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家族や大人数でキャンプをする場合、便利なのが2ルームテントです。
2ルームテントはリビングと寝室2つの空間を備えたテントなので、テントとタープを分けて設営する手間がかからないのが特徴です。
2ルームテントは様々なメーカーから発売されており、サイズや形、機能や価格なども豊富なのでどれを選べばよいか迷ってしまう人も多いと思います。
そこでこの記事では2ルームテントの特徴や選ぶ基準、価格について紹介します。
2ルームテントとは?
2ルームテントは寝室とリビング両方のスペースを確保できるテントのこと。
ドーム型やトンネル型などの形があり、見た目や組み立て方法が異なります。
2ルームテントは広い空間を確保することができるため、家族やグループでのキャンプにおすすめです。
2ルームテントのメリットは?
2ルームテントには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
大人数でもくつろげる「広さ」を確保
2ルームテントは、大人数でもくつろげるほどの広さがメリットです。
天井の高さが2m以上ある2ルームテントが多いので、テント内を立ったまま移動できるのが特徴です。
インナーテントを使用しない場合は、より広さを確保できます。
雨キャンプでも安心!
2ルームテントなら雨の時でもテントの外に出ることなく、リビングスペースで食事をするなどして、テント内でゆったり過ごすことができます。
耐水圧が1,500mm以上なら強い雨にも対応でき、スカート付きのものであれば雨水がテント内に入るのを防げます。
サイトのレイアウトが決めやすい
テントとタープを別々に設営すると、レイアウトを考える時間が必要です。
しかし、2ルームテントならレイアウトを考える必要がないため、全体の設営時間が短縮できます。
2ルームテントのデメリットは?
メリットの多い2ルームテントですが、デメリットもあります。
ここではデメリットについて説明します。
設営時間がかかる
2ルームテントのデメリットはサイズが大きいため、ペグやポールの数が多くなってしまうことです。
ソロテントなどに比べて設営の手順が多いため、順番を間違えてしまうと時間がかかってしまうこともあります。
事前に説明書や設営動画などで予習、または設営の練習をしておくと安心です。
重い
ソロテントや2~3人用のテントに比べると重く、軽い2ルームテントでも10kg程度あるので、徒歩やツーリングには向きません。
また、テントが大きいので乾燥させるのも少し大変です。
2ルームテントを選ぶ基準は?
家族やグループでのキャンプに最適な2ルームテントですが、どのような基準で選ぶと良いでしょうか?
人数に合わせて選ぶ
2ルームテントを選ぶ際には、人数プラス1人を基準に選ぶのがおすすめです。
2ルームテントの使用人数は、主に4人~6人と記載されていることが多いのですが、実際に使用する人数+1人と考えるとその分の余裕が生まれるため、快適に過ごしやすくなります。
天井の高さをチェックする
テントの高さはメーカーによって様々ですが、基本的には2mを標準と考えて選ぶと良いでしょう。
2m以上の2ルームテントを選ぶと風の影響を受けやすくなるため、ガイラインをしっかり張るなど風の対策が必要となります。
設営のしやすさを確認する
2ルームテントは大きさ、高さ共に備わっているテントです。
そのため、設営に慣れていないと難しさを感じてしまいます。
2ルームテントを選ぶ時には、比較的設営がしやすいものを選ぶのがおすすめです。
例えばフライシートを取り付ける際、フレームが色分けされていると、同じ色の所に合わせるだけで取り付けできます。
ロゴスのエアマジックは、空気を入れるだけで設営できるタイプなので簡単に組み立てることができます。
また、ご家庭によっては「お子様を見ていないと心配」ということもあるでしょう。
その際は「1人でも設営できるか?」という要素もチェックしてみてください。
そうすれば、お母さんがお子様の面倒を見ている間にお父さんが設営、なんてこともできます。
キャンプのスタイルに応じて選ぶポイントを考えてみましょう。
耐水性の高いものを選ぶ
テントの日は必ず天気が良いとは限りません。
場所によっては天候の変化を感じやすい場合もあります。
どんな時でも安心してキャンプを楽しみたいなら、耐水性の高さに注目してください。
防水加工がされている2ルームテントなら、雨の日でも快適に使用できます。
