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BBQのメインと言えばやっぱりお肉!
しかし、どのくらいの量を持っていけばよいのかイメージしづらい方も多いのではないでしょうか。
またBBQに最適な肉の種類や部位、美味しく調理する方法などを知らない方も多いはず。
そこで今回は、BBQで持っていく肉とほかの食材の量の目安やおすすめの部位、肉を美味しく食べるためのコツなどをご紹介します。
BBQに持っていくお肉の量の目安は?
BBQに持参するお肉の量は大人の男性や女性、子供の人数別に1人あたりの必要なお肉の量を換算するのがおすすめです。
男性の場合、1人あたり300gのお肉を用意するのが安心。
また女性の場合は1人あたり200gのお肉を用意するのがベストです。
小学生以下の子供がいる場合、1人あたり150gを目安にお肉を用意してください。
例えば男性2人と女性1人、子供が1人のグループの場合は、950gのお肉を用意しましょう。
BBQで肉以外に持っていきたい食料
BBQではお肉以外にもあるとよい食材や食品がたくさんあります。
例えば主食として持っていきたいおにぎりや焼きそば、栄養バランスが偏らないように野菜類を用意するのもおすすめです。
こちらではお肉以外に必要な食材・食品を紹介するので、BBQをする際の参考にしてください。
野菜類
食事の栄養面を考えて、お肉だけでなく野菜も用意するのがおすすめです。
野菜はお肉の量の1/3ほどの量を持っていくとお肉との食べ合わせがよく、健康面でも適しています。
BBQに持参するとよい定番の野菜は、玉ねぎやナス、にんじん、ピーマン、パプリカ、かぼちゃなどです。
主食
食べ盛りの子供がいる場合やランチタイムでのBBQでは、お肉と主食を一緒に食べるケースが多くなります。
例えば定番のおにぎり(1つ120gほど)の場合は大人1人につき1つ、子供1人につき2つを用意するのがおすすめ。
焼きそばや焼きうどんもBBQの定番料理です。これらの麺料理は肉を楽しんだ後に調理されるため、お腹の空き具合から考えてあまり持参する量を多くしないのが得策です。
目安としては、麺1、2玉を4人で分けるくらいの量が適しています。なお食べ盛りの子供や男性が多い場合は1玉多く持参したり、麺料理用に野菜を多く持っていったりなどの調整が必要です。
鉄板がない場合は、食パンやホットドッグ用のパンを持参するのもGOOD。焼いたお肉やソーセージ、野菜を挟んでいただくとほかの主食とは違った美味しさを味わえます。
サイドメニュー
サイドメニューには、キャンプ用の調理器具であるダッチオーブンやスキレット、メスティンなどを使った料理を作るのはいかがでしょうか。
にんにくやオリーブオイル、野菜を使ってアヒージョを作ったり、魚貝類とトマトを使ってアクアパッツァを作ったり、チーズをふんだんに使ってチーズフォンデュをしたりするのもおすすめです。
サイドメニューで料理に彩りが加わることで、皆の気分と食欲も上がること間違いなしですよ。
なおほかのメニューがあることをかんがみて、サイドメニューの1人あたり量は2、3口つまむ程度にするのが無難です。
デザート
食後のデザートがあると男女問わず喜ばれます。
BBQの定番デザートといえば、焼きマシュマロやフルーツを使った料理です。
焼きマシュマロをクラッカーにサンドしたり、フルーツをカットして食べるのが定番ですが、リンゴやバナナをアルミホイルに包んで焼いて食べたりするのもおすすめ。
デザートの量は1人あたり1、2切れほどにするのが無難です。
調味料
準備した食材を美味しく調理するために欠かせない調味料。
手荷物をできるだけ少なくして調理の際に使いやすいよう、100均ショップや雑貨屋などで売っている小さめな調味料入れに移して持っていくのがおすすめです。
