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食材を焼くだけの定番なBBQに飽きていませんか?実は、BBQは焼く以外にもいろいろな調理ができるので、新しいレシピに挑戦してみるのもおすすめです。
それほど難しくない工程で定番のレシピに一工夫加えると、驚くほどおいしく仕上がりますよ。
今回は、BBQ初心者でも簡単に作れるBBQのレシピ15選ご紹介いたします。これからBBQする機会があれば、ぜひ今回のレシピを参考にして作ってみてください。
肉系のおすすめBBQレシピ
BBQといえば、やはり肉料理。簡単にできる肉系のおすすめBBQレシピをご紹介いたします。
アメリカンBBQにピッタリなスペアリブ
スペアリブにハニーマスタードで味付けすると、お子様でも食べやすい甘さになります。
【材料】
- 豚スペアリブ:4本(約350g)
- 塩コショウ
【ハニーマスタードのたれ】
- すりおろし玉ねぎ:1/2個
- おろした生姜:1かけ分
- 蜂蜜、粒マスタード:大さじ1と1/2
- 酒:大さじ1
- 塩:小さじ1/2
【仕込み】
1. フォークなどでスペアリブを全体的に刺す。
2. 塩コショウをふったスペアリブをポリ袋に入れて、よくもみこんで10分置く。
3. 【ハニーマスタードのたれ】を入れ、ポリ袋の口を押さえながら1分~2分ほどさらにもみこむ。
4. たれが全体に絡んだら、空気を抜いて袋の口を縛り、冷蔵庫やクーラーボックスに入れ、1時間~2時間ほど置く。
【焼き方】
1. ポリ袋からスペアリブを取り出し、たれを拭き取る。袋に残ったたれは残しておく。
2. フライパンや鉄板に油をひいて、弱火でスペアリブを焼いていく。(炭の量で火力を調節する)
3. 全体的に焼き色が付くまで焼く。(1面5分が目安)スペアリブの大きさに合わせて焼き加減は調節する。
4. 残りのたれをスペアリブのまわりに加え、フツフツするまで焼く。
5. たれをよく加熱したら、スペアリブに絡めて完成。
炭火で焼くステーキがより美味しくなるレシピ
【美味しくする下準備】
- ステーキを常温に戻しておく
日の当たらない場所に30分ほど置きましょう。冷たいまま焼くと、中まで火が通りづらく、生焼けになる可能性があります。
- 下味をつける
塩を多めにふって、下味をつけましょう。脂身の少ないお肉は、表面にオリーブオイルを塗っておくと、香ばしく焼きあがります。
【美味しく焼くコツ】
ステーキを美味しく焼きたいなら、余計な脂を落せる網がおすすめ。カリッと焼きあがり、炭のおかげで香ばしさも感じられます。
また、炭で火を起こす際、火が届かない「保温スペース」を作っておくと、ステーキを焼いて寝かせるときに役立ちます。
【焼き方】
1. ステーキを強火で焼き、両面に焼き色を付ける。
2. 両面焼けたらアルミホイルで包み、保温スペースに置いて余熱で火を通す。肉が硬くなるのを防ぐため、火の上には置かない。
3. 3分ほど経ったら、完成。
アレンジが利きやすい簡単ローストビーフ
【材料】3人~4人前
- 牛もも肉:400g
- 塩、コショウ
【作り方】
1. 常温に戻す
2. 塩コショウで下味をつける
3. 網にのせて、全ての面に焼き色をつける。(遠火で焼くのがコツ)
4. 網の端に移動し、アルミホイルをかぶせて5分ほど焼く。
5. 肉を取り出し、二重にしたアルミホイルにくるんで30分ほど置いたら完成。
ローストビーフの良いところは、他のメニューにアレンジできる点です。サンドイッチやサラダ、ローストビーフ丼などいろいろなアレンジを楽しめます。味に飽きないように、ソースも何種類か作っておくと安心です。
魚介系のおすすめBBQレシピ
BBQでは海鮮系のメニューも外せません。魚介を使った簡単レシピをご紹介いたします。
アヒージョは魚介系食材と相性抜群!
