投稿日:2021年8月22日 | 最終更新日:2024年7月18日
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キャンプのひと時を思いっきり楽しむためにはアクティビティを満喫したり、自然の中の落ち着いた雰囲気に癒されたりと、色んな体験をしておきたいはずです。
調理する時間も楽しいものですが、準備に後片付けにと考えたら少しばかり「大変だ」と感じる人も多いです。
そこで本記事ではキャンプでの調理タイムを短縮する技と、簡単かつオシャレな昼ごはんを楽しめるレシピをご紹介していきます。ぜひ参考にして、素敵なキャンプ時間を楽しんでみてください。
キャンプは時間が足りなくなる!お家で仕込んでおこう
昼ごはんや夕ごはんを作る時間を楽しむのもキャンプの醍醐味ですが、そればかりに時間を使ってしまってはもったいないです。
キャンプでのお料理は、あらかじめ仕込みをしておくのがおすすめです。
昼ごはんの下準備をするメリット
キャンプでは下準備をしておくことによって、キャンプサイトで食材を切ったり味付けしたりといった手間を減らせるため、昼ごはんを作る時間を圧倒的に短縮できます。
また、野菜を切っておけばゴミも減らせますし、食材が余ってしまって困ることもありません。
他にも食材が事前に揃っていることで買い忘れ防止にもなります。下準備はスマートなキャンプにする秘訣とも言えます。
レシピはあらかじめ考えておく
昼ごはんの下準備を行う際は、メニューとレシピを事前に考えておく必要があります。
何品作ってどんな料理にしたいか、見栄えを良くするためにキッチンツールに合わせた料理は何かを考えておくなど、キャンプでの昼ごはんを楽しむためにはメニューを慎重に考えることも大事です。
メニューが決まったらレシピを考え必要な食材を調達します。その際はメモを持っていくのがおすすめです。荷物がかさばりがちなキャンプはいかに少ない荷物にできるかが重要です。余計なものを購入したり、買い忘れたりを防ぐようにしておきましょう。
凍らせておけば保冷剤代わりにも!
食材を持参するキャンプでは、保冷剤が必須アイテムです。
特に夏場は気温が非常に高くなるため、気を抜くとすぐに食材が悪くなってしまいます。
保冷剤をたくさん持っていくことで安心感があるキャンプにはなりますが、実際保冷剤で荷物が多くなることはキャンパーにとって喜べないのも事実です。
そんな時に活躍するのが飲み物や調味料などを凍らせて持っていくことです。凍らせた飲み物・調味料などが保冷剤代わりに使えて、食材を暑さから守ってくれます。なおかつ帰りの荷物も減らせるので、キャンパーならばぜひとも実践したいテクニックです。
誰でも作れる!簡単昼ごはんレシピ10選
キャンプでも簡単な昼ごはんにしたいという方、メニューに悩んでいませんか?そこで、続いては簡単に作れる昼ごはんレシピをご紹介していきます。
どれも初心者キャンパーでも作れるレシピとなっているので、ぜひ参考にしてみてください。
串に刺して焼くだけ!「バーベキュー」
キャンプの定番メニューといえば「バーベキュー」と答える人が多いです。
バーベキューが人気の理由は、串に刺して焼くだけといった簡単レシピだからです。食材を切っておき、予め串に刺しておけばキャンプサイトでは焼くだけで完成します。
キャンプ初心者でも難なく作れるバーベキューは、好きな食材を串に刺すだけでも楽しいクッキングタイムになります。
作る際のポイントとしては1本の串に食材が偏らないようにバランスよく刺していくことが大事です。
お肉に、たまねぎ、ピーマン、パプリカ、ナスなどバランスよく組み合わせて、彩り豊かな昼ごはんにしてみてください。
定番メニュー!「焼きそば」
キャンプの定番メニューの一つに挙がってくるのが焼きそばです。
食材を切っておけば、あとは焼いて麺と合わせるだけで出来上がります。手際よく調理するために、大きなアルミトレーを用意するのがおすすめです。大きなトレーですと焼きそばを混ぜやすくなりますし、なによりもトレーをそのまま捨てられるので大変便利です。
また、麺は水洗いするとほぐれやすくなります。
大人数分の焼きそばを作る場合、麺と具材を混ぜるだけでも意外と疲れます。アクティビティを楽しむ気力や他の準備の余力を残せるよう、ぜひスムーズな調理ができるようにしてみてください。
チーズを網の上に置けば完成!「チーズフォンデュ」
キャンプではチーズフォンデュも簡単に作れておすすめです。
ディップするチーズは、カマンベールチーズをアルミホイルで包み網に乗せるだけで完成します。後は溶かしたチーズに焼いた野菜をディップするだけなので、非常に簡単な料理です。
アレンジでチーズに様々な種類のチーズを加えるのも味のバリエーションが広がり楽しくなります。昼ごはんのおかずにもなれば、お酒のおつまみにもなるありがたいメニューです。
メスティンでも作れる「ナポリタン」
メスティンはお米を炊くだけのものと思っていませんか?