防水加工されたテントには耐水圧が記載されていて、数値が高い程性能も高くなります。
耐水圧と雨の量の目安は、500mmが小雨、1,000mmが普通の雨、1,500mmが強い雨です。
1,500mm以上であれば、途中で大雨になっても安心して過ごせます。
重さについてもチェックしよう
2ルームテントは他のテントと比べて広い空間が魅力的ですが、そのぶん重さもあります。
持ち運びを考えるなら、10kg~13kg程度を目安に選ぶのがおすすめです。
広くて快適であっても20kgや30kgあると持ち運びも大変です。
コンパクトに収納できて重すぎないものを選ぶようにしてください。
季節に合わせた機能もチェック
2ルームテントを選ぶ際には、季節に合わせた機能もチェックしてください。
特に夏と冬のキャンプでは環境が違うため、求める機能も異なりますが、共通してチェックしたいのは通気性です。
テント内の換気を良くするために、ベンチレーションがあるかを確認してください。
さらに夏には、このような機能を重視すると良いでしょう。
・メッシュパネルの有無
・リビング部分の解放の有無
・オープンタープの有無
窓にメッシュパネルがあるとテント内に虫が侵入するのを防げます。
また、暑さを感じる時はリビング部分が解放できるものやオープンタープがあると便利です。
一方の冬は、このような機能を重視すると良いでしょう。
・スカートの有無
・素材
・ベンチレーションの有無
冬は外気の影響を受けないように、スカート付きのテントが最適です。
スカートが付いていると、風や雨が中に入りにくくテント内の防寒性や保温性も高めてくれます。
またポリコットン素材なら、冬でも暖かくて難燃性なのでストーブの熱にも対応できます。
上記でも説明しましたが、冬は必ずベンチレーションがあるテントの使用をおすすめします。
2ルームテントおすすめ15選
ここでは、2ルームテントのおすすめ15選を紹介します。
コールマン(Coleman) タフスクリーン2ルームハウス
タフスクリーン2ルームハウスは、ポールを固定できるアシストクリップ付きの2ルームテントです。
設営がスムーズで、前室を活用できるキャノピーポール付きなので家族やグループキャンプでも使いやすい作りになっています。
吊り下げ式のインナーテントがあり、取り外すとスクリーンタープになります。
定員:4~5人
サイズ:インナーテント・約320×23cm、フライシート・540×340cm
重量:約16kg
コールマン(Coleman) トンネル2ルームハウス LDX
ポールをスリーブに通すだけで簡単に設営可能な2ルームテントです。
大型のドアとメッシュのスクリーンが付いているので夏も快適に使用できます。
吊り下げ式のインナーテントによって急な天候悪化の際も片付けやすいのが特徴です。
定員:4~5人
サイズ:インナーテント・約300×235cm、フライシート・約660×330cm
重量:約16kg
コールマン(Coleman) 4Sワイド2ルームカーブ
どのシーズンでも快適に過ごせるのが、4Sワイド2ルームカーブです。
安定したポールがあり、雨や風の強い日でも安心して過ごせるのが特徴です。
4面と天井部分がメッシュ構造なので、暑い時期でも快適な空間が保てます。
定員:4~5人
サイズ:インナーテント・約300×225cm、フライシート・約580×350cm
重量:約24kg
ロゴス(LOGOS) neos PANELスクリーンドゥーブル XL-BJ
実用性が高いリビングと寝室を備えた2ルームテントです。
車とのリンクやリビングを拡張することも可能なので、自由度が高いのがポイントです。
キャノピーポールを使うだけでタープとして自立するので、簡単に設営できます。
定員:6人
サイズ:インナーテント・約270×270cm、フライシート・約520×300cm
重量:17.4kg
ロゴス(LOGOS) グランベーシック エアマジック リビングハウス
空気を入れるだけで簡単に設営できるのが、グランベーシック エアマジック リビングハウスです。
専用ポンプで空気を入れて約8分後には設営できます。
大人数がくつろげるリビングと前後にキャノピーを使用することで、さらに空間を広くできます。
他の2ルームテントと比べて重くて価格も高めですが、ファミリーやグループキャンプに適したテントです。
定員:4人~6人
サイズ:インナーテント・約320×210cm、フライシート・約630×380cm
重量:28kg
設営動画はこちら!
