キャンプの必需品!テントを選ぶポイント&おすすめ商品10選

投稿日:2021年7月23日 | 最終更新日:2021年8月18日

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キャンプで必要なギアといえばテントです。
就寝スペースとして活用されるテントですが、他にも荷物置きや日差し・雨避けとしても大活躍する欠かせないギアです。
テントは各ブランドが販売しており、デザインから機能性、収容人数などの要素全てが異なります。数が多いからこそ、選ぶのに苦労することでしょう。

そこで今回はテントの種類や選び方、収容人数別におすすめのアイテムを紹介します。これからテントを買おうと思っているけど選べずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

キャンプで大活躍するテントには色々な形がある!

キャンプで大活躍するテントには色々な形がある!
出典:PIXTA

一口にテントと言っても様々な形状があることはご存じですか?
形状が違えばテントのデザイン性から組立のしやすさ、機能性など様々な面で違いがあります。テントの選び方の前に、まずはテントの主な種類から解説していきましょう。

ドーム型

ドーム型テント
出典:PIXTA

ドーム形状が特徴的で、アウトドアシーンでは定番のテントです。
アルミやジュラルミン製のポールで立ち上がるシンプルな構造で設営しやすいため、初心者にもおすすめです。
コンパクトなタイプが多く、サイトをすっきり見せたい人にも向いています。

ただし、コンパクトがゆえにテント高が低いタイプが多く、テント内では中腰で移動しなければならないなど、窮屈さがある点はデメリットです。
また、大人数で利用する場合は寝室での利用が中心となるので、リビングスペースの確保にはタープの併用が必要になることもあるでしょう。

ツールーム型

ツールーム型テント
出典:PIXTA

2つの部屋を備えているテントで、寝室とリビングの使い分けが可能です。
タープを用意しなくても強い日差しや雨を凌ぐことができ、前室では食事や団らんを楽しむことができます。ファミリーでキャンプする際に便利です。

ほとんどの製品でメッシュ窓が備わっているので、虫の侵入を防ぎつつも通気性を確保できます。
デメリットとしてはサイズが大きいため、狭い区画では収まらない可能性があります。また、ドーム型と比べて少し重く、構造も複雑なので、1人での設営や撤去は慣れるまで時間がかかるでしょう。

ワンポール型

ワンポール型テント
出典:PIXTA

三角形にとんがった屋根が特徴的なテントです。
アメリカの先住民が使っていたティピーテントをヒントに誕生し、1本のポールで立ち上がる構造となっています。組み立てまでの工数が少なく、設営に時間をかけたくない人に向いています。

テントの中心にポールがあるので、レイアウトの自由度は他の種類と比べて劣ります。また、前室のないテントが多く、雨が入り込みやすいところもデメリット。そのため、雨天の時はタープと組み合わせると良いでしょう。

テント選びのポイント

テント選びのポイント
出典:Unsplash

テント選びではデザインや機能面を重視する人がほとんどでしょう。
しかし、それ以外にもキャンプに行く人数や、組み立てのしやすさなども配慮して選ぶことが大事となります。
ここからは、テントの購入で失敗を回避するために、選ぶ時のポイントを解説していきます。

使用人数に合わせて選ぶ

使用人数に合わせて選ぶ
出典:PIXTA

テント選びでは「何人で利用するか?」想定した上で買うことをおすすめします。
人数を確認せずに買ってしまうと、全員がテントに入って眠れないという事態が起きます。商品の機能表から定員の目安を把握できるので、必ず購入しましょう。

ただし、記載された定員数で寝ようと思うと実際は窮屈である可能性があります。使用する人の体格や荷物の量によっては、十分な広さを確保できないことがあるのです。スペースに余裕を持たせたい時は使用する人数よりも1人分ほど大きなテントが良いでしょう。

組立方式から選ぶ

組立方式から選ぶ
出典:PIXTA

組立方式は自立式と非自立式に分けられます。
自分にとって組み立てやすい方を選びましょう。
特にソロキャンプのような1人で張る状況では、手間と時間をかけずに設営や撤去できるテントが理想的です。

非自立式では、ガイロープを使って地面とテントをペグで固定する必要があり、今までテントを立てたことがない人は難しく感じるかもしれません。
その点でいうと、設営に不安であれば自立式が良いでしょう。最近はワンタッチで組み立てられるテントもあります。