実はメスティンは色んな料理に使える便利な調理器具で、ナポリタンも簡単に作れてしまいます。
作り方は非常にシンプルです。メスティンに水とパスタ、たまねぎ、コンソメ、ケチャップ、砂糖を入れて煮詰めるだけです。
たまねぎがしんなりしたらパスタをよく混ぜ、仕上げにパセリを加えれば完成となります。パスタとたまねぎが調度浸るほどの水量であれば、湯切りせずとも美味しいナポリタンに仕上がるので試してみてください。
メスティンの麺アレンジレシピはこちら!
【キャンプ飯】メスティンひとつでお手軽!メスティンカルボナーラ-そとごはん-
香ばしさがたまらない!「焼きおにぎり」
焼きおにぎりは、自宅で握ってきたおにぎりを焼くだけの簡単レシピです。
それだけではなく前日のキャンプで余ってしまったお米を何とかしたい時にも役立ちます。
アレンジもしやすく、ごま油と醤油で味付けしたり、明太子やバター、ガーリックライスで作ったおにぎりなど、バリエーションを増やすことができます。
前日に仕込めば当日焼くだけ「タンドリーチキン」
手間暇かかりそうなタンドリーチキンですが、実は前日に仕込んでおけば簡単に作れてしまいます。
フォークで鶏モモ肉の両面に穴を複数空けて、食べやすい大きさにカットします。
カットした鶏肉に塩と胡椒をかけて揉みこみ、カレー粉、ケチャップ、無糖ヨーグルト、ニンニクチューブを入れたジップ付き保存袋でさらに揉みこみます。
半日~1日漬け込めば仕込みは完了です。後はキャンプ当日焼くだけでジューシーなタンドリーチキンが出来上がります。
夏に食べたい「きゅうりの1本漬け」
キャンプといえば火を使ったメニューを思い浮かべる人が多いかと思いますが、夏場のキャンプだとさっぱりした食べ物を食べたい人も多くいます。
さっぱり料理を欲している人にはきゅうりの1本漬けがおすすめです。
仕込みの際はまず、きゅうりのヘタを落としピーラーで皮を剥き、縞々模様にします。皮をむくことできゅうりに味が染み込みやすくなります。その後塩を揉み込んで5分ほど放置します。
5分後、きゅうりから出た水分をキッチンペーパーでふき取って、塩、砂糖、鷹の爪、昆布、水を入れたジップ付き保存袋で味を染み込ませれば完成です。クーラーボックスで2時間ほど浸けて冷やしておけば夏にぴったりの冷たい1本漬けきゅうりになります。
キャンプならではのデザート「スモア」
キャンプサイトではデザートも意外と簡単に作れてしまいます。
特にスモアは、焚き火や炭火などでマシュマロを炙るだけと非常に簡単。
串に刺したマシュマロを回しながらまんべんなくあぶると、外はサクッ、中はとろ~っとしたマシュマロになり美味しくなります。ただし、竹串だと先端が細いため、焼く際にマシュマロが落ちてしまう可能性があります。そのため、串の先端が広がっている形状のバーベキュー用串を使うのがおすすめです。
焼きあがったマシュマロをクラッカーとチョコレートの上に乗せれば完成です。すかさずクラッカーで挟みホカホカの状態で食べると、出来立てマシュマロの極上な食感とチョコのトロトロ感が楽しめます。
トロトロで美味しい!「焼きバナナ」
キャンプでは、焼きバナナもおすすめレシピに挙がります。
焼きバナナはその名の通り、バナナを焼くだけで完成します。作り方は驚くほど簡単で、皮付きのバナナをそのまま焚き火の中へ投入するだけです。
丸焦げになってしまうのを心配するかもしれませんが、強火でも意外と焦げないのがバナナのすごいところです。皮が薄いバナナの場合にはアルミホイルを撒くのがおすすめですが、皮が厚い場合には水分がたっぷりなので、中身まで燃えずに美味しい焼きバナナになります。
焚き火から引っ張り出すタイミングは甘い香りがした時です。皮を剥けば、ホクホク感と甘みが美味しい焼きバナナの完成です。
デザートにうってつけな「焼きりんご」
焼きリンゴはキャンパーにとって定番のアウトドアスイーツとなっています。
芯をくりぬいたリンゴにバターや砂糖、シナモンを入れてアルミで包み込みます。そのリンゴをじっくり焼くだけで完成するので、初心者キャンパーにも試せる一品です。
リンゴ全体がムラなく焼けるように、転がしながら焼くようにしましょう。まんべんなく焼き、尖った箸やバーベキュー串で刺し、リンゴが中まで柔らかくなったら出来上がりです!
