本記事は一部にプロモーションを含みます
キャンプで美味しい料理を作りたいときは、ダッチオーブンが役立ちます。
ダッチオーブンがあれば、焼く・炒める・揚げる・燻製にするなど様々な調理ができるので、本格的な凝った料理も簡単に作れておすすめです。
そこで今回は、ダッチオーブンで作る定番&注目のキャンプ飯を20個ご紹介していきます。ダッチオーブンが気になっている人や美味しいこだわりのキャンプ飯が食べたいという人は、ぜひ参考にしてください。
ダッチオーブンを使用するメリット
ダッチオーブンは鉄製で重さがあるため、キャンプに持って行くのが少し大変です。
しかし、こだわりのキャンプ飯を作りたいという時はダッチオーブンを持って行くことをおすすめします。まずはキャンプ飯でダッチオーブンを使用する3つのメリットをご紹介しましょう。
鉄製だから熱効率に優れている
そもそもダッチオーブンとは、西部を開拓していた時代にアメリカで使用されていた鉄製の分厚くて重たい鍋のことです。
鉄製のため、熱効率が非常に優れています。効率良く食材にしっかり火を通して調理をできるのがメリットです。
上下から熱を加えられる
ダッチオーブンは1枚の鉄板で作られているため、鍋の上下からムラなく食材に熱を加えられます。
蓋の上に木炭を乗せて加熱することで、圧力鍋のように蓋がしっかりと閉まって外れることもありません。
厚みのあるローストチキンやステーキでも、ダッチオーブンを使えば均一に火が通りふっくらと焼き上げることができます。
焼き・炒め・揚げ・燻製など様々な調理方法に活用できる
ダッチオーブンは様々な調理方法に活用できます。焼く・炒める・煮る・蒸す・揚げる・燻すことができ、ダッチオーブン1台あれば6つの調理方法を楽しめることも大きなメリットです。
基本的には食材を入れるだけで本格的なメニューも作れるため、なるべく手間を取りたくないキャンプ飯にも最適です。
ローストビーフやカレー、ポトフなどの料理はもちろん、焼き芋やチョコレートケーキなどのデザートも作れてしまいます。
ダッチオーブンで作るキャンプ飯・定番メニュー10選
ダッチオーブン初心者にも上級者にも人気の定番キャンプ飯を10選ご紹介していきます。ダッチオーブンではどんな料理が作れるのか、なぜ人気なのか知りたい人はチェックしてみてください。
カレー
カレーと言えば、BBQの定番メニューです。
ダッチオーブンなら火の通りにくい食材でもムラなく効率良く調理ができるため、大きめにカットした野菜やお肉を使ったボリュームのあるカレーを作れます。
また、トマトカレーやスープカレー、シーフードカレーなど様々なカレーも楽しめます。
キャンプならではのお好みのカレーを作ってみてください。
迷った時は子どもから大人まで美味しく食べられる、辛さ控えめのビーフカレーがおすすめです。
ローストビーフ
ダッチオーブンの定番料理の1つが、ローストビーフです。
ローストビーフ作りは時間がかかるイメージがあるかもしれませんが、ダッチオーブンで作るとそこまで大変ではありません。
放置するだけで簡単にローストビーフが作れます。
中心に赤みがあり、外側は火が通っている程度が美味しいローストビーフのポイントです。お肉は脂身の少ない赤みのブロック肉を選びましょう。お好みで柚子胡椒やホースラディッシュ、ステーキソースを添えて食べるのもおすすめです。
ローストビーフならぬローストポークのレシピはこちら!