耐水性の高いものを選ぶ

耐水性の高いものを選ぶ
出典:PIXTA

キャンプ中の突然の雨に備えられるように、生地の耐水性も重視したい機能です。テントの耐水性(耐水圧)は1,000mm以下から10,000mm以上と幅広くあります。数値が高いほど耐水性に優れていますが、実際にどれくらいあれば十分なのか想像しにくいですよね。

一般的には耐水圧1,500mmが基準とされています。1,500~2,000mmぐらいあれば、キャンプ中に急に雨が降った時も安心です。
強い雨や雨天のキャンプを想定した時は、さらに耐水性の高いテントを選ぶと良いでしょう。

【1~2人用】キャンプにおすすめのテント5選

【1~2人用】キャンプにおすすめのテント5選
出典:Unsplash

ここからは、各ブランドから販売されているキャンプにおすすめのテントを人数別にご紹介します。
まずはソロキャンプや2人でキャンプをする時に最適なテントを5つピックアップしたので、特徴や機能面を見ていきましょう。

North Eagle(ノースイーグル)テント イーグルミニドーム

本体サイズ約200×200×125cmのテントで、2~3人まで利用できます。
2本のポールで立ち上がる構造で、設営のしやすいテントです。フライシートはUVを約90%カットできる素材を採用しており、日焼けを気にする女性にもおすすめです。
形状が正方形なのでレイアウトしやすく、荷物を置いても窮屈さを感じないゆとりがあります。天井は開閉可能なメッシュ天井、背面は大型のベンチレーションを装備しているので風通しが良いです。フライシートは1,500mmなので、雨天でも安心です。

DOD(ディーオーディー)ワンタッチテント

DOD(ディーオーディー) ワンタッチテント ゆったり使える 2人用 紐を引くだけ 簡単設営 T2-629-TN T2-629-TN

初心者も簡単に組み立てられるワンタッチ式となっています。
上部の紐をひっぱるだけで立ち上がるので、力も必要ありません。
設営に時間と手間がかからない分、遊びや食事などに時間を当てられます。撤去もワンタッチで行えるので、他のギアの片付けの時間も十分に確保できます。

サイズが約230cm×150cm×117cmなので、成人2人が寝てもゆとりがあります。大型窓があるので、内側から換気調節がしやすく快適です。耐水圧は1,500mmで、標準をクリアしています。

Ogawa(オガワ)タッソ

ogawa(オガワ) アウトドア キャンプ テント ワンポール型 タッソ 2726

ワンポールタイプのテントで、シーンに合わせてポールの高さを195cm・220cm・250cmの三段階に変えられるところが最大の特徴です。
巻き上げ式のスカートも特徴的でスカートを固定すれば保温性を保つことができて、巻き上げれば涼しい風を取り込めます。
フライシートはポリエステルを使っており、耐水圧は1,800mmもあります。テフロン加工されているので水をはじき乾きやすく、汚れや摩擦にも強い仕様です。UVカット機能もあるので、紫外線の影響による劣化が緩和され、耐久性にも優れています。

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LOGOS(ロゴス)ROSY Q-TOP ドーム

ロゴス(LOGOS) ROSY Q-TOP ドーム DUO-BJ 71805564

約3分で組み立てや撤去が可能なQ-TOPシステムと採用しています。
折りたたみ式のフレームを伸ばして固定するだけなので、初心者も簡単に組み立てることが可能です。インナーシートとフレームが一体構造となっているので、パーツを紛失するリスクも低いです。
インナーテントはベンチレーションが備わっているため換気がしやすく、横面はメッシュなので暑い夏場も快適です。天井はフックが付いており、ランタンを取り付けることができます。

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ロゴス(LOGOS)
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Coleman(コールマン)ツーリングドームST

コールマン(Coleman) テント ツーリングドーム ST 1~2人用

ポールポケット式のテントなので、1人でも簡単に組み立てられます。
インナーテントのサイズは約210cm×120cm×100cmなので、2人で寝るには十分なサイズ感です。成人男性もゆったり過ごせます。
前室空間があるので雨が中に入りにくく、荷物置きやシューズ置き場に使えます。別途で売っているキャノピーポールを組み合わせれば、より大きな前室スペースにすることも可能です。フライシートの耐水圧は1,500mmとなっているので、強い雨が降った時も安心です。

