投稿日:2021年8月31日 | 最終更新日:2024年7月12日
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自然の中で食べるご飯は、いつものご飯よりも特別で美味しく感じるものです。
キャンプでの朝ごはんは、朝の澄んだ空気の中で食べられるのでより特別感も増します。ただ、朝ごはんと言うとトーストやご飯と味噌汁など、いつも同じなってメニューになってしまいがちです。
そこで今回は、キャンプで朝ごはんを作る時のポイントから家族&ソロキャンプにおすすめの朝ごはんレシピまでご紹介していきます。ぜひ、キャンプで朝ごはんを作る際の参考にしてみてください。
キャンプで朝ごはんを作る時のポイント
キャンプの朝は、帰り支度などもあるので意外と忙しいもの。
一日の始まりに口にする朝食は美味しいものを食べたいところですが、チェックアウトのことを考えるとサっと済ませておきたいですよね。
まずは、キャンプで朝ごはんを作る時のポイントをご紹介していきます。
時短&手軽さも大切!
キャンプの朝はチェックアウトの時間もありますし、帰るための片付けをしなくてはなりません。朝ごはんにそこまで時間をかけられないので、時短と手軽さを重視したレシピを活用します。
もちろん時間があればゆっくり余裕のある優雅な時間が過ごせますが、朝から手のかかる料理を作るのは大変。また、食事の片付けをしなければならないので、できるだけ使う調理器具の少ないレシピがおすすめです。
前日に仕込んでおくと手間が省ける
時短と手軽さを重視したレシピを考えておくのも1つの手段ですが、前日にあらかじめ仕込んでおくと朝作る手間が省けるのでおすすめです。
温めるだけ、炒めるだけの状態にしておくだけで朝の手間が少なくなるので、より時短と手軽さを求めるのであれば、前日に仕込んでおくことをおすすめします。
炭は使わずバーナーかコンロで準備
キャンプでは炭を使って調理することが多いですが、朝は時短のため炭を使わずにバーナーかコンロで準備してください。
炭を使ってしまうと、炭が自然鎮火するまで待たなければならず片付けにも時間がかかってしまうので注意が必要です。
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朝は体が温まる料理もおすすめ
キャンプでの朝は夏でも肌寒くなってしまうことがあるので、温かいメニューがおすすめです。前日にスープなどを仕込んでおけば、朝は温めるだけなのでとても楽です。
家族キャンプにピッタリ!おすすめ朝ごはんレシピ
キャンプの朝ごはんは手抜きしたいけど、バリエーションがなくて同じようなメニューになりがち。
お子さんのいるご家庭だと「また同じごはん~?」なんて駄々をこねかねません。でもご安心を!キャンプでも時短&手軽な美味しいレシピはあります。
ここからは、家族キャンプにおすすめの朝ごはんレシピをご紹介していきます。
好きな具を挟んで!ホットサンド
ホットサンドは、パンに好きな具を挟んで焼くだけの超お手軽&時短レシピです。手軽ですが、美味しくて見た目もおしゃれな朝ごはんになりますよ。手で持って食べられるので、片付けもラクラク!忙しい朝にもピッタリです。
ホットサンドメーカーにバターやオリーブオイルを塗っておくと、パンの表面が香ばしくなって美味しく仕上がります。おすすめの具は、ハムとチーズ、ピザソースを挟んだピザ風ホットサンドです。
他にもツナとマヨネーズ、チーズを挟んだホットサンドや、チョコを挟んだデザート風のホットサンドなど様々なアレンジが楽しめます。子どもと一緒に何をサンドするか考えるのもキャンプの楽しみになります。
子どもにも大人気!「スパムおにぎり」
子どもにも大人気のスパムおにぎりは沖縄県のご当地グルメとしても有名。スパムの絶妙な塩気がごはんと良く合います。缶から出して好きな厚さに切って焼くだけでも美味しく食べられます。スパムはこんがりと焼くのがポイントです。
スパムの大きさに合わせてご飯を準備しておくと、乗せるだけでボリュームたっぷりのスパムおにぎりが完成します。海苔も巻けばより風味が増して美味しいので、おすすめです。
元気が出る「朝カレー」
朝からカレーを作るのは大変なので、前日から仕込んでおくかレトルトに頼ると温めるだけなので非常に簡単です。レトルトカレーは年々ラインナップが豊富になっており、クオリティも高まっています。好きなレトルトカレーがあれば、朝ごはんのテンション上がること間違いなしですよ。
