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屋外で調理や食事を楽しむBBQでは、しっかり準備をすることでより快適に楽しめます。
特に手間を減らしスムーズにBBQを楽しめるよう、料理に関する基本やコツは押さえておきたいところ。また、同時にBBQで何を食べたいのか、メンバーや人数、好みなどを加味した上で決めておくことも大切です。
そこで今回は、BBQの料理に関する基本やコツやおすすめのメニューをご紹介します。
BBQ(バーベキュー)で料理を快適に楽しむためのコツ
ちょっと工夫して準備することで、BBQでの料理が効率よくできたり美味しくできたり後片付けが楽になったりします。
こちらでは、知っているともっとBBQが楽しくなるようなコツをご紹介します。
下準備をして調理時間を短縮
BBQ会場に到着してからすぐに調理が開始できるよう、おうちで準備しておくことが大切です。
例えば、野菜は作る料理に合わせてカットした上で濡らしたキッチンペーパーに包んでおけば、変色が防げフレッシュな状態で調理できます。
また、肉や魚介類は保存容器に移して下味をつけておくことで、発泡スチロールゴミを減らしつつ会場で素早く食材の加熱ができます。
片手でも食べやすいメニューを選ぶ
BBQでは参加者がドリンクや箸などを持っていることが多いため、片手でも食べやすい食べ物を用意するのが好まれます。
フランクフルトやおにぎり、スナック類などのお皿を持たなくても食べられるものがおすすめです。
前菜を用意して手持ち無沙汰を回避
BBQでは、調理完了までに多少の時間がかかることがあります。
そんなときは、料理ができあがるまでの間に小腹を満たせるよう前菜を用意するのがおすすめです。
きゅうりの一本漬けやキャベツを使ったおつまみなど、野菜を使ったさっぱりメニューであれば、お腹いっぱいにはならずサクッといただけます。
お肉はじっくり火を通す
お肉は何度もひっくり返さず、片面ずつじっくりと火を通すのがおすすめです。
何度もひっくり返してしまうと肉汁が下に落ちてしまい、うま味が失われパサパサの食感になってしまいます。
お肉の種類にもよりますが、基本的に赤身肉を焼く場合はひっくり返す回数を少なくしましょう。
薪や炭の置き方を工夫して火力を調整する
バーベキューグリル(コンロ)を使うときは強火、弱火、保温の3つのエリアを作るのがおすすめです。
エリアを3つに分けることで食材や料理に合った調理ができ、焼き終えた食材を温かい状態で置いておけます。
薪や炭を重ねて置くと強火、低めに配置された場所は弱火、少なめに置かれた場所は保温のエリアになります。
アルミホイルや缶詰などを活用する
アルミホイルを活用すれば包み焼きやオイル煮ができ、缶詰を使えばちょっとしたおつまみを作って器の代わりにもなります。
ほかにも食材を串に刺してから焼けば、ひっくり返すのが簡単になり片手で食べられるメリットもあります。
このように道具をうまく利用すれば、焼き調理以外にも様々な調理法でBBQが楽しめるためおすすめです。
アウトドア用の調理器具を食器として活用する
スキンレットやメスティン、ダッチオーブンなどの調理器具をそのままお皿としてテーブルに提供すれば、熱が冷めにくく洗い物が少なくなり片付けの手間も減ります。
また料理で写真映えも狙えるのに加えて、レストランで提供されるようなおいしそうな見た目を演出できます。
【メイン・主食】BBQにおすすめの料理
BBQで出される料理のレパートリーが多いと、参加者はよろこんでくれるもの。
こちらではBBQのメインと、主食におすすめな料理のレシピや作り方を紹介するので、次のBBQ時に作るメニューの参考にしてください。
お肉好きにおすすめ!牛肉の厚切りステーキ
赤身の肉々しい風味と、たっぷりのうま味が堪能できる牛肉の厚切りステーキ。
材料
- ・厚切り牛肉
- ・塩
- ・こしょう
作り方
- ①牛肉を常温に戻し、焼く寸前に塩こしょうをふる
- ②「①」を強火で焼き、表面に肉汁が出る前にひっくり返す
- ③裏面に焼き色がついたら肉をアルミホイルで包み、5分休ませる
- ④食べやすい大きさにカットして完成
アルミホイルで包むことで、お肉のうま味を閉じ込めることができます。
漬け込んで焼くだけ!スペアリブの甘辛焼き
香ばしい焦げ目が食欲を刺激する、スペアリブの甘辛焼き。
材料
- ・豚スペアリブ
- ・焼肉のタレ
- ・はちみつ
- ・にんにく
- ・しょうが
- ・粗びきこしょう
作り方
