投稿日:2021年6月29日 | 最終更新日:2021年8月18日
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山や海など、自然が満喫できるキャンプは楽しいものですが、荷物が多くなりがちです。
そんな時に役立つキャンプアイテムがキャリーです。
一度に大量の荷物を運べるだけでなく、テーブル代わりとして利用できるタイプも揃っているので一台あると重宝します。
今回はそんなキャリーについて、選び方のポイントと、おすすめ10選をご紹介しましょう。
キャンプで役立つキャリーの選び方
一度にたくさんの荷物を運べるキャリーはキャンプなどのアウトドアはもちろん、買い物やイベントなど様々なシーンで活躍します。
とても便利なキャリーですが、選び方にはいくつか注意点があり、見落としてしまうとその性能を発揮しきれません。
まずはキャリーの選定ポイントを見ていきましょう。
耐荷重で選ぶ
キャリーには耐荷重が決められており、中には100kg以上の重さにも耐えられるようなものもあります。
荷物が多い場合、耐荷重の小さいキャリーでは何往復もしなければならないといった事態も起きかねないため、耐荷重は大きめのものがおすすめです。
しかし、耐荷重が大きいものはそれだけ本体のサイズも大きく、重くなってしまうのでバランスを見ながら選びましょう。
本体のサイズで選ぶ
キャンプでは、マットのような重さの割にかさばる荷物も少なくありません。
キャリーを選ぶ際は、そういったかさばる荷物も無理なく運べる大きさにしましょう。
ただし前述の通り、容量の大きいキャリーはそれだけ大きく、重くなってしまいます。
場所によっては取り回しがしづらくなるなどの不便さが目立つこともあるので注意しましょう。
収納性で選ぶ
キャリーを購入する際は、未使用時の収納場所についても考慮しなくてはなりません。
特に耐荷重や容量の大きなものは収納スペースを取ってしまうため、事前にどういった方法でどう収納するのかを検討しておく必要があります。
キャリーにはコンパクトに折りたためるタイプなどもあるので、収納スペースに合ったものを選びましょう。
タイヤのサイズで選ぶ
キャリーを選ぶ際はタイヤにも注目します。
一般的にタイヤのサイズが大きいキャリーの方が悪路に強いとされており、砂利や砂地、芝生でもスタックしにくいです。
また、タイヤは幅にも注目しましょう。幅の広いタイヤなら沈み込みにくくなるので、安定した荷物運びができます。
他にも、タイヤに関してはロック機能の有無も考慮しましょう。
多くの荷物を載せたまま勝手に動いてしまうと大きな事故につながりかねません。安全性を考えるならば、ロック機能のあるキャリーが好ましいです。
ワゴンの形で選ぶ
キャリーを使う場面や運ぶ荷物の形状によって、求められるワゴンの形も変わります。
開けた場所よりも細い道で使用することが多かったり、長い荷物や縦置きにして運ぶ荷物が多かったりする場合には高さの確保できる形がおすすめです。
一方で、荷物の一つひとつが大きくてかさばるといった場合には容量の大きな縦長のワゴンを選ぶといいでしょう。メーカーや型式によってワゴンのサイズも異なるため、どんな荷物を運びたいのかをしっかりイメージしてから探すとスムーズです。
機能性で選ぶ
キャリーの中には、カバーを取り外して水洗いができるものや、荷物を固定できるストラップが付属しているなど、機能性の高いものもあります。
また、キャリーの持ち手にはT字タイプとリングタイプの2種類があり、それぞれに使い勝手が異なります。
T字タイプは力を入れやすいため重たい荷物を運ぶのに向いていて、リングタイプは片手でも両手でも持てる柔軟性があります。
どういった機能を必要としているのか、どんな使い勝手のよさを求めているのかを確認しながら選びましょう。
トラブルを考慮して選ぶ
キャンプなどのアウトドアシーンで利用することを想定して作られているキャリーは、基本的に丈夫です。
しかし、使っていくうちに劣化してしまうのは避けられません。タイヤ部分の破損や劣化がみられた場合はキャリーの性能や安全性に直結するため、すぐに使用を止めましょう。
メーカーによっては、様々なトラブルを考慮して交換パーツを用意しているところもあります。
悪路を進むことが多い、使用頻度が高いなどという場合は交換パーツの用意があるキャリーを選ぶのもいいでしょう。
キャンプにおすすめのキャリー10選
キャンプなどのアウトドアシーンで重宝する実用性の高いキャリーをご紹介していきます。
山善 キャンパーズコレクション エブリデイキャリー
深型設計なのでテーブルやイス、タープなどの安定感のない荷物も立てて持ち運べるキャリーです。
耐荷重が80kgあるので重たい荷物も問題なく運べて、前輪部分にはロックがかけられるので安全面にも配慮されている製品です。
未使用時はコンパクトになるので収納しやすく、広げるだけですぐに使えます。
LOGOS(ロゴス) TOPカバーキャリーカート
荷台にカバーが付いたタイプで、走行時の荷物の飛び出しを防ぐのはもちろん、目隠しにもなるので安心です。
カバーを使わない時は折りたたんで荷台に収納できるため邪魔になりません。
