キャンプでのカンガルースタイルが話題!特徴やメリット・デメリットを解説

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最近キャンプ場でよく見かける「カンガルースタイル」は、様々なキャンプスタイルに合うと話題になっています。
キャンプをより快適に過ごせる新しいスタイルですが、「具体的にどのようなものなのか知らない」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、キャンプ場で話題になっているカンガルースタイルの特徴からメリット・デメリット、おすすめの組み合わせまでご紹介します。
もっとキャンプを快適に過ごしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

キャンプ場で話題の「カンガルースタイル」とは?

キャンプ場で話題の「カンガルースタイル」とは?
出典:PIXTA

キャンプ場ではほとんどの方がテントで過ごしています。
テントはソロキャンプ用の小さなテントから前室と寝室に分けて使える2ルームタイプなど様々あり、キャンプスタイルや使用する人数によって使い分けられています。

最近話題になっているカンガルースタイルは、ソロでもファミリーでもマッチします。まず、カンガルースタイルとはどんなスタイルなのか?ご紹介していきます。

カンガルースタイルの特徴

カンガルースタイルの特徴
出典:pixabay

カンガルースタイルは、大型テントやシェルターの中に寝るための小型テントを入れ込んだものです。カンガルー親子のように見えることから名付けられたとされています。

テントとシェルターの大きさを意識すれば組み合わせは無限大なので、自分好みのテントサイトにすることができます。
おしゃれなキャンプサイトにしたい時にもおすすめのスタイルです。

カンガルースタイルはどのシーズンに適している?

カンガルースタイルは大型テントと小型テントの二重構造になっていることから、外気の影響を受けにくくテント内の温度調節がしやすいです。そのため、春夏秋冬どのシーズンでも快適に過ごしやすくなります。

夏は暑そうに感じられますが、カンガルースタイルの構造上、小型テント自体にフライシートなどをかける必要がないため通気性が確保でき、涼しく眠ることができます。
ただし、夏や冬のキャンプではテントの素材に注目する必要があります。夏ならメッシュ素材のインナーテントが通気性も良くおすすめです。

カンガルースタイルのメリット・デメリット

カンガルースタイルのメリット・デメリット
出典:PIXTA

カンガルースタイルはソロからファミリー、グループなど様々なスタイルにおすすめです。とはいえ、メリット・デメリットはあるので「自分に合っているかどうか?」検討する必要があります。ここからは、カンガルースタイルのメリット・デメリットをそれぞれ紹介していきます。

メリット①:設営時のレイアウトが自由

カンガルースタイルでは、大型テントやシェルター内に小型テントを入れる位置を自由に決めることができます。そのため、サイト内を自分の思う通りにレイアウトを組むことが可能です。大型テント内での小型テントの設置場所さえ決めてしまえば、残りはリビングスペースとして好きなテーブルやチェアを置いて楽しめます。

メリット②:設営や撤収が意外と楽にできる

小型のインナーテントであれば、大型テントの形状に影響されず設営や撤収が可能です。
カンガルースタイルが流行してきたことにより、ワンタッチで簡単に設営できる小型のインナーテントが多く登場してきています。通常の設営よりテントを組み立てる回数は多くなりますが、意外と楽なので手間になりにくいです。

メリット③:寝る場所を別で分けられる

カンガルースタイルは小型テントを設営する数を増やすことで、寝る場所を分けることができるため、プライバシーの確保が簡単にできます。

いくら仲の良い友人とのキャンプだからといっても、寝る時もずっと一緒では気疲れしてしまうかもしれません。
用いるテントやシェルターのサイズによって異なりますが、2つ以上のインナーテントを設置することも可能なので、コンパクトでありながらそれぞれのプライベート空間を確保できます。

メリット④:安心感が生まれやすい

インナーテントの外側に大型テントやシェルターが1枚あることで二重構造となり、外からの視線が気になりにくくなります。
また、急な悪天候で雨に見舞われてしまっても大型テントやシェルター内にギアや荷物などが収まっていれば慌てず安心してキャンプが楽しめます。

季節によっては虫の存在が気になる方も多いですが、カンガルースタイルであれば虫の侵入を防ぐことも可能です。インナーテントで密室状態が作り出せることから、安心して眠れるようになります。

デメリット①:テントのスペースは最小限になる

カンガルースタイルで用いるインナーテントは、大型テントやシェルター内に収められるテントサイズとなってしまうことから、テントのスペースは最小限になります。インナーテント内では立ち上がることも難しいので、狭い中で眠ることが苦手な方にはおすすめできません。

ただし、外側の大型テントやシェルターは高さのあるものがほとんどなので、就寝時以外は広々とした空間で快適に過ごせます。

デメリット②:圧迫感を感じやすい

カンガルースタイルは、インナーテントの四方が覆われていることが特徴です。そのため、外側のテントとインナーテントのサイズ感によっては圧迫感を感じやすくなってしまいます。テントは必ず購入前にサイズ感と組み合わせをチェックしておくことが大切です。

カンガルースタイルにおすすめの組み合わせ

カンガルースタイルにおすすめの組み合わせ
出典:PIXTA

カンガルースタイルは、外側の大型テントやシェルターをインナーテントと組み合わせて作り上げます。それぞれどのようなテントを選べばいいのか悩んでしまうもの。
そこで!続いては、カンガルースタイルにおすすめの組み合わせをご紹介していきます。これからカンガルースタイルに挑戦しようと検討している方はぜひ参考にしてみてください。