SNS映え間違いなし!オシャレな昼ごはんレシピ10選
せっかくキャンプを楽しむならばオシャレな昼ごはんにしたいですよね。続いては、オシャレキャンプを楽しみたい人必見のおすすめレシピをお伝えしていきます。
ご紹介するたくさんのレシピ料理を並べて、満足いくランチタイムを楽しんでみてください。
簡単に映える!「メイソンジャーサラダ」
冷蔵庫で4~5日間保存できるメイソンジャーサラダは、キャンプにピッタリのレシピです。
キャンプにそのまま持ち込めば、カラフルな野菜が映える食事タイムになります。作り方は簡単ですが、野菜を入れる順番には注意が必要です。
ドレッシングを1番下に入れて、葉物はドレッシングに触れないよう1番上に入れるのがポイントです。
こうすることでシャキシャキのままの葉物が楽しめるサラダになります。
また、保存する際はきちんと密閉し、運搬の際はしっかり冷やしておくように注意してください。空気に触れてしまったり、暖まったりすると保存期間が短くなってしまいます。
さっぱり美味しい、彩りも綺麗な「ピクルス」
野菜を切ってマリネ液につけるだけの簡単なピクルスですが、カラフルで美しい彩りはキャンプのランチタイムも盛り上げてくれる存在です。
さっぱりとした酸味が美味しいピクルスは、バーベキューや焼きそばなど油っぽい食べ物との相性抜群で、良い箸休めになります。
先ほどのようにメイソンジャーを使ってピクルスを浸ければ、より食卓が映えるテーブルになってくれます。
プレートランチでもカラフルなピクルスを添えれば、素敵なワンプレートの完成です。きゅうり、人参、大根、パプリカ、トマト、オクラ、ラディッシュなど色んな野菜を入れてみても美味しくなります。
関連するピクルスレシピはこちら!
簡単ころころピクルスーそとごはんー
簡単!しかもオシャレ「アヒージョ」
簡単かつオシャレなキャンプレシピにはアヒージョも挙げられます。
アヒージョはオリーブオイルとニンニク、アンチョビ、赤唐辛子、塩を混ぜたオイルの中に具材を入れて火を通せば完成です。具材を切っておけばキャンプサイトでも簡単に作れてしまいます。
そんなアヒージョは、熱伝導率がゆっくりで蓄熱性が高いスキレットを使うのがおすすめです。スキレットであると食材一つひとつにムラなく火を通すことができ、見た目も非常にオシャレなキャンプになります。
アヒージョのアレンジレシピはこちら!
