投稿日:2021年4月4日 | 最終更新日:2021年8月18日
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春の訪れとともに花粉症と戦うcamimapです。
暖かい日が増えてきて外でやすらぎを感じられることも増えてきました。
アウトドアにも挑戦しやすい季節なので、キャンプデビューを考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、
・何を準備すれば良いかわからない
・具体的に何をすればいいのかわからない
・火の熾し方がわからない
などなど、不安が多い方もいるはずです。
そんな方のためにキャンプのおおまかな流れと楽しみ方を紹介していきたいと思います。
キャンプでの過ごし方/タイムスケジュールの一例
大体のキャンプのタイムスケジュールを紹介するので流れを掴んでおきましょう。
13時~ チェックイン・設営
チェックインは予約したキャンプ場の受付にて行います。
チェックインできる時間はキャンプ場によってさまざまです。
基本的にチェックインが始まる時間は混み合うので、ロスタイムを減らしたい場合は少し時間をズラしてチェックインするのも一手です。
チェックインの際にキャンプ場から利用ルールや場内の説明も受けます。
何かあったときの為にも管理棟の閉店時間と緊急時のダイヤルはチェックしておきましょう。
チェックインが終わったら自分のサイトまで行って設営を始めます。
山などでキャンプする際は天気が変わりやすいですから、雨がっぱをもっていくと雨の中の設営でも大丈夫。
15時~ 乾杯・散策
設営後の至福の時間です。
乾杯するもよしですが、明るいうちに散策にでかけるのも良いでしょう。
トイレや炊事棟(洗い場)などを確認しておくと暗くなってからの移動も安心です。
疲れていたらお昼寝するのもよしです。
スノーピーク(Snow Peak) チタンシングルマグ
キャンプやお家でのブレイクタイムのおともに。
直火可能なのでフィールドでの使い勝手も良いです。
17時~ 夕食の準備・夕食
食材の準備は前日に済ませておくと良いでしょう。
慣れないフィールドでの料理はなかなか至難の業。
お米を飯盒やメスティンで炊く場合は30分~1時間前にお米を水につけておきましょう。
この工程を省くとかなり固く炊き上がってしまいます。
余裕をもって準備することを心掛けましょう。
焚き火での料理は火加減が難しく失敗しがちなので、初心者さんにはあまりおすすめではありません。
それでもせっかくのキャンプだし…という方は焚き火台などを使って調理してみましょう。
ペトロマックス(Petromax) 焚き火台 ファイヤーボウル
鉄板にもなる焚火台です。
お皿のようになっているので薪の移動がさせやすく調理もスムーズに行えます。
収納もコンパクトで無骨な見た目もかっこいいです。
~22時 焚き火・消灯
夕食を済ませたら焚き火や晩酌を楽しみます。
遅い時間になってきたら、なるべく静かな声でお話しましょう。
テントは音が漏れやすいですから、音楽なども気を付けて流しましょう。
多くのキャンプ場では消灯時間が設けられています。
その時間までに焚き火は完全に消しておく必要があります。
消えたと思っても風でまた火がついたりするので油断は禁物です。
消灯時間を過ぎての炊事棟やシャワー室の利用は、マナー違反なので控えるようにしましょう。
歯磨きやシャワーはお早めに。
お手洗いは24時間利用できるので、気にしなくても大丈夫です。
7時~ 起床・朝食
私も朝は苦手な方ですが、キャンプの日は気持ちよく目覚めます。
朝のキャンプ場の雰囲気にも癒されるので是非楽しんで頂きたいです。
起きたらまずは朝ごはん。
最近はキャンプ飯の定番になりつつあるホットサンドに挑戦してみてはどうでしょう。
ホットサンドとコーヒーを楽しみながら外からは鳥のせせらぎ…最高の贅沢です。
チャムス(CHUMS) ダブルホットサンドウィッチクッカー
CHUMSのマスコット、ブービーバードの印がつくホットサンドメーカー。
かわいい見た目で朝から癒されますね。
厚みがあるため具材が挟みやすく「萌え断」に挑戦できるかも!?
9時~ 撤収・チェックアウト
朝ごはんや身の周りのことを終えたら撤収作業。
これはかなり時間がかかるので、初心者さんはなるべく余裕を持って時間を取るようにしましょう。
チェックアウトの時間に遅れないように要注意です。
キャンプの流れと楽しむコツ 予約~初日到着後まで(予約、設営、火熾し)
準備の段階からキャンプは始まっています!