- ①ビニール袋に焼肉のタレ、はちみつ、すりおろしたにんにくとしょうが、粗びきこしょうを入れて混ぜる
- ②スペアリブに3か所ほど切り込みを入れ「①」に入れて30分以上置く
- ③「②」を強火で焼く
- ④前面に焼き色がついてきたら弱火で転がしながらじっくりと焼いて完成
豪快にかぶりついて、スペアリブの濃厚なうま味を堪能しましょう。
子どもも大好き!煮込みハンバーグ
ポリ袋でこねて成形できる煮込みハンバーグ。
材料
- ・合いびき肉
- ・卵
- ・たまねぎ
- ・塩こしょう
- ・ナツメグ
- ・水
- ・赤ワイン
- ・ケチャップ
- ・中濃ソース
- ・コンソメ
- ・サラダ油
作り方
- ①たまねぎをみじん切りにし、合いびき肉、卵、塩こしょう、ナツメグと一緒にポリ袋に入れてよくこねる
- ②袋の中で「①」の形を丸く整える
- ③水、赤ワイン、ケチャップ、中濃ソース、コンソメを混ぜ合わせておく
- ④フライパンにサラダ油を引き「②」を中火で加熱して両面に焼き目をつける
- ⑤フライパンに「③」を加えて弱火にして10分ほど煮込んで完成
やわらかく、子どもでも食べやすい一品です。
見た目も映える!アクアパッツァ
タイやタラ、カレイのような白身魚で簡単に作れるアクアパッツァ。
材料
- ・白身魚
- ・ミニトマト
- ・にんにく
- ・アスパラガス
- ・パプリカ
- ・ミニトマト
- ・あさり
- ・白ワイン
- ・オリーブオイル
- ・塩こしょう
作り方
- ①白身魚、にんにく、野菜類、あさり、白ワイン、オリーブオイルをアルミホイルに乗せ、塩こしょうをふったら包む
- ②15分ほど蒸し焼きにして完成
蒸し焼きにすることで、食材の風味を存分に感じられます。
食欲をそそる香りが最高!鮭のガーリックソテー
にんにくのパンチとレモンの風味がおいしい鮭のガーリックソテー。
材料
- ・鮭
- ・にんにく
- ・バター
- ・ディル
- ・パセリ
- ・白ワイン
- ・オリーブオイル
- ・塩こしょう
- ・レモン
作り方
- ①鉄板にオリーブオイルをひき、塩こしょうを振った鮭を加熱して全体に焼き色をつける
- ②鮭を焼いている横でバターを加熱し、みじん切りにしたにんにくと合わせる
- ③にんにくの香りが立ったら、みじん切りのディルとパセリを混ぜて焦げないよう加熱する
- ④「③」に鮭を置き、白ワインをかけてアルコールを飛ばす
- ⑤薄くスライスしたレモンを乗せて完成
鉄板があると、作れる料理の幅が広がるためおすすめです。
アレンジも自由!肉巻きおにぎり
ご飯の味付けを変えれば、様々なレパートリーが楽しめる肉巻きおにぎり。
材料
- ・温かいご飯
- ・豚肩ロース
- ・醤油
- ・みりん
- ・砂糖
- ・塩こしょう
作り方
- ①おうちで事前に醬油、みりん、砂糖を煮詰めてタレを作っておく
- ②おうちでご飯を俵状ににぎっておく
- ③BBQ会場で豚肩ロースに塩こしょうをふり「②」に巻きつける
- ④「③」を網の上で転がしながら焼き「①」を塗る
- ⑤全体が香ばしい香りになったら器に盛って完成
ご飯に梅干しやしそを混ぜると、爽やかなアクセントで食欲が刺激されておすすめです。
大人数のBBQにおすすめのパエリア
色合いが鮮やかでおしゃれなパエリア。
材料
- ・米
- ・サフラン
- ・コンソメ
- ・お湯
- ・たまねぎ
- ・シーフードミックス
- ・パプリカ
- ・オリーブオイル
- ・塩こしょう
- ・レモン
作り方
- ①お湯にサフランとコンソメを加えて混ぜる
- ②鍋にオリーブオイルをひいてにんにくとたまねぎを炒め、たまねぎが透き通り始めたら米を加えて炒める
- ③米が透き通ってきたら「①」を加える
- ④沸騰したら塩こしょうとシーフードミックス、パプリカを加えて弱火で13分ほど炊く
- ⑤鍋を火からあげて10分ほど蒸らしたらレモンを添えて完成
ムール貝やあさりを加えるとより本格的なパエリアがいただけます。
BBQの締めにおすすめの焼きそば
BBQの定番料理で、大人から子どもまで人気な焼きそば。
材料
- ・麺
- ・焼きそばソース
- ・ひき肉
- ・キャベツ
- ・油
作り方
- ①キャベツをざく切りにしておく
- ②ひき肉とキャベツを炒める
- ③麺をほぐしながら加え、麵がほぐれたらソースを加えて混ぜる
- ④ソースの香ばしい香りが立ってきたら完成
あまった野菜やお肉を入れてもおいしく仕上がるのでお試しあれ。
【副菜・おつまみ】BBQにおすすめの料理
お肉だけでなく、さっとつまめるおつまみメニューがあると箸休めになって皆によろこばれるもの。
