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キャンプの楽しみといえば自然に囲まれた中での食事ですよね。
自然の中でゆっくり過ごしたいから、料理はササっと作りたいけどクオリティもある程度保ちたい…なんて方も多いのではないでしょうか?
簡単にキャンプ飯が作れるのであれば、よりのんびりとした時間を過ごせますね。
そこで今回は、ずぼらなキャンパーにもおすすめの簡単に作れるキャンプ飯をご紹介します。
料理の腕に自信がない方も安心して作れるので、ぜひ参考にしてみてください。
手抜きでも美味しいキャンプ飯は作れる!
キャンプ飯を作るのが面倒だと思ったら、少し手を抜いてみてください。
手の込んだ料理は調理に手間や時間をかける分、とても美味しい料理ができることは確かです。
しかし、手抜きでも工夫次第で美味しいキャンプ飯を作れます。
早速紹介していきましょう。
既製品と調味料をうまく利用する
キャンプ飯を楽して作りたい時は、すでに加工されている缶詰やレトルト、インスタントなどの既製品を活用すると良いです。例えば、カレーが食べたいのであれば、レトルトカレーなら湯煎で温めるだけで完成します。
ただし、レトルトでは特別感がないことが欠点です。そんな時は缶詰のサバやカットトマトなどの具を加えて煮込んだり、インスタントラーメンやうどんと一緒に煮たり、アレンジすれば特別感のあるキャンプ飯になります。
また、既製品に調味料を加えることで、好みの味に調整できます。例えば、インスタントのうどんに、味噌を加えれば味噌煮込み風の味に変えることが可能です。味を少し変えるだけでも、既製品の料理はさらに美味しくなります。
調理器具を活用すればより簡単に!
調理器具を上手く活用することで、調理も後片付けも簡単になります。
例えば、メスティンやシェラカップであれば、調理後はそのまま食器として使用可能です。
調理器具と食器を分けてしまうと洗い物が増えてしまいますが兼用すれば、洗う手間を大幅に減らせます。
調理後、そのままテーブルに出してもおしゃれなスキレットは、お皿の代わりになるだけでなく熱伝導率の高さも魅力です。
満遍なく食材に熱を行き渡らせることが可能なので、腕に自信がない人も調理に失敗しにくいです。また、保温性に優れているので、しばらくは熱々の料理を堪能できるメリットもあります。
また、食材を焼きたい時や温めたい時は、フライパンの代わりにホットサンドメーカーの活用がおすすめです。
パンだけではなく、ウィンナーや調味料を振りかけたお肉、野菜、肉まんなどの食材をしっかり両面まで焼くことができます。
ホットサンドメーカーがあるだけでも料理の幅が広がり、調理の手軽さも向上します。
代替えできないか考えてみる
料理を一から全て作ろうとすると大変で、時間もかかってしまいます。手っ取り早く作りたいのであれば、身近にある食材で代替えできないか考えてみるのもおすすめです。
例えば、キャンプ飯ではピザも人気のメニューです。ピザ生地があれば、好きな具材と調味料をのせて焼き、オリジナルピザが作れます。しかし、ピザ生地を作ること自体が手間となってしまいます。
それなら、ピザ生地の代わりに食パンを使ってみてください。スキレットに敷き詰められるようにカットし、ピザソースと好きな具材、チーズを乗せて焼けばオリジナルピザ風トーストの完成です。
既製品・調味料を使ったアレンジ簡単キャンプ飯
ここからは、ずぼらなキャンパーにもおすすめの簡単キャンプ飯をご紹介していきます。
まずは、既製品や調味料を活用して作れるアレンジ料理からご紹介しましょう。
究極の簡単キャンプ飯「コーンバター」
バターの風味が食欲をそそるコーンバターは子どもから人気で、大人のお酒のおつまみにも最適です。
一般的にはフライパンで調理しますが、面倒な時はコーン缶をそのまま使って調理すると良いです。