前日の夜に多めにカレーを作っておけば、朝ごはんにも使えます。カレーうどんなどアレンジして食べるのもおすすめです。
夏キャンプには「そうめん」もおすすめ
夏の朝は暑いもの。暑いと食欲が出ない…なんて方はそうめんがおすすめです。
最近では、茹でなくて良いタイプのそうめんが販売されているので、手軽にそうめん料理を楽しむことができます。
シンプルに冷やしそうめんを楽しんでも良いですが、トマトや大葉などの薬味を乗せてあげるとより夏キャンプにピッタリのアレンジそうめんになります。また、余裕があれば流しそうめんにチャレンジしてみると、子どもも楽しみながら朝ごはんを食べられます。
みんなで楽しく作るホットケーキ
ふわふわのパンケーキはおしゃれで憧れますが、ハードルも高く感じますよね。ホットケーキなら手軽で子どももみんなで楽しく作れるので、キャンプの朝ごはんにピッタリです。
材料はホットケーキミックス、卵、牛乳(水でも可)ですぐに作れるので、子どももチャレンジしやすいです。ドライフルーツやナッツ類を生地に混ぜて焼いてみたり、チョコソースをかけてみたりアレンジもしやすいです。
パンケーキ風に見せるなら、ツナ缶などの空き缶をくりぬいて作った即席焼型を使ってみてください。写真にも映えやすいスフレパンケーキ風のホットケーキになります。
卵を混ぜて焼くだけ!スパニッシュオムレツ
卵に好きな具材を入れて混ぜて焼くだけのスパニッシュオムレツは、朝ごはんにおすすめのレシピです。色々な具材を入れればボリュームも出て、家族みんなが満足できる朝ごはんになります。
中に入れる具材は基本的に何でも良いですが、じゃがいもや玉ねぎ、ニンジン、ベーコン、ウインナー、ほうれん草、チーズなどがおすすめです。
味付けは塩コショウやコンソメを適量、フライパンもしくはスキレットにオリーブオイルを引いてじっくり焼いてみてください。蓋をするとふんわりしたオムレツになります。
再現度高め!ベーコンエッグマフィン
某ハンバーガー店でも人気のある「ベーコンエッグマフィン」は、意外と簡単に作ることができます。材料はマフィンとベーコン、卵、あればスライスチーズです。
スキレットなどでマフィンに焼き目を付けてから、こんがり焼いたベーコンと卵をチーズと一緒に挟むだけで出来上がります。見た目にもおしゃれな朝ごはんになりますよ。
SNS映えもする「おにぎらず」
「おにぎらず」はSNS映えするのに簡単で美味しい、キャンプの朝ごはんにもピッタリなメニューです。その名の通り、握らずに好きな具材を挟むだけで完成します。
ラップの上に海苔を乗せてから、ご飯、具材、ご飯の順に乗せていきます。海苔を一周させてサンドするだけでおにぎらずの完成です。四角くなるように形を作って包丁で切るだけで、萌え断なおにぎらずになります。
具材はスライスチーズやレタス、卵焼き、ハムなどが見た目にも綺麗でおすすめです。塩気の強いスパムやコンビーフ、ツナなども相性抜群なので、ぜひ一度試してみてください。
ソロキャンプにピッタリ!おすすめ朝ごはんレシピ
ソロキャンプでも朝ごはんは簡単かつ美味しく楽しみたいですよね。
ソロキャンプでは簡略化されてしまうことも多い朝ごはんですが、よりキャンプを楽しむためには朝ごはんも充実させてみてください。ここからは、ソロキャンプにおすすめの朝ごはんレシピをご紹介していきます。
これぞ定番!ハムエッグ
ソロキャンプだからこそ試してほしいのが、定番のハムエッグです。
ただのハムエッグと感じてしまうかもしれませんが、キャンプで作るハムエッグはシンプルながらもその美味しさを堪能できる料理となります。
フライパンもしくはスキレットに油を引き、ベーコンを焼いてからその上に卵を落とします。卵の半熟加減はお好みで、味付けも塩コショウのみであっさり系にするか、食べる前に醤油を垂らしても良いです。パンを付ければ、あのジブリ飯を再現できます。
クッカーだけで作れる「スープパスタ」
今回ご紹介するレシピは、簡単にできるコンソメスープのパスタです。具材は玉ねぎ、ベーコン(ウインナーでも)、パスタの3つだけ用意します。玉ねぎは火が通りやすいように薄切り、ベーコンは食べやすいサイズにカットしてください。
