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キャンプの醍醐味には焚き火やアウトドア料理などが挙げられます。「手軽な火熾しや炙り料理・燻製を楽しみたい!」という方には、ガストーチやガスバーナーの使用がおすすめです。
今回はキャンプの火熾しや調理で活躍する、おすすめのガストーチ・ガスバーナーを10個ご紹介していきます。ガストーチ・ガスバーナーの特徴や選ぶ時のポイントも併せて解説していくので、ぜひご覧ください。
キャンプで使われるガストーチ・ガスバーナーとは?
ガストーチ・ガスバーナーとは、 800℃~2,000℃の炎を噴射できるアイテムです。一般的に充填式のライタータイプを「ガストーチ」、CB缶やOD缶を取り付けるタイプを「ガスバーナー」と呼びます。火熾しに活躍するのはもちろん、キャンプに持っていけば炙り料理を楽しんだり、スモークウッドに着火させたりするときに便利です。
ガストーチ・ガスバーナーには主に3つの種類がある
ガストーチ・ガスバーナーには主に3つの種類があります。それぞれの種類がどんな特徴を持っているのか詳しく解説していきます。
カセットガス式
カセットガス式のガスバーナーは、コストパフォーマンスに優れておりコンビニやスーパーといった身近な場所で燃料を購入できることがメリットです。一方、カセットガス式のガスバーナーは火力が弱い燃料も多く、寒い時期に使用する際は火力が足りなくなる恐れもあるため注意しましょう。
また、カセットガス式のガスバーナーを下向きで使用するとガスが液体(生ガス)で出てくることもあります。生ガス状態で燃焼すると火傷をする可能性もあるため、使用する際は十分に注意してください。
ネジ仕込み式
ネジ仕込み式のガスバーナーは、カセットガス式よりも火力が強いことや下向きで使用しても液体ガスが出てくる心配がないことがメリットです。火力も強いので、寒い時期に使用しても炭やスモークヘッドに素早く着火しやすくなっています。
しかし、ネジ仕込み式のガスバーナーの燃料はコンビニやスーパーでは入手しづらく、アウトドア用品専門店まで行かないと入手が困難であることがデメリットです。その場で調達したくてもできない可能性があるため注意しましょう。
充填式
充填式のガストーチは、ガスを本体に注入してライター感覚で使用できるのが特徴です。ガス缶を持ち運ぶ必要がなく、小型のため荷物にもなりません。また、空気の量を調整して温度を変えられるのもメリットになります。
しかし、ガスの容量が少ないために連続で使用しづらいことや、火力がそこまで強くないことがデメリットに挙げられます。BBQで火熾しするには火力もガスの容量も足りない場合があるため気を付けてください。
ガストーチ・ガスバーナーを選ぶ時のポイント
ガストーチ・ガスバーナーを選ぶ時には、いくつかのポイントに注目してどの種類を選ぶかが大切です。続いては選ぶ時のポイントをご紹介しましょう。
用途に合わせて燃料のタイプを選ぶ
まずはキャンプでガストーチ・ガスバーナーをどのような目的のために使用するのかを考えてみましょう。キャンプでは、火熾しや料理、キャンドル、スモークウッドやチップの火付けといった用途への使用が考えられます。
ファミリー・少人数でのキャンプならCB缶
ファミリー・少人数でのキャンプなら、CB缶タイプのガスバーナーを選ぶのがおすすめです。着脱しやすい商品が多く、初心者でも安全に扱いやすいからです。
また、コンビニやスーパーで気軽に購入しやすくコストパフォーマンスにも優れています。バーベキューコンロや焚き火台を使って火を熾す場合は、CB缶タイプのガスバーナーで充分着火させることができます。
登山やソロキャンプなら充填式
登山やソロキャンプで使用するなら、充填式のガストーチを選ぶのがおすすめです。ガストーチは小型で持ち運びしやすい商品が多く販売されており、バッグパックや服のポケットに入れて気軽に持ち運ぶことができます。極力かさばる荷物を減らしたい登山やソロキャンプでの使用にも最適です。
充填式のガストーチを選ぶ時には、火口が伸縮するタイプのガストーチを選ぶことで、組み込んだ薪へ着火しやすくなります。焚き火の予定がある場合には、火口が伸縮できるものを選んでみてください。
グループキャンプならOD缶
大人数のグループキャンプで使用するなら、OD缶タイプのガスバーナーを選ぶのがおすすめです。CB缶タイプのガスバーナーよりも火力が強いので、一度に火熾しがしやすいからです。
しかし、スーパーやコンビニなどではOD缶は基本的に販売されていません。そのため、OD缶を購入するためには、アウトドア用品専門店やホームセンターまで行く必要があります。
点火装置が付いていると便利
ガストーチ・ガスバーナーの選ぶ時には、点火装置が付いていると便利です。点火装置が付いているものなら、ライターなどを使わなくてもボタンを押すだけで着火できます。火口に手を近づけずに着火できるので、火傷する心配も少なくなります。
快適に使える機能が付いているか確認する
ガスバーナーの中には、逆さでの使用に対応している火口が長いものもあります。逆さで使えるガスバーナーを選ぶことで、火熾しの際にバーナーの方向を変えたりして効率よく火を熾すことも可能です。
逆さにできないガスバーナーを無理に逆さにして使用してしまうと、液体ガスが発生して火傷の恐れがあります。予期せぬ事故を防止するためにも、機能はよく確認しておきましょう。
セーフティーロックなど安全性を確認する
安全性を重視してガストーチ・ガスバーナーを選びたい場合には、国産メーカーのガストーチやガスバーナーを選ぶことをおすすめします。なぜなら、アウトドア用に販売されているガスバーナーは、「日本ガス機器検査協会」の適合性検査に合格したものが販売されているためです。海外製のガスバーナーは適合性検査を受けていないものもあるため、安全性を求めるなら国産のものが安心です。
ガストーチ・ガスバーナーを安全に使うための注意点
ガストーチ・ガスバーナーは便利な道具ですが、正しく使用しないとガス漏れや火傷・爆発の危険性があります。そのため、ガストーチ・ガスバーナーを人に向けたり、最初から下向きで使ったりしてはいけません。
また、高温の場所での放置や取り付け不良によるガス漏れ・引火、古いボンベの使用にも注意しましょう。異常燃焼やガス漏れによる火災が発生すると消火をすることが難しいため、正しくカセットボンベを取り付けることが大切です。
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