Snow Peak(スノーピーク) ランドステーション×アメニティドームS

スノーピーク(snow peak) ランドステーション L アイボリー TP-821IV

スノーピーク(snow peak) テント アメニティドームS 3人用 SDE-002RH

スノーピークの「ランドステーション」と「アメニティドームS」の組み合わせです。
ランドステーションは大型のシェルターで、開放感のあるオープンスタイルから雨風の出入りを最小限にするスタイルなど自在に変化できます。

アメニティドームSはエントリーモデルでありながら、コスパの良い定番テントとしても人気です。無駄のない正方形が特徴的で、カンガルースタイルでも用いられることの多いドームテントとなっています。

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DOD(ディーオーディー) ロクロクベース2×ワンタッチカンガルーテントS

DOD(ディーオーディー) ロクロクベース2
出典:DOD

DOD(ディーオーディー) カンガルーテントS コットン100%生地 ワンタッチ構造 グランドシート付き T2-616-TN

DODの「ロクロクベース2」と「ワンタッチカンガルーテントS」の組み合わせです。
ロクロクベース2は、その名の通り6m×6mの特大シェルターとなっているのでインナーテントを入れても十分なリビングスペースが確保可能です。

ドアと窓を閉め切ったとしても高さが2.5mあることで、開放感ある空間を実現しています。フルオープン状態だとまるでオープンタープのようにも使用できる多機能性も持ち合わせています。

「ワンタッチカンガルーテントS」はカンガルースタイル専用のインナーテントで、インナーテントに特化した作りが特徴的です。コットン100%の生地を用いて通気性の良い快適な空間を作り上げています。ワンタッチで設営が可能となっているのでロクロクベース2を設営した後でも問題なく設営できます。

Coleman(コールマン) タフスクリーンタープ/400+×ツーリングドームST

(コールマン) COLEMAN タフスクリーンタープ/400+

コールマン(Coleman) テント ツーリングドーム ST 1~2人用

コールマンの「タフスクリーンタープ/400+」と「ツーリングドームST」との組み合わせもおすすめです。
タフスクリーンタープには設営が簡単にできるようアシスト機能も付いており、耐水圧も2,000mmあるので雨にも強いなど機能面も優れています。

ツーリングドームSTはソロキャンプにもよく用いられるテントで、前後2ヶ所ある出入口をメッシュにできるので通気性も抜群です。
機能性が高く、組み立ても簡単。しかもリーズナブルなことから、インナーテントとしても人気です。

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tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン) サーカスTC×モノポールインナーテント

テンマクデザイン サーカスTC

テンマクデザイン モノポールインナーテント

テンマクデザインの「サーカスTC」と「モノポールインナーテント」の組み合わせは、SNS上でオシャレと話題になりました。
サーカスTCはワンポールテントとなっているので設営自体も簡単に行えます。

モノポールインナーテントはカンガルースタイルでの使用を前提として作られているので、寝室として特化したデザインになっており、コスパも非常に良いインナーテントです。
スタンダードとメッシュの2タイプから選べるので、季節に合わせて使い分けができます。

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FIELDOOR(フィールドア) ワンポールテントTC400×カンガルースタイルテント100

FIELDOOR ワンポールテント 400 【TC ポリコットン】 ロープ ペグ 収納バッグ付 フルクローズ メッシュ コ...

FIELDOOR カンガルーテント100 インナーテント コンパクト 軽量 収納 大型テント シェルター トンネルテン...

フィールドアの「ワンポールテントTC400」と「カンガルースタイルテント100」はどちらも組み立てが簡単なテントとなっているので、キャンプ初心者にもおすすめの組み合わせです。
ワンポールテントTC400には付属のインナーテントもありますが、フライシートのみでの使用も可能となっており、リビングスペースとしても活用できます。

カンガルースタイルテント100はワンタッチで設営できる設計となっており、カンガルースタイルに最適なサイズ感です。
フライシートは付いていないので、あくまでもインナーテントとしての使用となります。

norDISK(ノルディスク) レイサ6×Hilleberg(ヒルバーグ) STAIKA

NORDISK(ノルディスク) アウトドア テント レイサ6 ファミリー用 ダスティ―グリーン 6人用 (Reisa 6 PU)【...

ノルディスクの「レイサ6」とヒルバーグの「STAIKA」の組み合わせは非常に高い機能性を備えているので、快適なキャンプを実現することができます。どちらも単品で使用可能となっており、これまで紹介してきたテントに比べると高価ですが性能面はお墨付きです。

キャンプ場で話題のカンガルースタイルまとめ

キャンプ場で話題のカンガルースタイルまとめ
出典:PIXTA

今回は、最近キャンプ場で話題になっているカンガルースタイルについてご紹介してきました。
カンガルースタイルは様々なキャンプスタイルに合わせられるだけでなく、シーズン問わず活躍するメリットが魅力的です。
快適かつおしゃれなキャンプサイトを実現するためならカンガルースタイルがおすすめですよ!

ただし、カンガルースタイルならではのデメリットもあるので、事前に自分の理想とするキャンプスタイルに合っているのかを確認しておきましょう。
カンガルースタイルで「不便さを楽しむ」キャンプから、「快適さを求める」キャンプにシフトチェンジしてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人 TAKIBI編集部

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