こちらでは、BBQで料理できる簡単な副菜やおつまみのレシピや作り方をご紹介します。
あつあつトロトロ!カマンベールチーズのアヒージョ
熱々とろーりチーズは、パンとの相性が抜群なカマンベールチーズのアヒージョ。
材料
- ・カマンベールチーズ
- ・ミニトマト
- ・マッシュルーム
- ・にんにく
- ・唐辛子
- ・オリーブオイル
- ・塩こしょう
- ・フランスパン
作り方
- ①マッシュルームは汚れをペーパーで落とし、石づきを切り落としておく
- ②にんにくは根本を切って包丁の腹で潰し、皮と芽を取り除く
- ③唐辛子のヘタを切り落として種を取り除く
- ④6等分にカマンベールチーズをカットし、フランスパンを食べやすい大きさにカットする
- ⑤スキンレットか小さめな鍋ににんにく、唐辛子、オリーブオイルを加えて弱火でじっくりと加熱する
- ⑥マッシュルーム、ミニトマト、カマンベールチーズを加えて泡が立つまで加熱する
- ⑦塩こしょうをかけて完成
シーフードやほかの野菜を使ってもおいしく仕上がるのでお試しあれ。
見た目もインパクトあり!ハッセルバックポテト
じゃがいもを豪快に丸ごと使ったハッセルバックポテト。
材料
- ・じゃがいも
- ・ベーコン
- ・バター
- ・すりおろしにんにく
- ・オリーブオイル
- ・塩こしょう
作り方
- ①じゃがいもを洗って芽を除き、3~5mm幅で切れ目を入れる
- ②10分ほど水にさらす
- ③ベーコンを2cm幅で切る
- ④じゃがいもの水気を拭き取り、切れ目にベーコンを挟む
- ⑤アルミホイルを丸めたものをスキレットの上に広げ、じゃがいもを並べてオリーブオイルと塩こしょうをかける
- ⑥ふたをして弱めの中火で30分ほど加熱する
- ⑦フランスパンや鉄板でバターとすりおろしにんにくを弱火で加熱し、にんにくの香りが立ったら「⑥」にかけて完成
スキンレットで提供すると、写真映えが狙えるためおすすめです。
ピリ辛がやみつき!じゃばら切りきゅうり
さっと作れておつまみに適しているじゃばら切りきゅうり。
材料
- ・きゅうり
- ・酢
- ・醤油
- ・ごま油
- ・豆板醬
- ・おろしにんにく
- ・すりごま
作り方
- ①ポリ袋の中で酢、醤油、ごま油、豆板醬、おろしにんにくを混ぜ合わせておく
- ②じゃばら切りしたきゅうりを「①」に付け込んで20分以上置いておく
- ③器に盛って完成
おうちで事前に作っておき、前菜として乾杯のタイミングで提供するのもおすすめです。
ピリ辛風味がお酒にも合うため、子どもだけでなく大人にもぴったりです。
野菜のうま味を堪能!焼き野菜のバーニャカウダー
焼いた野菜の風味とソースの相性が抜群な焼き野菜のバーニャカウダー。
シェラカップにオリーブオイルやアンチョビ、すりおろしにんにくを加えてアンチョビをスプーンで潰しながら加熱します。
オイルがふつふつしてきたら豆乳を加えてかき混ぜ、とろみがついたらソースの完成です。
炭火焼きしたスティック状のじゃがいもやパプリカ、にんじんをディップしていただきましょう。
ちょっとおしゃれなおつまみが簡単にできるためおすすめです。
アルミホイルに入れて焼くだけ!野菜のホイル焼き
手間がかからず野菜本来の味が楽しめる野菜のホイル焼き。
野菜をアルミホイルで包んで焼くだけで完成します。
じゃがいもやたまねぎ、ニンニクやキノコ類など様々な食材が使え、素材のおいしさが味わえます。
バターや塩こしょう、醬油、アウトドアスパイスなどで味付けするのがおすすめです。
甘みたっぷり!焼きとうもろこし
とうもろこしを1本丸ごと焼いていただく焼きとうもろこし。
網の上で回しながら焼き目をつけていきます。
しょうゆやみりんで作ったタレを塗れば、香ばしい香りととうもろこしの甘みが存分に堪能できます。
簡単に作れる!コンビーフのパテ
ヨーグルトとコンビーフのみで作れるコンビーフのパテ。
前日に水を切ったヨーグルトとコンビーフを和えれば、バケットやクラッカーによく合うおつまみが完成します。
スパイスを加えて風味をプラスしてもおいしくいただけます。
料理のレパートリーを増やしてBBQをより満喫しよう
今回はBBQ料理のコツやおすすめメニューについてご紹介しました。
BBQで多彩な料理が作れるようになれば、大人も子どももより一層BBQを楽しめること間違いなしです。
ちょっとした工夫を試し、スマートにおいしいBBQ料理を作ってみてはいかがでしょうか。
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