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こんにちは!TAKIBIライターのみうです。夏が本格的にやってきましたね。
夏休みや休日にBBQを計画している人も多いのではないでしょうか?
自然を感じながらみんなでワイワイ美味しい出来立てのご飯を外で食べるのが楽しいBBQですが、「何を作るか」とメニューを考えるのが意外と大変です。
そこで今回は、コンセプト・人数・シーズンごとにおすすめのBBQメニューをご紹介します!
ぜひ参考にして、楽しいBBQを満喫してください!
コンセプト別おすすめBBQメニュー
リラックスしながら行うBBQのおすすめメニュー
ここでは現地での調理の手間や洗い物を少なくし、リラックスしながらBBQを楽しめるメニューを紹介します。
串焼き
リラックスBBQのメニューとしてまずオススメしたいのが串焼き。家で肉をカットし、串に刺した状態でタッパーやジップロックに入れて持っていけば、現地では焼くだけで済みます。
調理の手間も洗い物の手間も省ける上に食べ応え抜群。炭火で焼けば家で食べるのよりも風味がついて美味しいですよ。
牛肉でも鶏肉でも豚肉でもいいですが、筆者は羊肉の串焼きがお気に入りです。塩胡椒やオールスパイス、ほりにしやクミンなどをかけて焼いてみてください。
ホットサンド
リラックスメニューとして次におすすめするのがホットサンド。具材を切って持っていけば、こちらも調理の手間がほとんど省けます。
ホットサンドメーカーを使えば簡単に焼けて、カセットコンロでも炭火でも調理できるので、お好みの具材、スタイルで焼いてください。
パーティー気分で盛り上がるBBQメニュー
次に紹介するのは仲間や家族で楽しく作れて見栄えのする、パーティBBQにおすすめのメニューです。
手作りピザ
自然の中で皆でワイワイして作って食べるピザは美味しいですよね。生地から手作りするのは大変そうですが、下準備を家である程度していけば、実は現地での調理を大幅にはそんなに手間じゃないんです。
ここではダッチオーブンを使ったピザ作りを紹介します。
材料(ピザ1枚分)
強力粉:100g
薄力粉:30g
砂糖:大さじ1/2
ドライイースト:小さじ1/2
塩:小さじ1/2
オリーブオイル:大さじ1/2
ぬるま湯:80cc
溶けるチーズ、野菜、きのこ、ハムなどお好みの具材を適量
下準備
具材をカットしてタッパーやジップロックに入れておく
ボウルに塩以外の粉類を全て入れて混ぜる
塩、ぬるま湯、オリーブオイルを入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜる
台の上で生地がなめらかになるまでこねる
生地を丸めて容器にいれ、冷蔵庫などに入れておく
生地は冷蔵庫で半日程度保存可能で、生地の発酵には常温で1時間半ほどかかります。ここまでの工程を家でしておけば、現地の手間と時間が大幅に減るので楽しくピザ作りができますよ。
作り方
炭を起こしてダッチオーブンをプレヒーティングしておく
台に打ち粉を撒いて生地を伸ばす
具材を載せてダッチオーブンに入れ、15分から20分ほど焼く
焼き具合はちょっとずつ蓋を開けて確認しましょう。焦げつきそうだったら火を弱めてください。
好みの具材でお気に入りの一品が作れる手作りピザ。みんなでワイワイ楽しく作って美味しく食べてく
巨大パンケーキ
次に紹介するのは絵本に出てきそうなダッチオーブンいっぱいの巨大パンケーキ。
ホットケーキミックスをひと袋まるまる使い、表示の通りの分量で卵、牛乳を入れて焼き上げます。
焦げないように時々蓋を開けながら生地の様子を確認して、火加減を調整してください。
作る手間はそれほどかからないけど豪華な見た目で、お腹も満足する、パーティBBQの別腹デザート。はちみつやバターなど、好みのトッピングをかけて頂いてください。
パーティBBQのデザートとして豪華な見た目でお腹も満足する一品です!