天板タイプのため、簡易テーブルとしても使えます。本体はワンアクションで折りたたむことができ、固定用のバックルも付いているので保管もしやすいです。耐荷重100kgと本格的ながら日常使いもできる大きさなので一台あると便利です。
LOGOS(ロゴス) 丸洗いスマートキャリー with クーラーバッグ
汚れたら洗濯機で丸洗いできる本体は、厚くて丈夫なポリエステルオックスの生地を使用しています。
容量120Lと大きいため、一度に多くの荷物を運べます。
さらに、10mmの断熱材を使ったクーラーバッグが標準装備されており、荷物を入れたまま取り外しが可能です。
クーラーバッグ単体としてももちろん使用でき、食材などの管理に重宝します。ワンタッチ開閉で組み立てやすく、タイヤにはストッパーが装備されています。
Coleman(コールマン) アウトドアワゴン メッシュ
キャンプなどのアウトドアシーンで汚れは避けられません。
こちらは本体がメッシュ仕様になっており、手軽に洗って清潔を保てます。
工具のいらないネジで固定されているので取り外しも簡単です。
砂や土などが溜まりにくいので水辺使いが多い人におすすめです。
また、別売りのウッドロールテーブルを設置すればキャリーがテーブルに早変わりします。
耐荷重は本体が100kg、テーブルが30kgと頼もしく、ネジで固定するので安定感がありメインテーブルとしても遜色ありません。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ ) CS 収束型4輪キャリー
80kgの耐荷重とストッパー付きのタイヤで傾斜でも楽々荷物を運べます。
本体は取り外し可能なためお手入れがしやすく、収束型なので保管もしやすいです。
収納力があり、アウトドアシーンはもちろん、買い物やピクニックなど日常使いにも便利です。
CAPTAIN STAG ストレッチ 伸縮4輪キャリーTYPE2
個性的なカラーリングが特徴のこちらは収納に便利なポケットが内側と外側の両方についています。設営が簡単で、キャンプなどのアウトドアシーンだけでなく様々な用途に使えます。
持ち手のついた専用のカバーが付いているので収納時や持ち運び時も不便さを感じません。耐荷重は80kgです。
NEUTRAL OUTDOOR オフロードキャリアワゴンⅡ
従来商品からモデルチェンジしたこちらは収納サイズがよりコンパクトになり、容量がアップしています。
ワンタッチで組み立てや折り畳みが可能で、専用の収納カバーが付属しているため、持ち運びにも困りません。
耐荷重は80kgあり、もちろんそのままでもキャリーとして十分活躍できますが、別売りのWGソフトコンテナーやWGソフトクーラーと組み合わせて使うことで高い機能性を発揮します。
また、注目なのが幅の広いビッグタイヤです。悪路でもストレスフリーで走行できるので場所を選ばす使用できます。
DABADA キャリーカート
こちらは耐荷重150kgを誇る大容量が特徴のキャリーです。本体の内側には大小のポケットがあるのでペットボトルやスマートフォンなども安心して収納できます。折り畳み式で簡単に開閉でき、収納用の結束ベルトは荷物運搬時にも荷物の固定に役立ちます。
幅広のタイヤは砂浜や泥道などの悪路でもスタックすることなく走行でき、安定感が抜群です。ピンクやマスタード、迷彩などキャリーとしては珍しくカラーバリエーションが豊富な点も人気の理由となっています。
TENT FACTORY キャリーワゴンDタイプ
耐荷重80kgのこちらは本体重量が9.8kgと、比較的軽量なのが特徴です。
折り畳み式で開閉もワンタッチなので少ない手間で広げることができます。
キャリーとしては珍しく、タイヤまで収納できる専用の収納カバーが付いており、未使用時は室内での保管も可能です。
一般的なキャリーに比べコンパクトな設計なのでマンションや市街地で使用しても取り回しが楽です。
タイヤにはストッパーが付いており、別売りのウッドボードを設置すればテーブルとしても利用できます。
DOD アルミキャリーワゴン
耐荷重100kgのキャリーですが、フレームにアルミ合金を使用しているので持ち運びにも苦労しません。
便利なポケット付きのワゴンの本体は取り外しが可能なので、汚れてしまってもしっかりとお手入れできます。
収束型なので開閉が簡単なうえ、コンパクトに収納できます。
専用の収納カバーはハンドル操作による移動の他、横向きにも持てるように設計されているので柔軟な積み込みが可能です。
耐荷重だけでなく160Lも載せられる大容量のため、本体の底に敷くマットは3mmもの厚さがある丈夫なものになっています。
キャンプにおすすめのキャリーに関するまとめ
今回はキャンプなどのアウトドアシーンはもちろん、買い物やイベントなどの日常使いにも便利なキャリーについてご紹介しました。
たくさんのメーカーから発売されているキャリーは様々な利用シーンを想定されているため、仕様や特徴が多岐にわたります。
キャリーを購入する際は、どういった使い方をしたいのか、重視するポイントはどこか、といった点を押さえて選ぶのがおすすめです。