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【4~6人用】キャンプにおすすめのテント5選

【4~6人用】キャンプにおすすめのテント5選
出典:PIXTA

家族や友人など大人数でキャンプを楽しみたい時は、さらに大きめのテントが必要です。大きいテントとなると、より使い勝手の良いアイテムを選びたいものです。ここからは4~6人でキャンプに行きたい人向けに、おすすめのテントをご紹介しましょう。

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)オルディナスクリーンドームテント

キャプテンスタッグ オルディナ スクリーンツールームドームテント(5?6人用) (キャリーバッグ付) M-3117

5~6人が利用できるテントです。クロスポート型のテントはフライシートとインナーテントの空間が確保されており、結露しにくい構造となっています。
インナーテントには前後左右にプライバシーを守りながら通気性を確保できるノーシームメッシュを採用しています。フライシートはUVカット生地を使っており、約95%のUVをカットしてくれます。
耐水圧は1,000mmと少し低めですが、普通の雨なら問題ありません。シームレス加工が施されており、天井の縫い目から雨漏りする心配もないです。

Snow Peak(スノーピーク)アメニティドーム

スノーピーク(snow peak) テント アメニティドームM 5人用 SDE-001RH

インナーテントとフライシートを合わせる部分は同じ色のテープを使っており、設営のしやすい工夫が施されています。そのため、入門用に人気のあるテントです。

・S(約230cm×150cm×120cm)
・M(約270cm×270cm×150cm)
・L(295cm×295cm×165cm)

の3サイズがあり、大人数でのキャンプならMサイズ以上がおすすめです。天井は低めなので、寝室用に適しています。
丸みのあるシルエットが特徴的で、風に強い構造となっています。耐水圧は1,800mmもあり、高い防水・撥水加工を施しているので雨にも強いです。

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スノーピーク(snow peak)
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Snow Peak(スノーピーク)リビングシェル ロング

スノーピーク(snow peak) テント リビングシェル ロング Pro TP-660 [6人用]

メッシュを多用しているので通気性があり、開放的な空間が特徴的です。
スカート付きなので保温性も確保できます。日差しを通しにくいシールド加工の生地を使っているので、夏場は特に活躍するでしょう。
別売りのインナールームを使えば、リビングスペースと寝室に分かれたツータイプ仕様となります。インナールームは大人3人または大人2人+子ども3人までなら快適に就寝できる広さです。また、同ブランドのテントとドッキングさせることも可能です。

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LOGOS(ロゴス)neos PANELスクリーンドゥーブル

ロゴス(LOGOS) LOGOS テントチャレンジセットneos PANELスクリーンドゥーブル XL-BJ 71809560

ツールームタイプのテントで、インナーテントを取り外すとスクリーンタープとしても使えます。サイズは約300cm×520cm×205cmで、6人まで使用できる広さです。
筋交い構造となっており、フルクローズした状態でも高い強度を保ちます。テントの中心部が膨らんでいるので、雨水が溜まりにくい点がメリットです。
目の細かい高性能なメッシュを採用しており、小さな虫の侵入を防ぎながら通気性を確保することができます。
電気コードの取り組み口がジッパーとなっているので、隙間から冷気が入り込みにくくなっているのも嬉しい仕様です。

DOD(ディーオーディー)ワンポールテントM

DOD(ディーオーディー) ワンポールテントM 5人用 【収納コンパクトu0026かんたん設営】 T5-47-BK

インナーテントが全面メッシュ仕様で、通気性がとても良いテントです。
ベンチレーター付きなので、熱や湿気を排出して快適な空間を保てます。
高さは200cmあり、広々とした室内は大人5人まで寝られるサイズ感となっています。さらに大きなLサイズでは、大人8人まで入ることが可能です。
耐水圧はフライシートが2,000mm、インナーテントのフロント部分は5,000mmなので荒天時も安心して使えます。フライシートにはストームロープが備わっているので、強風時にも強いです。

キャンプにおすすめのテントまとめ

キャンプにおすすめのテントまとめ
出典:PIXTA

今回はテントの種類や選び方のポイント、おすすめアイテムをご紹介しました。キャンプに行くならテントは欠かせないアイテムです。しかし、安いものではないので、後悔しないように慎重に選んでいきましょう。

テントは使用人数や組み立てのしやすさ、耐水性に注目して選ぶことが大切です。また、各ブランドでは機能性がよく、デザインにも優れたテントが豊富に出ています。ご紹介した商品ラインナップも参考に、自分のキャンプスタイルに合ったテントを探してみてください。

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この記事を書いた人 TAKIBI編集部

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