エビとブロッコリーのアヒージョ
【材料】人数に合わせて適量を準備する
- むいたエビ
- ブロッコリー
- オリーブオイル
- ニンニク
- 鷹の爪
【作り方】
1. フライパンにオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を入れ、弱火で温める。
2. 温まってきたら、ブロッコリー、エビの順で炒める。
3. 弱火でエビとブロッコリーに火が通るまで加熱し、火が通ったら完成。
【美味しく作るコツ】
食材の旨味を逃さないため、下ごしらえをしっかり行うことが大切。水分が多い野菜や魚介類は、下茹でと下味をつけて水分を取っておくと、旨味を感じやすくなります。
雑味も防いでくれるので、美味しくするためにもこのひと手間を惜しまないようにしましょう。
本格的なのに簡単!ブイヤベース
【材料】4人~6人前
- 有頭エビ:8尾
- いか:1杯
- 白身魚:3切れ
- ムール貝:8個
- あさり:300g
- 好きな野菜
- 白ワイン:100ml
- 水:800ml
- オリーブオイル:大さじ1
- おろしにんにく
- サフラン
- タイム
- ローレル
- 塩、ホワイトペーパー
【作り方】
1. エビは殻付きで背ワタを取る。いかは下処理後、食べやすい大きさに切る。あさりとムール貝は洗い、白身魚も食べやすい大きさに切る。エビと白身魚にホワイトペッパーをふる。
2. 野菜をみじん切りにして、ダッチオーブンで炒める。
3. 野菜がしんなりしてきたら、弱火にして蓋をする。
4. 野菜に火が通ったら、あさり、サフラン、タイム、ローレル、ニンニクを入れて炒める。白ワインを入れて沸騰させたら、塩小さじ1、水、ホワイトペッパーを入れる。蓋をして5分置く。
5. ムール貝以外の魚介類を全て入れて、弱火で15分ほど煮込む。アクは取り除く。
6. ムール貝を入れて蓋をする。10分ほど煮込んでムール貝が開いたら完成。
一台で何役もこなすダッチオーブンがあれば、キャンプでもいろいろな料理が作れますので、ぜひBBQをする際、ダッチオーブンを使ってみてください。
ホイルに包んで焼くだけ!ちゃんちゃん焼き
【材料】2人分
- さけの切り身:1/4尾
- 好きな野菜
- サラダ油大さじ:1/2
- 白みそ:大さじ6
- みりん:大さじ1
- 酒:大さじ2
【作り方】
1. 野菜を食べやすい大きさに切る。
2. みりん、酒、白みそを混ぜ合わせる。
3. さけに2をぬり、アルミホイルで野菜と一緒に包む。
4. 鉄板や網の上に火が通るまで置いておく。
野菜系のおすすめBBQレシピ
がっつりお肉を食べた後は、野菜のメニューも食べたくなりますね。次に、BBQでおすすめの野菜系簡単レシピをご紹介いたします。
定番メニューをプチアレンジ!焼きカプレーゼ
【材料】2人分
- トマト:2つ
- とろけるチーズやモッツァレラチーズ:適量
- 塩、ブラックペッパー
- バジル、オリーブオイル
【作り方】
1. トマトのへたから下5㎜ほどの部分を切って、蓋を作る。トマトの中身はくり抜き、さいの目に切る。
2. トマトの中に、さいの目に切ったトマトの中身、チーズを入れて、へたで蓋をする。
3. ダッチオーブンかアルミホイルにトマトを入れ、遠火になるように炭火で焼く。表面に焼き色がついてきたら、塩、ブラックペッパー、バジルをかけて完成。
トマトの中身をくり抜いて詰めるだけのシンプルなメニューです。焼いて水分がなくなり甘くなったトマトとチーズの相性は抜群ですよ。