簡単インスタ映えメニュー!「カマンベールアヒージョ」ーそとごはんー
好きな具材をチョイスできる「タコス」
オシャレなキャンプランチにはタコスも最適です。トルティーヤに挟むタコミートや野菜を事前に作っておけば、キャンプでは挟むだけで完成するので昼ごはんの準備も楽ちんです。
より楽しいランチにするために、豊富な数の野菜を準備しておくと見た目も素敵になります。
お好みの具材をチョイスしながら、ワイワイ楽しめるパーティーのような雰囲気を味わえる昼ごはんにもできます。
また、作ったタコミートが余ったらタコライスにアレンジするのもおすすめです。
煮込むだけでできちゃう本格アクアパッツァ
アクアパッツァは、蓋を開けた瞬間に大きな鯛と色とりどりの具材がキャンプに映える一品です。
骨や鱗のある魚を扱うことで難しそうに感じてしまうアクアパッツァですが、自宅で仕込んでおけばキャンプ場では煮込むだけの簡単レシピに変わります。
オリーブオイルでニンニクを炒めた後、鯛を入れて塩や胡椒などで下味をつけて白ワインを入れます。
15分ほど過熱したら野菜やハーブを加えて弱火で煮込めば完成です。キャンプでもこんなに簡単に本格的アクアパッツァが作れてしまいます。
柔らかさが魅力!ローストビーフ
映えるキャンプにしたい方はローストビーフを作ってみませんか?
ロースビーフを作る方法は3つほどあり、炭火のバーベキューコンロで火を通すほか、スキレットやダッチオーブンを使う方法もあります。
おすすめは炭火のバーベキューコンロを使っての調理です。
焼け具合を目で確認しながら調理できるため、初心者でも失敗しにくくなっています。ほどよい火の通りでやわらかいローストビーフを堪能するのもキャンプの素敵な昼ごはんになりそうです。
見た目も豪華なパエリア
キャンプではパエリアも人気メニューのひとつです。具だくさんのパエリアは見た目が豪華で、ボリュームに満足できる料理です。キャンプでは肉料理が中心となりやすいので、パエリアは魚介や野菜をふんだんに使ったレシピにするのも良いです。
そんなパエリアは無洗米で作ると美味しく仕上がります。炒める際に油としっかりと混ぜておけばパラパラ食感を楽しめます。
ダッチオーブンで挑戦!スタッフドチキン
スタッフドチキンもキャンプで映える料理の1つです。
丸鶏の中に食材を詰め込み焼き上げるスタッフドチキンは、食材に鶏肉のジューシーなエキスが染み込み大変美味しい料理です。
派手な見た目に反して作り方は意外と簡単!お腹の中をきれいに処理した鶏肉に炒めたセロリやたまねぎ、食パンなど好きな食材を詰め込みます。その丸鶏をダッチオーブンで焼くことにより本格的なアウトドア料理のスタッフドチキンが完成します。
手間はかかるけど楽しい!バウムクーヘン
手間はかかりますが、オシャレなキャンプサイトを演出するにはバウムクーヘンもおすすめです。
生地はホットケーキミックスで簡単に作れます。
生地を芯となる棒に塗りながら焼き上げていくのですが、何十もの層にするためには2時間ほど時間がかかる場合もあります。
そのため、火を囲んでおしゃべりしたり、お酒を飲んだりと、ゆったりしながら作っていくと良いです。
完成するまでの過程や、バウムクーヘン一つを作る苦労など、貴重な光景を目の当たりにできる瞬間にもなります。ぜひ出来立てバウムクーヘンの美味しさを楽しんでみてはいかがでしょうか?
キャンプで本格スイーツ!クラフティ
フランスの伝統菓子であるクラフティも、キャンプで簡単に作れます。
クッキー生地に牛乳と卵で作ったやわらかめの生地を流し込み、焼き上げるのですが、プリンのような風味とふんわりモチモチした食感が虜になります。
甘酸っぱいサクランボや、爽やかなオレンジ、甘くてジューシーな桃など様々なフルーツとも相性は抜群です。アーモンドプードルを使用することで生地に香ばしい風味が広がり、アーモンドスライスのトッピングでパリッとした食感を楽しめます。
簡単・オシャレなキャンプの昼ごはんレシピまとめ
キャンプでは下ごしらえが面倒に思われがちですが、食材を切る味付けするといった準備をやっておくことで調理に手間が省けて、時短にもなります。キャンプでのひと時を思いっきり楽しみたい方は、昼ごはんを楽ちんにすることも大事です。
今回ご紹介してきた昼ごはんレシピならば、すぐにランチの準備が整いますし、オシャレな見た目のランチを楽しむこともできます。ぜひ準備が簡単のキャンプメニューでたくさんのごはんが並ぶランチタイムを作り出してみてはいかがでしょうか?