投稿日:2022年3月29日 | 最終更新日:2022年3月31日
本記事は一部にプロモーションを含みます
こんにちは!関西からお届けしているYaikoです。
2021年12月17日、待ちに待った話題のYouTubeドラマ『おやじキャンプ飯シーズン2〜和歌山編〜』がスタート。全6話が公開されました。
初の試みであるプレミア公開では、全国の『おやじキャンプ飯ファン』がチャットで繋がり、一体となって盛り上がりました。
インタビューでは前回同様、馬杉監督が登場!
さらに!TAKIBI初登場の大沼プロデューサーもお迎えして、シーズン2の気になるあのシーンや、ここだけのストーリーなどを伺ってきました。
『おやじキャンプ飯』をより深く味わえる秘密をたっぷりお届けします。
ドラマの解説や馬杉監督のプロフィールは、シーズン1のコラムにてご紹介しています。
シーズン2の前編については、こちらのコラムにてご紹介しています。
馬杉監督と大沼プロデューサーにインタビュー
今回のインタビューは『モリノキャンプ のせ』様にご協力いただきました。
雪中キャンプも楽しめる絶景キャンプ場です。
お二人の関係性について
ー馬杉監督と大沼さんは昔からのお友達なのでしょうか
馬杉監督:
はい。小学1年生の時に同じクラスになった時からの友達なんです。
ー大沼さんはどのようなきっかけで映像の仕事を一緒に創るようになったのですか?
大沼さん:
元々ITの仕事でエンジニアをしていて、それから農業をしていました。
その後、京都に帰ろうかと馬杉さんに話したところ「一緒に仕事をしよう」と誘われたのがきっかけです。
映像やCM制作の仕事をさせてもらっていましたが、コロナの影響で仕事が無くなり、最後に花火を上げようかと制作したのが『おやじキャンプ飯』でした。
ーお二人の役割分担はどのようにされていますか
馬杉監督:
僕は原案原作のストーリーと現場で演出を付ける監督の役割です。
大沼さんはプロデューサーとしてどうやって制作していくのか。
資金調達や宣伝をどうしていくのか、映像を創る以外に必要なことを担当しています。
シーズン2が完結して
ー全6話の配信が完結して現在の感想はいかがですか?
馬杉監督:
「やっと終わったな」という感じです。
ほっとできたのが今の率直な気持ちです。
シーズン2は、元々シーズン1から観てくれた人もいるし、新しく観てくれた人もいる。
今回新しい事もやってきた中で、感想や視聴数がダイレクトに見えるYouTubeなので、不安はずっと頭の片隅にありましたが、最終回も良い反応をもらえたのでやっとスッキリしました。
ー益々話題が大きくなりメディアにも沢山取り上げられ、東京でも1ヶ月間のイベントが開催されたりで反応は大きかったのですが、最後まで不安だったのでしょうか。
馬杉監督:
自信もありつつ不安はどこかにあって。
完結し終わってみたら意外とスッキリしたので、気にしていたんだなと思いました。
大沼さん:
何も期待されない状況から一変、大きな話題となったシーズン1だったので。
シーズン2では期待に応えられるのかと。
「良い意味で期待を裏切る必要がある」という点が、今までとは違って心配でした。
ドラマの組み立てについて
ー今回は本当に毎回見事に裏切られました!
馬杉監督:
ゲストに驚いたりロボットが出たり遭難したりでしたね。
ーゲストがあったり、無かったりはどう組み立てたのでしょうか
馬杉監督:
シーズン1は毎回ゲストがいて、明夫は成長なく聞く側でした。
ゲストに悩みがある状態でキャンプ場に来て、明夫のご飯を食べてちょっと元気になって帰っていくという繰り返しをしていました。
シーズン2は主人公にフォーカスしていこうと思っていて。
奥さんと出会い、明夫が若い時に働いていた場所でもある和歌山に辿り着いたところから、毎回ゲストを出す必要もないかなと思いました。
「毎回ゲストが来る」という流れを裏切りたいなというのもありました。
脚本は3人で書いていて、作品は全6話と決めていました。
1人3本ずつ書いて持ち寄りアイデアを出し合い、最終は12本くらいのストーリーを出し、その中で面白そうなものを選んで6本に絞りました。
そして全体の流れとして「今回は奥さんを出そう」となり、もうちょっと明夫にフォーカスして1本筋を通していこうと決め、構成していきました。
そこからゲストが来たり、料理対決だったり、ロボットが出たり、遭難したりとバランスを考えていきました。