軽く油を引いたクッカーで具材を炒めてから水を入れてコンソメで味付けします。パスタが茹で上がったら完成です。パスタを作る際のポイントとしては、あらかじめパスタを水に浸しておくことです。茹でる前に水に浸しておくと、茹で時間の短縮といつもよりモチモチのパスタになります。
ちょっとオシャレに「フレンチトースト」
フレンチトーストも朝ごはんにピッタリのお手軽メニューです。スキレットを使えばよりオシャレに見えます。
手がかかるのではと思われがちですが、工程も少なく朝から贅沢な気分を味わえるので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
好みのパンをジップロックに入れた砂糖と牛乳に漬け込み、スキレット(フライパンでも可)にバターを引いてから漬け込んでいたパンを焼きます。卵なしで作れば、生焼けの心配はありません。
両面焼いたら完成です。オシャレさをアップするために粉砂糖やメープルシロップなどをかけて食べるのもおすすめです。簡単なのにちょっと贅沢な朝ごはんを満喫できます。
野菜を入れて煮るだけ!簡単ポトフ
少し肌寒い朝にピッタリなのが、野菜たっぷりポトフです。面倒だと思われがちですが、野菜を切って煮るだけなので意外と簡単に作ることができます。ダッチオーブンを使うと保温性能も高いのでより時短になって旨みも凝縮されるのでおすすめです。
材料は玉ねぎ、じゃがいも、ニンジン、キャベツ、ベーコンを食べやすいサイズにカットしてから水、ブイヨン(コンソメでも可)、あればローリエと一緒に煮込みます。味付けは最後に塩コショウで調整してみてください。ベーコンから塩気と旨みが出てくれるので、塩コショウをしなくても十分美味しいです。
手軽に作れるホットドッグ
ホットドッグは切れ目の入ったパンにソーセージを挟み、ケチャップやマスタードで味付けするだけなので非常にお手軽です。キャンプの定番朝ごはんとしても定着していますが、最近では牛乳パックを使って焼くホットドッグが人気となっています。
普通のホットドッグを作るようにパンにソーセージを挟んだら、新聞紙とアルミホイルで包んでから洗ってある牛乳パックに入れてしまいます。牛乳パックに火をつけ、牛乳パックのみ燃え尽きたら出来上がります。まるでお店で食べる出来立てのホットドッグを楽しめるので、ぜひ試してみてください。
和食なら「炊き込みご飯」がおすすめ
「朝はやっぱり和食が食べたい」という方におすすめなのは、炊き込みご飯です。好きな具材を入れて飯盒で炊き上げるだけなので、手軽にチャレンジできます。
おすすめのレシピは、缶詰を使った炊き込みご飯です。焼き鳥缶などお酒のつまみになるような缶詰を使ってください。お米と缶詰、水、醤油、酒、鶏ガラスープの素だけでも十分ですが、あればニンジンや油揚げ、好みのキノコを入れてあげるとよりボリューミーな朝ごはんになります。
作り方も簡単で、お米はあらかじめ水に浸しておき、その間に具材をカットするなど準備しておきます。お米の入っている飯盒に具材と調味料を入れ火にかけます。そのまま15分程度経過したら、火からおろしてタオルなどに包んで10分ほど蒸したら完成です。
ホットケーキミックスで作る「ちぎりパン」
パンを一から作るのは大変ですが、最近ではホットケーキミックスを使った簡単レシピも多くなっています。
材料を作り方は簡単で、ホットケーキミックス、卵、バターをビニール袋に入れて混ぜ、まとまるまで良くこねるだけ。良くこねたら団子状にし、油を引いたスキレットに並べて焼くだけです。
焼く際にアルミホイルで蓋をしてください。焼き色がついてきたら完成です。すごく手軽に焼き立てのパンのような風味を楽しめますよ。
ホットサンドメーカーで作る「焼き肉まん」
「ゆるキャン△」でも話題になっていた焼き肉まんも、朝ごはんにはピッタリです。
ホットサンドメーカーにバターを塗ってから肉まんを挟み、後は焼くだけで完成します。バターのコクと肉まんの相性は抜群で、一度食べたらやみつきになること間違いなしです。
キャンプのおすすめ朝ごはんレシピまとめ
キャンプの朝ごはんは美味しく、でもなるべく手間をかけないものにしておきたいです。片づけやその後の予定などもあるので、時短&手軽なレシピで余裕のある朝ごはんにしてみてください。
今回ご紹介したレシピはどれも簡単で手間もかからないものばかりなので、キャンプの朝ごはんに悩んだらぜひ参考にしてみてください。最近ではオシャレで美味しいレトルトも豊富なので、色々と活用してキャンプの朝ごはんも楽しみましょう。