人数別おすすめBBQメニュー
ソロキャンにおすすめのBBQメニュー
ソロキャンプでは食材を少なく、なるべくシンプルなメニューを作りたいけど見栄えと味にもこだわりたい。そんな時におすすめのメニューを2品紹介します。
インスタントラーメン
市販の袋ラーメンはソロキャンプに持って行く人が多く、今や定番メニュー。素ラーメンだと少し物足りないので缶詰やゆで卵、乾燥野菜といった具材と一緒に作ると見栄えもお腹も満足度がアップします。
冷蔵する必要のない缶詰などは、夏でも安心して持って行けるのでおすすめですよ。
レトルトカレー
手間も荷物も少なく、でもちょっと見栄えのするおしゃれなメニューを作りたい。でも、味も妥協したくない。
そんな時はレトルトカレーを持っていって湯煎し、クッカーに盛り付けてソロキャンカレーを楽しんでみてはいかがでしょう。
最近はスーパーや無印良品などで多種多様なレトルトカレーが売られているので、自分好みの一品を見つけて持っていってみませんか?ご飯はパックごはんを持っていけば、カレーと一緒に湯煎できるのでおすすめです。
ご飯だけメスティンで炊いて、蓋の上でレトルトカレーを温めるのもいいですね。
2人で作るBBQメニュー
ここではカップルや仲間など、2人で作れるオシャレだけど手間がかからないメニューを紹介します。
アヒージョ
具材をオリーブオイルで煮込むだけで作れるアヒージョ。市販のスキレットで作ると見栄えも良く、2人分にちょうど良い量が作れます。
材料(2人分)
市販の冷凍シーフードミックス:一袋
玉ねぎ、しめじなどの具材:適量
オリーブオイル:適量
にんにく:2かけ
塩:少々
下準備
野菜やきのこはあらかじめカットして、ジップロックやタッパーに入れておく
にんにくをスライスして、こちらも保存容器に入れておく
作り方
スキレットの半分より多くオリーブオイルを入れ、にんにくを加えて弱火で熱する
にんにくの香りがしてきたら一度取り出し、シーフードミックスと野菜などを加えて煮込む
食材に火が通ってきたらにんにくを戻し、塩で味を整える
白ワインやビールに合うので、帰りに運転する予定がなければ一緒に飲むと美味しさが倍増します。残ったオリーブオイルは食材の旨みが出ているので、パンを持って行って浸して食べると美味しいですよ。
調理の手間が少なく、炭火でもカセットコンロでも作れるアヒージョ。好みの具材とスタイルで作って、自然を楽しみながら食べてください。
3人~5人にちょうどいいBBQメニュー
友人同士で3~5人集まったら、少し凝った豪華な映えメニューに挑戦するのもおすすめ。ここでは家族連れでも楽しめる、おやつメニューを紹介します。
焼きりんご
材料
りんご:人数分
バター:適量
お好みでシナモンや砂糖、ハチミツなどのトッピング
作り方
炭を起こしてダッチオーブンをプレヒーティングしておく
りんごの芯をくり抜いてバターを詰める
りんごをダッチオーブンに入れて弱火で30分ほど焼き上げる(焼き加減は好みで調整してください)
ダッチオーブンで焼くことでほくほくとろとろの焼きりんごが完成します。見栄えもしてお腹も満足。BBQのおやつメニューとして作ってみてください。
好みのトッピングを散らすと味チェンジもできますよ。
10人以上の大人数におすすめのBBQメニュー
大人数でのBBQならインパクト大の変わり種メニューがおすすめ。ここでは調理の手間が少なく豪華な見た目の北欧スウェーデンの家庭料理を紹介します。
ヤンソンさんの誘惑
北欧スウェーデンの家庭料理で、パーティなどでよく作られます。じゃがいもと玉ねぎ、アンチョビのグラタンのことで「菜食主義のヤンソンさんが思わず食べたくなるほど美味しい」ことからこの名前になったと言われています。
材料
じゃがいも(中サイズ):8個〜9個
玉ねぎ:2個
アンチョビ:3缶
パン粉:適量
生クリーム:2パック
バター:適量
作り方
炭を起こしてダッチオーブンをプレヒーティングしておく
玉ねぎをくし切り、じゃがいもを細切りにする(ジャガイモは切った後、水に晒さないようにしてください)
アンチョビをほぐしておく
ダッチオーブンにバターをひいて玉ねぎを炒める
しんなりするまで炒めたら一度取り出す
再度バターをひいてじゃがいも、玉ねぎ、アンチョビの順にのせる
パン粉を表面にまぶして上火、下火が中火になるように炭を置く
30分から40分ほど焼きあげる