さっぱりしたい時に!きゅうりの一本漬け
【材料】
- きゅうり
- 浅漬けの素
- 輪切りの赤唐辛子
【作り方】
1. きゅうりの皮をむき、両端は切り落とす。
2. 串や割りばしにきゅうりを刺す。
3. ポリ袋に浅漬けの素と赤唐辛子、きゅうりを入れて、クーラーボックスで2時間ほど冷やす。
きゅうりの一本漬けでBBQでもお祭り気分が味わえます。
きゅうりは前日に作っておいて、一晩冷蔵庫に置くとさらに味が染みこみますよ。
お肉料理ばかり食べて飽きてしまったとき、きゅうりの一本漬けでさっぱりするのもおすすめです。
丸ごと包んで焼くだけ!里芋のホイル焼き
【材料】
- 里芋
- お好みで味噌バターやバター醤油を用意
【作り方】
1. 里芋を皮ごとよく洗う。
2. あとはアルミホイルで包み、竹串がスッと入るようになるまで焼くだけ。
煮込む料理でよく登場する里芋をホイル焼きすると、里芋特有のねっとり感と柔らかさがさらに増し、煮込んだときとは違う美味しさになるので、ぜひ試してください。
皮付きのままだと皮がふたの代わりになり、里芋自体に含まれる水分のおかげで蒸し焼きの状態になります。里芋の皮むきがヌルヌルして苦手な方でも包丁を使用しないこのレシピなら、簡単にできるのでおすすめです。
主食系のおすすめBBQレシピ
主食になるBBQの簡単なレシピをご紹介いたします。定番メニューがどれも手軽に作れるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
定番カレーに飽きたらドライカレーを作ろう!
【材料】2人分
- ひき肉:150g
- 玉ねぎ:200g
- トマト:75g
- パウダータイプのカレールウ:1袋
【ターメリックライス】
- 白米:1合
- 水:200ml
- ターメリックパウダー:適量
【作り方】
1. 米を研いでメスティンに入れ、30分以上浸水させる。ターメリックを入れて混ぜ、蓋をして中火にかける。沸騰したら、弱火で10分~15分熱して、火を止め15分蒸らす。
2. トマト、玉ねぎを細かく切る。
3. 玉ねぎ、ひき肉、トマトの順番でメスティンに入れて、15~20分ほど弱火にかける。
4. ひき肉に火が通ったら火を止めて、カレールウを加えて混ぜる。
5. 弱火で1分~2分熱し、とろみがついてきたら完成。
メスティンでご飯を炊くときは、米をしっかり浸水させましょう。
さらに、炊き上がって蒸らす際、メスティンをタオルで包むとよりおいしく炊き上がります。ターメリックライスにすることで定番のカレーがいつもと違う感じに仕上がりますよ。
固形のカレールウに比べ、パウダールウを使用するとよく溶けるので料理しやすくなりますよ。
ビールにも合う!富士宮焼きそば
【材料】人数に合わせて適量を準備してください。
- 豚バラ
- 中華麺
- 好きな野菜
- ラード
- イワシの削り粉
- 中濃ソース
- 紅ショウガ
【作り方】
1. 野菜を食べやすい大きさに切る。
2. 鉄板でラードを熱し、豚バラ、野菜を炒める。
3. 中華麺を加え、水を入れて蒸す。
4. 中濃ソースで味をつけ、イワシの削り粉をかけて完成。
焼いて挟むだけでも映える!ホットドッグ
【材料】
- ホットドックのパン
- ソーセージ
- トッピング(ピクルス、フライドオニオン、コールスロー、ザワークラフトなど)
- 粒マスタード、ケチャップ
【作り方】
好きな具を挟むだけ!