LOGOS(ロゴス) プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-BJ
サイド部分に交差するフレーム構造を配置して強度を強くしたのが、プレミアム PANELグレートドゥーブルです。
このフレームによってタープ部分がカーブし、水が溜まりにくいのが特徴です。
キャノピーを使用している際にもランタンを吊り下げられるため、利便性の高さがあります。
定員:4人~6人
サイズ:インナーテント・約270×270cm、フライシート・約540×290cm
重量:28kg
スノーピーク(Snow Peak) エントリー2ルーム エルフィールド
エントリー2ルーム エルフィールドはビギナーでも簡単に設営できる2ルームテントです。
サイドにはスカートがあり、外気の影響を受けにくいので寒い時期のキャンプにも対応可能です。
定員:4人
サイズ:インナーテント・約315×230cm、フライシート・約600×380cm
重量:15.5kg
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) CS ツールームドームUV
テント前面部分を跳ね上げればスペースをより確保できるのが、CS ツールームドームの特徴です。
紫外線を95%カットできる素材を使用し、夏でも快適に使用できます。
リビングとインナーテントの中にメッシュの窓を2ヶ所設けているので、通気性を確保しつつプライベートを保つことができます。
定員:3~4人
サイズ:インナーテント・約220×165cm、フライシート・約475×220cm
重量:9.5kg
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) オルディナ スクリーンツールームドームテント
前面をリビングスペースとして活用できるのが、オルディナ スクリーンツールームドームテントです。
開放的なリビングスペースと寝室のほか、後方に出入り口兼用となる荷物置き場もあります。
縫い目から雨が侵入しにくいシームレス加工がされているので、悪天候でもキャンプが楽しめます。
定員:5~6人
サイズ:インナーテント・約270×280cm、フライシート・約620×280cm
重量:16kg
North Eagle(ノースイーグル) アーチ2ルームテント
North Eagle(ノースイーグル) テント アーチ2ルームテントは、低価格で十分な空間が保てる2ルームテントです。
ポールに差し込んでペグダウンするだけで設営できるため、初めて2ルームテントを購入する人におすすめです。
側面にメッシュ窓があるので、虫の侵入も心配ありません。
定員:3~5人
サイズ:インナーテント・約250×265cm、フライシート・約500×278cm
重量:約7.5kg
TENT FACTORY(テントファクトリー) フォーシーズン トンネル 2ルームテント L
シーズンを問わずに使用できるテントならTENT FACTORY(テントファクトリー) フォーシーズン トンネル 2ルームテント Lがおすすめです。
気持ちのよい春や夏は前室部分を全開にして風通しを良くできます。
寒さを感じ始める秋から冬は冷気を中に入れないためのスカートが装備されているので、足元に寒さを感じにくいです。
インナーテント代わりに小型テントを張れる程の広さがあります。
定員:4人
サイズ:インナーテント・約240×210cm、フライシート・約560×255cm
重量:約15.5kg(付属品全て含む)
TENT FACTORY(テントファクトリー) 2Rスクリーンテント アオバ
ポールを3本交差させるだけで設営できるのが2Rスクリーンテント アオバの特徴です。
前後、左右と天井部分に大きなメッシュパネルを装備しているため、暑い季節でも通気性の良さを感じられます。
インナーテントにもメッシュパネルが4面あり、蒸し暑さを感じにくいのもポイントです。
暑い時期にピッタリな2ルームテントとなります。
定員:4人
サイズ:インナーテント・約270×210cm、フライシート・約450×290cm
重量:約21.4kg(付属品全て含む)
チャムス(CHUMS) ビートルツールームテント3
タープ不要で短時間の設営で簡単なのが、チャムス(CHUMS) ビートルツールームテント3です。
ポールを固定する部分に差し込んでフックを引っ掛けるシンプルな構造なので、初心者でも設営が簡単にできます。
インナー部分はハーフメッシュ構造で通気性も抜群。
フロントとサイドパネルは大きく開くので出入りも簡単にできます。
定員:3~4人
サイズ:インナーテント・約270×270cm、フライシート・約540×290cm
重量:約9.0kg
DOD(ディーオーディー) カマボコテント3M
広いリビングが備わっていて快適な空間が得られるテントが、DOD(ディーオーディー) カマボコテント3Mです。
日本の気候やキャンプサイトの広さなどを考慮して設計されているため、どのシーズンにも対応しています。
インナーテントは全てメッシュパネルにできるので、夏でも快適な通気性となります。
定員:5人
サイズ:インナーテント・約250×265cm、フライシート・約500×278cm
重量:約15.5kg(付属品全て含む)
ogawa(オガワ) ティエラ5-EXⅡ
2003年から長年愛されている2ルームテントがogawa(オガワ) ティエラ5-EXⅡです。
サイズ感や居住性、広さなどのバランスが良く、快適な使い心地が人気の秘訣です。
オールシーズンいつでも快適に使えるように、210d生地を使用しています。
フルメッシュ、ベンチレーション装備で暑い季節も快適に過ごせます。
価格:176,000円(税込)
定員:5人
サイズ:インナーテント・約250×265㎝、フライシート・約500×278㎝
重量:約21.1㎏(付属品全て含む)
2ルームテントのおすすめまとめ
2ルームテントは、1つあるだけでキャンプをより快適な空間にしてくれるアイテムです。
同じ2ルームテントでも特徴や価格、サイズなどが異なります。
また使用する季節に合わせた素材が使用されているかもチェックして選んでみてください。
2ルームテント選びに迷ったら、この記事を参考にしながらお好みのテントを探してみましょう。