ダッチオーブンで作る本格ローストポーク-そとごはん-
鶏の丸焼き
インスタ映えのする定番のキャンプ飯を作りたい人におすすめなのが、鶏の丸焼きです。
具材をダッチオーブンに入れて1時間蒸し焼きにした後、蓋の上に炭を乗せて30分加熱をすれば鶏の丸焼きの完成です。
オーブン調理に比べてパサパサせず、しっとりとした仕上がりになります。
鶏に焼き目を付けたい場合は、蓋に炭を置いてください。完成までに時間はかかりますが、難しい工程はないので初心者にもピッタリのメニューです。
ブイヤベース
キャンプで洋風な魚介料理が食べたい人に人気なのが、ブイヤベースです。
トマトと魚介の香りで食欲がそそられるため、夏バテしている時にも向いています。
使うスパイスはお好みですが、サフランを入れた方が色味も鮮やかなブイヤベースに仕上がるのでおすすめです。
その他にはローズマリーやタイム、オレガノなどを入れて好みの味に仕上げましょう。
ブイヤベースはご飯やパン、麺類にも合うので、多めに作ってアレンジを楽しむのも魅力です。
例えば、残ったブイヤベースに塩を足してパスタを追加すれば簡単にペスカトーレが作れます。
スペアリブの煮込み
鍋の中に食材を入れ、火を付けて煮込むだけで本格的なスペアリブ煮込みを作れます。
野菜も一緒に入れて調理をすれば、野菜の旨味たっぷりの柔らかくてジューシーなスペアリブ煮込みが完成します。
余ったスペアリブは、炭火で焼くと香ばしく仕上がるのでおすすめです。
簡単で手間がかからないため、初心者にも人気のメニューになります。
ビビンバ
ダッチオーブンの中に、ご飯を敷き詰めたらナムルやキムチ、焼き肉などを乗せ、最後に卵黄を加えればビビンバの完成です。
食べる時はご飯と上の具材を混ぜて、お好みでコチュジャンを追加して食べてみてください。
ご飯をダッチオーブンの内面に押し付けてお焦げにすれば、香ばしさとパリパリの食感が楽しい本格的なビビンバに仕上がります。
ポトフ
ダッチオーブンで作る定番メニューの1つがポトフです。
野菜を大きめに切って煮込むことで、食材の中まで柔らかく味が染みているポトフが完成します。
煮込む時間は少しかかるものの、手間をかけた分に見合う美味しいポトフに仕上がるのでおすすめです。
野菜の旨味がたっぷりなポトフを食べたい人は、キャベツと玉ねぎの水分だけで作る「無水ポトフ」がおすすめです。
無水ポトフなら野菜の旨味を濃厚に感じられます。
加熱が始まったら途中で蓋を開けず、じっくり煮込んでください。
牛肉の赤ワイン煮
大人のキャンプ飯の定番になっているのが、牛肉の赤ワイン煮です。
スープにとろみがつくまで煮詰めるだけでお酒が進む美味しい一品に仕上がります。
マッシュルームを入れることで、さらに香りや食感も楽しめます。
食材を鍋に入れたら、1時間半ほどじっくり煮込むだけなので手間もかかりません。
お肉を柔らかく仕上げたいなら、パインと一緒に煮込むことで柔らかい牛肉の赤ワイン煮ができます。また、赤ワインはケチらずにたくさん使うのが美味しく仕上げるコツです。
ちぎりパン
ダッチオーブンでは、パンを作ることもできます。
一晩かけて低温発酵させることで、もっちりとして弾力があるちぎりパンになります。
低温発酵させる方法なら、手間もかからないのでキャンプを楽しみながら調理をすることが可能です。
ちぎりパンに似たレシピはこちら!
ダッチオーブンで手軽に簡単!焼きたてパン♪ーそとごはんー
焼きりんご
ダッチオーブンでは、スイーツを作ることもできます。
りんごの皮を綺麗に洗い、種がある中心部分をくり抜いたら塩水につけます。
クッキングシートを敷いて20分焼いた後、余熱でさらに20分待ちます。
ダッチオーブンの蓋がしっかり閉まる大きさのりんごを選ぶことが重要です。
くり抜いた部分にはレーズンやナッツを入れてみましょう。
ダッチオーブンで作るキャンプ飯・注目メニュー10選
ダッチオーブンがあればキャンプで凝った美味しい料理が作れます。
続いては、今注目されているダッチオーブンを使ったキャンプ飯を10選ご紹介しましょう。定番メニュー以外にキャンプ飯で注目されているメニューが知りたい人はぜひご参考ください。
ホルモンカレー
ホルモンカレーは、アウトドアで人気を集める意外なメニューの1つです。
ホルモンの臭みを取った後、ダッチオーブンでホルモンを柔らかく仕上げつつカレーを作ることで、ホルモンの臭みがない美味しいカレーが出来上がります。