アメリカでは仲間や家族が集まり、盛んにBBQが行われ、ホットドッグはその定番。パンにソーセージを挟むだけで手軽に食べられるホットドッグを好きな子供達も多いです。
また、自分の好きなトッピングを選んで自分好みのホットドッグを作れるところも魅力の一つです。
デザート系のおすすめBBQレシピ
シメのデザートがあれば、最高のBBQになりますね。簡単に作れるデザートのレシピをご紹介いたします。
チョコとマシュマロを並べるだけで作れるスモア
【材料】
- 板チョコ
- マシュマロ
- クラッカー
【作り方】
1. スキレットに粗く砕いた板チョコを敷き、弱火でゆっくり溶かす。
2. チョコが溶けてきたら、マシュマロを敷きつめ、アルミホイルをかぶせてマシュマロに焼き色をつける。
3. 焼き色がついたら完成。クラッカーでマシュマロをすくって食べる。
BBQでも簡単に作れるメニューです。
チョコと焼いたマシュマロをビスケットですくって食べるだけでも美味しいですが、バナナやナッツをトッピングするとより美味しさが増します。
竹串にマシュマロを刺してあぶり、焼き色がついてきたらクラッカーで両側を挟んで食べるのも簡単なのでおすすめ。ただ、マシュマロが焦げやすいので注意しましょう。
トロトロ食感が魅惑的!焼きりんご
【材料】
- りんご
- シナモンパウダー
- グラニュー糖
【作り方】
1. 半分に切ったりんごの種と芯をくり抜き、断面にシナモンパウダーとグラニュー糖をかける。
2. 芯と種をくり抜いた穴に、バターを気持ち多めに詰める。シナモンパウダーとグラニュー糖をその上にふりかける。
3. バターを詰めた方は下、もう半分は上にして、3重にしたアルミホイルに包み、BBQグリルの端に置く。
4. 遠火でじっくり時間をかけて焼き、りんごが柔らかくなったら完成。
焼くときに上下逆さまだとバターが流れてしまいますので注意しましょう。
また、強火すぎると中まで火が通らないので火から遠いスペースに置いてください。
りんごを包むアルミホイルが薄いと途中で破れて、水分がなくなりパサパサになってしまう恐れがあるので、3重くらいにすると安心ですよ。焼いているとき、りんごを転がして全体的に焼けるようにすることがポイントです。
焼きあがったらそのまま食べるのも美味しいですが、アイスをのせて食べるもの最高です。
口直しにピッタリなゼリーも手作りで!
【材料】
- 甘夏:1個
【ゼリー液A】
- 水 :200ml
- グラニュー糖:25g
- 板ゼラチン:5g
【ゼリー液B】
- 牛乳:75ml
- 生クリーム:75ml
- 板ゼラチン:5g
【作り方】
1. 甘夏の皮をむく。板ゼラチンを水でふやかす。
2. メスティンに水を入れ、火にかける。グラニュー糖を入れて沸騰する直前に火を止める。
3. 板ゼラチンを溶かし入れる。他の容器に移しておく。
4. メスティンに牛乳と生クリームを入れて火にかけ、沸騰する直前で火を止める。
5. 板ゼラチンを溶かし入れ、よく混ぜる。他の容器に移す。
6. メスティンに甘夏をしく。
7. 3のゼリー液を入れて、あれば冷蔵庫、なければクーラーボックスで冷やす。
8. 固まったら、5のゼリー液を流し入れて、また冷やし固める。
9. 固まったら、湯煎して取り出し完成。
新しいBBQレシピにチャレンジしてみよう!
今回は、お肉、野菜、魚介、主食、デザートのBBQの簡単レシピをご紹介いたしました。
アヒージョやブイヤベースといったおしゃれなメニューがBBQで作れたら、テンションも上がるのではないでしょうか?
今まで作ったことがないレシピがあったら、お子さんやご友人たちと楽しみながら、ぜひ作ってみてくださいね。
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