持っていく調味料の種類は味付けの基本となる塩やこしょう、定番のバーベキューソース、味のアクセントとしてわさびやハーブ、レモンなどが適しています。
また近年は様々なアウトドア用のスパイスが販売されており、その汎用性の高さから持参する方が非常に多いです。簡単に美味しく味付けしたい方や、様々な料理に使える調味料を使いたい方はアウトドア用スパイスも持っていきましょう。
BBQにおすすめの肉の種類・部位
仲間や家族との楽しい時間を過ごすのにもってこいなBBQ。
そんなBBQを盛り上げるためには、美味しいお肉の存在が欠かせません。
こちらではBBQで食べるのにおすすめなお肉の種類や部位について解説するので、BBQを満喫したい方はチェックしてみてください。
【豚肉】スペアリブ
豚のバラ肉の中でも骨に近い部分の、赤身と脂身が分かれているお肉です。
骨の周りにはうま味成分が凝縮されており、噛めば噛むほどお肉の美味しさが口の中であふれ出します。
骨付近はお肉に火が通りにくいので、炭火でじっくり加熱するのがおすすめです。
【豚肉】ロース
背中側の胸から腰にかけての部位であるロース。
赤身と脂身の割合が程よく、肉のキメが細かい上にやわらかい定番の部位です。
豚肉本来の味がしっかりと感じられる部位なので、味付けをシンプルにするのが美味しく食べるコツです。
【豚肉】バラ肉
赤身と脂身が層のようになっているバラ肉。
炭火で焼いて食べると、香ばしい脂の風味とジューシーさが口に広がります。
脂身の多い部位ゆえ、野菜と一緒に食べると美味しくいただけます。
【鶏肉】手羽先
皮と骨が付いており、コラーゲンが多く含まれている部位です。
骨に近い部位なのでお肉のうま味を強く感じられ、炭火で焼くと鶏肉の味が凝縮されます。
また炭火での調理によって皮に焼き目が付き、噛んだ時のサクッとした触感も楽しめます。
【鶏肉】モモ肉
赤身が多くやわらかい肉質で、クセのない味わいが人気な鶏モモ肉。
皮がついており、炭火で焼き目を付けることでよい触感と香ばしさを堪能できます。
身が厚めにカットされることが多いため、じっくりと火を通していただくのがおすすめです。
【鶏肉】せせり
首の後ろ側の部位で、一頭から少ししかとれない希少部位であるせせり。
肉質が引き締まっており、弾力のある噛みごたえが味わえます。
また脂も乗っていてジューシーな部位でもあり、噛むほどにお肉のうま味が広がります。
【牛肉】カルビ
牛肉の中でも脂が多く薄切りでいただくことが多く、人気な部位であるカルビ。
炭火で脂を落としながら焼けば、脂身に香ばしい焼き目が付いたコク深い味わいが楽しめます。
カルビはすぐに火が通る(=焦げやすい)ので火加減を調整しながら焼くのがおすすめです。
【牛肉】Tボーンステーキ
サーロインとヒレ付きの部分を、骨を残した状態でカットしたTボーンステーキ。
ジューシーかつやわらかい肉質のサーロインとやわらかい赤身が特徴のヒレを両方堪能できます。
骨付きの豪快な1枚肉なので、焼いていて皆の気分が上がること間違いなしです。
【牛肉】リブロース
ロースの中で特に霜降りになりやすい部位で、お肉のキメが細かくやわらかい部位です。
サーロインと並ぶ牛肉の2大高級部位とされ、上品で甘い風味が口いっぱいに広がります。
上質な部位であるため、塩コショウやわさび醤油のようなシンプルな味付けがおすすめです。
【牛肉】ハラミ
赤身のような見た目ですが、実はホルモンの一種であるハラミ。
弾力のある触感で、歯で噛み切れるほどのやわらかさも兼ね備えています。
適度に脂がのっており、噛めば噛むほど牛肉の味とジューシーさを感じられます。
【羊肉】ラムチョップ
骨付きの羊肉で、赤身と脂身のバランスがとれたやわらかい部位です。