調理工程は少ないですが、野菜を切るのが大変なので手分けして作業してください。
じゃがいものデンプンが熱を加えられることで生クリームに溶けてとろとろになるので、面倒なホワイトソースを使わずに作らないで調理できるんです
シーズン別おすすめBBQメニュー
旬ものを使った春のBBQメニュー
春といえば新じゃがの季節。じゃがバターも美味しいですが、ひと手間加えたアレンジメニューを試してみませんか。
芋餅
材料(4人分)
新じゃが(中サイズ):8個程度
片栗粉:じゃがいもの重さの10%
塩:少々
バター:適量
醤油:適量
下準備
新じゃがを半分程度に切り、ボウルに入れてレンジで加熱(600Wで約5分)
箸が通る程度に火が通ったら、皮を向いてマッシャーなどでつぶす
粗熱がとれたら片栗粉と塩を加えて粉っぽさが無くなるまで全体的に混ぜる
4等分してそれぞれ丸い形にまとめ、ジップロックやタッパーに入れておく
作り方
スキレットにバターをひいて下準備した芋餅を並べる
弱火で両面に焼き色がつくまで焼き、醤油を絡ませる
北海道などで親しまれている芋餅は、じゃがいものほくほく食感に片栗粉を加えることでもっちりとした食感が加えられ、甘さと食感のコラボレーションがとても美味しいんです。
チーズを入れたり、海苔を巻いても美味しいですよ。
暑い夏にピッタリなBBQメニュー
夏は冷たいビールとの相性抜群なメニューを作りたいですよね。ここではスパイスの香りが夏にぴったりな手羽先を使ったメニューを紹介します。
スパイシーチキン
材料(4人分)
手羽先:450g程度
塩:小さじ1
コショウ:小さじ1/2
オールスパイス:小さじ1
下準備
手羽先に塩、コショウ、オールスパイスをよくすり込んでおく
作り方
炭を起こしてダッチオーブンをプレヒーティングしておく
手羽先を並べて上火、下火ともに中火で30分程度焼く
蓋を開けて竹串を刺し、肉汁が透明になれば火が通っています。焦げないように火加減を調整しながら焼いてください。
食欲の秋到来!人気のBBQメニュー
収穫の季節で旬の食べ物が多い食欲の秋は、素材そのものの味を楽しめる炭火焼きメニューがおすすめです。
サンマの塩焼き
秋といえば秋刀魚。炭火で焼いても焚き火で焼いてもそれぞれの風味がついて美味しいですよね。好みの火種で焦げないようにじっくり焼いて、海の恵に感謝しながら頂いちゃいましょう。
お月見BBQ
秋といえば十五夜のお月見の季節ですよね。古来より豊穣に感謝して月を眺める風習がありました。
秋の夜BBQで、団子やお餅を焼いてお月見BBQをしてみるのも乙なものですよ。
寒い冬キャンプでも温まるBBQメニュー
冬キャンプは寒い中で温まる鍋メニューがおすすめ。寒い中アツアツの物を食べると美味しさが増すので、寒い中ついついキャンプに行きたくなってしまいます。
きりたんぽ鍋
材料(4人分)
温かいご飯:400g
長ネギやゴボウ、鶏肉など好みの鍋の具材:適量
水:3カップ
鶏ガラスープの素:大さじ1/2
しょうゆ:大さじ2
みりん、酒:大さじ1
下準備
ご飯をボウルに入れて麺棒などで7割~8割くらいつぶす
ご飯がくっつかないように塩水(分量外)をかけながら4当分にする
割り箸に刺し、まな板の上などで転がしながら細長い形にまとめる
粗熱がとれたら割り箸を抜く
フライパンに油(分量外)をひいて中火で両面に焼き色がつくまで焼く
粗熱が取れたらジップロックやタッパーなどに入れる
鍋の具材をカットし、こちらもジップロックやタッパーに入れておく
作り方
鍋に水、鶏がらスープの素、しょうゆ、みりん、酒を入れてひと煮立ちさせる
鍋の具材を入れて煮込む
途中できりたんぽを入れて、形が崩れないように火加減を注意しながら具材に火が通るまで煮込む
秋田の郷土料理、きりたんぽ鍋は寒い冬にぴったり。具材の旨みを吸ったきりたんぽが絶品なのでぜひ作ってみてください。今回は鶏ガラベースでスープを作りましたが、出汁としょうゆで作っても美味しいですよ。
BBQのメニューは環境・状況に合わせて決めよう!
行楽シーズンはBBQをしたくなりますよね。自然の中で食べるご飯は美味しいので、人数や季節などに応じてBBQメニューを楽しんでください。
この記事がBBQメニュー考案に役立てば嬉しいです。
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