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最近はおしゃれなキャンプを楽しむために、テントの形にこだわる人が増えています。
そんなキャンパーに人気なのが「ティピーテント」です。
とんがり帽子のような独特な形状がおしゃれで、設営もしやすいことから初心者にも人気です。今回はティピーテントの特徴から選び方、おすすめ商品までご紹介します。
ティピーテントの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
キャンパーに人気!ティピーテントの特徴
ティピーテントは円錐形が特徴的なテントのことをいいます。
アメリカの先住民であるスー族などが住居として使用していた「ティピー」を基に作られています。
とんがり帽子のような見た目が可愛いと、女性キャンパーの間では特に人気です。
1本のポールでテントを持ち上げる構造となっていることから、ワンポールテントと呼ばれることもあります。
一本のポールでテントが設営できる手軽さも人気の理由の1つです。
従来のテントと比べて天井が高いテントなので、開放感があるのも魅力です。
また、屋根に雨が溜まったり、雪が積もったりすることもなく、放射線状にペグをしっかり打つので風の影響を受けにくいといったメリットもあります。
ティピーテントを選ぶポイント
ティピーテントは様々なブランドから販売されており、機能性やテント内の広さも異なります。
自分に合ったテントを見つけるためにも、選ぶ時に押さえておきたいポイントをご紹介しましょう。
大きめのサイズを選ぶ
ティピーテントはポールのある中心が最も高く、裾部分に向かって低くなる形状をしています。
収容定員ピッタリのサイズよりも大きいサイズを選ぶことで、中心あたりの広いスペースを大きくとれます。
また、スペックに書かれた収容定員と併せて荷物を収納してしまうと定員オーバーになる可能性があります。
そのため、実際の利用人数よりも大きめのテントサイズを選ぶと安心です。
例えば2人で使うなら3~4人用、3人で使う場合は4~5人や3~6人用のテントを選ぶと、荷物も置いても十分な広さを確保できるので使い勝手も良くなります。
生地の素材を確認する
ティピーテントの生地に使用される素材は商品ごとに異なり、質感や特徴も違うので確認して選ぶようにしましょう。
テントでは防水性に優れ、軽量なポリエステル素材が主流です。
しかし、熱に弱いので焚き火の火の粉で生地に穴が開きやすく、通気性にも難があるので結露が発生しやすいのがデメリットです。
一方で、ポリエステルと比べて高級感があり、通気性と吸湿性にも優れているコットン素材のティピーテントもあります。
ただし、コットン素材はポリエステルと比べて重く、吸水性があるので雨に濡れてしまうとますます重くなるので雨天キャンプには向きません。
さらに、コットン素材は水に濡れた状態で保存するとカビが生えやすくなるため、屋外で干すなどの定期的なお手入れも必要です。
最近はポリエステルとコットンを混紡したポリコットン(TC)を採用したティピーテントも出ています。
ポリコットン素材はポリエステルよりも通気性が良く、熱にも比較的強くなっています。
また、コットンよりも軽く、濡れても乾きやすいといった特徴があるため、ポリエステルとコットン両素材の欠点を上手くカバーしているのも良い点です。
強いてデメリットを挙げるならば、ポリエステル製よりも価格が高くなってしまう点でしょう。
また、生地を確認する際は、フライシートとフロアシートの防水加工にも注目してください。
耐水圧1,500mm以上の生地であれば一定レベルの防水性があるので、雨の日も安心して使えます。
キャノピーや前室が付いていると便利
ティピーテント雨水が溜まりにくい形状ですが、その代わり出入り口から内部へ水が流れ込んでしまう場合もあります。
そこでキャノピー付きや前室のあるテントを選べば、出入り口の雨除けになってくれます。
雨除け以外にもちょっとしたリビングスペースを作れたり、テント内を広く使いたい時の荷物置き場に使えたりもします。
ただしタープを併用すればキャノピーや前室がなくても雨除けの効果はあるので、どんなサイトにしたいのかイメージしながら必要かどうか判断していきましょう。
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