羊肉特有の香りがあるため、スパイスやハーブで香り付けをするとより美味しくいただけます。
加熱すると骨の髄液が身に溶け出し、お肉のうま味をより感じやすくなります。
【その他】ソーセージ
短時間で焼け、お肉のジューシーさと肉汁が皮の中に凝縮しているソーセージは子供に人気な食材です。
燻製の香りも特徴的で、炭火で焼くと香ばしい風味が増して美味しくいただけます。
ソーセージは肉の種類や味付けなど、商品の種類が豊富なので商品を選ぶ楽しさも感じられます。
BBQでは大きめで赤身が多い肉がおすすめ
BBQでは主に炭火で加熱調理が行われるため、火力の調整が簡単ではありません。
したがって、小さく薄いお肉はすぐに焦げてしまう危険があります。
また脂身の多いお肉を焼くと、溶け出して下に落ちた脂によって炭火の火力が上がってしまい真っ黒に焼け焦げてしまうことも。
したがって、BBQでは厚みがあり大きめな赤身肉を焼くのがベターです。
小さくて薄い、脂身の多い部位を焼きたい場合は炭火の火力が十分ではない序盤に焼くか、炭火の火力が落ちている終盤に焼くのがおすすめです。
BBQで肉を美味しく食べるためのコツ
ここまでの解説で、どのような食材を選べばよいかの理解が深まったのではないでしょうか。
こちらでは、あなたが吟味して選んだお肉の美味しさを最大限まで活かす下ごしらえのコツをご紹介します。
こだわりのお肉を美味しく堪能したい方はぜひご覧ください。
肉の柔らかさを保つ裏技
100%のリンゴジュースやパイナップルジュースにお肉を漬け込むと、たんぱく質分解酵素によってお肉がやわらかくなります。
注意点としては、漬け込む時間を10~15分にすることです。長時間漬けるとお肉がバラバラになるのに加えて果実の香りがお肉に染み込んでしまいます。
また炭酸飲料で漬け込んでも、炭酸と酵素の力でお肉がやわらかくなります。
ビールやコーラを使う方法がポピュラーで、15~30分漬け込むのがおすすめです。
漬け込みダレにハチミツを使う
甘めなタレを作ってお肉を漬ける場合、タレには砂糖ではなくハチミツを使うのがおすすめ。
ハチミツのブドウ糖と果糖によってお肉が固くなるのを防げ、肉汁の流出が少なくなることでふっくらと焼き上げられるからです。
またハチミツは砂糖に比べて焦げにくいのもポイントです。
ステーキ肉は常温に戻してから焼く
厚みのあるステーキ肉は焼く30分~1時間前から常温の場所に置いておくのがおすすめです。
お肉を常温に戻すことでお肉の外側と内部の温度差を小さくでき、均等に火が通りやすくなります。
また外側の焼き色が程よく付き、内側がジューシーに仕上がりやすくなります。
塩を振るタイミングは焼く直前
お肉に塩を振って時間が経つと、浸透圧の作用でお肉の水分が外に出てしまいます。
水分が流出したお肉は加熱するとパサパサになりやすいので、お肉をジューシーに焼き上げるためにも塩は焼く直前に振るようにしましょう。
グリル上に強火と弱火の2つのエリアを作る
グリル上の炭に火を付けた際は左右で炭の量に違いをつけるのがおすすめです。
炭の量が左右非対称になることで半分は強火、もう半分は弱火と使い分けることができます。
グリルを半分ずつ使い分ければお肉の生焼けや焼きすぎを防げますし、焼きあがったお肉の置き場所もできます。
BBQで自然に囲まれながら美味しい肉と料理を楽しもう
今回はBBQに持っていくべき食材の量とおすすめな部位、美味しい焼き加減などをご紹介しました。
BBQグルメが美味しければ美味しいほど、忘れられないよい思い出になること間違いなしです。
正しい調理法と美味しく食べるコツを活用して、選りすぐりの食材を仲間や家族と思う存分楽しんでくださいね。
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