玉ねぎや人参はホルモンの食感を引き立たせるためにみじん切りにするのがおすすめです。また、ダッチオーブンを使っているためすぐに冷めてしまうこともありません。
ジャンバラヤ
ジャンバラヤは、アジアンテイストな炊き込みご飯です。
ダッチオーブンを使うことで、本格的なジャンバラヤを簡単に作れます。
具材を弱火で20分炒めたら10分蒸らすだけでオシャレな旨辛ジャンバラヤの完成です。
子どもがいたり辛いものが苦手な人がいたりする場合には、チリペッパーの量を減らしてみてください。
お好みでケチャップをかけて食べるのもおすすめです。海鮮系の具材を入れたり、野菜や肉を多めに入れてみたりとアレンジもしやすいです。
炊き込みご飯
キャンプ飯のイメージがないものの、実は多くのキャンパーから注目されているメニューが炊き込みご飯です。
鶏肉の炊き込みご飯や鯛めしなど、使用する食材によって様々な炊き込みご飯が作れます。ダッチオーブンで作るとムラなくご飯を炊くことができるので、美味しさも増します。
丸ごとロールキャベツ
キャンプで家庭的なキャンプ飯を楽しみたい時に最適なのが、丸ごとロールキャベツです。ダッチオーブンに隙間ができないようにひき肉とキャベツを詰め、2時間ほど煮込むことで丸ごとロールキャベツが完成します。
ダッチオーブンならトロトロで柔らかいロールキャベツに仕上がります。味付けはトマト味とコンソメ味、和風などもおすすめです。お好みの味付けで作ってみましょう。
ラムのグリル
ダッチオーブンで作るラムのグリルは、全体的に均一に火が通ってお肉がふっくら柔らかくなる注目メニューです。
骨付きのラム肉の場合は、1~2時間ほど下味をつけておくと味が染み込みます。
小さめのじゃがいもや人参などを添えてグリルにすれば、ボリュームのある1品になるのでおすすめです。
肉まん
キャンプでの蒸し料理は面倒くさいイメージを持っている方も多いですが、ダッチオーブンを使えば簡単に蒸し料理ができます。
特におすすめの蒸し料理が肉まんです。
ダッチオーブンの中に網を置いたらその上にレタスと肉まんを置き、蓋をして蒸すだけです。
肉まんは市販のものを用意すれば良いですし、5~7分程度蒸すだけなので初心者にも最適です。寒い時や小腹が空いた時にぜひダッチオーブンで肉まんを作ってみましょう。
燻製玉子・燻製チーズ
キャンプではお酒を飲む機会も多いですよね。
お酒の肴にピッタリな燻製もダッチオーブンで作れます。
燻製玉子を作る時には、前日に固ゆでしたゆで卵を調味液に漬け込んでおきましょう。
燻製チーズは、ダッチオーブンなら10分で作れます。
固めのチーズを燻製することで、燻製中に溶けることなく燻製させられます。カマンベールチーズを使う場合は、ホールタイプでカットされていないものを選んでみてください。
スコーン
昼食やデザートにおすすめのスコーンもダッチオーブンで作れるメニューです。
他のメニューに比べて生地づくりから行う必要があるため手間はかかるものの、その分美味しいスコーンが出来上がります。
お好みでアイスや生クリーム、ジャムを添えて食べるのもおすすめです。
石焼き芋
秋~冬のキャンプ飯におすすめしたいのが、ダッチオーブンで作る石焼き芋です。
ダッチオーブンの鍋底に細かい石を敷き、後はさつまいもを入れて焼くだけで完成します。面倒な調理作業もなくただ焼くだけなので、キャンプ飯初心者にも試してほしいメニューです。
凍えた体を暖かい石焼き芋が心から暖めてくれます。
夏に食べるなら焼き芋にアイスを添えてデザート感覚で食べるのもおすすめです。
チョコレートケーキ
キャンプでスイーツを食べたい時にもダッチオーブンは活躍します。
ダッチオーブンの中に網を置き、その上にクッキングシートを敷いてからケーキを焼くことで、取り出す時にケーキがくっつかず楽に取りだすことができます。
キャンプで甘いものが食べたい方はダッチオーブンを使ったスイーツづくりにもチャレンジしてみてください。
ダッチオーブンで作るキャンプ飯メニューまとめ
ダッチオーブンは、鉄製で熱効率が高く上下から熱を加えて焼き・炒め・揚げ・燻製など様々な調理方法に活用できることが魅力です。
キャンプに持って行くには重量があり、少し大変です。しかし、こだわりの美味しいキャンプ飯を作りたい時には欠かせません。
キャンプで凝った料理をしたい時には、ぜひダッチオーブンを活用してみてください。