缶の蓋を空け、カットされているバターを1個入れます。
焼き網の上に缶をのせて火にかけ、水気が出てきたら缶のフタを上にのせて蒸し焼きにしていきます。
2~3分ほど焼いたら火からおろし、お好みで醤油や軽く塩を加えて完成です。
インスタント麺で作る「ラーめし」
ダッチオーブンなどの鍋に米と水、インスタント麺とスープの素を入れて炊くだけで作れます。
ちなみに分量は、米2合で作る場合は、水430ml、インスタント麺2袋が目安です。
鍋に研いだ米と水を入れ、さらに砕いたインスタント麺とスープの素を入れて、蓋をして15分ほど火にかけてください。
火にかける時は沸騰するまで強火、その後は弱火にするのが上手く炊くコツです。
食べる前に米と面が絡むように、よくかき混ぜてください。お好みで卵を落としたり、刻み葱をかけたりしても美味しいです。
鯖缶&トマト缶で作る「鯖のトマト煮」
そのままでも美味しい鯖缶ですが、工夫することでさらに美味しく食べられます。
トマト缶と一緒に煮れば、バゲットとも合う鯖のトマト煮が作れます。
スキレットなどに水200mlを入れて、火にかけて沸騰させてください。
次にトマト缶を入れて煮立たせ、汁ごと鯖缶を加えて1~2分ほど煮込みます。塩加減や水の量はお好みで調整してください。
最後に乾燥パセリを振りかけると、色味が加わりおしゃれです。
また、インスタント麺を一緒に煮込めば主食にもなります。
鯖缶を使ったレシピはこちら!
具は切って混ぜるだけ♪お手軽鯖缶冷製パスタ -そとごはん-
辛いのが好きな人におすすめな調味料「麻辣醤」
辛い料理が好きな人におすすめの調味料が麻辣醤です。
麻辣醤は、花椒や唐辛子などの香辛料が配合された中華系の味噌です。既製品やタレに加えれば、ピリ辛な味に変えられます。
例えば、インスタントの鍋焼きうどんに加えれば、辛さで体がさらに温まるので寒い朝や冬キャンプにおすすめです。
麻辣醤・お酢・醤油・砂糖・白ごまを混ぜ合わせてタレを作り、スライスしたサラダチキンにかけて、青ネギを散らせば「簡単よだれ鶏」が作れます。
調理器具を活用した簡単キャンプ飯
続いては、調理器具を上手く活用した簡単キャンプ飯をご紹介します。
洗い物の負担を軽くしたい方は、次のレシピを参考にキャンプ飯を楽しんでみてください。
シェラカップでダイレクトに作る「とろろ昆布のお吸い物」
シェラカップは持ち手のついた金属製のカップで、直火にかけられる商品が多いため調理器具兼食器として使えます。
300ml前後が一般的なサイズで、1人分のスープを作るのにピッタリな大きさです。
おすすめの料理はとろろ昆布を使ったお吸い物です。とろろ昆布は食物繊維やミネラルが豊富で、ヘルシーな上に腹持ちが良いというメリットがあります。
シェラカップに水を適量入れ、火にかけて沸騰させます。そこにとろろ昆布と鰹節を入れて少し煮て、お好みで塩や醤油を加えれば完成です。
中にご飯やうどんを入れて食べるのもおすすめです。
ホットサンドメーカーで作る「焼き肉まん」
焼き肉まんはキャンプでは定番の料理になっています。
ホットサンドメーカーがあれば、電子レンジや蒸し器がない環境でも、ホカホカの肉まんが食べられます。
焼くことで香ばしい香りが立ち、外はカリカリ・中はジューシーな食感になります。
作り方は簡単で、ホットサンドメーカーにバターを塗り、肉まんを置いてプレートでプレスし、焼き目ができるまで数分焼くだけです。
焦げてしまわないように、時々焼き加減を確認しながら火にかけてください。あんまんやピザまんでやっても美味しいので、好きな味で堪能しましょう。
スキレットで簡単に作れる「アヒージョ」
アヒージョもスキレットを使えば、誰でも簡単に作れます。
スキレットにオリーブオイルを多めに入れ、ニンニクと具材を入れて軽く炒めます。
後は蓋をして、具材に火が通るまで蒸し焼きすれば完成です。
