虫の少ない綺麗なトイレや水洗い場が設置されていることが多いです。
筆者自身も友人を最初に連れて行った時は、高規格キャンプ場を選ぶようにしました。
「キャンプは楽しかったけど、トイレの虫が嫌でもう行きたくない」と思われてしまっては、せっかくの準備が台無しになってしまいますからね。
電源やWi-Fiが使える環境も大切
高規格キャンプ場やオートサイトでは、電源やWi-Fiが使えるところもあります。
スマートフォンの充電や電化製品を使ったりできるので、初心者キャンパーには電源サイトがとても便利です。
スマホで写真や動画を撮影して、SNSにアップしたりと何かと電子機器や通信機器を使用しますので、Wi-Fiなどの設備もあるとさらに快適に過ごせますよ。
焚き火とマシュマロと星空で完璧
キャンプの醍醐味のひとつといえば「焚き火」です。
焚き火を囲んでお酒を飲みながら語り合ったりと、いつもと違う時間を味わうことが可能です。
子供たちや女性には、ぜひマシュマロ焼き体験を味わってもらいましょう!
焚き火で炙って食べるマシュマロは大好評で、私も初心者キャンパーを連れていくときは重要なイベントとして必ずやります。
マシュマロはスーパーで売っている普通のものでもいいですが、キャンプ用品店やコストコにある大きなマシュマロを使うとさらに盛り上がります。
お酒好きなら、ソーセージやベーコンなどを炙ってつまみとするのもアリです。
そして、キャンプの夜のクライマックスとしては「星空観察」がおすすめです。
山奥にあるキャンプ場であれば、都会では見れないたくさんの星を眺めることができます。
キャンプ場の消灯時間が近づくと、他のテントの明かりが消え、よりいっそう星が綺麗に見えます。
一生の思い出になる破壊力を秘めた「星空観察」は、キャンプ沼にハマらせる最後の必殺技として是非取り入れましょう。
ただし、消灯時間近くでは、迷惑にならないように声に注意してください。
星空観察では、街の明かりの影響が少ない山奥のキャンプ場を選ぶのが、綺麗な星空を見るコツです。
とにかくキャンプへ一度連れて行くことが一番!
キャンプに対する様々な不安やハードルを考えているうちは、「キャンプ沼にハマらせる」ことは難しく思えます。しかし、まずはキャンプへ連れて行くことを念頭に置きましょう。
そのためには、キャンプ動画を見せてみたり、アウトドアショップへ一緒に行ってみたり、力技でキャンプの予約を入れてみたり(迷惑にならない範囲で)と何らかの行動を起こすのが大事です。
実際にキャンプへ行ってみると、今まで気にしていたことがそんなに大きな問題ではなかったことに気が付きます。
「キャンプが楽しくなかった」という人は筆者の感覚ではあまりいないと思います。
まずは恐れず行動を促しましょう!
キャンプは自然の中で行う「遊び」です。
大人にとっては、リフレッシュの時間になりますし、子供にとっても普段経験できないことをたくさん経験させることが出来き、成長のきっかけになります。
私の子供も、今では設営のお手伝いをしてくれたりと、とても成長を感じています。
キャンプ沼にハマらせるためには、しっかりとガイドして小さな経験を積み重ね、一緒に楽しむことが大切です。
少しこちら側へ引っ張ってあげるイメージで誘導してみてください。そうすればきっと成功して一緒にキャンプに行く「沼」仲間が増えることでしょう。
- 1
- 2