①予約
近年のキャンプブームや感染症対策の人数制限により、人気のキャンプ場は予約が取りづらくなっています。
行ってみたいキャンプ場の混雑状況はチェックしておきましょう。
また、キャンセルはキャンセル料がかかる寸前のタイミングで出やすい傾向にあるので、予約でいっぱいでも諦めずに見ておくと、ふと予約できるようになっていたりします。
②設営
設営で重要なのは、各ギアの組み立て方をしっかり把握しておくことです。
出発する前に説明書などを読んで理解しておきましょう。
最近では動画サイトなどでも組み立て・設営方法が公開されていたりするのでチェックしてみるのもいいですね。
まずは大きいものから設営していくとスムーズです。
テントに付属されているペグやハンマーは強度が弱いものが多いです。余裕があるなら、別で用意することをおすすめします。
これだけでかなり快適に設営が進みます。
エリッゼ(ELLISSE)鋳造ペグ
通常の丸形ペグは土の中で回転してしまいます。
これは楕円形なので安定し、しっかりと固定されます。
強度もあって、ほとんどのフィールドで活躍してくれます。
YOGOTO ペグハンマー
木の持ち手は滑りにくく初心者でも扱いやすいハンマーです。
ペグ打ちだけでなくペグ抜きも簡単にできます。
収納ケース付きなのが嬉しいですね。
③火熾し
意外と手こずるのが火熾し。
安くても良いので火吹き棒と難燃性のグローブは必須です。
風の道を作るように薪をくべていくと火が安定しやすいです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 火吹き棒
キャンプを始めたころは不要とおもっていた火吹き棒ですが、先輩キャンパーがこぞって「安くていいから火吹き棒を買え」というのも納得です。
小さいので収納ケース付きだと紛失のリスクも下がります。
耐熱キャンプグローブ
薪を運ぶ際の手の保護や、薪の位置を微調整するのに役立ちます。
ファイヤーライターズ マッチ型着火剤
火が長持ちする仕様で安定するまで燃えてくれる為、着火剤が不要になります。
お守り代わりにもっておくといざというとき重宝します。
キャンプ場で売られている薪束の薪は太いものが多いので、薪割りをしてみたり、細くした薪の先をナイフで削って「フェザースティック」を作るのもキャンプならではの楽しみです。
強風時などは危険ですので、焚き火をするときは天候などに注意して楽しみましょう。
キャンプの流れと楽しむコツ 初日夜~二日目(夕食・消灯時・朝食・撤収)
夕方から夜にかけて、キャンプでは最も濃い時間が流れていきます。
この時間の過ごし方は様々でキャンパーさんによって変わってきます。
多くは焚き火を楽しんでいる印象です。
①夕食
夕食は食べたいものを決めて、家で用意できるものはしていくとキャンプ場でもスムーズに調理をすることが可能です。
定番のアヒージョは、調理も簡単で美味しく、初心者さんでも作りやすいですよ。
旬の食材を使ったメニューを作って、季節を感じるのも良いですね。
②消灯時間
消灯時間を過ぎての騒音はトラブルの元。
みんなが気持ちよく過ごすためにもマナーを守って早めの就寝を心がけましょう。
私は消灯時間前にカードゲームを楽しんでいます。
ゴキブリポーカー
単純な騙し合いのゲームですが、人間不信になるほどの究極の心理戦。
対戦相手の意外な一面がみられるかも。
また夜は急激に気温が下がることもあるので、どんな季節でも寒さ対策は充分にしておきましょう。
③朝食
簡単に用意できるものだと、撤収時間を確保しやすくなり余裕が生まれます。
早く起きたときは、焚き火を眺めながら朝食をとるのもおすすめです。
朝は冷えるのでコーヒーは必須ですね。
苦手な方はお気に入りのホットドリンクを持参すると何故かお家より美味しく感じられます。
④撤収
撤収作業は時間がかかりますが、使ったギアを整理し、綺麗に拭き上げることでギアへの愛着も湧きあがります。
我が子同然のギアのお手入れも兼ねているので、個人的には好きな時間だったりします。
ここで丁寧にケアをしておけば、次回のキャンプでも綺麗な状態で使えます。
心がけておくべきマナー
キャンプ場では暗黙のルールのようなものがあります。
悪気はなくてもそれが原因でトラブルになればキャンプも良い思い出ではなくなってしまいます。
みんなが気持ちよくキャンプを楽しめるように頭にいれておきましょう。
チェックイン時間・チェックアウト時間は守る
早くチェックインをさせてくれるキャンプ場もありますがそれはご厚意です。
混雑を避けたい場合はアーリーチェックインなどを利用しましょう。
強風時の焚き火は禁止
火の粉が飛んで他のテントに穴が空いてしまった事例も…
せっかくのキャンプで焚き火は楽しみの一つですが、風が強い日は安全のために自粛しましょう。
車はなるべく動かさない
特に夜間は、音や光がキャンプ場の雰囲気を壊してしまいます。
車のドアの開け閉めする際のライトにも要注意。
他人のサイトへの踏み入れ禁止
トイレにいくのに近いから…と勝手に入るのはマナー違反。
これはお子様にもきちんと教えておきましょう。
遊びは決められた場所で
お子様連れは要注意!
ボール遊びをしていて、他のキャンパーさんの車やテントにぶつけてしまったりすることも考えられます。
遊具や広場などがない場合は散策などを楽しみましょう。
ゴミはテント内に
日中の見ていられる時は外に出していてもOKですが、寝る前には必ずゴミをテント内に入れておきましょう。
出しっぱなしにしていると、夜間に動物が来て荒らされてしまうことがあります。
また、風などで飛ばされることもあるので気をつけてください。
テントに入れられない理由がある場合は、車などに入れて他の利用者に迷惑がかからないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
キャンプの楽しみ方は十人十色。
始めは上手くいかなくても、回数を重ねるうちに自分なりの楽しみ方も見つかるはずです。
キャンプには楽しいポイントがたくさんあります。
マナーを守りつつ、良いキャンプデビューを飾ってください。