定番の具材はエビやタコ、ホタテ、鶏もも肉、ベーコン、エリンギ、しめじ、マッシュルーム、ミニトマト、じゃがいも、ブロッコリーなどが挙げられます。
他にもカマンベールチーズやサバ缶、明太子などを入れるのもおすすめです。
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メスティンでも鍋が作れる「ミルフィーユ鍋」
メスティンがあれば、1人前の鍋料理が簡単に作れます。
おすすめは白菜と豚バラ肉を重ねて煮込んで作るミルフィーユ鍋です。
白菜とバラ肉を交互に重ねて、3cm幅の大きさにカットします。カットした白菜とバラ肉を大きめのメスティンに敷き詰めて、顆粒だしを満遍なく振りかけてください。
具材が半分浸かる程度の水を加え、蓋をして白菜が柔らかくなるまで煮込み、塩と醤油で味を調えて完成です。
お好みで刻み葱と七味唐辛子を加えてみても良いです。
メスティンに具材を詰め込むまでは自宅で仕込んで持っていけば、調理時間を短縮できます。
夏場は冷凍しておくと安心です。
○○するだけでOKな簡単キャンプ飯
食べることよりも遊ぶことに集中したいという方は、「○○するだけ」で作れるキャンプ飯がおすすめです。
簡単だけどお腹も満足できる、簡単キャンプ飯をご紹介します。
ウィンナーを焼いてパンに挟むだけ「ホットドッグ」
ホットドックは朝食におすすめのメニューです。
ウィンナーを網や鉄板を使ってこんがりと焼き、ロールパンに挟んでケチャップやマスタードをかけるだけで完成します。
お好みでキャベツやレタス、スライスしたトマトなどを加えても美味しいです。
また、パンをやけばホカホカのホットドックになり、香ばしい風味もアップします。後は卵焼きやスープがあれば、完璧な朝ごはんにもなります。
2つの市販品を使って煮込むだけ「煮込みハンバーグ」
手作りだと時間がかかる煮込みハンバーグも、市販のハンバーグとデミグラスソースを使えば短時間で作れます。
湯煎や電子レンジでの加熱だけで食べられるハンバーグであれば、鉄板で焼く必要もなく、鍋にデミグラスソースを入れて一緒に煮込めば完成です。
デミグラスソースにしめじや玉ねぎなど野菜を入れると、ボリュームのある料理になります。
余ったデミグラスソースをパンに付けて食べるのもおすすめです。
前日に漬けて焼くだけ「スペアリブの漬け焼き」
前日に保存袋にスペアリブと調味料を入れて漬け込んでおけば、現地での作業は焼くだけになります。
タレはすりおろしたニンニクと生姜、ケチャップ、ウスターソース、醤油、砂糖、塩、コショウ、赤ワイン、オリーブオイルを混ぜるだけで完成です。
市販のタレを使えば、もっと楽に漬け込みができます。
タレにすりおろした玉ねぎを入れることでお肉が柔らかくなり、旨味もアップするので、ちょっとこだわりたい人は加えてみてください。
野菜や肉を入れて煮るだけ「キムチ鍋」
寒い時期のキャンプは、キムチ鍋がおすすめです。
ダッチオーブンなどの鍋に市販のキムチ鍋の素やスープと水、さらにそこへ好きな野菜と肉を入れて煮込むだけで完成です。
スープが余れば翌朝はご飯やうどんを投入し、おじややキムチうどんにして食べるのもおすすめです。
ずぼらキャンパーも作りたくなる簡単キャンプ飯まとめ
今回は簡単に作れるキャンプ飯をご紹介しました。
豪華なキャンプ飯も良いですが、食事よりも他のことを優先したい時は手抜きする方法も覚えておくと、気楽にキャンプができます。
最近は市販品やレトルト、インスタントも美味しいものが増えています。
調味料を追加したりしてアレンジを加えるだけで、自分好みの味や手作り感のある料理に変身させることが可能です。
ずぼらなキャンプ飯は既製品をどう使うかが鍵を握っています。
既製品や調味料、調理器具を上手く活用し、たまには簡単な料理でのんびりとした時間を過ごしてみてください。