投稿日:2021年7月2日 | 最終更新日:2021年8月18日
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キャンプの力強い味方、バーナー。家庭でいう台所のコンロにあたる、キャンプに置いても料理をするなら1つは持ちたい必携品です。もちろん、焚き火だけで調理をしたい!という方もいらっしゃるかもしれませんが、焚き火の火は天候や風向きによって火加減を保つのも初心者では難しく、焚き火ができる場所も制限がある場合があるので、バーナーを持つと良いでしょう。
今回は、キャンプを始めるのなら、初心者にも扱いやすくコンパクトですぐれもののバーナー、SOTOのレギュレーターストーブFUSIONをご紹介します。
レギュレーターストーブFUSIONのスペック
サイズ
幅350×奥行120×高さ90mm(使用時・本体のみ)
幅150×奥行75×高さ90mm(収納時)
重量:250g
使用時間:約1.5時間(ST-760 1本使用時)
注意事項
・屋外使用専用です。風向きによっては火が見えづらく、うまく点火できない場合もあるので、風が落ち着いている場所で使用しましょう。
・ヒートエクスチェンジャー付きクッカー(熱交換器を鍋底に持つクッカー)は非対応です。
参考価格:9,900円(税込)
公式サイト:http://www.shinfuji.co.jp/soto/products/st-330/
そもそもバーナーの強みとは?
焚き火での調理に比べて、早く煮炊きできるのが最大の特徴です。風による影響も考慮しつつ、火力を調節しながら、一定の火力を加えることもできます。何よりも、小ぶりでコンパクトに持ち運べるのも良いですね。
CB缶(カセットボンベ)で手軽く調達!
コロンとしたフォルムが特徴的なOD缶(OutDoor)と比べて、一般的に火力はやや劣るとされているCB缶(カセットボンベ)ですが、一般家庭でも使われることも多いので馴染みがあり、100円均一でも見かけます。寒い場所や高地で使用しない限り、レギュラータイプのCB缶であっても火力は十分です。
なお、SOTOレギュレーターストーブFUSIONでは、SOTOのカセットボンベの使用が推奨されています。
SOTOレギュレーターストーブFUSIONの使用方法
まずは、ゴトクの足を広げます。ゴトクの足を持って下から上に向かって押し上げるとロックが解除されます。これを1本ずつ行います。
ボンベを切り込み位置にカチッとはまるように設置します。
そして、いよいよ点火です。器具栓つまみをOK(左)の方向に回すとガスが出始めていることがボ〜という音でもわかります。点火スイッチをカチッと言うまで数度押し、点火を確認します。
風向きや明るさによっては火そのものが見えないこともありますのでよく確認をしてください。器具栓つまみを回して炎の調節を行ってください。
消化は点火の逆で、器具栓つまみをOFF(右)方向に回らなくなるまで回し、消化を確認します。ボンベを取り外して、ゴトクを1本ずつ折りたたんで収納します。
ゴトクの滑り止めに最適!アシストグリップもあるとより安全
レギュレーターストーブ専用のアシストグリップ(SOTO/ST-3105)もあると便利です。ゴトクの滑り止めとなるほか、伝道熱を軽減することができます。取り付けも簡単で、食用油をアシストグリップの細い方に2,3滴垂らして全体に行き渡らせ、スルッと4本それぞれのゴトクの足に通して、装着するだけ。
なお、別売りのウインドスクリーンを使用している人は、アシストグリップを装着したままアシストグリップを装着することができないので、一旦ウインドスクリーンを取り外す必要があります。
レギュレーターストーブFUSION ST-330以外にも、レギュレーターストーブ(ST-310/ST-310MC)、レギュレーターランタン(ST-260)にも装着可能です。
使用してみた感想
今回は、初夏の6月に富士五湖の一つ、西湖(標高900m)で、レギュラーガス(3本パック/税込816円)のガス缶を使ってレギュレーターストーブを使用してみました。
今回は、レギュラーガスで何も問題はありませんでしたが、寒冷地で使用する場合は、プロパン混入のパワーガス(3本パック/税込917円)を使用してみてもいいかと思います。
直径15cmの飯盒やアルミ製のフライパン、琺瑯鍋など様々試してみましたが、手順も簡単に、安定した使いやすさが印象的な商品でした。